五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

町内の道祖神(2)

2016年03月01日 | 市川三郷百景
市川三郷町内、市川大門地区の道祖神の紹介二回目です。

前回、「出口の道祖神」という五丁目の道祖神をご紹介しましたが、今回は同じ道の並びにある三体の道祖神をご紹介します。

 → 町内の道祖神(1)

五丁目の道祖神から、狭い道を東に百メートルほど行くと、「秋葉ノ辻」という空き地があり、そこに四丁目の道祖神が祀られています。
ここは昔、真言宗の成蔵院というお寺のあった場所で、防火のためと昔の水の流れを再現する取り組みの中で整備されたところです。


この道祖神も双体道祖神で、明治維新直前の慶応二年(1866年)に建立されたことがわかっています。


四丁目の道祖神から70メートルほど東側に、三丁目の道祖神があります。


ここは「中北の井戸端」と呼ばれる場所で、古いくみ上げ式の井戸が設置されているところです。


三丁目の道祖神の建立年はわかっていません。


さらに数十メートル東に行ったところに、二丁目の道祖神があります。


間口の狭い祠の前に東を向いて祀られています。


二丁目の道祖神は、安政五年(1858年)の建立だそうです。


今回ご紹介した道祖神は、普段はあまり目立たないながらも、それぞれの地区で大切に守られています。

※「甲州・市川のまちづくり読本」より

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