五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

旧吉田茂邸

2016年12月06日 | 日々のつれづれに
公民館研修旅行の最後の目的地は大磯の旧吉田茂邸です。

小田原漁港からの道(国道一号線)は大渋滞でした。
そのわけは...。


邸内の高台から見た西湘バイパス。
たまたま今日が湘南国際マラソンの当日で、全面通行止め。
混雑するわけです。

それはともかく、邸前の駐車場は満車状態。
幸いバス専用スペースがあったので事なきを得ましたが。

入り口にある内門。
サンフランシスコ講和条約を記念して建てられたことから別名「講和条約門」あるいは軒先の独特の形状から「兜門」とも呼ばれています。

ヒノキの皮を一枚一枚重ねて作られている重厚な門です。

池を中心とした「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)」の日本庭園。


元首相が愛でたと言われる、昭和40年代の景色を復元させるべく整備されているそうですが...。

肝腎の母屋は平成21年に焼失してしまい、大磯町が町有施設として再建を目指しているところです。
建物は新築なので、なんか壮大なモデルルームを見ているような気がしないでもありません。
当然、屋内の見学は今のところNG。

少し高いところにある「七賢堂」。


この建物は元々伊藤博文の自邸にあった明治の四元勲(岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸孝允)を祀ったものらしいです。
昭和35年に吉田邸に移築され、伊藤博文や吉田茂本人などを合祀して「七賢堂」になった、と説明文に書いてありました。
焼失を免れ、明治の雰囲気を残しています。

三回にわたってご紹介した、今回の研修旅行の模様でした。
コメント
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