五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

がんばれ!駿高野球部:秋季県大会の結果[9/11]

2005年09月11日 | がんばれ!駿高野球部
秋季関東高校野球大会山梨県大会2日目の結果を記しておきます。

○1回戦
甲府商   5-0 富士河口湖
上野原   3-1 桂

○2回戦
大月短大附 3-2 韮崎(延長10回)
山梨学院  6-1 甲陵
甲府一   8-1 甲府西(7回コールド)
甲府城西  8-1 韮崎工(7回コールド)

甲府城西は土日連チャンの試合になって大変でした。でも勝ったのはエラい。
大会本部はトーナメント表を見直したほうがいいですね。
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駿台甲府は地区シード校の市川と、18日(日)9時、緑ヶ丘球場の第1試合で対戦します。
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トム・クランシー「国際テロ」

2005年09月11日 | 日々のつれづれに
トム・クランシーの新刊小説「国際テロ」(上・下、新潮文庫刊)を読み終えました。発売とともに買ったのですが、まとまった時間が取れなくてなかなかはかどりませんでした。

前(!)大統領ジャック・ライアンが作り上げた対テロ秘密組織「ザ・キャンパス」にスカウトされた息子ジャック・ジュニアと双子のいとこ(ドミニクとブライアン)が、アメリカ国内で起こったテロ事件の犯人たちを見つけて対決していく物語。
9.11同時多発テロ以後の世界を舞台にしたジャック・ライアン・シリーズ12作目です。

テロ実行犯とたまたま出くわした双子のいとこ達は、暗殺専用に開発された武器を使って、テロリストに資金を提供していたもの、スカウトし、米国内に送り込んだもの、その連絡員などを次々と狩っていく。そして、さらに大物が現れるのを待つ。
ジャック・ライアンの息子ジュニアは、情報の分析が主な仕事だが、ふとしたきっかけでいとこ達とイタリアに出かけ、現場の仕事(wet work)をやるはめになる。こういったところはライアン家の血筋とも運命ともいえそうです。

結局、本書では対テロリストとの最終局面まで記述されることはなく、なんか竜頭蛇尾的に終わってしまいますが、まさかこれで最期になってしまうことはないんでしょうね?
クラークとシャベスがいる対テロ組織「レインボー」もあるのに、また新しい組織を作ってしまい、どうするんだよ?とツっこみたくなるのですが、あちらは国家からの要請がないと動けない対テロ処理組織、「ザ・キャンパス」は、テロを未然に防ぐ情報分析とその予防処置を行う組織なんですね。
私は「レインボー」の方が好きだな、シンプルで。

現実にはメールアドレスが変わらない前提での盗聴・分析の手法だったり、同じ武器(すなわち同じ結果)を同じ組織に対して使うことの危険性など、現実的にはどうかな?と思えるような点もないわけではありませんが、何はともあれ、主役は父から子(や甥たち)に移り、新しい登場人物たちを迎えての次回作に期待することにしましょう。

どうせなら、フォーリ夫婦の息子も登場させようよ。
それと、ロビーをあんな運命にさせてしまうなんて、シシーが可愛そう。
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スピードとパワーと

2005年09月11日 | 日々のつれづれに
ここのところ、カイロで開かれている世界柔道を見ています。
優勝は確実と言われていた66キログラム級の内柴正人選手が決勝戦で無名のブラジル・デルリ選手に敗れ、銀メダルに終わりました。

デルリ選手は全試合オール一本勝ち。決勝戦でも内柴選手の機先を制する朽木倒し、肩車などのおよそ柔道らしくない(柔道の技の中には入っているのですが、柔道着をつかんでから出すワザではない)ワザで攻め立て、最後は何というワザか知りませんが、内柴選手の足首をつかんでひっくり返して一本勝ちしたのです。

アテネ・オリンピックのチャンピオン内柴選手は、まともに相手選手の柔道着をつかむ暇もなく、開始40秒ほどで涙をのんでしまいました。
それほどデルリ選手のスピードとパワーは予想以上のものであったわけです。

3日間ほど今回の世界柔道の放送を見ましたが、外国人選手の中にはデルリ選手のように組みワザではなくタックル(朽木倒し)や肩車で、とにかく相手選手の身体を宙に浮かせてしまおうという試合運びをする選手が多いですね。
以下に足腰が強くても、足が地に付いていないのでは力の入れようがありませんからね。簡単に投げ飛ばされてしまいます。

これらの、日本選手が一番苦手なタイプの選手が、今後もどんどん増えていくようでは、伝統ある日本柔道の前途も厳しいものがありそうです。
柔道の国際化に走るあまり、レスリングやサンボその他のスポーツからの選手を広く受け入れて来た為のツケが回ってきているともいえるのではないでしょうか。
柔道本来の「柔よく剛を制す」というような試合がたくさん見られるような日が来て、初めて「柔道ニッポン」の復活といえそうです。

柔道の「じ」の字も知らないくせに、エラそうなことを言ってしまい、申し訳ありません。(柔道関係の方、読み飛ばしてくださいね)
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がんばれ!駿高野球部:秋季県大会の結果[9/10]

2005年09月10日 | がんばれ!駿高野球部
秋季関東高校野球大会山梨県大会がいよいよ始まりました。
試合の結果のみ記しておきます。

○1回戦
甲府城西 10-0 増穂商(5回コールド)
吉 田   7-4 身延
都 留   7-5 白根
峡 南   8-6 山梨
甲府工   8-1 谷村工(8回コールド)

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駿台甲府は地区シード校の市川と、18日(日)9時、緑ヶ丘球場の第1試合で対戦します。
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明日は投票日

2005年09月10日 | 日々のつれづれに
これから4年間の国政を託す、衆議院議員選挙の投票日がいよいよ明日になりました。
国政に意見や要望をぶつけるためにも、ぜひ投票所に行って一票の権利を行使してほしいものだと思います。(投票をしない人-できない人ではなく-には、国政に文句を言う権利はありませんよね)

今朝テレビを見ていたら、過去の投票率(何の選挙だったかは見過ごしてしまいましたが)が有権者の年代別に表示されていました。
驚いたことに20代は30パーセント前半、30代でも30パーセント台、40代でも40パーセント前半でした。

子育てなどで一番大変な世代の、この無関心さ!若年世代特有の傾向ならばまだ救われますが、この世代の人たちが年をとって全体の投票率を押し下げてしまうようなことになったらどうなるんだろうと心配してしまいます。

それにしても与党・自民党の勢いはすごいですね。
インタネット時代を迎えて、若者世代を始めとして「郵政民営化なんて自分には直接関係ないじゃん。それよりも(一般的に)改革を進めていく自民党を私は応援したい。」という意見が多数なのでしょうかね。
そうだとしたらこの選挙、小泉・自民党の完全な作戦勝ちということになるのでしょう。改革派VS反改革派という図式になると、どうしても野党は、自民党造反議員も含めて「守旧派」というレッテルを貼られてしまいそう。

大事なのは郵政改革が、この国の改革の最優先課題なのかどうか、という点でしょう。ひとつの改革案件だけを指し示して「これに賛成か反対か?」という戦いに引き込まれた時点で、勝負が決してしまったのかな?

投票日前ですから予測的なことは書きたくもありませんが、これからの日本、本当に大丈夫なんでしょうか?
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金曜日の夜とカレーライス

2005年09月09日 | 日々のつれづれに
今週は山梨の実家に帰らないので、久しぶりに金曜日の夜を東京で過ごすことになりました。
早めに会社を出て、週末の食料品などの買い物をして帰ろうと娘に連絡をしたら、「買い物はしてあるから」という返事。それでまっすぐ家に帰ることにしました。

秋分の日まであと2週間。夕方6時台の街はだいぶ薄暗くなりました。
あまり選挙カーの声も聞かないけれど、候補者の人たちはどのあたりを走り回っているんだろう。このあたりは、夕方でないと皆帰ってこないのに、などと思いながら自宅に戻りました。

今夜のメニューは、娘の予告どおりにカレーです。山梨にいたときにはほとんど毎週末はカレーだったなぁ、などということを思い出しました。
家族みんなが好きだったこともあるけど、土曜日の朝など野球の試合で家を早く出る子どものために、手っ取り早い食事を取ることができるという意味もありました。

本格的なカレーを作るわけではありませんが、娘の味付けは親の目(舌?)から見てもなかなかのもんです。インスタントではありますが、娘なりに複数のルーを組み合わせて味付けをしているみたい。

ところが冷蔵庫の中を見てみたら!

「豆腐は買ってきてないの?納豆は?レタスは?トマトは?」
「(カレー作るのに必要ないから)買ってこなかったよ。福神漬けは買ってきたけど。」
「...。」
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日本対ホンジュラス戦

2005年09月08日 | 日々のつれづれに
7日夜に行われた日本対ホンジュラスの国際親善マッチは、5-4という野球ばりの点の取り合いで結局日本が勝ちました。

前半のホンジュラスの3得点は、どれも絵に描いたようなきれいなゴールで、ディフェンダーの後ろに出されたボールを走りこんできた選手がゴールに突き刺したものでした。
対する日本の得点は、稲本がけったシュートが相手の選手に当たったところを高原がゴールに押し込んだもので、たぶんにラッキーと言えるものだったような気がします。
ということで、前半は1-3だったのですが、ホンジュラスのいいところばかりが出たゲームでした。

とにかく走るスピードが違う。それにボールを持った相手への近づき方、当たり方が違いましたね。
対する日本は、前にスペースがあるのに後ろにボールをけったりしていて、相変わらずゲームの組み立て方が遅い。ドリブルはほとんどなく、ボール回しのようなことばかりしていて、そのうちにミスをする。ボールを持った中田英が後ろから来た選手にボールを奪われたのが、2失点目になったんじゃなかったかな?

1-3で前半戦を終えたときに、大部分の人は「今日は負けだ」と思ってしまったんじゃないでしょうか?えっ、そんなことはない?
そうですか、私はインターバルの間、チャネルを変えて他局のテレビを見ていて、思いのほか時間を費やし、気が付いて切り替えたら2-4でした。中村がPKの位置に立っていて確実に決めて1点差。

15分位して、解説者が「柳沢に替えて誰を出しますかね?」などと言っているときに、その柳沢がドリブルで持ち込んでシュート、ついに同点に追いつきました。
ベンチに戻って笑顔を見せる柳沢。出た試合でけっこう結果を出していますね。

パソコンを触っていて、小笠原の決勝点は見逃してしまいました。リプレイを見ると、相手のマークが甘くなっているような気がして、さすがのホンジュラスもスタミナが落ちていたのかな。逆転しても不思議と同点に追いついたときほどの感動がわきません。流れは日本側に傾いていたものね。

4失点はいただけないが、5得点したことには意味がある。とヒデが語っていたけれど、ジーコ監督のコメントは聞きそびれました。決してうれしくはなかったんだろうと思います。
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危険な夜

2005年09月06日 | 日々のつれづれに
4日の夜は台風で天候が不安定な中、山梨から東京に移動しましたが、知らず知らず、危険な場所を通ってしまっていたことに後から気づいたのでした。

山梨の自宅を出たのが夜の9時過ぎ、中央道自体は日中の渋滞も解消してスムーズに流れていました。
今から思えば、東京に向かって走っているときから、遠くに雷の光るのが見えて、嫌な感じはしていたのですが...。

カーナビでは11前に高井戸インター到着予定だったのですが、国立府中インターを過ぎたあたりから突然雨が激しく降りだしてきて、速度が80キロメートルどころか60キロメートルで走っても危なくなってきました。
片側2車線のうち、追い越し車線は対向車線から巻き上げてくる水しぶきで視界が奪われてしまうので走れません。すべてのクルマは片側車線を50キロメートルくらいの速度で走りました。
やっとのことで高井戸インターに到着して、環八に降りたら大渋滞を起こしていて、なかなか本線(外回り)に乗れず、ここでも大幅に時間を食いました。

交通情報でも環八の外回りが渋滞を起こしていることを告げていて、このまま環八を走っていても遅れるばかりだと思った私は、義母の住む近くの家に立ち寄ろうと思いました。
高井戸駅のガードをくぐった所(ここも冠水していないかヒヤヒヤでした)の先から東にそれて井の頭通りを横切り、柳窪という交差点を左折して五日市街道に乗り入れました。
最初の交差点で、義母の家の方向に向かって、クルマを住宅街の中に向けたのでした。

山梨からの帰りに良く通るその道は、途中で善福寺川という川を越えて善福寺川緑地公園の横を通るのですが、そこまで走って来たときに、橋のたもとに大勢の人が傘をさして立っているのが見えました。
「こんな遅く(11時過ぎ)に何だろう?」とおもい橋を渡りながらふと川面を見ると、川の水が今にもあふれんばかりに流れていたのです。
おそらく近所の人たちが、川の水位が高くなったので心配で見に来ていたのでしょう。波立った流れは橋のすぐ下を洗い、今にも岸を越えてしまいそうに見えました。

普段見慣れているのとは違う川の水位に驚きながら、短い橋を越えて少し下ると、突然道路に水面が現れて、クルマに衝撃が伝わりました。道路が冠水していて私の車はそこに突っ込んでしまったのです。車の前に波が現れて前方に伝わっていきました。
一瞬このまま立ち往生してしまうのかと思いましたが、タイヤが道路をグリップしていたので、水の深さはせいぜいフロントバンパーの下部までだと判断して、そのままクルマをゆっくりと進め、10メートルほど走ったところで脱することが出来ました。ちなみに後続車は私のクルマの様子を見て、橋の所で立ち止まり、迂回路に向かって行ったようでした。

その後は危ない箇所はなく(当然のように対向車もなく)、無事に義母の家にたどり着きました。アパートに戻ったのは11時40分でした。雨は高速を降りたあとも激しく振り続けていました。

翌朝、ニュースで善福寺川が氾濫して床下あるいは床上浸水があり、クルマが水没している状況などが放送されていました。一歩間違ったら自分のクルマもああなったかもしれないと思い、あらためて恐怖を感じたのでした。
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がんばれ!駿高野球部:父母会総会/3年生を送る会

2005年09月06日 | がんばれ!駿高野球部
3日は父母会総会と、引き続き3年生を送る会を開催しました。すでに1・2年生に引き継がれて大会も経験しているのですが、本日をもって名実ともに新しい体制になるわけです。

総会では、旧執行部から事業報告および会計報告が行われ、満場一致で承認されました。引き続き新しい執行部が選出され、次年度の事業計画および予算計画が提案されて承認されました。
形式的といってしまえばそれまでですが、この手続きを踏んで初めて、新しい駿高野球部として秋の県大会を迎えることになるわけです。

3年生を送る会では、学校関係者のご挨拶の後、乾杯をして懇談に移るわけですが、その中のかなりの時間を費やして、3年生の画像がスクリーンに映し出されました。
直近に行われた夏の県大会での活躍シーン、グランドでの練習風景、部室でくつろぐ様子などが、動画と静止画とで表現されています。
忙しい仕事の合間を縫って、この作品を仕上げてくれた事務局長に感謝感謝。なお、これはCDにも焼かれて3年生に配られました。

駿高野球部は、4日、10日、11日と県内チームとの練習試合を行い、18日の初戦に備えます。
私自身は、10、11日と試合を応援することができませんが、選手の諸君は、残された期間でチームに足りないところを出来るだけ補う努力をしていただきたいと思います。
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期日前投票

2005年09月05日 | 日々のつれづれに
山梨に帰ったのを期に、家内と衆議院議員選挙の期日前投票に行ってきました。
通常の投票では、投票所で大勢の立会人にじろじろ見られた挙句、名前などを大声で読み上げられるのが嫌で(今はそんなことはないのかもしれませんが)、ここ十年ほどは、ほとんど期日前(不在者)投票をしています。
期日前投票を受け付けている町役場の方が、実際の投票所より近くにあって駐車場の便もよい、というのも理由のひとつにはいるかもしれません。

以前はそれでも手続きが結構面倒で、理由を詳しく書かなければならなかったり、投票用紙を何度も封筒に入れたりして、手間だったのですが、最近はとても簡単になりました。
理由も「仕事」の欄にチェックするだけですむし、投票用紙に記入して投票箱に入れるのは、通常の投票となんら変わりはありません。

ニュースでは、期日前投票の数が全国で200万件を超えたとか、今回の選挙への関心の高さがうかがわれますが、手続きが簡単になったことも一因だと思います。

「期日前投票の時には、選挙公報がまだ手元になくて、候補者の政見がわからない」という意見もありますが、自治体の首長選挙ならいざ知らず、国会議員の選挙はつまるところ、政党を選ぶ選挙であって、候補者の人柄で投票しても、それが国政に反映されるのは皆無!というのが私の考えなので、衆議院であろうが参議院であろうが、支持政党の候補に一票を入れることにしています(支持政党はそのときその時で変わることもありますが)。

何にしても、今回の選挙は今後の日本の政治の行方を大きく左右するものとなるのは間違いありません。
有権者の方には今後も、今の政治に注文を付けていくためにも、必ず投票所に行ってご自分の権利を行使してきていただきたいと思います。
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「容疑者 室井慎次」

2005年09月01日 | 日々のつれづれに
映画「踊る大走査線」から派生した映画(スピンアウト・ムービーというのだそうですが)「容疑者 室井慎次」を娘と二人で観て来ました。
今回は吉祥寺駅近くの映画館、前売り券を買う余裕がなかったので、いきなり窓口でチケットを購入したのですが、たまたま女性は1,000円の日だったので、少し得した気分。

映画は、柳葉敏郎さん扮する室井慎次管理官が、ある事件の責任を取らされていきなり逮捕されるショッキングなシーンから始まります。
まだご覧になっていない人のために、ここでストーリーを追うことはしませんが、捜査本部の現場捜査員に哀川翔さん、室井慎次の弁護を担当する新米弁護士に田中麗奈さん、相手の弁護士役の八嶋智人さん、東京地検・検事の佐野史郎さんなど、新しい顔ぶれも交えて物語は展開していきます。

もうひとつのスピンアウト・ムービー「交渉人真下正義」を観ていないので何ともいえませんが、「踊る~」と同じようなタイプの映画だと期待していると、少しアテが外れてしまうかもしれません。(けっこう、気を使った表現をしてますねぇ。娘なんか「大外れーっ」みたいな感想を口にしていました)

私はけっこう面白いと思いましたよ。こういう感じの「踊る~」があってもいいと思いました。ザ・ムービー2に出た真矢みきさんも重要な役回りで出ていて、その後のこともわかりました。スリー・アミーゴスも顔を出していましたが、あと、数シーン出ていると良かったかなとも思いました。

柳葉敏郎さんの台詞は、さすが主役だけに、今までのすべてを集めたくらいたくさんありました。室井慎次の大学生の頃のラブストーリーも語られていて、今後の「踊る~」の中に引き継がれていくのかな、なんて期待も少し。

とにかく、全体を通じて重く、少し暗い雰囲気の中で物語は展開します(ユースケ・サンタマリアさんと比べては可愛そう?)。
大笑いのシーンもそれほどありませんし、ハチャメチャなストーリー展開を期待する人には多少物足りなく感じるかもしれませんが、多くの人が楽しめる映画だと思います。

※警察や弁護士の方は、この映画をご覧になると別の感想を持つかもしれませんがね。それと、高橋昌也さん、ずいぶんお年を召されたなぁ。
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