松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

どこが違うの?

2004-10-14 | 行雲流水-日日是太極拳導引-
13日(水)は専科教室。
専科では9月から孫式太極拳を
導引練習している。

教室が始まる前に復習していたところ、
先生が「きょうはリラックスしていましたね。
よかったです」と、声をかけてくださった。

太極導引を始めて以来、ずっと
「動作が硬い」「緊張感がある」と
指摘され続けてきた私にとって
先生の「リラックスしていた」ということばは、
待ちに待ったひとこと。
でも、体感的には
今までとどこがどう違うのか
さっぱりの状態で
自分で納得していない分、ちとくやしい。
だけど嬉しいことには変わりはない。


緊張感がこれほどまでに強いのは
個人的要因によるものだと思っている。
先生からも指摘されているのだが、
おそらく心因性のものかと。
ようやく人並みの緊張感レベルになれたのかな、
ということだろう。
4年目に入ったことだし、これからがまた楽しみ。

これがもし偶然ではなくひとつの変化だとしたら、
そのきっかけを作ったのは
左肩の巻き込みグセに気づいたことかもしれない。
このクセは三円式站トウ功を練功していて
気がついた。
まだ始めて1カ月くらいの站トウ功だが、
じっとして動かないのに
心身の状態がわかってくる(伝わってくる)
ところがおもしろい。