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三周ヶ岳北東尾根 998ピークの池を目指して!

2022-10-30 20:51:02 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2022年10月30日(日)

山行者:僕一人です。

天気:晴れ

CT:夜叉ヶ池登山口9:47…夜叉ヶ池分岐7:39…三周ヶ岳8:39…名もなき池10:35…

988ピーク10:41…三周ヶ岳13:01~13:20…夜叉ヶ池登山口15:20

ヤマップ記録

国土地理院の地形図を見ると三周ヶ岳から北東へ延びる尾根の先に998ピークがあります。

そのピークの西側に池マークがあるのですがずーっと気になってました。

記録はあるのですが、なにぶん山奥…自分に行けるのだろうか?日帰りで。

と悩んでおりました。

そうこうしてるうちに今年も夜叉ヶ又林道も冬期通行止め目前、

今日はとってもいい天気、行くなら今やな!ってことで行ってきました。

実は前日の午後に4回目のコロナワクチン接種しました。

2回目と3回目は副反応が酷くて会社も一週間ばかし休んでいましたが、

今回はというと…腕がちょっと痛いだけで済みました。

本当なら無理しないほうがいいんでしょうけど無理しちゃいました。

夜叉ヶ池登山口には明るくなってから到着、すでに10台は停まってました。

7時前に出発。

軽快に歩いて夜叉ヶ池分岐には一時間足らず。

稜線は結構北風吹いて寒かったです。

予想通り笹の葉は露でビショビショ。

ロングスパッツ+カッパ上下を着込みます。

案の定すぐにカッパはビッショリです。

三周ヶ岳には夜叉ヶ池から一時間足らず。

予定より早めの行動で気持ち余裕ありですが…喉を潤して北東尾根に突入。

最初ハッキリした道あり、あれ?と感じましたが

それは数mだけでその先は灌木の激ヤブで現実を思い知らされました。

ちょっと進んだだけで引き返そうかな?と思ってしまうほど。

それでも時折うっすら獣道が現れホッとさせられます。

1170辺りまでは藪濃い区間。

尾根心はヤバいので北側へ逃げたりして回避します。

シャクナゲも現れ少々苦戦…そんなに長くはないですが。

灌木が終わると背丈の笹が現れます。

濃くなく意外とスカスカですが芯の硬い笹で跳ね返り攻撃がヤバいです。

ヤブと格闘してるうちにだんだん標高が下がって獣道もハッキリしだして歩きやすくなっていきます。

かわいい背丈の笹が現れたら灌木も落ち着き、樹間も広く見渡しが効きます。

今までのは何だったのか!?これは登山道ではないのか?という錯覚に陥るほどです。

尾根にはヌタ場がちょくちょく現れます。

左に目をやると近くに美濃俣丸、笹ヶ峰へと続く県境尾根が並行しています。

右は黒壁が大きく見えましました。

進むにつれブナやナラなどの大木が目に付くようになります。

残雪期に歩いたら気持ちよさそうですね。

最低コルから登り返して右手に池が見えてきました。

池と言ってもほぼヌタ場。

ほとんど水がありません。

ただ結構大きく、これなら地図に記載されていても不思議じゃないくらいです。

20✕10mくらいはあるでしょうか。

最近まとまった雨が降らなかったのもあるでしょうが

こんな山奥に水を湛えている池があれば感動するでしょう。

せっかくなので998ピークに寄りました。

平らな台地状のピーク。

人工物、目印は一切なし。

大木と巨木が2〜3本ほど。

広い樹間から見える県境尾根は静かにドッシリといい感じに見えます。

思ったより早めに着きましたがゆっくりはしていられずすぐに引き返しました。

今回の核心部は復路の激ヤブ区間でした。

下りより大変なヤブコギ…疲れました。

三周ヶ岳から先は道のありがたさを思い知りました。

ちなみに激ヤブ区間と疑似登山道区間はほぼ同タイムでした。

三周ヶ岳山頂で一息つこうとしたら向こうからソロ山ガールが登ってきました。

山頂でお話して、夜叉ヶ池分岐までご一緒しました。

山のこと色々お話し…いいものですね、ソロの特権でしょうか?

そんなことはないとは思いますがソロのときの方が圧倒的な気がします。

あちらもソロだったりして…。

分岐でおわかれして自分は先は下山へ。

ふと谷側に目をやると倒木に白いキノコがアチラコチラ、ブナハリタケでした。
ただちょっと遅いようで変色しつつあります。

ふと倒木を回り込むとブナハリタケとは別のキノコが!

久々の再開、ナメコでした。

サイズは小さめでこれからのようです。

群生してたので食べれるだけ採取しました。

先週はブナハリタケとムカゴで、今週はナメコ。

秋の山の幸を堪能しております。

来週はムキタケでしょうか?

前々から行きたかった池へ日帰りで行くことができ満足です。

また気になる池見つけたら行ってみたいな。



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