UMA君のお部屋

山遊びのページ

摺古木山~安平路山

2013-06-23 20:07:43 | 山歩き…アルプスの山
山名:摺古木山~安平路山

山行目的:ピークハント

山行日:2013年6月23日(日)

天気:晴れ

山行者:M利さんと僕。

CT:県庁3:00=岐阜各務原IC=中津川IC=東沢林道P6:00/6:12…
登山口6:42…(直登コース)…摺古木山8:05…白ビソ山8:58…
安平路山避難小屋9:30…安平路山10:09…安平路山避難小屋(昼食)…
白ビソ山12:02…摺古木山12:42…摺古木山休憩舎13:20…(周遊コース)…
登山口14:30…東沢林道P15:11/15:20=中津川IC=岐阜各務原IC=県庁18:40



東沢林道は初めのうちは舗装路だが、すぐに地道に変わる。

ゲートから先はガタガタの悪路になるが、

結構普通の車で乗り入れている登山者が多いのは驚きである。

自分の車も前輪駆動のワゴン車だが、

10km/hくらいでゆっくり走れば問題なかった。

問題無かったというと嘘で、

一ヶ所だけ林道を横切る溝で

往復2回バンパーの下部を擦った。

まあ、林道走行時はよくある事である。

終点まで行く勇気がなかったので

右手に広い駐車場があるところまでにしておく。

この先駐車ポイントはいくつかあり、何台か停めていた。

途中に大きな落石、直径2mくらい、林道を通せんぼしていた。

終点には離れて小屋とトイレがあり、


落石が無ければ使える駐車場もある。

暫く尾根道だが、右山を見てのトラバース路になる。

左手に笹が生い茂る女性的な山が見え、

あれが摺古木山かなとM利さんと話していたが、

地図を見たらどうやら薊岳のようだ。

摺古木山への道は途中で直登コースと周遊コースに分かれる。

計画では直登コース往復だったが、

余裕があれば周遊コースで下りてきましょうと話した。

直登コースは大きな岩の展望ポイントがある。

岩の上によじ登ってみると、目の前に恵那山がどっしり構える、

座り心地も良く風も気持ち良くて長居してしまいそうだ。

急登をやり過ごし、尾根に乗ると、南アルプスの山並が良く見える。

ぱっと見山座同定では塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳が確認できた。

尾根に上がると緩やかな登り降りで摺古木山。

ここからは北側の展望を木々の間から望める。

御嶽、乗鞍、穂高に槍が見えた。

まあ、ここら辺は合っていると思う。

小ピークを幾つか乗越し、緩やかな坂を上っていくと白ビソ山。

山頂からの展望は無いが、

名の通り辺りはシラビソ林で下草に笹が広がっている。


癒し系の登山道で、ゆっくり歩を進めるのがちょうどよい。

たまに乾いた涼しい風が吹いてきて気持ちが良い。

白ビソ山からどんどん下っていき、

シラビソ林を抜けると目の前に安平路避難小屋があらわれる。


奥に安平路山、手前には草原の中に建つ避難小屋、抜群のロケーション。

この感じ、何だったかな~と考えていたら、

M利さんの『ハ○ジが居そう』の一言にピーンときた。

確かに、ハ○ジ出てきそうだね!

避難小屋は入口の戸が壊れていているし、ボロイ感じがするが、

一晩過ごすには問題ない感じ。

中は土間と板張りの部屋に別れていて、部屋の裏側は倉庫みたいになっている。

いよいよ安平路山に取り付く、水場の看板を過ぎると膝丈の笹が生い茂る。


踏み跡はしっかりしているので、下をよく見て歩けばさほど苦労はしない。

沢のような道に出るといったん笹は消えるが、再び尾根道となる頃再び現れる。

山頂へ続く道は結構急登で、ツルツルの木の根っこや、泥が滑りやすく嫌らしい。

朝早く出発したのもあってか、シャリバテ、力が出なくなる。

あともう少しあともう少し、お腹をだましてなんとか山頂に辿り着く。

立派な標柱と三角点、しかし辺りは木々に覆われ展望は良くない。

標柱には奥念丈岳へと至ると書いてあるが、

猛烈な藪漕ぎを強いられそうである。

一口ようかんを腹に収めて、一旦避難小屋まで戻る。

下りは特に滑りやすく、何度かコケそうになった。

避難小屋で昼食をとった後、下山を開始した。

ここまで1時間半程の余裕が出て来ていたので

摺古木山からは周遊コースで下った。

途中地図に乗っている摺古木山休憩舎に寄ったが、

それはコースから外れた笹の藪漕ぎの先にひっそりとあった。


道は皆無、赤テープのみが休憩舎へと誘う。

展望は全くなし、ぼろぼろの床と天井、ベンチが備え付けてあった。

わざわざ藪漕ぎをしてこんなところまで

休憩しに来るやつなんて好き者だけだろう。

人知れずに朽ちる運命にあるような気がした。

いや、確信した。

周遊コースへ戻り下っていく、

尾根道から沢伝いの道へ、

そしてトラバース路を進むと直登コースとの分岐点に到着した。

登山口の小屋で小休憩をいれ、あとは駐車場まで頑張って歩いた。

摺古木山~安平路山、良い山でした。

北も南も展望ヨシ、シラビソと野鳥の鳴き声に癒される。

ただ林道が悪路なのを除けば…。

同行してくれたM利さん、お疲れ様でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伊吹山 | トップ | 富士見台~南沢山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山歩き…アルプスの山」カテゴリの最新記事