山行日:2017年7月15日(土)
天気:くもりのち晴れ
山行者:単独です。
CT:東谷林道終点8:32…鷹巣谷入渓8:33…連瀑帯870~930辺り…8m滝950辺り…
登山道10:40…貝月山10:49~10:58(かべや谷へ下降開始)…東谷出合12:08…
よへん谷出合付近12:37…東谷林道終点12:42

今回は地形図を見て気になる沢へ行ってきた。
当初遡行する谷、下降する谷の名は知らなかったが現地の立看板によると
遡行する谷は”鷹巣谷”、下降する谷は”かべや谷”というらしい。


ちなみの立看板、旧春日村の林道へ入っていくとよく見かけるのだが、
帰り際に出会った漁協監視員の話によるとどこかの個人が立てているらしい…。
東谷林道終点は地形図からは読み取れず鷹巣谷出合より東谷上流側へスグ。
ここまでは舗装路が続き、終点はちょっとだけ広く3台くらいは停められそうだ。

(かつてここが登山口であった名残。今は計画書投投入しても…。)
鷹巣谷入渓直後はナメがあり期待できるかな思ったが続かず。

藪がかったゴーロの谷が続く。


750の谷がほぼ直角に曲がる所を期待していたが左岸側に岩壁があるのみ。
このままゴーロのおとなしい沢が続くのかなと思っていると
870辺りに2段の斜瀑。


しかもその上にもその上にも出てくる。




どうやら連瀑帯のようだ。
水量が少ないためか深谷のような豪快さは無いが
ほとんどが流心か脇を登って行ける。
すべて小滝の連続であったが落差にして50~60mくらいだろうか。
そのあともナメが続く。
もう無いかな?と思っていると950に8m程の滝。

岩肌が逆層のような小さな段々模様で印象的だ。
これを過ぎると滝が無くなりスッキリとした源流風景になるが、

しばらくすると沢の中まで笹藪地獄となる。

押しても跳ね返されてなかなか前に進まない。
いい加減苛立って右岸尾根に逃げることにした。
こちらとて笹藪地獄が終わると灌木地獄。
僅かながら見えるケモノ道をたどって尾根上に出た。
尾根上も灌木地獄、これじゃあ沢にいるのと一緒だ。
ふと尾根の左側を見ると藪が薄くなっている。
尾根から一段下がったそこには尾根に並行してケモノ道が続いている。
尾根の真上から鷹巣谷側は藪(枝が横に広がるタイプの木が多い)が酷いのに、

かべや谷側はなぜか藪(幹、枝が直立している木が多いように見えた)が薄い。

なんでだろう~。
疑問に思いながらもかべや谷側へ一段下がったところを行く。
ケモノもきっと毎日出勤しているからどこが通りやすいかわかっているのだろう。
スピードアップし無事登山道へ出ることができた。

10分弱で貝月山、にぎわいは無く静かな山頂。

伊吹山山頂は雲に覆われ、北の方も低い雲が浮いていて遠くでゴロゴロやっている。
ベンチに座りマッタリやっていると品又谷の方から9名のグループ。
全身びしょ濡れの変ないでたちの僕を見てどう思っただろうか。
ドーナツ休憩をし腹が満たされたら長居する必要はない。
かべや谷へ下降すべく笹藪の中へ入って行った。
後ろでは驚きのような悲鳴のような数人の叫び声が聞こえた。
驚かすつもりはなかったんだけどね、これが僕のスタイルなのでね。
激笹藪はやや下に向かって寝ているので登りよりはやや楽。
だけどたまに絡み付いてきてうっとおしかった。
50m程下降すると笹は消え灌木帯に突入、大ダワのと比べれば屁でもねえ。
そのうち小さな沢型が見え、他の沢型と合流する辺りには水が流れてきた。

かべや谷もゴーロの谷。

小滝もなくこのまま順調に下って行くのかなと思ったけど、
なかなか魚影が確認できなかったので魚止め滝クラスあるのだろうとドキドキした。
結局滝と呼べるようなものは全くなく東谷出合に到着。
途中から魚影も確認できたのであまり上の方まで遡上していないだけなのだろう。
東谷は日越峠まで道が続いているように地形図では描かれているが
実際はかなり自然に戻っている様子で、ケモノ道なのか登山道の名残なのかは判別できなかった。
途中一か所テープを発見したが釣り師のものなのかハッキリしない。
東谷は今回遡行した支流とは違い水量多く、滝や深い淵がありよい景観だっだ。


よへん谷出合付近の炭焼き小屋跡辺りから左岸にかつて道として使われていた跡がハッキリとなり
踏み跡をたどっていくと5分ほどで林道終点に着いた。
本当は土日で塩見岳へ行く予定だったのだけど悪天予報のため日帰り沢登りにすり替え。
鷹巣谷は当たりとは言えないけどプチ当たりくらい。
かべや谷は下降にはピッタリの谷で面白みは無いけどスピード下山できた。
天気:くもりのち晴れ
山行者:単独です。
CT:東谷林道終点8:32…鷹巣谷入渓8:33…連瀑帯870~930辺り…8m滝950辺り…
登山道10:40…貝月山10:49~10:58(かべや谷へ下降開始)…東谷出合12:08…
よへん谷出合付近12:37…東谷林道終点12:42

今回は地形図を見て気になる沢へ行ってきた。
当初遡行する谷、下降する谷の名は知らなかったが現地の立看板によると
遡行する谷は”鷹巣谷”、下降する谷は”かべや谷”というらしい。


ちなみの立看板、旧春日村の林道へ入っていくとよく見かけるのだが、
帰り際に出会った漁協監視員の話によるとどこかの個人が立てているらしい…。
東谷林道終点は地形図からは読み取れず鷹巣谷出合より東谷上流側へスグ。
ここまでは舗装路が続き、終点はちょっとだけ広く3台くらいは停められそうだ。

(かつてここが登山口であった名残。今は計画書投投入しても…。)
鷹巣谷入渓直後はナメがあり期待できるかな思ったが続かず。

藪がかったゴーロの谷が続く。


750の谷がほぼ直角に曲がる所を期待していたが左岸側に岩壁があるのみ。
このままゴーロのおとなしい沢が続くのかなと思っていると
870辺りに2段の斜瀑。


しかもその上にもその上にも出てくる。




どうやら連瀑帯のようだ。
水量が少ないためか深谷のような豪快さは無いが
ほとんどが流心か脇を登って行ける。
すべて小滝の連続であったが落差にして50~60mくらいだろうか。
そのあともナメが続く。
もう無いかな?と思っていると950に8m程の滝。

岩肌が逆層のような小さな段々模様で印象的だ。
これを過ぎると滝が無くなりスッキリとした源流風景になるが、

しばらくすると沢の中まで笹藪地獄となる。

押しても跳ね返されてなかなか前に進まない。
いい加減苛立って右岸尾根に逃げることにした。
こちらとて笹藪地獄が終わると灌木地獄。
僅かながら見えるケモノ道をたどって尾根上に出た。
尾根上も灌木地獄、これじゃあ沢にいるのと一緒だ。
ふと尾根の左側を見ると藪が薄くなっている。
尾根から一段下がったそこには尾根に並行してケモノ道が続いている。
尾根の真上から鷹巣谷側は藪(枝が横に広がるタイプの木が多い)が酷いのに、

かべや谷側はなぜか藪(幹、枝が直立している木が多いように見えた)が薄い。

なんでだろう~。
疑問に思いながらもかべや谷側へ一段下がったところを行く。
ケモノもきっと毎日出勤しているからどこが通りやすいかわかっているのだろう。
スピードアップし無事登山道へ出ることができた。

10分弱で貝月山、にぎわいは無く静かな山頂。

伊吹山山頂は雲に覆われ、北の方も低い雲が浮いていて遠くでゴロゴロやっている。
ベンチに座りマッタリやっていると品又谷の方から9名のグループ。
全身びしょ濡れの変ないでたちの僕を見てどう思っただろうか。
ドーナツ休憩をし腹が満たされたら長居する必要はない。
かべや谷へ下降すべく笹藪の中へ入って行った。
後ろでは驚きのような悲鳴のような数人の叫び声が聞こえた。
驚かすつもりはなかったんだけどね、これが僕のスタイルなのでね。
激笹藪はやや下に向かって寝ているので登りよりはやや楽。
だけどたまに絡み付いてきてうっとおしかった。
50m程下降すると笹は消え灌木帯に突入、大ダワのと比べれば屁でもねえ。
そのうち小さな沢型が見え、他の沢型と合流する辺りには水が流れてきた。

かべや谷もゴーロの谷。

小滝もなくこのまま順調に下って行くのかなと思ったけど、
なかなか魚影が確認できなかったので魚止め滝クラスあるのだろうとドキドキした。
結局滝と呼べるようなものは全くなく東谷出合に到着。
途中から魚影も確認できたのであまり上の方まで遡上していないだけなのだろう。
東谷は日越峠まで道が続いているように地形図では描かれているが
実際はかなり自然に戻っている様子で、ケモノ道なのか登山道の名残なのかは判別できなかった。
途中一か所テープを発見したが釣り師のものなのかハッキリしない。
東谷は今回遡行した支流とは違い水量多く、滝や深い淵がありよい景観だっだ。


よへん谷出合付近の炭焼き小屋跡辺りから左岸にかつて道として使われていた跡がハッキリとなり
踏み跡をたどっていくと5分ほどで林道終点に着いた。
本当は土日で塩見岳へ行く予定だったのだけど悪天予報のため日帰り沢登りにすり替え。
鷹巣谷は当たりとは言えないけどプチ当たりくらい。
かべや谷は下降にはピッタリの谷で面白みは無いけどスピード下山できた。