UMA君のお部屋

山遊びのページ

△楮~大滝山~カラモン峰~人形山~△成出 楮集落北から時計回りで周回

2022-04-10 06:10:55 | 山歩き…その他の山
山行日:2022年4月9日(土)

山行者:masaさんと僕の2人。

天気:晴れ

CT:駐車地6:07…△楮付近7:39…大滝山9:05…カラモン峰10:51…

人形山10:24~12:00…カラモン峰12:33…1492ピーク(下降点)13:36…

△成出14:33…林道15:21…駐車地16:11



ヤマップ記録

今回もmasaさんと行ってきました。

国道から少し入ったところへ駐車。

適当に山へ入りテープを追いながら進んでいく。

雪はビックリするくらいなくて

谷筋に繋がっているところがありこれを登っていったが

上の方で遂には切れてしまい藪こぎで林道に這い上がった。

大滝山登山口から再び山へ。

雪はとぎれとぎれだったが

先行者と思われる二人分の足跡を辿って登山道からは外れ尾根直登で歩いた。

雪は締まっているがところどころ落とし穴ではまる。

最初の三角点辺りからブナが目立ち始め明るくなる。

白山方面が見えだし大滝山の反射板を捉えることができるのもこの辺り。

1154ピーク直下は急登だがその下辺りからブナの大木がちょこちょこ現れる。

1154ピーク直下で先行者男女二人組に追いつく。

1154ピークで少し声を交わし、休憩を挟み離され、再びその先で追いついた。

男性はベテランっぽい感じで、女性もなかなかの感じ。

ヤマップ記録を参考に来たと話されていたのと見た感じで、

もしかして○○○○さん!?と思ったのだが聞けず仕舞いで

後にも会わず結局分からずじまい。

でも下山してからすれ違ったヤマッパーにこの二人組みはいなかったから違うかなぁ〜?

1154ピークでアイゼンを装着し以降下山中林道に降りるまで履き続けた。

大滝山直下は地形図通りの急登で雪が落ちていて登山道が出ている箇所もあった。

大滝山へ上がると大展望。

白山連峰はハッキリと、立山、穂高方面も霞んではいたが見ることができた。

さあここからは気持ちの良い稜線歩き〜と言いたいところだったけど雪質がダメダメ〜。

気温上昇に伴い緩んで踝以上に沈む沈む。

固い雪面もあるのだけれども少しだけ。

しかし景色はホント最高だった。

カラモン峰は三角でカッコいい〜。

ちょっとキレているところもあったけど概ね歩きやすい。

途中で前方から歩いてきた単独男性に出会った。

あと大滝山だけです〜と言われ…どれだけ朝早く出立したのやら。

相当の健脚です。

最初、masaさんに人形山まで行けたら行きたいねと言われていたのですが

カラモン峰山頂へ到着したとき「ちょっとだけ休憩しようか」と言われ

人形山へ向かうのが確定だと思い知らされました。

人形山はカラモン峰からすぐそこに見えます。

夏道だと一時間くらいですが…30分ほどで登頂しました。

人形山は思い出のある場所で、

昔masaさんに出会った頃初めて二人で登った残雪の山なのです。

今日またこうして訪れたのはある意味縁かもしれませんね。

だだっ広い山頂。

山頂標識がちょこんと出ていて、

なぜが山頂より北側が積雪で盛り上がって高いという不思議な感じでした。

昼休憩を挟んで来た稜線を戻ります。

○○○○さん(仮)にまた会えるかな〜とこの時には思っていたのですが、

カラモン峰で引き返したようで遥か遠くに見える二人組を見つけガッカリするのでした(笑)

帰路は1492から南西→東へ伸びる尾根で下りました。

1492からカラモン峰へ向かう稜線の西側少しと、

南西へ伸びる尾根は辺りは太いブナやダケカンバが目立ち目を見張ります。

普段近場の山へ行ってる身には北陸の山々はホントすごい。

△989.6から△501.8へ向かって林道へ降りる予定でいましたが

早めに林道へ降りたいというmasaさんの希望で一本北側の尾根を下降することに。

前半は雪が繋がり大木もあり目を見張りましたが、

後半は激下り&灌木の激ヤブ漕ぎで疲れました。

林道へ降り立つ直前は5m程の法面?崖?でクライムダウン。

最後の最後まで楽しませてあげるという山先輩masaさんの心意気を感じました。

masaさん「止めたのにうまが行きたいって言うから…」、うま「俺ちゃうって!」

あとはチンタラ林道を駐車地まで歩きました。

501.8近くの林道分岐には反射板登り口の看板…やられました。

なんやかんや言ってここ一ヶ月masaさんに誘ってもらって

ほぼ毎週楽しんでいるので感謝しかありません。


(雪渓激登りから始まる登山。きちー。)


(ここから先、大滝山山頂まで急登続く。)


(大滝山からカラモン峰望む。)


(カラモン峰が間近に。好きな写真。)


(カラモン峰山頂ピース。登っちゃうと稜線通過点のような気が…。)


(人形山山頂で出てた標識とパチリ。)


(人形山頂から白山連峰眺めるmasaさん。)


(人形山側からのカラモン峰もカッコイイねー。)


(カラモン峰山頂直下のブナとダケカンバの大木。)


(下降尾根のダケカンバとブナの大木。)

ブラの大木は感心しましたけど、ダケカンバの大木は見たことがなくて

ビックリしました。

笹又峠~銀杏峯~部子山

2022-04-03 07:40:18 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2022年4月2日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:銀杏峯登山口5:28…林道入口5:59…笹又峠7:01…1087標高点8:04…

銀杏峯9:08~9:28…部子山10:25~10:52…銀杏峯11:53~12:00…

銀杏峯登山口13:10



ヤマップ記録

銀杏峯登山口付近に一旦車を停め、来た道を3.2km程歩いて戻る。

宝慶寺3.5kmの看板の看板がある林道入口を入り、最初の橋を渡らず尾根に取り付いた。

雪は疎らか無いところは全く無く完全に藪山歩き。

おまけに割と急な尾根だ。

最初の標高差300程は藪漕ぎで左手から溝状の道が上がってくると雪が繋がりだしたので雪の上を歩く。

この日は寒の戻りで朝から氷点下、雪はとても締まっており沈み込みが全く無く歩きやすい。

林道が尾根を横切るところで笹又峠まで尾根を外れ林道を歩いた。

一箇所デブリが見られた。

笹又峠は特に看板とかお地蔵さんなどは見られなかった。

雪の下なのだろうか?

峠を過ぎて取り付きやすいところから銀杏峯西尾根に上がった。

839までツボ足で登り、雪が繋がっていることを確認してアイゼンを装着した。

所々若いブナの森があったりした。

大木と呼べるような木はほとんど見られなかったが

開けているところが多々あり気持ちのいい尾根歩きができた。

特筆すべきは1087辺りで尾根が面白いように蛇行しており窪地には池が見られた。

masaさんが銀杏峯登るなら笹又峠から歩くべしと言っていたのがよく分かった。

これは一見の価値ありだ。

これを過ぎしばらく登っていくとあれが銀杏峯かなと思えるピークが見えてきたが1314辺りだった。

さらに歩を進めると生い茂っている大きなピークが見えてきた。

どうやらこれが本峰のようだ。

銀杏峯登山口から登ってきた登山者が尾根の少し先に見えた。

登山道と合流しわずかで山頂…と思ったら山頂ではなく櫓みたいなものが建っている場所、

そこからさらに歩いて山頂だった。

山頂辺りはだだっ広い台地でポコッとした盛り上がりの一つが山頂だった。

山頂は事前情報通り雪が無く、地面が出ていた。

部子山方面へ続く?登山道の一部も現れていた。

遠くから見えた山頂の小屋のようなものは祠を覆う箱のようなもので両脇にベンチがついていた。

靴紐が緩んでいたので締め直し、小休憩して部子山へ向かった。

部子山への尾根は見晴らしが本当によくこれまた気持ちが良い。

小ピークをいくつか越え最低鞍部へ、そこから200程急な尾根を登れば山頂だ。

銀杏峯から部子山へのトレースは古いものが薄っすらでこの日は一番だったようだ。

山頂には石の祠と石版、北西方向の台地には部子山へ向かう最中に見えた反射板と、

雪に埋もれた建物の屋根や鳥居が見られた。

ここで昼休憩とし、カップ麺を食べたのだがこれがいけなかった。

お腹が急に痛くなり銀杏峯登山口に至るまでお腹というか胃が痛たかった。

いつも食べているのになぜだろう?と思った。

少し油っぽかったか?それ程長居はせずに下山開始。

南から雲が流れてきて朝方より曇ってきている。

最低鞍部前後で二人の男性とすれ違った。

銀杏峯の方が部子山より僅かに低いので復路のほうが早いはず!

と思っていたが足取り重く往路より掛かってしまった。

本日二度目の銀杏峯、アマチュア無線されている方がみえた。

銀杏峯からは登山道を歩いていく。

トレースがハッキリしていてわかりやすい。

下り前半は結構急な尾根が長く滑るように下っていった。

昼は過ぎていたが人気の山だからかまだまだ登ってくる登山者がいて少し驚いた。

後半は緩やかな尾根が長く続きこれは脚にキた。

植林の平坦地を抜けるところがあって、

ここは木の枝や葉がよく落ちていてトレースが分かりづらかった。

おかげでその先の尾根の枝分かれで間違いそうになった。

600あたりで雪が一旦切れたのでアイゼンを外した。

キャンプ場から再び雪が現れ駐車地まで雪のある林道を歩いたがこれもなかなか脚にキた。

銀杏峰は笹又峠から歩くべし!これは本当でとても良い尾根歩きができ気持ちよかった。

もちろん雪質が硬く歩きやすかったのが最大の要因だろうとも思う。

笹又峠まで上がるのが大変だが面白く楽しいルートだった。