夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

天然【砂むし】温泉・・♪

2005-04-14 16:41:48 | 旅のあれこれ
指宿温泉地に行ったら、温泉熱で温まった浜辺で、砂むし温泉をガイドさんから勧められた。

家内は、ガイドさんの話を聞き漏らしの無いように、聞いている。

『せっかく指宿に来たのですから、貴方行きましょう』
と気合十分であった。

宿泊先のホテルで浴衣に着替えた後、ホテルのフロントに申し込みをし、
ひとり1,100円を支払うと「砂むし専用の浴衣」とタオルを貰い受けた後、
ホテルのマイクロ・バスで天然砂むし温泉《砂楽》に行く。

この場所が専門会館となっており、三階建の洒落たビルだった。

私は脱衣場で、素肌の上に専用の浴衣を身につけ、頭はタオルでほおかぶりした。

砂場に出る寸前、ビーチ・サンダルを履いて、スタスタと浜辺に歩いて行った。

浜辺には、三十数人の人たちが寝そべっていて、その周辺に「砂かけさん」がいた。

ガイドさんから、事前の注意事項として、

無理をして長く砂むしは、低温やけどになる。

男女それぞれ素肌に浴衣を身に着けただけなので、くれぐれも寝ている方を跨がないで、と言われていた。
私は男の子であったので、ご婦人方が素肌の上に浴衣一枚だけ、とちょっぴり気になりました。

浜辺に着くと、
『お客さん、こちらに・・』と砂かけさんは言った。

『俺、初心者なので、軽くね』と私は明るく言った。

砂をがっちりかけられ、砂で身体全体を覆われ、低温やけどが怖かったからである。

『お客さん、熱いようでしたら、無理しないで下さい。手足で払えば起き上がれますから・・』
と私の気持ちを察し、砂を十二分にかけてくれた。

三分位過ぎると、隣のご婦人が声を掛けてきた。

『私、初めてですが、気持ち良ろしいですね・・』と言った。

私は返事に困ったが『私も初めてなので・・』と言った《笑》

波打ち際が近くなので、波の音が聴こえ、身体は温まってくる上、ハワイのワイキキより環境抜群であった。

家内が『貴方、私こっちにいますから・・』と言った。

私は『先に上がって、三階でビールでも飲んで待っているから・・』と私は言った。

そして三分位した後、手で砂を掻き揚げ、起き上がった。

ちょっぴり隣のご婦人の顔を見た。
汗を少し浮かせ、化粧を落としていたが、想像したより美人であった。
《色惚いなぁ・・》と私は感じた。

会館に戻る途中で、浴衣に付いた砂を落とし、会館に入り、
砂の付いた浴衣が数多く脱ぎ捨てられていたので、
私も脱ぎ、シャワーを浴びた後、大浴場に向かった。


家内との待ち合わせの三階のビールの呑める場所に行った。

店内は客がいなかった。

カウンター内に三十五、六の美人がいた。

『ビール、いいかしら・・』と私は言った。

冷たいビールを飲みながら、指宿美人だなぁ、と思った。

やはり女は、三十なかば以上じゃなければ、と余計なことを感じた。

あたりさわりのない世間話をしていると、家内が入ってきた。

『俺、もう一杯飲むよ』と家内に言った。

《俺、人生に憑いてるよなぁ》と私は思った。

極楽とんぼの最良の日、ひとときでした。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜の舞い散?E△法ΑΑ

2005-04-14 14:41:00 | 定年後の思い
4憲娠2?E焚侏貌?E?br>霧島温泉をでて、霧雨の中、霧島神宮に寄?E?br>広い境内を霧雨の中、静寂のひとときにつつま?E⊃瓦砲靴澆討?EΑΑ?br>
その後、島津家の別邸《仙厳園》に立ち寄った後、知覧にあ?E堝湛曲刃族餞曄佞帽圓∮?br>
私は、歴史の中で不幸にも、若き?E北燭鮃餡箸吠欧紳皸琉篏颪稜Г靴燭㎠辰拭?br>
私の特攻隊に関す?E?E蓮▲縫紂璽后⇔鮖暴駟Ⅰ撚茲㎠蘰世臣亮韻♢△?E♤?br>何よ?Eだ闇掘瓩痢惘世諒萇検戮鯑鷭什于瓩㌔了貌匹鵑世里霑鍛亮韻髪洞舛鮗韻討い拭?br>鹿屋基地にあ?Eし崖な蔀弔鯢舛㎠?E討い拭?br>
   雲こそ吾が墓標
   李よ?E辰鬚㎠兇?E?br>
この小説は、私の人生観を揺さぶら?E燭劼箸弔僚駟Ⅳ任△?E?br>
そしてここ数年前に映画の『ホタ?E戮魎僂拭?br>この映画は、知覧にあった陸軍の特別攻撃隊をテーマにしてい?E?br>
こんな拙い知識の上で、この平和会館に入った。

おびただしい遺書、?E④玄┐気?E討い燭♤鷭淑瓩㌔?E函⊃棺鼎覆辰拭?br>

うみやまに まさ?E瓩阿澆法,爐劼覆?Ebr> 道をゆくなり いさみいさんで
              佐藤 新平

君がため 雄々しく散らん 桜花
              上成 義徳


会館を出?E函臘未蠅虜駄擇♢△辰拭?br>
おびただしい石燈篭の中で、桜の花びらが空をさまよい、地上に舞い降りていた・・。

路肩に吹き寄せら?E寝屬咾蕕ゅ維澆里茲Δ防澆㍉蠅瓩討い拭?br>
この後、開聞岳を眺め?E杭?E,鯑世董∋惱媛浩瑤貿颪泙?E?br>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山桜に想いを託して・・。

2005-04-14 09:46:00 | 定年後の思い
昨?E泙任裡監?E屐儻恵賃離張◆次惷綵E鬚韻爐?Eⅴ圈戮忙臆辰靴討④拭?br>
この間の心に残ったことなどを綴?E?br>
4憲娠0?E米?E貌?E?br>団体ツアーの原則として、集合時間の午前7時40分の羽田空港に伴い、自宅を午前5時40分に出て、最寄駅まで歩く。

私共は、集合時間の30分前に着き、コーヒーなどを飲み、余裕を残す方が好きであ?E?br>
羽田空港を午前8時30分発で大分空港に午前10時過ぎに到着。

大分空港は、初めてであったが、このくらいの空港規模は、全般を見渡せ?E里如∋笋蝋イ燹?br>
国?E湘腓砲△?E埒震畋臚押奸◆塢抖佞鯔♢佑?E戮法▲丱垢亮崛?E茲蠅海亮佞良覆某瓦翻澆拭?br>
素朴な里村に里山の雑木のなかに、淡いピンクの花がぽっんと点を李脆したように、所々にも見ら?E?E?br>
山桜であ?E?br>
こうした田畑の?E泙辰燭箸海法⇔せ海△蝓△海竜╂瓩忙該♢劼辰修蠅蛤蕕い討い?E里鮓㎠?E函⊃瓦琉妥抜兇靴討?E?br>
このような光景は、?E椶凌瓦里佞?E気箸鮃圓∮△箸い辰燭茲Δ覆笋垢蕕㌔良覆琉?E未任發△?E?br>
?E④暴个気?E拭愧鳥匳繊戮蓮∩破僂柄悩爐任△?E♤㎠靴す瓩蝓¬♢△蝓靴㎠辰拭?br>こうしたのに変な拡張を綴?E茲蝓∩把召粉恭个婆?EΔ里臉擇任△?E△汎?E△㎠藥廚辰討い?E?br>
《富貴寺》は、山門まで石段と本堂のあ?E㌃發猟蓮△箸蠅燭討独世呂覆い♤∩竿姪Ⅳ縫丱薀鵐垢里箸?E新粉僂鬚覆靴討い拭?br>このようなとこ析、?E屬埜㎠?E茲蝓焼?E㎠韻毒甸僂垢戮④併任△?E?br>
この後、《湯布院》に行ったが、大人のおもちゃ箱をひっく?E屬靴燭茲Δ福儻劼梁燭い箸海任△?E?br>
二十五年前頃に立原正秋・氏、十五年前頃に山口瞳・氏が《亀井別荘》の滞在の?E㌔鮖弔靴討い?E♤?E貌?E抜儻屐璽爐里擦い如儻劼臚擦楼?E討い?E?br>
人ごみをさけて、《金鱗湖》の周辺と町外?E鮖矯靴燭♤△㎠瞭鷸瓩屬辰疹襍覆弔辰討い拭?br>
集合?E蠅龍瓩療攣最笋?E?E如◆塒撹枷諭佞半里靴拭△靴椶蠅燭討里覆涕脅鬚鯒磴さ瓩瓩拭?br>
この後、別府温泉地に行き、《地獄めぐり》に立ち寄ったが、この周辺にあ?E涼咾伴擇稜枌屬諒♤⊃紛縮鬚修修い澄?br>
ホテ?E帽圓喘罅㍂阿?E砲△?E爐郎☝㎠任△蝓峺㎱劼覇?E辰討い拭?br>
本?E亮呂蓮∋該砲弔④?E?br>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする