夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

パソコン、スマートフォン、タブレットPCの“近未来予想図”、時代遅れの私でも、多々学び・・。

2015-10-24 12:37:04 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
我が家は私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭である。

こうした中で、インターネットに関して、
私が定年退職した2004年(平成16年)の秋を迎る前の夏に、
遅ればせながら我が家にインターネット回線を導入した。

これ以来、固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
据え置き型のパソコン、予備機としてノートパソコンを設置して、今日に至っている。

ここ11年、据え置き型のパソコンに関しては、故障とか新製品に戸惑いながら、
三回ばかり買い改めたりしてきた。

私は平素に愛用しているパソコンは『ウィンドウズ7(セブン)』のディスクトップ型があり、
広い画面を見ながら、キーボードでブログの投稿文などを綴ったりしている。

そして『ウィンドウズ8。1』ノートパソコン型は予備機としてきた。
          
           ☆左側が現在愛用している『ウィンドウズ7(セブン)』、そして右側は予備機の『ウィンドウズ 8。1』☆

そして私は、ガラケーと称される携帯電話に興味がなく、今日まで至っているが、
6年前の頃から、私たち夫婦のどちらかが、ボケる前には携帯電話が必要と思ったりした。

過ぎし今年の3月中旬、家内用に携帯電話の入門者に最適と思われる
『らくらくホン』コースを一台ばかり買い求めた・・。
そして選択コースは毎月2200円の『かけ放題』とした。

『かけ放題』にした理由は、我が家は固定回線の光ファイバーの『ひかり電話』を愛用しているが、
家内が独り住まい家内の母宅に、毎晩夕食前のひととき30分前後電話をし、
健康の状況など尋ねたり、聞いたりしている。

こうした結果として、固定の廉(やす)いと思われる『ひかり電話』でも、
毎月利用料金として3000円前後となったりしてきた。

このような事情で、従来の『ひかり電話』をできる限りやめて、
これから携帯電話の『かけ放題』を活用すれば・・という思惑があり、
メールとか写真などを利用できず、単なる移動できる電話機として使用している。
          

このような状況であり、ましてスマホと省略されているスマートフォンも使えないのである。
そしてスマホは、ここ7年急速に普及して、2012年(平成24年)には世帯保有状況が40%となり、
最近は60%になった、と私は学んだりしてきた。

そして私は、フェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
やむなくインターネットは固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用している。

このように私は、無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。
          

昨夜のひととき、愛読している総合ビジネス情報サイトの【ダイヤモンド・オンライン】を見ていた時、
【アップルとサムスンの天下も10年後は続いていない?
         日本復活が夢ではないIT業界の“近未来予想図”】
と見出しを見て、時代遅れの私でも、好奇心を失くしたらこの世は終わりだ、と信念を秘めている私は、
こっそりとクリックした・・。

そして信州大学教授の真壁昭夫さんが、定例の寄稿文であり、
配信されたのは、2012年11月20日で、3年前の寄稿文と私は解ったが、
もとより日進月歩の熾烈なIT業界であるが、時代遅れの私は、これからの7年後は、
どのように世の中は変貌するか、好奇心が増して、精読した・・。
          
無断であるが、転載させて頂く。
《・・
☆一度自由な発想で考えてみよう アップル、サムスンの勢いは続くか?

10年後、世界のIT企業の勢力図はどうなっているだろうか。
やや荒唐無稽だが、現在わかっていること、これから起こりそうなことを全てひっくるめて、
自由な想像を働かせてみたい。

まず、現在の世界のIT企業の勢力図を整理する。
今、まさにIT関連製品群の中で、
パソコンからスマートフォン、タブレットPCへと中心が移っている。

それに伴い、パソコンメーカーの重要性が相対的に低下する一方、
アップル、サムスンの2大メーカーが世界のIT市場を席巻している。

おそらく、この流れは向こう10年間変わらないだろう。
むしろ、クラウドコンピューティングと呼ばれる集中型のシステムが進化するために、
パソコンの重要性はさらに低下すると予想する。

職場などでも1人1人がパソコンを持つ時代は、もうすぐ終わろうとしている。
簡単なキーボードによって、クラウドの中にデータや情報を蓄積し、
必要なときにそれをダウンロードして使うことになるだろう。
          

個人の利用者間では、すでにスマホ、タブレットへと向かう流れが定着している。
主にメールやインターネットを使う利用者にとって、スマホやタブレットを使えば十分に用が足りる。

軽くて持ち運びに便利、しかも外でも使えるスマホ、タブレットは、
おそらく10年後においてもIT機器の中心になっているだろう。
さらなる技術の発展で、スマホとタブレットの区別が明確ではなくなっているかもしれない。

そうした流れが続くと、スマホ、タブレットメーカーの隆盛がより鮮明になるだろう。
ということは、当分、アップルやサムスンの天下が続くと見られる。
しかし、両巨頭の天下は長くは続かないかもしれない。

台湾や中国などのメーカーの参入によって、競争が激化することは避けられない。
そうした状況下、アップルやサムスンですら生き残ることが
難しくなるような時代が来る可能性もある。
          

10年後、おそらくオフィスの中で人々がパソコンに向かって仕事をしている姿は、
あまり見られなくなるだろう。

たとえば、パソコンの代わりに、軽くてケーブルが付いていないキーボードを持ち歩く姿が
一般的になるだろう。
そのキーボードはゴム製で折りたたむことができる。
無線LANでつながっているため、面倒なケーブルは付いていない。

そして、特定のインターフェースを通してクラウドに接続されている。
人々は、そのキーボードを通してクラウドに入り、そこにデータや情報を蓄積する。
蓄積したデータなどは必要に応じてダウンロードし、
クラウド内にあるソフトを使って加工することも自由だ。

一方、個人ユーザーは、技術の進歩によって使いやすさを増し、
しかも電池の容量を心配せずに済むスマホやタブレットを使っている。

すでにスクリーンは折り畳みができるようになっており、液晶の大きさの制約はなくなっている。
畳んだままポケットに入れて持ち運べるし、
必要があればハンカチのように広げることも自由自在になっている。

そのため、スマホとタブレットPCの区別は事実上なくなっている。
スマホが、個人ユーザーが使うIT機器の中心になっている。

スマホは、特定の回線を通してクラウドコンピューティングのシステムにアクセスが可能で、
蓄積したデータなどを自由に見ることもできるし、ダウンロードして加工することも可能だ。
加工して作ったデータなどは、クラウドの中の自分のスペースにアップロードしておけばよい。

スマホと通信回線の情報量のやり取りは、現在とは比べ物にならないほど速くなっており、
ユーザーのイライラ感はほとんど解消されている。
また、国際的に規格が統一され、どこの国に行っても持っているスマホが使える状況になっている。
そうした状況は今は夢のような話だが、10年後にはこの夢は正夢になっていることだろう。
          

☆IT業界の熾烈な変化の波は、アップル・サムスンの二強も襲う

10年後のIT機器の姿を想像すると、最も重要な役割を担うことになるのはスマホだろう。
そのスマホの分野は、現在、アップルとサムスンの二強時代に突入している。
かつて携帯電話の王者だったノキアの影はかなり薄くなっている。

一方、スマホよりも少し大きいスクリーンを持つタブレットPCの分野でも、
アップルとサムスンの存在感は傑出している。
当分は、この二者の時代が続くことになるだろう。

しかし、IT機器の変化の速度を考えると、二強ですら変化に迅速に対応できないと、
淘汰の荒波を受ける可能性は高い。
変化の内容を2つに分けると整理しやすい。

1つの変化は新製品の開発だ。
アップルの故スティーブ・ジョブズCEOのように、
今までにないものをつくり出す企業が出てくるかもしれない。
          

スマホよりも便利でかつ有効な、
夢のようなIT機器を世に送り出す企業が出てこないとも限らない。
それが現実のものになると、アップルやサムスンでも圧倒される可能性がある。

もう1つは、現在のスマホがコモディティ(均質)化することだ。
つまり、スマホの機能などの開発が進み、製品の技術が飽和状況になる。

そうなると、どこの製品を買っても、それほど大きな差はない。
需要者は、機能に差がないのであれば、価格を優先して製品選択をするようになる。
激烈な価格競争が巻き起こる。

価格競争の段階に入ると、まず厳しくなるのはサムスンだろう。
同社は、韓国内の自社工場で部品の製造から組み立てまでを一貫して行なっている。
しかし、賃金水準の低い国でスマホの組み立てを行なうようになると、
価格競争力で勝てなくなる。わが国企業の二の舞になる可能性がある。

一方アップルは、世界的なサプライチェーンを構築し、
自社では生産工場を持たないファブレス方式をとっている。
そのシステムでは、組み立て工程はフォックスコンなどのEMS企業に任せている。

しかし、アップルが新製品の開発に行き詰まることになると、
EMS企業の中には自社ブランドを使って、自社製品を独自販売するところも出てくるかもしれない。
アップルにも、そうした落とし穴がある。
          

☆部品の提供と次の製品の開発を! 日本企業が復活するための選択肢

わが国メーカーにとって、スマホやタブレットPC分野で二強の後塵を拝してしまったことは、
痛恨の極みと言っていいだろう。

成長性が高く今後のプロダクト展開の柱であり、しかも今後の発展性が見込める分野で、
取り返しのつかないほどの差がついてしまった。
アップル、サムスンが世界的なブランドイメージを定着させた以上、
この分野で単純に巻き返すことは至難の業と言ってよい。

ただ、そうした状況下でもわが国企業にはそれなりの選択肢があるはずだ。
まず考えられるのは、スマホやタブレットに使われる素材や部品を提供する機能を担うことだ。

サムスンにしても、自社ブランドで様々なIT製品を販売すると同時に、
半導体や液晶などの主要部品において有力供給者の一面も持っている。
そのため、アップルとの激しい訴訟合戦にも拘わらず、
同社は史上最高益を上げることが可能になっている。

ソニーのイメージセンサー技術やシャープの持つ液晶の技術は、今でも世界有数のレベルにある。
そうした技術を上手く使うことができれば、自社ブランドで完成品を売ることができなくても、
相応の収益力を維持することはできる。

また、知識集約性の高い部品であれば、世界市場で高いシェアを持つことができる。
当該分野で、プライスリーダーとしての地位を築くことも想定される。
          

もう1つは、わが国企業がスマホやタブレットの次の進化系製品を生み出す可能性だ。
IT関連製品の発展性は目を見張るものがあり、
今後考えもつかなかった製品が世に送り出されることが考えられる。

だから、スマホやタブレットの「次の新製品」を狙うのである。

もちろん、世界中の企業がそれを狙っている。競争は厳しい。
しかし、かつてウォークマンや亀山モデルをつくり出したカルチャーとエネルギーを復活させればよい。
勤勉で高い技術を持つわが国の企業なら、その気になればできるはずだ。

素材や部品は、完成品と比較して収益率は低い。
新しい製品の開発こそ、わが国経済を活性化する重要なファクターだ。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
          

このようなこれから7年後に到来すると思われる“近未来予想図”を多々教示された。
私が現実的に理解できることは、パソコンは次第に衰退して、
スマートフォン、タブレットPCの時代となることである。

現代の私は、パソコンのディスクトップ型で、広い画面を見ながら、
キーボードで、ひたすらブログの投稿文などを綴ったりしているが、
スマートフォンの小さな画面だと、眼も衰えているので、論外と思える。

そしてパソコンが販売店から消える前、
やむなくタブレットPCの大きなA4サイズ画面を買い求めて、
70代の若葉マークと称される初心者になることが、予測される。
          

そして私はこれ以外は思案できないので、
過ぎし年にマッカーサー元帥が、「老兵は死なず、ただ消え去るのみ・・」の名言を
思い浮かべて、微苦笑している・・。

しかしながら、この世は何が起こるか予測されないこともあり、
もしかしたら私が大きな画面のスマートフォンを持ち歩き、
こんな便利なスマホ・・早く覚えれればよかったに、と変貌するかも知れない。

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