夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

終活、私たち夫婦は少しづづ話し合い、未決な事項もあり・・。

2022-08-30 14:02:08 | 喜寿の頃からの思い
が体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある 長さ20センチ前後の左右に細長い臓器の膵臓(すいぞう)に
異変があることが推定された。

やがて私の住む地域の都立の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。

そして4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。


もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の死を想定したりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。

そして転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、ひとり住まいなどを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりした。




こうした体験のある私は、50代からも輝く女性に・・Webの【 ハルメク 】に於いて、

『終活の4つのメリット』を学んだりした。

この記事は、相続・終活コンサルタントされている明石久美さんの寄稿文で、
2021年9月6日に配信され、少し古い記事であるが、
人生の晩年期、誰しも最大の難関のひとつであると思われ、
無断であるが、記事のある部分を転載させて頂く。


《・・最期まで幸せに過ごせる、終活の4つのメリット


◎家族に迷惑をかけない

   1つ目は、前述の通り、家族や周囲の人が、思い悩む負担を軽減できるということです。
   家族や周囲の人は、たとえあなたが意思を伝えられなくなったとしても、
   あなたの希望をできる限り叶えたいと考え、心を砕くでしょう。

   そのときに、「こうしてほしい」という事前の意思表示があれば、
   家族の負担を軽減できるのです。
   また、あなたの死後、家族はのこされた物の処分や死後の手続きに取り組むことになります。
   終活として、事前に大切なものや重要な書類の整理を行っておくことで
   家族への負担を減らすこともできます。



◎想いや理想を実現できる

   2つ目は、あなた自身の「想いや理想を実現できる」ことです。
   
   老後を迎えるにあたって、終末期をどこでどう過ごすか、
   延命治療はどうするか、葬儀やお墓はどうしたいか、財産を誰にどう残したいかなど、
   漠然とではあっても何かしらの想いや理想があるのではないでしょうか。

   終活をすることで、それを実現できる可能性が高まります。




◎見られたくないものを処分できる

   3つ目は、遺族などに「見られたくないものの処分ができる」ことです。
   若い頃の手紙や日記、写真など、見られたら恥ずかしいものは、
   誰にでもあるでしょう。

   メールやSNSへの投稿などにも、そういったものがあるかもしれません。

   終活をすることで、それらを整理することができます。



◎今をより良く自分らしく生きられる

   4つ目は、「終活が余生の充実につながる」ことです。

   家族や周囲の人に、自分の希望を伝えておくことで、
   入院中や介護中でも安心して過ごせます。

   また、事前に資産を洗い出し、
   今後の生活費や入院、介護にかける費用についても決めておけば、
   お金についての心配も減らせるでしょう。
   このように、終活は、のこされた人の負担を減らすのと同時に、
   自分らしい人生をイキイキと過ごし、最期を迎えられるというメリットがあるのです。・・》


このように記載されて、私は多々学び、
激励されたように微苦笑をしたりした。


過ぎし16年前の頃、
親戚の叔父さん3名も、終末期に3年から5年も入院され、
こうした中、ふたりの叔父さんは御自身の意思はなく、多大な手厚い延命治療を受けて、
やがて病院で亡くなってきた。

こうした話を私は聞いたりしてきたが、 自分で食物を口に運び、食べられなかったら、
もとより延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる平穏死を選ぶょ、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた。

家内も胃ろうや人工呼吸器などの延命治療は、お断りですから・・ と私に言ったりしている。

このような話を私たち夫婦は、幾たびも話し合ってきた・・。

結果としては、それぞれ延命治療は断念して、
「延命治療は望みません。痛み止めだけは処置をお願いします」
と明示するために、
私たち夫婦は、それぞれ『日本尊厳死協会』に入会したりしている。



こうした中で、家内がこの世を去り、私が『おひとりさま』の生活になってしまった時、
やがてボケることが日常で見られる時、
最大の難題は、『任意後見制度』であったりした。


もとより《・・人の判断能力があるうちに、将来判断能力が低下した場合における
財産管理や介護サービス締結などに関する事務手続きについて
信頼できる人に依頼し、引き受けてもらうものです。・・》

この『任意後見制度』で、兄妹、或るいは公的の第三者に指名するか、
私たち夫婦は話し合ったりしてきた。




このように今回の終活に関しても、未決な事項もあり、
もしも認知症になってしまった場合でも、困苦しながらも、安心して生活できるように、
終活の多岐の項目も決めることが肝要だよねぇ・・と改めて深く感じている。
コメント (4)
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