「60歳を過ぎたらやめるべき10のこと」
ストレスなくやりたいことだけの時間を生きるコツ 』、
と題された見出しを見たりした。
ストレスなくやりたいことだけの時間を生きるコツ
と題された見出しを見たりした。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
しかしながら何かと無知な私は、
《・・60歳を過ぎたらやめるべき10のこと・・》、
遅ればせながら学びたく、こっそりと記事を読んでしまった。
この記事は、【 週刊女性PRIME 】に於いて、9月11日に配信され、
無断であるが、記事の大半を転載させて頂く。
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《・・(略)・・『 週刊女性』の編集を担当した小山田千世さんは、
昨年10月末に発行された
『60歳すぎたら やめて幸せになれる 100のこと』(宝島社)。このムックが売れたことで、
シニア女性たちが多くのことを背負い込み、身軽になりたいと願っていると実感した。
「私の母は団塊世代。すごくガンバリ屋で、
“そんなことやめてもいいんじゃない?”ということでも、
まじめにやり続けています(笑)」
だが、年を取れば誰しも、 “やらなきゃ”という気持ちがあっても、
身体が追いついてこなくなる。
「そんなまじめな人たちが本の中の100個を読んで、
“これ、やめてもいいんだ”と気づきを得たり、
“この本に書いてあるから、もうやらなくていいかもしれない!”と、
免罪符のように思ってくれるといいですね」
やめて身軽になったら、そのぶん、やりたかったことを始められる。
何かを始めるためにやめるなら、
“やめること”は決してネガティブなことではないのだ。
小山田さんが集めた100のうち、10個を次のページで紹介する。
やめる・捨てる・省くことで、
さまざまなしがらみから解き放たれてラクになろう。
それは人生の残された時間を、有効に使うヒントになるのかもしれない。
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☆『週刊女性』読者は、コレをやめて幸せに
アラ還以上の読者に実際に聞いた、
“やめて幸せになれたこと”を次に紹介する。
夫と2人暮らしのKさん(69歳)は、
来客用のお皿セットを、2枚残して処分した。
「もう来客に料理を出す機会も、いいお皿を飾っておく必要もない。
残した2枚をふだん使いにしました。
いつもの家庭料理が品良く見えて、食事の時間が楽しいです」
健康のため日課にしていた朝のラジオ体操をやめたのはYさん(72歳)。
「娘に教わった簡単なストレッチに替えたら、体調も気持ちもラクに。
時間を気にして行動しなくていいし、
この年になるとラジオ体操もけっこうキツかったんですね」
Hさん(67歳)は、お気に入りだった革製ブランドバッグを
姪っ子に譲って処分。
「重くて使いにくくて、何しろ最近は持って出かけたくなる場所に行かないので(笑)。
化繊の軽いバッグが、使いやすくてベストです」
揚げ物は自分で作らず、スーパーの惣菜で済ませるとわりきったAさん(74歳)は、
調理と片づけの手間なく美味しく食べられて、
“なぜもっと早くそうしなかったのか”と思っている。
還暦を機にタバコをやめたWさん(60歳)は、
「飲食店選びが、簡単になってビックリ。
タバコを吸えないストレスのほうが、ひどかったと気づきました。
家計にも健康にもよくて、やめて正解」 とホクホク。
ほかにも、長時間を費やしていたSNSチェックをやめた人、
占いで一喜一憂するのをやめた人、不倫をやめた人(!)、
やめて手に入れたそれぞれの幸せを満喫している。
さらに年を重ねると……?
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“やめて幸せになれたこと”を次に紹介する。
夫と2人暮らしのKさん(69歳)は、
来客用のお皿セットを、2枚残して処分した。
「もう来客に料理を出す機会も、いいお皿を飾っておく必要もない。
残した2枚をふだん使いにしました。
いつもの家庭料理が品良く見えて、食事の時間が楽しいです」
健康のため日課にしていた朝のラジオ体操をやめたのはYさん(72歳)。
「娘に教わった簡単なストレッチに替えたら、体調も気持ちもラクに。
時間を気にして行動しなくていいし、
この年になるとラジオ体操もけっこうキツかったんですね」
Hさん(67歳)は、お気に入りだった革製ブランドバッグを
姪っ子に譲って処分。
「重くて使いにくくて、何しろ最近は持って出かけたくなる場所に行かないので(笑)。
化繊の軽いバッグが、使いやすくてベストです」
揚げ物は自分で作らず、スーパーの惣菜で済ませるとわりきったAさん(74歳)は、
調理と片づけの手間なく美味しく食べられて、
“なぜもっと早くそうしなかったのか”と思っている。
還暦を機にタバコをやめたWさん(60歳)は、
「飲食店選びが、簡単になってビックリ。
タバコを吸えないストレスのほうが、ひどかったと気づきました。
家計にも健康にもよくて、やめて正解」 とホクホク。
ほかにも、長時間を費やしていたSNSチェックをやめた人、
占いで一喜一憂するのをやめた人、不倫をやめた人(!)、
やめて手に入れたそれぞれの幸せを満喫している。
さらに年を重ねると……?
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☆やめてよかった10のこと
60過ぎたら始めたいスッキリ、 サッパリ! 身軽な考え方
1.《お付き合い》冠婚葬祭を失礼する
ふだん疎遠な親戚や友人でも、冠婚葬祭となると礼儀で参加するもの。
でも、大切なのは、形より気持ち。
「最初に聞いたときに、参加したいと思わなければ、失礼する。
年とともに多くなる訃報も、葬儀に参列しなくても
心の中で故人を偲べばいいのでは」(精神科医、Tomyさん)
例えば、ほとんど会ったことのない親戚の子どもの結婚式に
何日も何万円もかけて出席しなくてもいいのだ。
2.《健康》人間ドックには行かない
健康管理のために、人間ドックや定期健診のチェックは必須。
ただし、それほど身体に不調なく70代になったら、
症状もないのに検査を受けるのは、時間のムダかも。
「出てきた数値の粗探しをして落ち込むよりも、
検査を受けずに明るく過ごしたい!」(Mさん、73歳)
知りたくもなかった大きな病気。
知ったところでなすすべもなければ、余計なストレスになるかも・・・。
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3.《健康》ダイエットは頑張らない
50~60代になると、無理な食事制限や運動をしてヤセても、
シワが目立ってげっそりして、キレイに見えないのが残念!
足腰に負担がかかるほどなら減量が必要だけれど、
ふつうの範囲なら、年とともに筋力が落ちないよう、
美味しく食べて、ほどほどに動くのがいちばん大切。
適度にふくよかなほうが、頬のコケやシワ、たるみが目立たず美しい、
という意見も多い。
4.《家族》夫の親への連絡は、夫に任せる
「夫の実家への連絡は長年、嫁の私の仕事だったけれど、
親とは各自で連絡を取ることに。
固定電話しかなかった時代と違って、
スマホを持っているので義両親も直接、息子にかけられるから問題ない」(Kさん、60歳)。
夫も積極的に連絡を取り合えば、
実の親子同士で言いたいことを言い合えるはず。
「義両親の方言が聞き取れないのに話を合わせるのが、
長年苦痛だった」という声も!
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5.《家族》子ども、孫、親戚と距離をおく
子どもの家の手伝いや孫の子守りを負担に感じるなら、
ムリに引き受けず断る。
「親や親戚にイヤイヤ会いに行ったり世話をすると、
気持ちが相手に伝わってギクシャクすることに。
身内と距離をおきたいなら、とにかくNOと言う。
次第に相手も接してこなくなります」(前出・Tomyさん)
「60代は孫の相手もできたけど、70代では気力、体力的に無理!」の声多数。
先を見越した行動を。
1.《お付き合い》冠婚葬祭を失礼する
ふだん疎遠な親戚や友人でも、冠婚葬祭となると礼儀で参加するもの。
でも、大切なのは、形より気持ち。
「最初に聞いたときに、参加したいと思わなければ、失礼する。
年とともに多くなる訃報も、葬儀に参列しなくても
心の中で故人を偲べばいいのでは」(精神科医、Tomyさん)
例えば、ほとんど会ったことのない親戚の子どもの結婚式に
何日も何万円もかけて出席しなくてもいいのだ。
2.《健康》人間ドックには行かない
健康管理のために、人間ドックや定期健診のチェックは必須。
ただし、それほど身体に不調なく70代になったら、
症状もないのに検査を受けるのは、時間のムダかも。
「出てきた数値の粗探しをして落ち込むよりも、
検査を受けずに明るく過ごしたい!」(Mさん、73歳)
知りたくもなかった大きな病気。
知ったところでなすすべもなければ、余計なストレスになるかも・・・。
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3.《健康》ダイエットは頑張らない
50~60代になると、無理な食事制限や運動をしてヤセても、
シワが目立ってげっそりして、キレイに見えないのが残念!
足腰に負担がかかるほどなら減量が必要だけれど、
ふつうの範囲なら、年とともに筋力が落ちないよう、
美味しく食べて、ほどほどに動くのがいちばん大切。
適度にふくよかなほうが、頬のコケやシワ、たるみが目立たず美しい、
という意見も多い。
4.《家族》夫の親への連絡は、夫に任せる
「夫の実家への連絡は長年、嫁の私の仕事だったけれど、
親とは各自で連絡を取ることに。
固定電話しかなかった時代と違って、
スマホを持っているので義両親も直接、息子にかけられるから問題ない」(Kさん、60歳)。
夫も積極的に連絡を取り合えば、
実の親子同士で言いたいことを言い合えるはず。
「義両親の方言が聞き取れないのに話を合わせるのが、
長年苦痛だった」という声も!
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5.《家族》子ども、孫、親戚と距離をおく
子どもの家の手伝いや孫の子守りを負担に感じるなら、
ムリに引き受けず断る。
「親や親戚にイヤイヤ会いに行ったり世話をすると、
気持ちが相手に伝わってギクシャクすることに。
身内と距離をおきたいなら、とにかくNOと言う。
次第に相手も接してこなくなります」(前出・Tomyさん)
「60代は孫の相手もできたけど、70代では気力、体力的に無理!」の声多数。
先を見越した行動を。
6.《お金》子どもに財産を残さない
親の遺産を巡るきょうだい間のトラブルは、よくあること。
「現金は必要経費として100万円ほど残すだけで、
あとは生きているうちに家族と旅行や食事会を楽しんで使い切って。
相続するものがあるなら、専門家と相談して、しっかり遺言書を書いておくこと」
(ファイナンシャルプランナー、井戸美枝さん)
残された子どもたちの遺恨のもとになるのは悲劇。
まして少額での断絶も多く聞くので、余計な火種は残さない!
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7.《暮らし》固定電話を手放す
振り込め詐欺に遭った65歳以上の女性のうち、
約87%は最初に家に電話がかかってきたそう。
スマホが使用されるいま、
家の電話にかけてくるのは、高齢の親戚かセールスぐらい。
昔と違って、家に固定電話がなくても社会生活で困ることはないので、
思い切って解約を。
若い人の世帯では、当然のように“携帯のみ”も目立つ。
「危ないから固定電話に出ない」という家庭も多いのでは。
8.《見栄》人と比べて生きない
友人に負けたくないと、高価なものを買ったり、ムリして流行品を使ったり、
見栄を張るのは疲れるもの。
「他人とわが身を比べて、劣等感を感じることは、
60歳になったら、そろそろ卒業してもよいのでは。
自分は自分と割り切って、あまり他人の噂話をしないのがコツ」
(福厳寺、大愚元勝和尚)
余計なそねみやひがみを生むSNSなど見るだけ、時間の無駄。
自分の時間は、自分だけのもの、と切り替えて。
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9.《家事》排水口のフタをなくす
掃除が面倒な台所の流しや、浴室の排水口。
少しでもストレスを減らしたいなら、フタを取ってしまうのがオススメ。
「フタの汚れを洗う手間が省けるだけでなく、
ゴミが見えるのでこまめに捨てるようになって、いつもキレイに!」(編集者、藤代眞実さん)
汚れを隠す機能は、結果的に「クサイものにはフタ」でしかない。
いつでも目に入るからこそ手が届く!
10.《準備》仏壇を処分する
仏壇や位牌がなくても、偲ぶ心さえあれば、
写真に花を添えるだけで十分。
いまあるものを処分するなら、菩提寺や仏具店に相談して、
魂抜きのお焚き上げをしてもらおう。
「自分の死後のことも考えて、
子どもや親戚に仏壇や位牌は、不要と伝えておくことも忘れず」(黒田さん、67歳)
正直、このスペースはもったいない。
ミシンや楽器など趣味のものを置いて、今を生きよう!
まだまだある!“高齢”『週刊女性』読者の“やめてよかった”
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年とともに“やめてよかった”ことは変化する?
センパイたちの決断はこうだ。
「数年前に娘の婚家から、
“今後、盆と暮れのご挨拶を辞退します”と提案されました。
先方もこちらも体調を崩したし、お礼の電話なども面倒だったので、
むしろありがたいお申し出でした」(76歳)
「愚痴を聞くこと! こちらも嫌な気分になるし、時間の無駄。
何より愚痴る友達も好きじゃなくなっちゃいそうだったから」(79歳)
「息子夫婦への干渉。
孫が小さいときには、教育やしつけが気になった。
でも干渉しても、お礼もないどころか嫌われるだけで、何も変わらない。
ストレスになるから、あまり関わらず、
自分の人生を生きることにしました」(83歳)
「夫が亡くなり、ごはんを炊くことをやめた。
まとめて炊いて、冷凍するなども面倒になって、炊飯器を捨てた。
いまは『●トウのごはん』を買い置きして、
食事のたびにレンチンしている」(81歳)
「まだやめられていないけど、
芸能人のブログなどを読んでしまうのを早くやめたいです。
ネットニュースから入って、気づくと夕方になったりしていて驚く!」(78歳) (取材・文/宮下二葉)・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
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今回、『 週刊女性』の編集の小山田千世さんの創案に基づいて、
「60歳を過ぎたらやめるべき10のこと」、
これよりセンパイ世代の“やめてよかった”こと、
多岐に及び、男性の私は気付かなかったことも多々あり、
教示されたりした。
教示されながら、まもなく78歳になる男性の私でも、
賛意させられたりとした・・。
しかしながら、ひとつだけ《・・《準備》仏壇を処分する・・》、
いつの日にか私は、家内に先立たれて、おひとりさまの生活になっても、
ささやかな仏壇の中で、お位牌・・。
私の心のささえとして大切にして、やがて私が亡くなった時、
初めて私たち夫婦の仏壇、そしてお位牌をお焚き上げをしてもらう、
と思い深めたりしている。
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今回、『 週刊女性』の編集の小山田千世さんの創案に基づいて、
「60歳を過ぎたらやめるべき10のこと」、
これよりセンパイ世代の“やめてよかった”こと、
多岐に及び、男性の私は気付かなかったことも多々あり、
教示されたりした。
教示されながら、まもなく78歳になる男性の私でも、
賛意させられたりとした・・。
しかしながら、ひとつだけ《・・《準備》仏壇を処分する・・》、
いつの日にか私は、家内に先立たれて、おひとりさまの生活になっても、
ささやかな仏壇の中で、お位牌・・。
私の心のささえとして大切にして、やがて私が亡くなった時、
初めて私たち夫婦の仏壇、そしてお位牌をお焚き上げをしてもらう、
と思い深めたりしている。