私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、雑木の多い小庭の中で、
古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
明日の4月29日の土曜日の『昭和の日』から 5月 8日の日曜日までかしら、と思ったりした・・。 ぼんやりとカレンダーを見ると、今年のゴールデンウィークは、
我が家のゴールデンウィークに関して、過ぎし4年前に家内は大病に遭遇し、
体調が万全ではないので、旅行など遠出、人出の多い都心、行楽地など自制して、
過ごす予定である。
こうした中で、午前中のひとときは、そしてできうれば、雨は夜に降り、朝は雨あがりの中、
やわらかな朝の陽射し・・日中は紺碧の空の中、ときおり薫風を身体に受け、
若葉を眺めたり・・散策できれば、
この世の最上の贈り物・・と78歳の私は思ったりしている。
この後、午後より夜にかけて、
読みたい随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書をしたり、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴ければ・・、と願ったりしている。
この間、日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりする予定である。
或いは家内がお茶を飲みたい、と私は察知した時、
素早く茶坊主に徹して、まもなく家内と語り合う・・。
このように過ごす予定であるが、昼下がりのひととき眠くなったら、
昼寝をしょうと思ったりしている。
このように漠然と思ったりしていると、
平素の年金生活の私と殆ど変わらないなぁ・・と微笑みを重ねたりしている。