夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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あなたは大丈夫? 《老後うつ危険度テスト》、80歳の私は、こっそりとテストして・・。

2024-11-26 15:33:04 | 傘寿からの思い

先程、ときおり愛読している【婦人公論.jp】を見ている中で、
『  長寿国日本、8人1人が〈老人性うつ〉に。
  「やる気がない」「すぐカッとする」「人に会いたくない」・・・
   あなたは大丈夫?《老後うつ危険度テスト》 』、
と題された見出しを見たりした。

 

私は、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、
そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、
年金生活を20年を過ごしてきた。


そして 

こうした中、
婦人公論.jp

 
 
年齢を重ねると、理由もなく悲しくなったり、落ち込んだりすることが増えます。
それは感情の老化が、原因かもしれません。
心の平穏を保つための考え方を伝授します(構成=本誌編集部 )



☆8人に1人が「老人性うつ」に

日本が世界有数の長寿国であることは、みなさんもご存じでしょう。
2023年厚生労働省の「簡易生命表」によると、
日本人男性の平均寿命は81.09歳、女性は87.14歳。
2050年には男性が84歳、女性が90歳を超えるとも予想されています。

一方で、内閣府が行った意識調査によると、
約7割の人が「自分や配偶者の健康や病気のことが不安」と回答している。

この2つの結果からわかるのは、寿命が延びて自由な時間が増えているのに、
有意義に使いこなせず、負の感情を抱えながら、過ごしている人が多いということ。

実際、65歳以上の高齢者の31.7%が、気分障害(うつ病、双極性障害など)で、
8人に1人が「老人性うつ」を患っているという報告があるほどです。

脳も、体と同じく老化します。
そのため若い頃より感情をコントロールするのが難しくなるのでしょう。

 

確かに、大切な人を見送ったり、年金だけでお金が足りるのかと考えたりすると、
気分が落ち込み、不安になるのもわかります。

食が細くなったり、体が動かなくなったりすると、
老いを感じてショックを受けることもあるでしょう。

けれど、こうした不安の原因のほとんどは、自分の中にあります。
ですから、物事の考え方や心の持ちようを変えるだけで、少しずつ解消できるのです。



☆60代以降は「頑張らない」生き方を

そもそも不安を増幅させることは、健康にもよい影響を及ぼしません。
びくびくした気持ちで暮らしていると
「コルチゾール」という悪玉ホルモンの分泌量が増え、免疫力が衰えるばかり。

加えて、ネガティブな心理状態は、姿勢や歩き方にも表れます。
イライラ、クヨクヨしているときは、自然とうつむきがちに。
逆に、生活が充実していると目線が上がり、背筋もピンと伸びているものです。

背骨の周辺には、心身の活動をコントロールする神経が
無数に張り巡らされているため、猫背が続くとさまざまな健康被害が出かねません。

とくに自律神経の働きが悪くなると、
倦怠感や不眠、頭痛、下痢、イライラなどの症状に悩まされることがあるのです。

こうした負のスパイラルを招かないためにも、
60代以降は「頑張らない」、「無理をしない」生き方が望ましいと私は思っています。

次の記事からは具体的に、どのように対応していけばいいのか、
ご紹介していきましょう。



☆「老後うつ」の危険度テスト

当てはまるものにチェックを入れてください。

□ 「こうでなければならない」という《強迫観念》が強い

□ 最近、やる気がまったく起こらない

□ やるべきことがたくさんあり、気持ちが切羽詰まっている

□ 理由もなく不安感にさいなまれる

□ 人に会いたくない

□ 前は楽しかったことが楽しめなくなっている

□ すぐカッとするようになった

□ イライラすることが多くなった

□ 物事を悪いほう悪いほうへと考えてしまう

□ 最近、声を出して笑ったことがない

□ 毎日が楽しくない

□ 最近、頭痛が起こることが多くなった

□ このところ明らかに食欲が落ちている

□ 下痢が続いている

□ 夫(親しい人)に暴言を吐いた

□ 朝、起きるのがつらくなった

□ 最近、声が聞きとりにくいとよく言われる

□ ものや人への興味や関心がなくなった

□ 以前より疲れやすくなった

□ 落ち込むことが多くなった

□ 涙もろくなった

□ 仕事や家事に、以前ほど集中できなくなった

□ 「この世から消えてしまいたい」と思うことがある

□ 「自分には生きている価値がない」と感じてしまうことがある

□ 失敗したことを気に病むことが多くなった

□ 「~すべきだ」「ねばならない」にこだわるタイプだ

□ 以前より睡眠が浅くなった

チェックの数が10個以上で、それが頻繁に起こるようになったら要注意。

また、7個以上当てはまり、それが2週間以上続く場合は、一度専門医を受診しましょう

構成: 本誌編集部

出典=『婦人公論』2024年11月号
保坂隆保坂サイコオンコロジー・クリニック院長 ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。




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