夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京郊外は、雨降る日を待ちわびて・・!?

2009-08-23 09:22:15 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であり、
処暑の頃が過ぎた今、盛夏の頃の暑さも過ぎ去り、
幾分涼しげな朝涼(あさすず)のひととき朝を迎えている・・。

夕方も庭のテラスに下り立ち、煙草を喫ったりしていると、
風は樹木の間を通り抜け、私のたたずんでいる所にも、風が吹き抜けていく・・。
風は日中の熱さを流した後、秋めいた風で心地良いのである。


盛夏に彩(いろど)ってくれたアメリカ芙蓉(フヨウ)の花も終りを告げて、
花梨(カリン)の樹木とブロック塀の間に、
クロッカスに似た玉すだれ(タマスダレ)の白い花が群生して咲き、朝のひとときなど白い花が心に沁みてくる・・。
私は齢を重ねた64歳の身であるが、
これまでの人生の汚れきった心を何かしら浄化させてくれる花のひとつでもある。

紫露草(ムラサキ・ツユクサ)がそばに咲き、群生しているが、
小花の青色の澄み切った色合いも心に沁みてくる・・。

そして、薄暗くなった夕暮れ時、 玉すだれの白い花は、
ぽぉと白い花が浮き立っていて、妖艶なただよいを感じさせてくれる花である。


ここ数週間前頃からは群生させた秋海棠(シュウカイドウ)の花が、
可憐な淡紅色の花の彩(いろど)ったりして折、
この付近に、高砂木槿(タカサゴ・ムクゲ)の淡紫色の花が咲き続けて、
暑さの苦手な私は慰められてきた。

この時節、処暑の頃になれば、日中は残暑が厳しいが、
このように朝、夕、夜のひととき、
庭に下り立ち、秋めいてきた情景に心を寄せたりしている。


このように過ごしてきた私であるが、ここ10日ばかり雨が降らず、
この先の一週間も雨マークが表示されていなく、
心の片隅は戸惑っているのである・・。

過ぎ去った7月は平年以上に雨降る日々が多く、
天上の気候の神々はどうしたの、と大いに戸惑っていたのであるが、
乾期となった今は、懐かしく思われる。

昨日のひととき、テレビのニュースなどで、農作物の多くが高騰しています、
と報じられていた。
私は年金生活で買物を担当しているので実感しているが、
幼年期に農家の児であったので、何よりも農家の方がお気の毒と思ったりしたのである。

このような心情もあり、そして庭の樹木、草花は雨を待ちわびている状況もあり、
『ときには・・雨の降る一日にならないかなぁ・・』
と私は家内に云ったりしていると、
『洗濯物・・困るわ・・』
と家内は私に云ったりした。

『だったら・・深夜にしっかりと雨が降る・・こうした時間帯であれば・・』
と私は身勝手なことを云ったりしたのである。


いずれにしても、雨の恵みをもたらす天上の気候の神々から、私の住む地域は見放されているらしく、
この時節は晴れ間の日が3日続き、曇りの1日、そして雨降る1日、
このようなサイクルが私としては望ましいのであり、
秘かに願いながら、空を見上げたりしている。



a href="http://www.blogmura.com/">ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 改めて、私なりのブログと自... | トップ | 年金生活5年生の私、この日... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

定年後の思い」カテゴリの最新記事