goo blog サービス終了のお知らせ 

夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

運動こそ最高の「良薬」なのに、それでも人が運動しない「単純なワケ」、私は学び、微苦笑を重ねて・・。

2022-08-16 14:15:07 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【現代ビジネス】を見ている中で、
『 運動こそ最高の「良薬」なのに、
      それでも人が運動しない「単純なワケ」 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
市の施設のひとつにスポーツセンターにあるが、
トレーニングで指導員に導かれながら多岐な体操、
或いは指導員に導かれながらプールで泳いだり、
そして周辺の中を走ったりするジョキングしたりすることに苦手で、無縁となっている。

こうした中、殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
季節の移ろいを享受しながら、散策している。



もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸18年近く過ごしてきた。

こうした運動に苦手な私は、《・・運動こそ最高の「良薬」なのに・・》、
やはり運動しなければダメかなぁ・・と思いながら、
記事を読んでしまった。

この記事は、【現代ビジネス】に於いて、8月16日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・  ニューヨークにある大学病院の米国老年医学専門医として、
 患者の十人十色の生き方を踏まえたうえで診療に携わっている山田悠史医師。

このたび上梓した『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』では、
運動の知られざる効能についても詳しく伝える。

 生きがいを損ねる制約や、好きでないことを押し付けることは、
患者にとってマイナスになりかねない、とも考える山田医師。

人々が運動しないわけ、そして「本当に続けられる運動」について、特別に解説してもらった。



☆運動ほど多くの効能を持った薬はない


運動は「最高の良薬」であることに間違いありません。

これまで実に多くの研究が行われた結果、
運動は死亡、心血管疾患、高血圧などのリスク低下に関連することが報告されています。

さらに、肺がん、乳がん、膵臓がんなど、
少なくとも8種類のがんのリスク低下と関連することも示唆されています。 

これらは必ずしも「因果関係」まで示されたものではないかもしれませんが、
これだけバラエティに富んだ疾患のリスク低下と関連が知られているというだけでも
素晴らしい知見だと思います。  

それだけではありません。
認知機能や生活の質、睡眠の質を改善してくれる効果も期待できます。

私はこれほど様々な効能を持った薬を他に知りません。
この多岐に渡る効果こそが、運動が「最高の良薬」と言われる所以です。



☆運動が続かないのは「予防」だから

一方、三日坊主の代名詞といえば、
夏休みの宿題、ダイエット、そして健康のための運動ではないでしょうか。  

医師として患者さんを診ていると、
中でも「健康のための運動」は、多くの人が挫折しがちです。

その大きな理由には「効果を実感しづらい」ことが挙げられます。
宿題のように提出すれば終わりだったり、
ダイエットのように見た目の変化が皆に現れたりするわけでもありません。  

人は病気になると薬を飲みますが、なぜでしょうか。
もちろん「治療」が前提ですが、
第一には「悪かった体調が良くなるのを実感できるから」だと思います。  

片や健康のための運動は、そもそも体調が悪くない状況から始めて、
 将来的な体調を悪くする可能性に備えて行う「予防」です。

となると、体が検出する効果の実感レベルは、
極めてゼロに近いものになります。

これは医療領域における「予防」に関すること全般に共通することです。
「予防」の効果は、過小評価されやすいものなのです。  

例として今もっともわかりやすいのが、
新型コロナウイルスのワクチンかもしれません。

同ワクチンは感染しても重症化リスクを防ぐ「予防接種」ですが、
接種後すぐに実感できることといえば、つらい副反応くらいです。

体の中では実際に「重症化していたかもしれないものを、
軽症にとどめる働き」をしてくれていても、
自分ではさっぱりわかりません。  

「運動は体に良い」とわかっているのに運動習慣が根付かない背景には、
こうした「予防」効果の見えづらさがあると考えています。



☆運動の種類より大切なこと

突然ですが、ここで質問です。
あなたが好きな運動、続けられそうな運動はなんですか? 

実はこれ、私が病院で患者さんに、
運動をすすめる際に投げかける問いでもあります。

運動は、ぜひともしていただきたいのですが、
負荷の高い運動や苦手な運動を、無理に行う必要はありません。 

大切なのは、まず「0を1にする」こと。
犬の散歩が好き、なるべく階段を使う習慣がある、
歩くのは嫌いだけど軽い筋トレは好き、などなど。
負荷の低い運動を数分でもいいので「継続させる」ことが肝要です。

毎日が難しければ、週1回だって構いません。
健康の維持に関して言えば、
運動の種類によって効果の優劣を示す研究データはほとんどないのが現状。

ですからあまり難しく考えず、好きなものから始めてみましょう。 

なお、最近は「3分の体操で○○を守る!」といった特定の臓器や、
特定の機能を回復するための運動を紹介した本もたくさんあります。

前述したように、運動の種類によって効果の優劣を示す研究データはほとんどありません。
健康維持のための運動は、特定の効果を期待して運動するよりも、
小さくこつこつ、積み重ねることが大切です。



☆紫外線には注意し、夏は屋内で

運動を行う場所も、屋内・屋外どちらでも結構ですが、
近年ではオゾン層の破壊が進行し、
紫外線の種類も比較的人体への害が少ないとされるUVA(紫外線A波)から、
人体への害が懸念されるUVB(紫外線B波)、
UVC(紫外線C波)が増えつつあると言われています。  

健やかな骨を作るビタミンDの活性化プロセスには、
日光浴が有効とされますが、日差しが強い季節の運動は、
熱中症のリスクなども加味すると、無理して屋外でやるよりは、
屋内で行うのがいいかもしれません。



☆好きな運動を選ぶのがコツ

運動を始めるうえで一番重視してもらいたいのは、
「その運動が好きで、続けられるかどうか」です。  

イギリスで行われた、40歳以上の約6万3000人を対象とした研究では、
(1)まったく運動をしない人
(2)週に150分未満の運動をしている人
(3)週末にだけ、合計最低150分程度の運動をしている人
(4)そして週に3回以上の頻度で合計150分以上の運動をしている人に分け、
調査が行われました。

ここで言う運動とは、ウォーキングや軽い水泳、
芝刈りといった程度のものも含まれます。  

する(1)のまったく運動をしていない人と比較したときに、
(4)の運動頻度が高い人たちだけでなく、
(2)の週に150分未満の運動をしている人や、
(3)の週末にだけ運動をしている人でも、
死亡リスクが約6~7割に減少するという相関が見られることがわかりました。  

たとえ週1だってノープロブレムなのです。
週末だけでも頑張る甲斐があると考えれば、
普段忙しくて腰が重い方も少しやる気が湧いてきませんか? 

手始めは、好きな動画を観ながらの寝ながらストレッチからでも構いません。
ぜひご自分が好きな運動を継続して、最高の老後を手に入れましょう。  
取材・文/金澤英恵・・ 》
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、 ニューヨークにある大学病院の米国老年医学専門医の山田悠史医師導かれて、
記事を読みながら多々教示され、微苦笑を重ねてしまった・・。


私はここ10年、何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。        



こうした中で、私の夏模様の容姿は、
制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。

しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。



        
やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。

          
こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた。

やはり高齢者の77歳の私が熱中症で、遊歩道か公園などで倒れて、
気が付いたら病院のベットの上だった・・、
余りにも多くの見知らぬ御方に御迷惑をお掛けする・・。

最悪の場合は、遊歩道か公園などで倒れて、
あの世に旅立つのは、つたない人生航路を歩んできた私でも、
余りにも可哀そう・・思ったりした・・。



しかしながら、一昨年の2月の頃より、新型ウィルスの烈風より、
買物、散策、病院の通院など外出の時は、生まれて初めてマスクを付けてきた。

こうした中で、口の周りが熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずす時もある。

まもなく私は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
紳士用の日傘を買い求めて、せめて散策をする時は日傘を差して、
少し涼しいかしら、ときおり独り微笑んできた。

やはり自分の身は自分で守る・・
今まで通りに徹して、気合を入れて歩こう、と思ったりしている。




そして帰宅後には、天国のような世界が私を待っている・・。
エアコンの冷気の中で、冷やした煎茶、アイスコーヒーを飲んだり、
冷やしたトマトを食べたり、ときには冷やしたスイカを家内と共に食べたりしている。

しかしながら32度以上の熱い日は、体力の衰えを実感している77歳の私は無理だと感じ、
こうした熱い日は、我が身を大切に、自宅のエアコンに甘えて、読書の日かしら、
と微笑んだりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『終戦記念日』、戦争を知らない私であるが、国民のひとりの責務として、黙祷を重ねて・・。

2022-08-15 13:32:24 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
朝の6時半過ぎ洗面した後、玄関の軒下に下り立ち、襟を正して黙祷した・・。

私は1944年(昭和19年)9月下旬、今住んでいる近くにある実家で、

農家の三男坊として生を受けたりした。

そして翌年の1945年(昭和20年)8月15日に、
日本は連合国に降伏し、敗戦となった時、
一歳未満の乳児であったので、戦争を知らない世代のひとりである。




しかしながら少なくとも沖縄戦が事実上終結した6月23日の『沖縄慰霊の日』には沖縄本島に向い、
対戦中のアメリカが、人類史上初めて広島市の市街に原子爆弾を投下された8月6日の『原爆の日』には広島市に、
その後まもない9日の長崎にも原子爆弾が投下された『原爆の日』には長崎市に向い、黙祷をしてきた。

そして本日の15日の敗戦なのに『終戦記念日』称しているこの日の朝、

都心の皇居に向かい黙祷した・・。

こうした根底には、かの大戦に於いて、余りにも多くの方たちが亡くなわれて、
尊い犠牲の上で、今日の日本の平和の礎(いしずえ)である、と思いながら、
戦争を知らない私でも深い心の傷として、今日に至っている。

このような思いから、私は国民のひとりの責務として、

ここ57年黙祷をして尊い命のご冥福を祈っている。

そして私はいつも感じることは、若き10、20代の諸兄諸姉に対して、
少なくとも日本の過去には、こうした現実があった、と認識して欲しい、

固く願っているひとりである。
          


私は、皇居に向って黙祷をする真情は、 かの大戦の当時の国民風潮として、
『天皇陛下の御為と国の為に死ぬ事が日本人の美徳と教えられ、
戦死したら靖国神社に神として祀(まつ)られ、
崇(あが)められると信じて疑わない殆どの国民がいた・・』
と当時の時代の風潮の中で生き、亡くなわれた人々に哀悼の意を表しているに他ならない。

いずれにしても、戦争は多くの場合は外交の破綻から発生し、
最悪の場合は戦争となるが、勝戦国となる国民も敗戦国となる国民も余りにも過酷で悲惨である。




私はここ16年ばかり、この15日に於いては、
都心の千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑の碑に刻まれた両陛下の詠まれた歌に、思いを重ねたりしている。

   国のため いのちささげし
      人々の ことを思えば 胸せまりくる         
                       昭和天皇

   戦なき 世を歩みきて
      思ひ出づ かの難き日を 生きし人々
                       平成天皇

私はこの歌を深く拝読するたびに、思わず胸が熱くし、
その時代を少し学んできた歳月に思いを馳せ、まぎれない鎮魂曲のように感じている。
          
この昭和天皇の歌の思いは、
靖国神社から程近い所にある千鳥ケ淵戦没者墓苑は、
訪れる人も少なく、この季節は蝉時雨が響き渡る情景の中、 詠まれた伝えられている。

平成天皇の歌は、戦後60年の年の歌会始の儀で詠まれた、と報じられていた。

そして昭和天皇の御製の碑と向き合う形で、
2005年(平成17年)9月に平成天皇の御製の碑が完成した、
と確か読売新聞で読んだりし、私はつたない身ながら学び、思いを深めている・・。



          

私は高校生の時に、近現代史にも関心して以来、数多く本を乱読してきた・・。
どうしてあのような無謀な世界第二次大戦を、日本は開始してしまったのだろうか、
と重く心によどんだりしてきた・・。

私はアメリカが計画してきたオレンジ計画に、日本の軍部の上層部は、深く対処できずに、
怜悧な総合戦略も思案できず、それぞれ思惑で迷走を重ねて、やがて戦争に突入してしまった、
このような思いで、ここ17年ばかり思ったりしてきた。




オレンジ計画はアメリカ海軍が戦間期(1920年代から1930年代)において、
起こり得る大日本帝国(日本)との戦争へ対処するために立案された、

アメリカは交戦可能性のある全ての国を網羅してそれぞれ色分けされ計画されたもので、
日本はオレンジ色に識別したが、日本だけを特別敵視していたわけではない。

そして計画は1919年に非公式に立案され、1924年初頭に陸海軍合同会議で採用されていた。

アメリカはスペインとの戦争によりフィリピン、グアムを獲得した。
そしてアメリカが西太平洋をそのまま西進して行き着く方向には、
日本が日清戦争により朝鮮半島含め大陸へと進出し始めていた。

わずか半世紀前にマシュー・ペリー率いる自国の東インド艦隊が訪問して開国させた日本が、
富国強兵策を取って中国へ進出してきたことは、
スペインとの戦争を終えたアメリカにとって潜在的な警戒すべき問題となっていた。
この頃からアメリカは対日本戦争計画の研究作業を開始する。

日露戦争が終結すると中国問題が日米間で重要問題化しだし、両国間の緊張が高まりだす。

アメリカは日本を仮想敵国とした戦争計画の策定に本腰を入れ始め、
一連のカラーコード戦争計画の一つであるオレンジ計画が誕生する。

オレンジ計画では初期の頃より『日本が先制攻撃により攻勢に出て、消耗戦を経てアメリカが反攻に移り、
海上封鎖されて日本は経済破綻して敗北する』
という日米戦争のシナリオを描いてシミレーションされ、実際の太平洋戦争もこれに近い経緯を辿っていく。

日露戦争の最中、第一次世界大戦といった日本と協調関係にあった時期でも、
対日本戦争計画、オレンジ計画は研究され続けていた。
          


過ぎし2015年8月、私が購読している読売新聞の朝刊に於いて、

 『戦後70年』の連載記事を読んだりした。

『[戦後70年 あの夏]どう負けた 皆知らない 作家 半藤一利さん 85歳』
と題された記事を襟を正して読んだりした。

もとより作家の半藤一利(はんどう・かずとし)さんは、昭和史研究家として突出された御方である。
一部を無断ながら、転記さらて頂く。

《・・敗戦の原因は、日本人固有の精神構造にあると思います。
情報を直視せず、自分に都合のいい結論のままどんどん行った。

ミッドウェー海戦では、敵機動部隊は出てこないと決めつけ、
ガダルカナル島の戦いでも、敵はすぐに引くと根拠もなく信じた。
兵站(へいたん)が限界を超えても出て行った。

陸海軍合わせ240万人の戦死者のうち、7割が餓死か栄養失調か、それに伴う病死でした。

そんな無残な死に方をする戦争なんてありえません。
国全体が集団催眠にかかり、勢いで突き進んだ結果でした。・・》
          


この後、半藤一利さんにインタビューされた編集委員・服部真さんが、
半藤一利さんの思いの記事が掲載されていた。

《・・「一等国」意識の暴走 背景に国民の熱狂

明治から昭和にかけての歴史は、日露戦争(1904~05年)でいったん切った方がわかりやすいと、
半藤さんは言う。

日露戦争までは、欧米列強に植民地にされるのを回避するため、

近代化を急いだ時期だ。
巨額の軍事費をまかなうため、国民は重い負担に耐えた。

ロシアに対して、世界中が日本が負けると思っていた戦争を始めたのも、
自衛のためだった。

日露戦争から昭和の初めまでは、日本が大国として振る舞った時期だ。
戦争に勝ち、「一等国」の仲間入りをしたと国民は確信するが、そこから日本が変わっていく。
自分たちは一等国民だという意識で動き始めたようだ。




例えば、第1次世界大戦の戦後処理を決める1919年のパリ講和会議では、
分け前を声高に主張してひんしゅくを買う。

国際社会で孤立を深めた日本は、英米に敵対感情を抱くようになり、33年には国際連盟を脱退する。

当時の指導者たちは、情勢を直視せず、国際法を顧みずに暴走した。
そして、米国を相手に、勝ち目のない戦争へと突き進んだ。

その背景に国民の熱狂があったことが、半藤さんの話から伝わってくる。 (服部)・・》

私はこうしたあの時代に、現世の私は心を痛め、ただ黙祷し、項垂(うなだ)れたりした・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症で徘徊する人、しない人、どこに違いがあるのか、77歳の私は学び、多々教示されて・・。

2022-08-14 15:28:00 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ていたら、
『 ~ 
名医が答える病気と体の悩み ~
認知症で徘徊する人、しない人はどこに違いがあるのか? 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私の父は、私が小学2年の三学期に、肝臓を悪化されて亡くなり、
母は、私が53歳の時に、婦人系の癌で死去した。




家内の父は、私が民間会社のサラリーマンの定年退職の2004年(平成16年)の秋の直前に、
腎臓を悪化されて亡くなり、私たち夫婦のお互いの両親は、無念ながら家内の母だけとなっている。


そして家内の母は、我が家から電車・バスなどを乗り継いて2時間ばかりの千葉県のある市で、
戸建てに独り住まいの生活をされている。

私より14歳ばかり齢上の高齢者である家内の母は、
独り住まいの生活をされて、まもなく18年となるが、
ここ数年は、近くに住む家内の妹に見守りされながら、介護施設にお世話になっている。


家内の母は93歳となっているが、現在は認知症に無縁で、
私たち夫婦の両親は、幸運にも、認知症に無縁かしら・・、
と思ったりする時もある。



しかしながら、私の親戚の叔父のひとりが、

私が高校一年の時、認知症に遭遇して、言葉、しぐさが激変して、
文部省推薦のような礼儀正しい叔父さんの変わり果てた言動に、
震撼させられたりした・・。

年金生活をしている現在の私は、
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

こうした体験を秘めてきた私は、
今回の《・・認知症で徘徊する人、しない人・・どこに違いがあるのか?・・》、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった・・。

この記事は、金町駅前脳神経内科院長で認知症サポート医の内野勝行さんが、
【日刊ゲンダイヘルスケア】に名医が答える病気と体の悩み』と題した連載寄稿文のひとつで、
8月7日に配信され、無断であるが、記事を転載させて頂く。


《・・ 認知症で徘徊(はいかい)の症状が出やすいのが、
アルツハイマー型です。

逆に脳血管性認知症では、徘徊の症状は出にくいと考えられています。

アルツハイマー型認知症は、特徴として「見当識障害」がみられます。

これは現時点の時刻、日付、場所、人物がわからなくなって、
最新の情報をアップデートできなくなることです。
徘徊も「見当識障害」の一環とみられます。

一方、昔のことは正確に覚えています。


そのため、その人にとって一番長い習慣が、
認知症後の行動に出やすくなります。

定年まで数10年同じ職場に通っていたり、アウトドア派の男性に顕著です。
とりわけ仕事一直線で、家と仕事の往復だったタイプは要注意です。

認知症を発症してからも、「仕事に行かなきゃいけない」
と出掛けなければという意識が、先行してしまうのです。

徘徊する患者さんは、無目的に出歩いているわけではありません。

本人は仕事や買い物に出掛けたつもりでいます。

ただし、目的はあるけど、行き方を覚えていない。
私のクリニックは東京・葛飾区の金町にありますが、
ある患者さんは、地元の金町から職場があった場所にたどり着けず、
 15キロ以上離れた草加市で見つかりました。



もともとインドア派で外出しないタイプなら、
徘徊しないことが多いといえます。

また、多趣味であちこちに行っていたタイプも、
記憶が分散されているため、徘徊は少ない傾向にあります。


徘徊は、認知症の中期の症状としてみられますが、
兆候として初期に迷子になります。

いつも通っている床屋から帰れなくなったり、
近所の商店街の八百屋まで、いつもの倍以上の時間がかかってしまう。

老親が「最近、散歩に時間がかかっている」
と思ったら注意してみてください。



家族に徘徊の症状がみられたら、

持ち物にGPS端末を内蔵したキーホルダーなどを付けたり、
介護保険を申請し、日中はヘルパーさんにお世話を依頼するなど
対応しておきましょう。

また同居の場合、自宅に閉じ込めてしまうケースが多いのですが、
できれば定期的に自宅から離れた観光地に、
一緒に旅行することも勧めています。

患者さん本人のストレス緩和になり、
「出掛けたい」という衝動を抑える役割もあります。・・  》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、金町駅前脳神経内科院長で認知症サポート医の内野勝行さんの連載寄稿文に導かれて、
多々教示されたりした。


《・・認知症で徘徊(はいかい)の症状が出やすいのが、
アルツハイマー型で・・


定年まで数10年同じ職場に通勤していたアウトドア派タイプの御方などは、
本人は仕事や買い物に出掛けたつもりでいます。

もともと外出しないインドア派なら、徘徊しないことが多い、

また、多趣味であちこちに行っていたタイプも、
記憶が分散されているため、徘徊は少ない傾向にあります。・・》

このように私は学び、どのタイプに所属するか、微苦笑したりした。



民間会社のサラリーマンだった人の多くは、
人事異動で職場を移動され、私も異動したり、会社間の統廃合にあったりしたので、
定年後の年金生活18年生が最も安定した期間となっている。

年金生活の午前中は、我が家の平素の買物専任者で、
家内から依頼された品を求めて、スーパ、専門店に行っている。

この後は、自宅の周辺3キロ以内を散策して、季節のうつろいを享受している。



こうしたささやかな生活をしていることが多く、
いつの日に認知症に遭遇して、徘徊する人、しない人・・、
自身の未来は予測不可能・・と思ったりしている。

いずれにしても少しボケたと感じた時、
スマホをお守り代わりの身分証明書として持ち歩き、
少なくとも自身の為に実行したい、と念願している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢者の正しいクスリとの付き合い方、77歳の私は学び、多々教示されて・・。

2022-08-13 14:00:41 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ていたら、
『 高齢者の正しいクスリとの付き合い方 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
恥ずかしながら、過ぎし66歳の時に健康診断で糖尿病と診断され、
この後は多少の自助努力で、糖尿病の予備軍のひとりとなっている。



過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。 

私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。
 
この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。
 
そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。
 
          
 
こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

この時、医院長より指針とされたことは、
糖尿病の指標となる血液検査項目の
HbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6.5%を切れば、糖尿病予備群となります、
このようなことを言われたりした。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、5種類の薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている、
厳密には、医院長より、経過観察中と診断されている。
 
このように私は、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、
そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、早や11年目となっている。



こうした中で、ここ数年、毎朝飲んでいる薬は、
◎グリメピリド錠・・・血糖を下げる薬

◎グラクティブ錠・・・血糖を下げる薬 インスリンの分泌を促す薬

◎アトルパスタチン錠・・・コレステロールを下げる薬 動脈硬化を防ぐ薬
             脳卒中や心筋梗塞を防ぐ薬

◎ニフェジビンCR錠・・・血糖を下げる薬 心臓の血行をよくする薬

◎ジャディアンス錠・・・糖の排出を促す薬 血糖を下げる薬
            心臓の負担を軽くする薬

こうした5種類の薬を毎朝飲んでいるので、
今回の《・・高齢者の正しいクスリとの付き合い方・・》、
何かと無知なことが多く気弱な私は、ドキンとし、

こっそりと学びたく、記事を読んでしまった・・。



浅ノ川総合病院(石川県・金沢市)薬剤部主任の東敬一朗さんが、
【日刊ゲンダイヘルスケア】に『 高齢者の正しいクスリとの付き合い方 』、と題して、連載寄稿文をされていた。

この中で、8月6日『高齢者に多く処方されている「かゆみ止め」にも副作用がある』、
13日『抗ヒスタミン薬の副作用 眠気と口渇感は「食べる」に悪影響を与える』、
配信されていた。

無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ 高齢になると、体にさまざまな変化が起こります。
そのひとつに体内水分量の減少があり、
主に細胞の中の水分量が減っていきます。

細胞の中の水分は、脱水になりそうなときの水分の供給源にもなります。
それが少なくなるということは、脱水になりやすくなるということでもあり、
これは高齢者が熱中症に陥りやすい理由のひとつです。

そして、皮膚も細胞からできています。

皮膚の細胞の水分が少なくなると、皮膚が乾燥してかゆみが出てきます。
高齢者では皮膚のかゆみを訴える方も多く、
そうしたときによく処方されるのが、かゆみ止めのクスリです。



かゆみ止めには、内服薬や外用薬などさまざまな種類がありますが、

 まずは内服薬についてお話しします。

かゆみ止めとして使われるクスリの多くは、
「抗ヒスタミン薬」と呼ばれるものです。

体の中でヒスタミンという物質が反応すると、
かゆみなどのいわゆるアレルギーといわれる症状が出てきます。

抗ヒスタミン薬は、このヒスタミンの働きを抑えることで、
アレルギー症状を改善します。

抗ヒスタミン薬の歴史は長く、
市販の風邪薬に含まれているほど安全性も高いと考えられています。

そのため、かゆみを訴える高齢者にもよく処方されていますし、
私も頻繁に目にします。

これは決して良いことではないのですが、
中には複数の病院から似たような抗ヒスタミン薬が重複して、
処方されているケースもあります。



さて、この抗ヒスタミン薬ですが、

他のクスリと同様に副作用が当然あります。

代表的なものとして、眠気、口渇感(口や喉がカラカラになる)、
便秘が挙げられます。

眠気は、抗ヒスタミン薬の作用が、

脳にも影響することによって起こります。

脳に作用する度合いは、抗ヒスタミン薬ごとに異なっていて、
中には脳への作用が弱い=眠気が起こりにくいものもあります。

花粉症の時期によく見かける市販のアレルギー薬のCMで、
「眠くなりにくい!」とうたっているものを見かけますよね。

これは、脳に作用する度合いの少ない抗ヒスタミン薬が
主成分になっているタイプなのです。


口渇感や便秘は、
抗ヒスタミン薬が持っている抗コリン作用の影響で生じます。

簡単に言うと、抗コリン作用が起こると唾液の分泌が抑えられ、
これが口渇感の原因となるのです。

また、大腸などの消化管の動きも悪くするため、
便秘の原因にもなります。

このような抗ヒスタミン薬が持つ副作用は、

みなさんが健康的に生活していくうえで、
さまざまな害をもたらす可能性があります。

もしも、「そんなこと言っても、たかがかゆみ止めのクスリでしょう?」
という考えをお持ちの方がいらっしゃるようなら、
少し改めたほうがいいかもしれません。

☆・・・・・・・・・・☆

前回、かゆみ止めとして多く使われる「抗ヒスタミン薬」の
副作用についてお話ししました。

今回は、その副作用がもたらす「食べる」ことへの影響について
注目してみます。



抗ヒスタミン薬の副作用によって生じる眠気は、

「食べる」ことに悪影響を及ぼします。

みなさんは眠気が強いときに、ご飯を食べることはできるでしょうか? 
おそらくできないでしょう。

他の人に食べ物を口に運ばれたとしても、
まず咀嚼(そしゃく=噛み砕くこと)すらしないでしょう。

われわれは食欲より、睡眠欲のほうが強いというと語弊が
あるかもしれませんが、食欲は覚醒しているときに機能するのです。



唾液も「食べる」ことに関して、かなり重要な役割を担っています。


われわれは食べ物を咀嚼するとき、
もぐもぐしながら無意識に舌の上に団子を作っています。

これを食塊と言いますが、唾液は食塊形成のときに、
“つなぎ”の役割をしています。

抗ヒスタミン薬には、口渇感の副作用もあり、
その影響で唾液が少なくなると、
咀嚼の際に食塊を作れなくなってしまうのです。

食べ物は、食塊にできないとパサパサして、口の中で散らばり、
まったく飲み込むことができません。



また、仮に少ない唾液で食塊が作れたとしても、
唾液は飲み込む際の“潤滑油”としての役割も持っているため、
やはり飲み込むことができないのです。

さらに、唾液は、味覚にも必須です。
じつは、われわれは食べ物そのものだけでは、
味を感じることができません。

唾液に味の成分が溶け出して、それが味を感じる細胞に到達することで、
初めて味を感じることができるのです。



つまり、唾液が出なくなるということは、味覚障害の原因になります。

一度「おいしくない」と思ったものは、
次からは食べたくなくなるのが普通です。

「大好きなものを食べたけれど、砂を食べているようだった」となったら、
嫌いになってしまう人もたくさんいるでしょう。

味覚の異常は「食べる」ことに直結する極めて重要な問題なのです。

このように、抗ヒスタミン薬も副作用である眠気や口渇感は、

「食べる」ことにかなり影響してしまいます。

元気な高齢者に共通している特徴のひとつに
「しっかり食べている」ことが挙げられます。

抗ヒスタミン薬でかゆみを止めることも大切ですが、
元気に「食べる」ことは、それ以上に重要ではないでしょうか。

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、浅ノ川総合病院(石川県・金沢市)薬剤部主任の東敬一朗さんより、

『 高齢者の正しいクスリとの付き合い方 』の連載寄稿文に導かれて、
多々教示されたりした。


たとえば《・・われわれは食欲より、睡眠欲のほうが強いというと語弊が
あるかもしれませんが、食欲は覚醒しているときに機能するのです。

唾液も「食べる」ことに関して、かなり重要な役割を担っています。


われわれは食べ物を咀嚼するとき、
もぐもぐしながら無意識に舌の上に団子を作っています。・・》、

こうしたことも私は無知だったので、遅ればせながら学び、

微苦笑をしている・・。

いずれも健康な身体であったならば、美味しそうな食べ物を頂き、
食べられる悦びを心も身も実感できれば、
高齢者の御方の殆どは、何より贈り物かしら・・と思い深めたりしている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢者、元気なうちにみんなで決める「お金の管理」、遅ればせながら77歳の私は、学び・・。

2022-08-12 12:06:48 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【マネーの達人】を見ている中で、
『 家族が高齢になったら、元気なうちにみんなで決める「お金の管理」 
       準備や話し合いをしていくポイントを解説 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建て住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦は経済的に贅沢な生活は出来ないが、
『働らなくても、何とか生活ができるので助かるわ・・』、
と家内がときおり、 呟(つぶや)くように私に言ったりする。

『そうだよねぇ・・』
私は苦笑しながら応じたりしている。



私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

こうした時、経済にも疎(うと)い私が、経済ジャーナリスト荻原博子さんなどの
数多く著名人の寄稿文を読んだりした。

そしてデフレ経済の蔓延している中、
定年時に持家(マンションか戸建て)のローンは返済完了となり、
預貯金が3000万円あれば、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をして、
少しづつ取り崩して生活すれば、少しはゆとりのある年金生活ができる、と学んだりした。

やがて定年退職時となった時、遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。




こうした中、第二の人生の設計をしてきたつもりであるが、
この人生、見逃したことの要素もあるので、
《・・元気なうちにみんなで決める「お金の管理」・・》、
遅ればせながら学びたく、記事を読んでしまった・・。

この記事は、高齢者の諸問題に精通されている
佐々木 政子さんの寄稿文であり、
【マネーの達人】の『シニア』に於いて、7月24日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。




《・・ 家族が高齢になってきたら、備えておきたいことがあります。
それは、お金の管理についてです。

高齢になった本人にとっても、
お金の管理が心配になってきたという方もいるでしょう。
家族に相談したいけれど、
「どう話したら良いのか分からない」
といった悩みを持たれている方も、多いのではないでしょうか。

家族であっても、本人のキャッシュカードを使いATMでお金を引き出すことは、
基本的には推奨されていません。

また、金融機関に認知症などにより、
判断能力がないと判断されてしまうと貯金の引き出しや
振り込みができなくなる可能性があります。

今回は、今からできる高齢者とお金の管理についての準備や
話し合いをしていくポイントをお伝えしていきます。

 

☆代理人として金融機関との取引を行おう

今は本人が貯金を管理しているけれど、
本人が引き出せない状態になった時に、
大きい金額が必要になる入院や定期的にお金を引き出す必要が出てきた時などに、
お金の出し入れはどうしたら良いのだろうかと、
思われる方も多いのではないでしょうか。(略)

しかし、急に大金が必要になった時に、
本人の通帳・キャッシュカード・お届け印等を揃えたりすることは、
 なかなか難しいことです。

備えの1つとして、金融機関で本人に代わり、代理人として、
お金を出し入れ等することができる「代理人届」を金融機関に提出しましょう。

代理人届は、各金融機関にあらかじめ所定の書式が、
準備してあることが多いです。

金融機関によっては、代理人になれる親族を、生計を同一にしている家族や
二親等以内の親族などに限定している等があるので、
各金融機関に確認が必要です。

代理人になるとATMで取引ができる代理人カードを発行できます。



☆不動産などの財産がある場合は家族信託を利用しよう

金融機関のお金の引き出しなどは、代理人になることで可能になりますが、
不動産などの財産がある場合はどうしたら良いのでしょうか。

不動産・預金・株券など財産がある時に、
本人の代わりに本人の為に運用していくことができる制度として、
家族信託があります。

家族信託は、営利を目的とせず財産の管理等を家族が行う制度です。

財産管理・運用・処分についてどのようにしていくのか、
細かい決まり事を家族で決められます。

財産の管理など委託する家族と委託を受ける家族の間で、
契約を結ぶ手続きが必要となります。
運用・処分・管理で得た利益は、委託された家族ではなく、
委託を頼んだ家族に利益が渡されます。

また、利益を得る家族を別の家族に決めることもできます。
家族信託利用の為には、公正証書の作成や信託口座の開設などの手続きがあり、
費用はかかりますが、行政書士や司法書士などの専門家と一緒に行うことで、
間違いなく行えるでしょう。

家族信託は、本人が家族に委託して行う制度ですので、
家族が認知症になる前に行うことが重要です
認知症発症後も家族信託を継続していくことは可能です。

家族に相談する際には、認知症になってからでは遅いこと、
運用などで得た利益について、信託できる財産を指定できることなどを説明すると、
理解を得やすいのではないでしょうか。




☆遠方の家族には、社会福祉協議会の財産保全管理サービスの利用も


遠方に住む家族の預金の出し入れや金銭管理をどうするか、
という悩みをお持ちの方もいることでしょう。

そんな時は、お住まいの地域にある社会福祉協議会が
行っている有料の財産保全管理サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

社会福祉協議会職員が必要な額を金融機関から出し入れを行ってくれるほか、
公共料金などの支払い手続き等もしてくれる制度で、
通帳・印鑑・権利証なども預かってくれるほか、
年金や福祉手当等の受け取りに必要な手続きも行ってもらえます。

対象は、外出困難で判断能力の衰えていない方となります。

支払いの手続きや受け取りの手続き等は、
判断能力が衰えていない人であっても難しいものです。

本人へは、遠方の為に本人の代わりに貯金の出し入れができない、
頻繁に出向いてお金にかかわる手続きのサポートができない等を話し、
そこをサポートしてもらえるサービスがあり、
利用することでお互いに安心できることを説明することで理解を得やすくなります。

実際にどのようなサービス内容になるのかは、
社会福祉協議会によって異なります。

利用を検討する時には、お住まいの地域の社会福祉協議会に問い合わせてみましょう。



☆お金の管理は元気なうちに決める

突然の体調不良などで、金銭管理の問題はいつ発生するか分かりません、
本人と家族の金銭的な不安をなくす為にも、
本人と家族に合った方法を選んで準備しておく必要があります。

家族とはいえ、本人にとっては金銭的なことを人に任せることは、
不安があるものです。

今はまだという本人には、いざとなった時に家族や本人が困ること、
 お互いの安心の為にお金の管理サービス、
制度を利用すると言うことを分かりやすく伝えてみましょう。

最初からすべて管理するのではなく、
一部から始めることで本人に理解してもらいやすくなります。

家族と本人に合った方法を本人が元気なうちから、
ぜひ検討してみてください。
(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、高齢者の諸問題に精通されている佐々木 政子さんの寄稿文に導かれて、
《・・元気なうちにみんなで決める「お金の管理」・・》、

学びながら、多岐に及び、多々教示されたりした。
 
私たち夫婦は、原則として月初めには、
家計簿をお互いに確認しながら実施している。

こうした根底の理由としては、47年前、私たち夫婦が婚約する前、
お互いに隠し立ては・・やめましょうねぇ、 

と私は妻となる人から言われたりしてきた。

そして私たち夫婦は、結婚以来、毎月家計簿を原則として翌月の初めにしているが、
もとより生活費をお互いに確認した上で、
私、家内が趣味に使える費用を捻出する為に、 毎月確認し、

家計簿の月次決算をしている。



このような状況であるので、お互いに我が家のお金に関して把握しているが、
いつの日にか、どちらかが認知症になったら・・、
或いは、どちらかが突然に予告もなくあの世に旅立つた場合、
残されたものは、悲嘆の中に於いて、預貯金の引き出しも困苦するかもしれない。

今回、《・・社会福祉協議会の財産保全管理サービスの利用も・・ 》、
特に学んだりした。

どちらかが『おひとりさま』となり、やがて認知症に遭遇した時、
やはり程々に『おひとりさま』生活をする中で、
自立した言動が出来なくなる前、やむなく
《・・社会福祉協議会の財産保全管理サービスの利用・・ 》決断するのも必要、
と思い深めたりしてる。



いずれにしても健康寿命の範囲で、『おひとりさま』生活できれば、
今回の難題は解決できるのになぁ・・微苦笑したりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『お盆の日』、改めて私が住んでいる地域は、古来より8月1日、やがて思い馳せて・・。

2022-08-11 14:43:32 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
今朝、テレビのニュースを視聴していた時、
お盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが本格化し、

各地の駅や空港は11日、家族連れなどでにぎわっている、
と報じられていた。

私のふるさとは、今住んでいる近くに生家があり、
三男坊の私としては、長兄宅が実家となっている。

そして私はこの地域には結婚前後の5年間を除き、73年ばかり住んでいる。



このような事情もあり、毎年私は帰省の方たちを見かけると、

少し羨(うらや)ましいのが本音である。

こうしたことは過ぎし一年の思いを秘めて、ふるさとの親、親族、そして友人たちに再会して、
共に語る合う情景が浮かび、
どうかご無事で行かれ一族再会のような親愛を深めて下さい、と思ったりしてきた。


そして3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限がなく、
お互いに待ち焦がれただろう・・と思い馳せたりした・・。 



このような心情を重ねたりすると、私の『お盆の日』を過ごしてきたことに、
思い馳せたりした・・。


私の住んでいる処は、世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域であり、
生家に近く、古来より8月1日のこの日は『お盆の日』となっている。

私は今住んでいる近くに生家があり、1944年(昭和19年)の秋に、

農家の三男坊として、生を受けた。

やがて私が地元の小学校に入学した1951年(昭和26年)の春の当時は、
祖父、父が中心となって、小作人だった人たちの手助けを借りて、

程ほど広い田畑を耕していた。

そして生家が所有していた田んぼの片隅の中には、湧き水もあり、

小川も流れていたし、
田んぼの外れに半反ぐらいの150坪前後の広さの蓮(ハス)専用の水田があった。
          
或いは竹林、雑木林も母屋の周辺にあったりした。

そして母屋の宅地のはずれに土蔵)、納戸小屋が二つばかりあり、
この当時の北多摩郡神代村(現・調布市の一部)の地域の旧家は、このような情景が、多かった・・。


少し離れた周辺はゆるやかな丘陵であり、国分寺崖と小学校の先生たちは称していた。




私は父、そして祖父が亡くなる小学三年生の頃までを思い浮かべて、
 この当時の『お盆の日』を思い馳せていたが、遠い70数年前のことであるので、
後年に母、父の妹の叔母、叔父、長兄などから、私は訊(き)いたりしていたことも重ね、
心の片隅に残された記憶のかけらを頼りに思い馳せたりした・・。



               
【迎え火】の前には
7月30日の午前中のひととき、
父か仏間にある仏壇から位牌と仏具一式を取り出した後、仏壇の扉は、このお盆の期間だけ閉じられ、
この前に畳一帖ぐらい台に盆棚と称せられたこのお盆の時だけの棚が設置された後、
この盆棚に移された。

そして盆棚の中央の奥に位牌を置き、周辺に野菜、果物を供えられ、
胡瓜(キュウリ)に割り箸のような足を付け馬を見立て、
茄子(ナス)も同様な形で牛に見立てたものを飾っていた・・。

後年になると、叔父さんから、馬は祖先の霊に乗って、この世にに戻り、
牛はお墓に戻る時に乗って帰られる、と私は教えられたりした。

そして台の手前は、座布団を敷き、その脇に桶に水を入れ、蓮(ハス)の葉に茄子(ナス)を小さく刻んだのを浮べ、
淡いピンクのミソ萩を小箒(こぼうき)のように作ったのを、水にしたし、清めていた。


そして台の左右に、この時節の百合(ユリ)の花などの草花を飾り、この中で蓮(ハス)の花が中核となっていた。
               
この日の夜から、お盆の送り火が終えるまで、
朝昼夜に水とご飯、そしてボタ餅を供えたりしていた。




【迎え火】の当日は
この日の夕刻になると、稲の藁(ワラ)で作った松明(たいまつ)の灯りを祖父か父が持ち、
先頭に立って、家族一同で祖先が埋葬されているお墓に行った。

帰路は参列者の家族は、おのおの手を後ろに組み、あたかも祖先を背中に乗せて、帰宅した後、
盆棚の前で手を解き、祖先を安置する。
こうしたことが、この地域の迎え火の暗黙のしきたりとなっていた。




【お盆の日】の当日は
午前中のひととき叔父、叔母をはじめとする親戚、縁者が来宅して頂き、
盆棚で各自お線香を上げて頂き、盆棚の近くの広間で、煮しめ、ボタ餅を食べながら、
世間話をしたりて、帰宅して頂く。


この間、僧侶を招き、読経をして頂くのが、恒例となっていた。

【送り火】の当日は
お盆の日の当日の夕刻、家族は盆棚の前で、各自に手を後ろに組み、あたかも祖先を乗せて、
お墓に行き、手を解くのが、送り火と定められていた。

その後は、盆棚は整理され、位牌、仏具などは、いつものように安置している仏壇に納められる。

このような『お盆の行事』に関して、

生家は少なくとも江戸時代の中期の頃から継続されていたが、
このように現在として記憶しているが、遠い昔の出来事であるから、
定かでないが、心に残っている。
               
ここ40数年、社会状況は大家族の風習は崩壊し、核家族化が進展している中、
生家も『お盆の行事』は簡素となっている。




私が2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後になると、
翌年の8月1日の『お盆の日』からは、家内と共に朝の9時半前に、生家の実家となる長兄宅に行っている。

そして簡略となった盆棚でお線香を上げ、長兄夫婦と談笑した後、
この後に来宅された親戚の叔父、叔母たちに、私の少年期まで何かとお世話になったので、
この当時の頃の話を、私は話題にしたりすることが多く、私が知らなかったことが多々あり、
私は微苦笑しながらも教示を受けたりしている。





この後、私たち夫婦は長兄宅を辞した後、お墓参りに向う為に、
自宅に戻り、お線香、お米を持ち、途中で花屋に寄り、

生前の母が好きだったお花を買い求めたりしている。

やがてお寺に着くと、境内は広く、大きな樹木が数多くある上、

平日の日が多いので一層に静寂となる。

そして外気は、暑さを樹木の枝葉がさえぎっているので、幾分涼しげとなる・・。


ときおり、蝉(セミ)の声が境内と墓地の間の大きな樹木から聞こえるのが、
毎年の習性のような情景となる。




私は少なくともお墓参りは、生者の慰めと知っているが、
亡くなった父と母、そして祖父に守られ、こうして私は生きてこられてきたのは、
まぎれないことであるので、私は感謝の一心で、お墓参りをしている。

家内と母との長き25年近い歳月、ある程度の遠慮がお互いにあった上、
何かと心身の波長が合い、私は今でも家内と母に秘かに感謝している。

お墓に行き、墓石を水で清め、お花を挿して、お米を備える。
そして、お線香を奉げる。
私はお参りをするたびに、母のおもかげがよぎる。
               
私の場合は、父が私の小学校の2年の時、
その一年後に祖父も死去されたので、何かと母の存在が多かった。


このためか、ときたま生前の母のわずかなしぐさ、言葉づかいが想いだされる。


お線香の煙が芳香を残して、空中を彷徨(さまよ)うように立ち昇りながら、やがて消える・・。

その後、水屋の周辺の大木の樹木の中、
蝉(セミ)の鳴き声が響きかせながら、盛大に聴こえることが多いのである・・。

このように私は、旧来からのこの日の『お盆の日』を迎えている。




しかしながら、2020年の2月、新型コロナウイルスの襲来に伴い、
お互いに感染が怖くて、やむなく実家の玄関先で、挨拶する程度となっている。

小説、映画に『風と共に去りぬ』があるが、アメリカの南北の内戦を描き、
特に南部は敗戦後、社会、文化など多岐に消え去っている内容である。

新型コロナウイルスは、世界の各国が多大な悲惨な状況となったりしているので、
新型コロナウイルスの襲来以前の経済、社会、文化に戻れるのは、
夢幻と思いながら、私は過ごしたりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「節約のつもりで浪費する人」が言いがちな口癖5つ、買物メール老ボーイの私は学び、微苦笑して・・。

2022-08-10 14:53:38 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【東洋経済オンライン】を見ている中で、
『 「節約のつもりで浪費する人」が言いがちな口癖5つ
          「2回目値上げ」の前に認識しておきたい 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、

古ぼけた戸建てに住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸18年近く過ごしてきた・・。




私は年金生活を始めた当初より、我が家の平素の買物の担当を家内に宣言して、
家内から依頼された品を求めて、スーパー、専門店に独りで行っている買物メール老ボーイの身である。

ここ数カ月、何かしら値上げラッシュとテレビなど学び、
生活していると確かに高くなっている・・と実感させられている・・。

もとより我が家の生計は、年金を基盤としているが、
年金は少し減ることがあっても、増えることは夢幻であり、
何かしら急速な値上げに戸惑ったりしている・・。

こうした真情のある《・・「節約のつもりで浪費する人」が言いがちな口癖5つ・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら、
こっそりと読んでしまった・・。


この記事は、消費経済ジャーナリストとして名高い松崎 のり子さんの寄稿文であり、
【東洋経済オンライン】に於いて、8月9日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く



《・・ 2022年の年明けから怒涛のように始まった食品値上げ。

その波は収まるところを知らず、
2回目となる価格改定や内容量改定(いわゆる「ステルス値上げ」)に
踏み切る企業も出てきた。

山崎製パン、敷島製パン、フジパンなど製パンメーカーは、
1月の値上げに続き、7月に値上げを行う。

日本ハム、伊藤ハムは、2・3月に続き10月にハム・ソーセージを、
紀文やニッスイは、2月に続き8月にすり身製品などを、
それぞれ2回目の値上げに踏み切る。


原材料やエネルギー価格の高止まり、物流費・人件費の上昇は、
しばらく続きそうだから、これらにとどまらず、
もっとさまざまな商品が「2回目値上げ」になる可能性はある。

総務省が発表した6月の消費者物価指数によると、
前年同月比で食パンが9%、食用油36%、チョコレートが7・5%など、
これらの品目で上昇が目立つ。
主食から調味料、嗜好品までと幅広い。

生鮮魚介類を含め、とにかく値上がりだらけで、
食費のやりくりには、頭が痛い。

このままでは生活費が、もっと膨れ上がるのではとの心理が強くなるだろう。

しかし、あまりに恐れるために、
かえって逆効果となる消費行動をとってしまうことがある。

普段、スーパーやネット通販で商品を買うときに、
こんな言葉を口癖のように使っていないか意識してほしい。




【1】「割引になるならついでに買っておこう」

まとめて3品買えば割引になる、
3000円以上買うと100ポイントをつけるなど、
何らかの条件を満たすと安く買えると聞くと、
そのぶん余計な買い物をしてしまう人は多い。

「割引になるなら買っておこう」というのは、
食費を安く抑えるつもりが、失敗しがちな人の口癖だ。

これは、予定になかった余計な買い物をしてもらうための
売り手の仕掛けでしかない。

そのほうが節約になると感じてしまうが、
そもそも予定外の購入代が発生しているのだから、
食費を減らしたことにはなっていない。

この言葉を使いがちな人は、次回も同じように、
「ついで」の買い物をしてしまうだろう。

なるべく安く買おうとすること自体は悪くはないが、
余計な条件が付いている「安さ」には注意が必要だ。




【2】「あれば使うだろう」

この言葉の前には、たいがい「安いから買っておくか」が来る。
売り場を眺めているとき、セール価格に目が留まり、
その値段だけで、手が伸びることはよくある。

安いものを買って献立を組み立てるのは食費節約の基本だが、
安いからという理由だけで、目についたものをカートにどんどん入れていくと、
会計時にびっくりということが多いものだ。

必要なものだからではなく、
「安いから」との理由で買うのは、節約にはつながらない。

なぜなら、「あれば使うだろう」というものは、
「なくても困らないもの」だからだ。

なくても困らないなら、買わなくてもいいのに、
それを買ったぶん支出が増えてしまう。

値段だけが理由で、なんとなくカートに入れたものは、
会計前に見直して速やかに売り場に戻したほうがいい。



【3】「せっかく来たのだから」

わざわざ買い物に来たんだから、
特に欲しいものがなくても、買い物しないともったいない――
いわゆる、サンクコスト(埋没費用)を取り戻したいという心理だ。

わざわざ電車賃やガソリン代をかけ、移動時間を費やして買い物に来たのだから、
それ相応の買い物をしないと割に合わないと感じてしまう。

テレビで紹介されていたアウトレット品を扱う店や、
デパートのギフト解体セールなど、
オトクな買い物ができると聞いて出かけたものの、
量が多かったり期待したほど安くなかったりしたとする。

それでも、口に出るのは
「でも、せっかく来たんだから何か買わないともったいない」という言葉だ。

すでに使ってしまった交通費や移動時間を、
無駄にしたくないという思いで、あまり欲しくない商品を無理やり買ってしまう。

本来、そこで買い物をしようがしまいが、
払ってしまったコスト(交通費や時間)は決して返ってこない。

それなのに元を取りたい気持ちが、
節約とは真逆の行動につながってしまうわけだ。
特に欲しくないものなら買わずに帰るほうが節約になる。




【4】「安いうちにまとめ買いしておこう」

さまざまなものが値上げされると聞くと、
その前に買いだめしておくべきか考えるものだ。
しかし、買いだめは、逆効果になることもある。

かつて消費税増税前に買いだめをした例があったが、
食品の場合は、日用品と違って消費期限・賞味期限がある。
加えて大量に買い込めば、買い込むほど在庫管理が手間になる。

ストック庫にどんどん買いだめていくと、
奥のほうに期限が迫った食品が堆積することになりがちだ。

使い切れずに破棄することになるか、
たくさんあるからとムダに多く使ってしまうか、
どちらにしても節約になったとは言いがたい。

値上げを恐れるあまり、不必要なものや量を買い込むと、
かえって支払いが増え、買った分をうまく使いきれないとすると
二重にムダになるだけだ。

買いだめに走る前に、まずはストック庫の中身を確認したほうがいい。




【5】「現金払いはソンだから」

決済のキャッシュレス化が進み、何の還元もない現金払いより
カードや決済アプリを使ってポイントを貯めたほうが
賢いという風潮がある。

それで値上げ分をカバーしようというのは正しいが、
注意するべき点はある。

昨今ではSNSでポイント還元のオトク情報がどんどん流れてくる。

その多くはキャンペーンで、一定の期間内に指定の決済方法を使うと
 5%や10%還元など、つい心が躍る内容ばかりだ。

しかし、キャンペーンのたびに別のキャッシュレス方法を使うのは
非効率だし、還元されるポイントもバラバラで、
中途半端な金額分しかないなら、逆に使いにくいだけだ。

そもそも、各事業者は自社のサービスを使ってほしいからこそ、
高還元率をアピールする。

キャンペーン時期以外の通常時にあまりメリットを感じないような
カードやアプリなら、最初から手を出さないほうがいいだろう。

また、ポイントはあくまで支払金額に対しての還元になる。

これから節約しよう、買い物額を切り詰めようとしているときには、
 大きな還元額にはならないはずだ。

支払いが管理しやすく、貯まったポイントがすぐ使えるカードやアプリに
絞ってコツコツ貯めたほうがいいだろう。



☆節約のための手段が目的になっていないか?

これら5つに共通するのは、オトクな買い物をしたいという気持ちが強いあまり、
手段が目的になってしまっていることだ。

必要だからではなく、割引になるなら買う、安いなら買う、
ポイントが稼げるなら買うというように。

店でよくこんな言葉を口にしている人は、
本来買わなくてもいいものを、買いすぎている可能性が大きい。

値上げのニュースが続くと、防衛本能が働いて安く買うことばかりに、
目を奪われがちだが、まずは食費の現状把握が大事だ。

よく買っているものが実際にどの程度値上がりしているのか、
それが支出をどこまで押し上げているのか。

それを知ったうえで、予算を組み直し、その範囲に収める買い方をする。
不要なものは買わず、多すぎるストックも持たない。

あくまですっきりした冷蔵庫を心掛けていくと、
ムダに食費も増えず、冷蔵庫の電気使用量も抑えられる。

まずは冷蔵庫の奥に押し込められているものや、
ストック庫で忘れられているものがないか確認してから買い物に行こう。・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、消費経済ジャーナリストとして名高い松崎 のり子さんの寄稿文に導かれて、
《・・「節約のつもりで浪費する人」が言いがちな口癖5つ・・》、

学びながら、微苦笑を重ねてしまった・・。

我が家の平素の買い物の実態は、買い物の当日になると、
朝食後に家内は、いつものように新聞に添付されているスーパーのチラシを見た後、
赤のサインペンで丸印を付けたりする・・。

やがて私は手渡されて、赤丸が付いたのが本日の買物の対象品であり、
そして私が店内で魅せられた品を追加するのが、我が家の鉄則となっている。


こうした中、美味しそうな食べ物を見つけると、
食いしん坊の私は、買い求めてしまう。

或いは、家内の好み味・・見かけたら、
お土産ょ、と帰宅後に手渡してしまう習性がある。



或いは2020年2月に新コロナウィルスが襲来し、
これ以前は、家内に引率されて、年に数回デパートに行ったりしていた。

年配の男性は清潔感が何よりょ・・と家内の主旨に基づいて、
たとえば私はスボーツ・シャツを選定していた時、
こちらの品もお似合いょ・・と家内から進言され、
結果的には2枚買い求めたりしてきた・・。



こうしたことを思い馳せると、今回学んだ5つのことに、
私は微苦笑を重ねたりした。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糖尿病・高血圧・脂質異常症は、なぜ脳にもダメージ与える、77歳の私は学び・・。

2022-08-09 12:38:16 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ている中、
『 ~
認知症治療の第一人者が教える 元気な脳で天寿を全う~
糖尿病・高血圧・脂質異常症は、なぜ脳にもダメージ与えるのか? 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
恥ずかしながら、過ぎし66歳の時に健康診断で糖尿病と診断され、
この後は多少の自助努力で、糖尿病の予備軍のひとりとなっている。

このような事情もあり、今回の記事を精読してしまった・・。




この記事は、順天堂大学医学部名誉教授の新井平伊さんが、
認知症治療の第一人者が教える 元気な脳で天寿を全う』、
と題された寄稿文のひとつで、【日刊ゲンダイヘルスケア】に8月9日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。


《・・糖尿病、高血圧、脂質異常症の生活習慣病は、
「2つ、ないし3つとも」という人が珍しくありません。

もっと言うなら、肥満の人は、
糖尿病、高血圧、脂質異常症の3つの生活習慣病を抱えている人が多い。

その理由は、肥満は糖尿病の主なリスク因子であり、
高血圧、脂質異常症の主なリスク因子でもあるからです。

 肥満になると、「TNF-α」「レジスチン」という物質の分泌量が増えます。

これらは脂肪を蓄える白色脂肪細胞から分泌されるもの。

TNF-αとレジスチンの量が増えると、
血液中のブドウ糖が肝臓・筋肉・脂肪組織へと取り込まれにくくなり、
血液中に糖が停滞して高血糖になります。

糖は「酸化」などの化学反応から血管の内側の壁を傷つけ、
血管にダメージを与える性質があるため、高血糖が続くと、
動脈硬化が進行します。



肥満は、血管を収縮させるアンジオテンシノーゲンという物質も

増加させます。

すると血圧が上昇し、血管の壁に負担をかけ、
やはり動脈硬化の進行につながります。

肥満は、脂質異常症の原因でもあります。

肥満によって遊離脂肪酸という物質が血液中に増え、
その一部が肝臓で中性脂肪やコレステロールに変わり、
血液中に戻され、結果、血液中の脂質が増えるから。

糖尿病、高血圧と同様に、動脈硬化を進行させ、
血管にダメージを与えます。

動脈硬化で血管がもろくなれば、心臓では狭心症や心筋梗塞、心不全、

脳では脳梗塞、脳出血などの脳血管障害を引き起こします。

血管性認知症になりやすいこと、
アルツハイマー病になるリスクが高まることも、報告されています。



■高齢になってからの対策では不十分

40代、50代くらいですと、

認知症については、まだまだ先というイメージがあるかもしれません。
もうちょっと年を取ってから、対策を講じても遅くないのでは・・?
 そう考えている人もいるでしょう。

しかし、糖尿病は「発症後10年以内なら、
肥満を解消し、肝臓と膵臓に蓄積した脂肪を減らすだけで、
糖尿病が『治った』と同じ状態(=寛解)を維持できる」
という発表があります。

言い換えれば、早い段階で生活習慣を改善し、脂肪を減らさなければ、
寛解が難しい。

また、中高年の時に高血圧を放置していると、

高齢になってから、認知症になる確率が高まることがわかっています。



さらに脂質異常症に関して、40~60代で、
高コレステロール血症(LDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロールが高い)になり、
そのまま放置していると、
アルツハイマー病になりやすいことが明らかになっています。

高齢になってから脂質管理を始めても、
認知機能の低下を防ぐ効果は、得にくいとされているのです。

認知症対策は、すなわち生活習慣病対策でもあるのです。

とても長いスパンで考えるなら、「認知症のなりやすさ」、

つまり体質が、親から子へと伝わっていくともいえます。

濃い味を好むか薄味嗜好か、野菜多めのバランスの取れた献立か、
肉中心や単品中心の献立か、体を動かす習慣が普段からあるかどうか、
間食が日常的かどうか、喫煙やアルコール習慣が身近にある環境かどうかなど。

これらは、家庭ごとに「傾向」があり、

親がしていたことは、子が長じてからも受け継いでいるケースがよくあります。

「太りやすい家系」、「痩せやすい家系」とはよく聞く言葉ですが、
 もちろん、体質もあるものの、親から子へと受け継がれた
生活習慣も大きく関係しているように思います。

アルツハイマー病の発症に関係するアミロイドβは、

長い年月をかけて蓄積します。



だから40~50歳代に検査を受け、アミロイドβの蓄積具合によっては、
積極的な対策を講じていくことは重要。

そして理想を言うなら、認知症になりやすい生活習慣、
なりにくい生活習慣を考えるなら、40~50歳代とは言わず、
それこそ思い立った時から、子の健康的な将来を確立する上でも、
行動変容を試みたほうがいいかもしれません。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、アルツハイマー病の基礎と研究を中心とした老年精神医学も精通され、

順天堂大学医学部名誉教授の新井平伊さんより、
《・・糖尿病・高血圧・脂質異常症は、なぜ脳にもダメージ与えるのか?・・》、
多岐に及び、多々教示されたりした。



過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。 
私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医院長に懇願した。
 
そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、蒼色吐息のような表情で、内科の医院長のアドバイスを聴いたりした・・。
 
私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。
 
やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。
 
この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。
 
そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。
 
          
 
こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

この時、医院長より指針とされたことは、
糖尿病の指標となる血液検査項目の
HbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6.5%を切れば、糖尿病予備群となります、
このようなことを言われたりした。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
 
しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、と言われる時もある。

このように私は、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、
そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、早や12年目となっている。



私は2004年(平成16年)の秋に民間会社を定年退職時となり、
多々の理由で年金生活を始めた。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸17年半を過ごしてきた。

そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。



このような私は、糖尿病の予備軍のひとりとなっているが、
今回の記事で学んだ《・・果たして脳にもダメージは・・》、
ドキュ~ンとしたりした。

しかしながら何かとプラス思考の私は、
好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしているので、

衰えたなりの脳であるが、大丈夫だょなぁ・・と心の中で呟(つぶや)いたりしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラッキョウ、全身の臓器の機能低下に改善に威力、77歳の私は学び、微笑んで・・。

2022-08-08 15:07:34 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ている中、
『 ~健康長寿に役立つ高齢薬膳~
   【ラッキョウ】「心」に働きかけて心臓トラブル改善に威力を発揮               』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
農家の三男坊として生を受け、朝食は漬物などと共に

塩漬けしたラッキョウを甘酢に加味した『ラッキョウ』を一粒を愛食してきた。

年金生活の今でも、朝食に一粒の『ラッキョウ』を食べているが、
今回の《・・「心」に働きかけて 心臓トラブル改善に威力を発揮 ・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は薬膳アテンダント・食文化ジャーナリストの池田陽子さんの連載寄稿文のひとつで、
【日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、8月4日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。


《・・ 激しい運動をしたわけでもなく、緊張もしていないのに、
胸がドキドキするとなんだか不安になるもの。

年齢を重ねるにつれて、動悸(どうき)を引き起こしやすい要因が増えていきます。

加齢による全身の臓器の機能低下に伴って、

心臓は生命を維持するために、変化を来します。

心臓の壁が厚くなったり、広がりにくくなったりするのです。
また、血液の逆流を防ぐ大動脈弁や僧帽弁が変性して、
正しく機能しない状態になることもあります。



これらの結果、心臓トラブルが起こって、
心機能が低下すると動悸が現れます。

ほかにも老化に伴う高血圧、貧血、自律神経機能低下も動悸の原因になります。

中医学では、動悸の多くは、

「心」とよばれる臓器の機能低下によるものと考えます。

心は、血脈と血液循環機能をつかさどり、
血を押し出し、全身に行きわたらせる働きがあります。

また、思考や感情などの精神活動をコントロールする役割も果たしています。

心の働きが弱まると、動悸、息切れや不安感、無気力、
不眠といった不調が起きやすくなるのです。


心は暑さに弱く、夏にその機能が低下しがちです。
この時季は、とくに心をケアする食養生を心がけましょう。

おすすめの食材は、ラッキョウです。


中国では「薤白(がいはく)」の名前で生薬としても使用され、
心に働きかけて動悸、不整脈、狭心症など心臓のトラブル改善に
威力を発揮します。

また、血を巡らせる効果も高く、冷えや寒けを取り除く働きもあります。

さらに血ばかりか気を巡らせる作用もあり、ストレス解消にも効果的。

胃もたれ、腹部膨満感、吐き気の改善にも役立ちます。
カレーの付け合わせとしてだけではなく、
もっと活用したい「スーパーフード」なのです。 



ラッキョウは、さまざまな使い方が可能です。

タマネギのイメージでカットして、
野菜と組み合わせてサラダにしたり、刺し身とあえてもおいしくいただけます。

ピクルス感覚でサンドイッチに使ったり、刻んでマヨネーズに加えたものを、
肉や魚のソテーに使うのもおすすめです。

動悸を改善するラッキョウの効能を高めるためには、
心の強化によいレンコン、卵、アサリなどと組み合わせるとよいでしょう。


■ラッキョウ高齢薬膳レシピ


ラッキョウと鶏肉、レンコンの甘酢炒め(提供写真)

心に作用するラッキョウとレンコンを組み合わせたレシピ。

ラッキョウの漬け汁を調味料に使えば、味付けも簡単です。
サクサクしたレンコンとラッキョウの食感、
カレー粉、ソースのスパイシーな風味で食が進む一品。

【材料】2人分

●鶏むね肉 2分の1枚

●ラッキョウ甘酢漬け 10粒

●レンコン 150グラム

●A(しょうゆ、ラッキョウの甘酢、水=各大さじ1/カレー粉=少々)


●しょうゆ、片栗粉、ウスターソース 少々

●塩、コショウ、サラダ油、刻みネギ 適量

【作り方】
鶏むね肉は、ひと口大に切って、塩、コショウをして、

しょうゆ、片栗粉を振って揉み込む。

レンコンは薄切りにして酢水に漬けておき、ラッキョウは半分に切る。
フライパンに油を熱し、鶏肉、レンコンを炒めて、
火が通ったらラッキョウ、混ぜ合わせたAを加えて炒め合わせる。
最後にソースを加えて全体を混ぜ、器に盛り刻みネギをのせる。

新著「中年女子のゆる薬膳。」(文化出版局)が好評発売中。・・ 》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、薬膳アテンダント・食文化ジャーナリストの池田陽子さんの寄稿文に導かれて、

《・・加齢による全身の臓器の機能低下に伴って、
心臓は生命を維持するために・・多岐の変化・・動悸、息切れや不安感、無気力、
不眠といった不調が起きやすくなるのです
・・》、


こうした対処として、『ラッキョウ』は有力な対処の食べ物であり、
料理の事例まで明記されたりしていた。

私は多々教示され、ラッキョウは多彩に料理に活用でき、
おいしく食べられた上、全身の臓器の機能低下にも補(おぎな)えて、
心臓トラブル改善に威力を発揮・・と微笑んだりした。



過ぎし2019年は予告もなく私は、

新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、 心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、

 しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

こうした苦い体験のある私、今回『ラッキョウ』は、
《・・心臓トラブル改善に威力を発揮・・》と学び、
これからの朝食は、一粒から二粒にしょうかしら、と微笑んだりした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胃を健康に導く5つの生活習慣、77歳の私は学び、多々教示されて・・。

2022-08-07 14:24:29 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 介護ポストセブン 】を見ている中で、
『 胃を健康に導く5つの生活習慣を医師が指南
       「早食いはNG、30回よく噛んで食べる」 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
胃に関しては、特に異常は感じたことがないが、

早食いの習性がある。



過ぎし1963年(昭和38年)の春、大学に入学し、
まもなく体育系のワンダー・フォーゲル部に入ったりした。

山岳部と違い、岩登り、冬山の登山などなく、
程々の山を登ったりし、テントで寝起きしていた。

こうした中で、一年生、二年生はテント、水、食料などの共同装備品、
お互いに分け合って、歩行した。

三年、四年生は個人装備だけであったが、
下級生を導き、パーティとしての運行の責務があったりした。

そして食事時間になると、
一年生が簡易な料理、飯盒で米を炊(たい)たり御飯の準備し、
 それぞれの諸先輩に御飯などをよそって、
後片付けもあったので、この間に自分たちの食事をしていたので、
私としては、自然と『早食い』の習性となってしまった・・。

これ以来、民間会社に勤めた時代、やがて年金生活の今でも、
早食い』となったりし、今日に至っている。



こうした真情のある私は、遅ればせながら、
今回の《・・胃を健康に導く5つの生活習慣・・》を学びたく、
こつそりと記事を読んでしまった。

この記事は、『女性セブン』の2022年8月11日号に掲載された記事で、
【 介護ポストセブン 】の『健康』に於いて、8月4日に配信され、
無断であるが、記事の大半を転載させて頂く。



《・・ 猛暑続きで食欲減退、冷房と冷たいもので、お腹冷え冷え~。
ちょっと食べたら胃もたれ、キリキリ、胸やけも。
加齢のせいだからと、諦めてはダメ! 

不調に向き合い、胃を健康に導く生活習慣について、
消化器内科の専門医に聞きました。

実は、「よく噛んで食べる」ことで7割の患者の症状が軽くなるという。
「よく噛んで食べる」ことが健康な胃への第一歩

☆胃を健康にする5つの生活習慣を専門医が指南

胃に病気が見つかれば、医師の指導に従って治療をするが、
検査をしても病気が見つからないときや、
なんとなく不調を感じているときは、どうすればいいのだろう。



【1】胃の消化を妨げない

「胃が弱っているときは、負担をかけないために、
おかゆやヨーグルト、豆腐・豆乳、バナナなどの消化のいいものを食べ、
回復を待つのが基本です。

しかし、不調を繰り返さないためには、
生活習慣を改善して、胃を健康にした方がいい。

重要なのは、消化しやすい状態で食べ物を胃に送り、
消化を妨げないことです」
(新板橋クリニック院長・清水公一さん、以下同)


【2】早食いはNG! 食べることに集中し30回噛む
清水さんが、胃がもたれるといった不調を訴える患者に、
「よく噛んで食べているかどうか」を聞くと、
その約9割が「早食い」、「噛んでない」と即答するという。

この悪習慣を改めるだけで、
7割の患者は症状が軽くなるというから、驚きだ。

胃の健康にとって生活習慣は、それほど重要なのだ。

「食べ物をよく噛んで食べると唾液が出ますが、
唾液と食べ物が混ざった状態で飲み込めば、
食道から胃への移動がスムーズになり、胃の消化活動も順調に進みます。

噛む回数の目安は30回ですが、
40歳を過ぎると唾液の分泌が減ってくるので、もっと噛んでもいいですね」

「早食い」は、もってのほかで、
口に食べ物を入れたらいったん箸をおき、食べ物を飲み込んでから、
 新たな食べ物を口に入れる習慣をつければ、
咀嚼(そしゃく)を意識しやすく、自然と噛む回数が多くなる。

また、「ながら食べ」は、食べること以外に意識が向いて、
咀嚼(そしゃく)がおろそかになるため絶対NG。




【3】正しい姿勢を意識し、食後の前かがみは×

さらに、注意したいのが、前かがみ姿勢だ。 

「前かがみになると、腹圧がかかって胃が圧迫され、
胃の動きを制限してしまいます。

食事中は気をつけていても、食後にスマホに熱中して、
猫背&前かがみになっていると、
胃を圧迫して消化を妨げるので気をつけましょう」

食後に前屈みになってスマホを見るのはNG

姿勢だけでなく、きつめの下着や洋服による胃の圧迫にも注意。
圧迫すると血行不良によって内臓が冷え、胃の働きが鈍くなってしまう。
お腹を温める腹巻きは有効だが、締め付けすぎは避けよう。


【4】食べてすぐには入浴しない

食後は、消化活動のために血液を胃に集中させる必要がある。

だが、このときに入浴して温まると全身の血流がよくなるため、
胃の働きが妨げられてしまう。

「その結果、食べ物が消化されずに、胃にとどまり続け、
胃酸の逆流が起きやすくなり、胃もたれ、胸やけしやすくなります。

食べ物が胃で消化されるのに、2~3時間かかります。
食後に入浴する場合は、2~3時間たってから入浴するといいでしょう。
食事の時間が遅い場合は、入浴後に食事をした方がいいですね」



【5】寝るときは、上半身を少し起こす

「食後、眠くなって横になる人も多いと思いますが、すぐに横になると、
満腹の胃の内容物が逆流しやすくなるため、
食後3時間くらいは横にならない方が消化にはいいですね。

どうしても横になりたいなら、左を下にしましょう。
右を下にするとカーブしている胃よりも食道が下にくるため、
逆流しやすくなります」

背中を少し起こして寝ると胃の酸の逆流を防げる

また仰向けの場合は、背中あたりの布団の下に畳んだバスタオルやクッションを入れ、
上半身を少し起こして寝ると、胃酸の逆流が防げる。




☆胃の市販薬 症状と代表的な商品☆

市販の胃薬も細分化され、いろいろな種類が出ているが、
自分の症状に合った薬を選ばないと効果を得にくい。
以下、種類別の働きと、代表的な市販薬を紹介しよう。

☆胃酸分泌抑制薬
   胃酸の分泌を抑える成分を配合した薬。
   すっぱいものがこみ上げるなどの胃酸過多や、胃もたれ、胸やけなどに。
   【商品】ガスター10、アシノンZ錠など。


☆消化管運動機能改善薬
   食道や胃の動きを改善し、胃酸を胃に押し戻したり、
   胃から腸への排出を促す働きがある。
   胃痛、胃もたれ、胸やけなどに。
   【商品】タナベ胃腸薬<調律>。


☆粘膜保護薬
   食道や胃の粘膜の傷口に働き、胃酸で粘膜が傷つかないように保護する薬。
   空腹時の胃痛、吐き気などに。
   【商品】スクラート胃腸薬S、セルベール。


☆制酸剤
   胃酸分泌を抑制するとともに、胃酸を中和してダメージを軽減する薬。
   胃痛、胃もたれ、胸やけなどの症状に。
   【商品】サクロン、パンシロンAZ。


☆消化酵素剤
   消化酵素と同じように働く成分が含まれ、消化吸収を助ける薬。
   食べすぎ、飲みすぎ、油っこいものを食べた後、胃もたれに。
   【商品】ベリチーム酵素、第一三共胃腸薬プラス。



☆鎮痙剤(ちんけいざい)
   胃の緊張、収縮などを抑える薬で、ストレスなどによる胃痛、
   胃が、けいれんしているような急激な痛みにも対応。
   【商品】ブスコパンA錠、サクロンQ。


☆健胃剤
   オウバク、センブリなどの生薬が含まれ、胃の働きをよくする薬。
   胃のむかつき、胃もたれ、食後の胃痛などに。
   【商品】太田胃散、第一三共胃腸薬。


☆総合胃腸薬
   胃のさまざまな症状に対応するよう、
   複数の成分をバランスよく配合した薬。
   胃の症状全般に効く。
   【商品】キャベジンコーワα顆粒。

ただし、不安な場合は薬剤師に相談し、
1週間のみ続けても改善されない場合は病院に行こう。

協力/薬剤師・犬伏洋夫さん(越前堀薬局)

取材・文/山下和恵 ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、
新板橋クリニック院長で、消化器内科医の清水公一さんより、
《・・胃を健康に導く5つの生活習慣・・》、多々教示されたりした。

特に私の長きに及ぶ早食い』の悪習性を学び、
遅ればせながら、反省をし、本日の夕食より実行する。

この記事の後半に於いては、市販品についても、改めて学んだりした。

現役サラリーマン時代は、二日酔いの対処の時は、
制酸剤』サクロンを長年お世話になったりした。

或いは家内が胃の体調がおかしいわ、と言いながら、
胃酸分泌抑制薬』のガスター10を長年に及び、頼ったりしている。

いずれにしても胃も、一生の大切なお友達・・と改めて思い深めている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて『日本の夏・八月は 六と九で十五だ』、77歳の私は、思いを深めて・・。

2022-08-06 13:24:56 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
今朝6時過ぎに洗面した後、玄関の軒下に立ち、

西の広島に向かって、黙祷をしたりした・・。

この後、広島に原爆が投下されて77年となった・・、
と呟(つぶや)いたりした。

まもなく、ひとつの命言が脳裏から舞い降りてきた・・。

発露すれば『 日本の夏・八月は 六と九で十五だ 』、
と高齢者の私は、心の中で呟(つぶや)いたりした・・。

私が『 日本の夏・八月は 六と九で十五だ 』、と遅ればせながら知ったのは、
確か15年前であった。



私の父は、私が小学2年の三学期に、肝臓を悪化されて亡くなり、
母は、私が53歳の時に、婦人系の癌で死去した。

家内の父は、私が民間会社のサラリーマンの定年退職の2004年(平成16年)の秋の直前に、
腎臓を悪化されて亡くなり、私たち夫婦のお互いの両親は、無念ながら家内の母だけとなっている。

そして家内の母は、我が家から電車・バスなどを乗り継いて2時間ばかりの千葉県のある市で、
戸建てに独り住まいの生活をされている。

私より14歳ばかり齢上の高齢者である家内の母は、
独り住まいの生活をされて、まもなく18年となるが、
ここ数年は、近くに住む家内の妹に見守りされながら、介護施設にお世話になっている。




過ぎし家内の母が独り住まいの生活をされた当初の頃からも、
私たち夫婦は、家内の母を誘い、5年間ぐらいは、
幾たびか温泉滞在旅行などの旅を重ねたりしていた・・。
        
こうした中で、『生きているうちに・・一度は長崎の『原爆資料館』を観てみたいわ・・』、
と家内に要望されたので、 私たち夫婦と家内の母と3人で、
過ぎし2008年(平成18年)2月中旬の時に長崎を訪れた。


家内の母の深淵には、戦時中の時は、新潟の高田町(現在・上越市)で青春期の女学校の時代、
多くの同級生と共に、学徒動員により軍事工場で労働にした身であったりした。

この当時の日本は、敗戦にたどる時期、殆どの国民は幾たびか空襲の中、悲惨で過酷な時期であった。

こうした家内の母の体験もあったので、特に独り住まいとなった頃から、慰霊の心情を深めてきた。

そして私たち夫婦は、家内の母と共に沖縄の『ひめゆりの塔』や『平和記念館』など、
その後は鹿児島の『知覧 特攻平和会館』などの旅を重ねてきた。



          

そして長崎を訪れている間、私は家内たちとは別行動で、独りで長崎の各所を拝観したりした。

こうした中で、私は何かしら後ろめたいような心情で、長崎の『原爆資料館』に初めて訪れた。

そして、改めて過酷な実態を知り、その当時のことはもとより、
被爆された後からも、心身ともに苦痛な日々を過ごされている人たちを思い馳せたりすると、
私は『原爆資料館』を辞する時、涙があふれた・・。

私は旅立つ前に、永井 隆(ながい・たかし)氏の略歴を学んだりしていたので、
未知の長崎医学大学の前を歩いたりし、 初めて訪れる『長崎市 永井隆記念館』を探し求めながら、
氏の人生の歩みに圧倒される思いを馳せたりし、2月にしては暖かい陽射しの中を独り歩いたりした。

               

やがて『永井 隆記念館』で拝見した後、館内の売店で買い求めた本が、
永井 隆・著作の『長崎の鐘』(1946年)、そして『この子を残して』(1948年)で、
私は旅先のホテルで、遅ればせなから初めて読んだりした・・。

この本の中に栞(しおり)があり、
《 日本の夏・八月は   六と九で十五だ  忘れない広島・長崎・終戦の貴重な体験  ながいまこと 》
と明記されていた。

ながいまこと氏は、永井 隆氏の御子息であり、
長崎市立の『永井隆記念館』の館長をされている永井誠一氏である。

私は氏の《 日本の夏・八月は 六と九で十五だ 》のフレーズは、
確かな日本の夏の命言、と深く教示され、今でもこの栞(しおり)を大切にしている。

           

こうした中で私は年金生活をしている中、たとえば読書に関しては、
この8月の時節になると、原民喜・著作の『夏の花』(1947年)、阿川弘之・著作の『春の城』(1953年)、
竹西寛子・著作の『管絃祭』(1963年)、井伏鱒二 ・著作の『黒い雨』(1966年)、
福永武彦・著作の『死の島』(1966年)などを再読してきたので、この作品を思い馳せたりしている・・。

そして永井 隆・著作の『長崎の鐘』を再読し、『長崎』に思いを馳せたり、
6月23日の『沖縄慰霊の日』を始めとする『沖縄』の関係する本と、
8月15日の『終戦記念日』と称せられる『敗戦記念日』に関連する昭和近代史に関しては、
数多く乱読しているが、今回は省略する。

このような私の深情から、永井隆氏の御子息の永井誠一氏の至言、
《 日本の夏・八月は  六と九で十五だ  忘れない広島・長崎・終戦の貴重な体験  ながいまこと 》
確かにそうですよねぇ、と私は深く思い重ねながら、早や15年が過ぎている。

           


私は1944年〈昭和19年)9月下旬に、今住んでいる近くで農家の三男坊として生を受け、
翌年の1945年〈昭和20年)8月15日に敗戦となった。

そして敗戦時は、私は一歳未満の乳児であったので、戦争を知らない世代に属するが、
8月6日のこの日は、 対戦中のアメリカが人類史上初めて広島市の市街に原子爆弾を投下され、
少なくとも15万人の人が即死し、数多くの方が被ばくされたことは学んできた。

このことは戦勝国となったアメリカの歴史をどのように描いても、厳然たる事実である。

そして沖縄戦が事実上終結した6月23日の『沖縄慰霊の日』、
原爆という余りにも過酷で悲惨な8月6日の『広島被爆』、そして9日の『長崎被爆』、
この後の15日の『終戦記念日』と称せられる『敗戦記念日』は、
私としては黙祷をして55年目となっている・・。



こうした根底には、かの大戦で、余りにも多くの方たちが亡くなわれて、
尊い犠牲の上で、今日の日本の心の平和の礎(いしずえ)である、と思いながら、
戦争を知らない私でも、深い心の傷として、今日に至っている。

このような思いから、私は国民のひとりの責務として、
少なくともこうした日は、哀悼の意を表して、黙祷をし、尊い命の冥福を祈っている。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

60歳から萎縮が始まる脳を若返らせる5つの方法、77歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2022-08-04 13:48:02 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 介護ポストセブン 】を見ている中で、
『 60歳から萎縮が始まる脳を若返らせる5つの方法
       「ウオーキング」 「推し活」「食事はよくかむ」他  』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


しかしながら、私は体力の衰えを75歳の頃から実感させられたり、
物忘れも多くなり、やはり老化が増したのかしら、
と微苦笑したりしてきた・・。





このような深情を重ねてきたので、
今回の《・・60歳から萎縮が始まる脳を若返らせる5つの方法・・》って、
どのようなことかしらと思いながら、遅ればせながら学びたく、

こっそりと記事を読んでしまった。

この記事は、『女性セブン』の2022年7月28日号に掲載された記事で、
関連の【 介護ポストセブン 】の『暮らし』に 於いて、7月31日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。




《・・「60歳を境に、急激に脳の萎縮が始まることがわかっています」、
そう教えてくれたのは、脳科学者の西崎知之さん。

年を取ることは避けられないが、
脳の萎縮を遅らせる方法は、いくつかあるという。

詳しい話を見ていこう。
 
☆脳から若くなるための5か条

加齢に伴い、物覚えが悪くなり、物忘れがひどくなる。
年を取ることは誰もが避けられないため、脳の衰えもまた、人類の課題だ。

「脳の曲がり角は60歳。
60歳を過ぎたら、危機感を持ってほしい」
と話すのは脳科学者の西崎知之さんだ。

「脳の中で、記憶と学習を司るのが海馬(かいば)ですが、
この海馬が萎縮することで、認知症になる確率が高くなります。

MRIで20~90代までの脳の画像を見比べた結果、
60歳を境に急激に海馬の萎縮が始まることがわかっています」
(西崎さん・以下同)



1.認知症予防にはウオーキングが最適

海馬の萎縮を止めるために、できることはあるのか。
「認知症予防として、さまざまな方法が紹介されていますが、
医学的にエビデンス(根拠)があるのは、ウオーキングだけです。

詳細なメカニズムはまだわかっていませんが、
疫学データでは証明されています。

代表的なものとして、アメリカの高齢女性1万8766人を
対象にした疫学研究によると、
ウオーキングを週に1・5時間以上行っている人は、
週に40分以下しか行っていない人に比べて、
認知機能の低下が明らかに少ないと報告されています」


☆ウォーキングは1日7500歩以上が目安
   では、歩けば歩くほど認知症予防になるのだろうか。
   
   「これも疫学データによるものですが、
   1日の平均歩数が7500歩未満の人は、
   7500歩以上歩く人に比べて、6か月後の視覚性記憶の低下    が見られました。

   このことから、1日75007500歩以上歩けば充分と考えられます。
   ただし、だらだら歩いていてはだめ。
   速く歩く方が認知症予防になるといわれています。

   ウオーキングを始めるときは、
   いつもより少しスピードを上げて歩くようにしてください」



2.ドキドキする事も脳に刺激をあたえる

そのほかにも恋をすると、気持ちが若返るといわれるが・・・。

「恋愛やセックスをすると、
ドーパミンという神経伝達物質が放出されることがわかっています。

ドーパミンが不足すると、パーキンソン病の原因となりますが、
過剰になると統合失調症の原因になるので、
恋をすると若返るという科学的根拠はまだ見当たりません。

ただ、昔から“恋をすると、女性はきれいになる”といわれるのは、
女性ホルモンの分泌が増えて、肌にハリが出ると考えられるため、
あながち間違いではないようです」

恋でなくても、何か夢中になれるものを見つけると、
脳にいい刺激になるそうだ。

3.趣味を持って楽しむ 


4.好きなアイドルの推し活

「パズルやゲーム、歌、楽器演奏、園芸など、
趣味を持って楽しむことは、若さを保つためには大切なことです。
好きなアイドルを応援する推し活もいいですね。

気持ちを前向きにしてくれるものは、
脳にとってもよいことだと思います」

“推し”を見つけて、応援することは、
気持ちを前向きにするため、脳にもいい影響をもたらす

また、ふだんの生活では五感を働かせることが重要だという。
「視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚を働かせると、
記憶のセンターである海馬を活性化させます。

ウオーキングの合間に見つけた花のにおいをかいでみる、
虫や鳥の声に耳を傾けるなど、自然と接し、
五感を研ぎ澄ませるのが、脳を若く保つためには必要なことです」



5.食事は一口で20~30回はかむこと

さらに、食事はよくかみ、腹八分目を心がけること。

「朝食を抜くと頭の働きが鈍るので、必ずとりましょう。
ご飯、パン、フルーツ、乳製品、ゆで卵、
なんでも口にできるものでいいのですが、よくかむこと。

よくかむと唾液の分泌がよくなりますが、
この唾液に『神経成長因子』という物質が含まれています。

この物質が傷ついた神経細胞を修復させ、老化防止につながります。
 できれば一口で20~30回はかむように心がけましょう」




☆脳から若くなるための5か条

●1日7500歩以上のウオーキング

●自然の音に耳を傾ける

●パズルやゲームなどの趣味を持つ

●推し活に夢中になる

●食事は一口20~30回かんで、腹八分目を心がける


☆教えてくれた人
   西崎知之さん/医師、医学博士。
   共著に『あと20年! おだやかに元気に80歳に向かう方法』(明日香出版社)などがある。

取材・文/廉屋友美乃 ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、医師、医学博士の西崎知之さんより、
《・・60歳から萎縮が始まる脳を若返らせる5つの方法・・》、
77歳の私は、遅ればせながら学び、多々教示されたりした。

そして《・・脳から若くなるための5か条・・》を2回ばかり読み、微笑んだりした。



私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域に住み、
最寄駅としては、京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』の両駅は徒歩15分である。
そして小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』の両駅は徒歩20分となっている。

或いは私が長らく通勤で利用した小田急線の『成城学園前』駅は徒歩30分となっているが、
何かしら京王線と小田急線にサンドイッチされたかのような辺鄙(へんぴ)な地域に住んでいる。

いずれも路線バスの利便性は良いが、年金生活を始めてから原則として散歩も兼ねて、
根がケチの為か、路線バスを利用することなく、ひたすら歩いたりすることが多い。

こうした中、私は年金生活の当初から、我が家の平素の買物に関して、
自主的に買物専任者として宣言し、家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、買物メール老ボーイとなっている。

やがて私は我が家の買物の責務を終えて帰宅した後は、
やはり独りで自宅周辺の3キロ範囲を歩くことが多くなっている。


           




         


そして私は、亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

こうした中、新コロナウィルスの烈風の以前は、
私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしていた。

いずれも新コロナウィルスの烈風で、世の中は様変わりとなり、
私も閉塞感を感じながら、人気の少ない処、時間を配慮して、
独りで散策したりしてきた・・。

こうした中でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。



ときには遊歩道、公園などを歩いたりしていると、見慣れた情景でも、
樹木、草花など、 初めて気づかされて、こんなに美麗な花だったの・・
新たなめぐり逢いに感謝をしたりしている。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬の保管法 高温多湿や直射日光はNG、市販薬を外袋から出すのも避けるべき、学び・・。

2022-08-03 11:38:45 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 NEWSポストセブン 】を見ている中で、
『 薬の保管法 高温多湿や直射日光はNG、

          市販薬を外袋から出すのも避けるべき 』、
題された見出しを見たりした。


関連の【 NEWSポストセブン 】に8月3日に配信されていた。

薬の保管法 高温多湿や直射日光はNG、市販薬を外袋から出すのも避けるべき
|NEWSポストセブン (news-postseven.com) 


この記事を読みながら、特に学んだのは、図表されていた、
2ページ目に表示された
       『 それぞれの薬の鮮度と期限 』、

そして3ページ目に表示された
       『 薬の鮮度を落とさない保存方法のポイント 』、
この二つの図表を見つめ、多々教示されたりした。



私は風邪薬など市販薬をドラッグストアーで買い求めたりし、
或いは『糖尿病の予備軍』の私は4週間毎に、内科医院に通院し、
 定期診察後に、隣接した処方薬を頂く前に、
『お薬手帳』を薬剤師の御方に出している。

我が家の薬の保存は、私、家内、共通の薬は、
それぞれの密閉容器に保管している。

もとより高温多湿、直射日光は避けているが、
ジェネリック薬の半分は海外産、と今回学び、驚いたりした。

いずれにしても病状を大切に守ってくれる薬・・保管法、
遅ればせながら、多々学んだりした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱中症の対策、77歳の私は復誦するように自身の投稿文を読み返しして・・。

2022-08-02 10:51:25 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
今朝ぼんやりとテレビの気象情報を見ていると、
我が家の地域の本日の最高気温は、38度と報じられて、驚嘆したりした。

何かしら7月31日の月曜日に於いては、
これからの一週間は猛暑日が続きますから、
御身体を御自愛されてお過ごしして下さい、報じていた。

もとより猛暑日は、35度以上の暑さであるが、
本日の38度は、私の平熱の体温以上の熱さであるので、
勘弁して欲しいよなぁ・・と思ったりした。

ここ数が月、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、
医療が逼迫している中、もしも私が熱中症になったり、大変だ、
と思ったりした・・。

まもなく私は、熱中症の対策を復誦するように、
確か自身のブログの投稿文に記載していたよなぁ・・、
と思ったりした。

この後、今年の6月22日に、
『 熱い日々の中、改めて高齢者の私は、熱中症の対策を学び・・。』、
と題して投稿していた。

異例であるが、多くの御方と『熱中症の対策』を共有致したく、
あえて再掲載をさせて頂く。



☆----------------☆
6月22日・・『 熱い日々の中、改めて高齢者の私は、熱中症の対策を学び・・。』


私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の77歳の身であるが、
梅雨の時節なのに、夏のような熱い日々が続いている。

例えば昨日の24日には32度前後、本日の25日は35度前後、
明日の26日には33度前後が予測されている。

これ以降も30度超えが横一線となり、長年にこの地域に住んでいる私でも、
どうしてなのょ、今から真夏のような熱さが続き・・戸惑ったりしている・・。





こうした中、
        

こうした中で、私の夏模様の容姿は、

制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。

しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。




        
やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。

          
こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた。

やはり高齢者の77歳の私が熱中症で、遊歩道か公園などで倒れて、
気が付いたら病院のベットの上だった・・、
余りにも多くの見知らぬ御方に御迷惑をお掛けする・・。

最悪の場合は、遊歩道か公園などで倒れて、
あの世に旅立つのは、つたない人生航路を歩んできた私でも、
余りにも可哀そう・・思ったりした・・。




このような心情を秘めている私は、遅ればせながら、
昨年に横浜鶴見リハビリテーション病院(横浜市鶴見区)の吉田勝明院長より、
夏本番の熱中症対策について、記事を読み、多々教示させられたりした。



そして何かと忘れることがおおくなった私は、復習が大切だ、
と思いながら、記事を読み返したりした・・。


☆こんな症状は要注意


「熱中症は、暑熱障害による症状の総称です。
暑熱環境にさらされた状況下での体調不良は、
すべて熱中症と考えなければなりません」(吉田院長)


そのうえで吉田院長は、日本救急医学会が2000年以降採用している
重症度Ⅰ度~Ⅲ度の分類を頭に入れておくようにとアドバイスします。


▼重症度Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症

▼重症度Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症

▼重症度Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症
box1
 

☆熱中症が疑われるときにとるべき行動

では、自分や周囲の人が熱中症を疑われる場合、
どんな行動をとればいいのでしょうか。


「まず意識があるかどうかを確認し、
意識がなければ、すぐに救急車を要請してください。
意識があれば、急いで涼しい場所へ移動させます。


次に行うべきことは、脱衣と冷却です。
衣服をゆるめて、熱を体から放散させてください。
露出した皮膚に濡らしたハンカチを当て、うちわで風を送るといいでしょう。

自動販売機で冷たいペットボトルを買い、
首の両側、脇の下、太ももの付け根に当てて冷やすのも効果的です。

救急車を呼んでも、到着するまではこのような方法で、
体温の冷却に努める必要があります」(吉田院長)


その後、行うのは水分と塩分の補給になります。

「大量に汗をかいていたら、汗で失われた塩分の補給も必要になるので、
水より経口補水液か、スポーツドリンクが適しています。

意識が不明瞭で自分で飲めない場合は、
無理に飲まそうとせず、医療機関に運んで点滴を打ってもらいます」(吉田院長)




☆応急処置をまとめると


こうした初動の対応は、熱中症にかかった人の命を救えるか、どうかを左右します。
『熱中症環境保健マニュアル2018』(環境省)をもとに、応急処置をまとめるとこうなります。


box4

この中で緊急を要するのは、呼びかけても、意識がない場合です。
近くの人に協力を求めて、最低2人でチームを組み、
1人は、AED(自動体外式除細動器)を探しに走り、
もう1人は、救急車を要請しながら、本人に付き添ってください。


普段通りの呼吸がなかった場合、
救急車が到着するまで、心肺蘇生(心臓マッサージ)を行わなければなりません。


毎年多くの人が熱中症で亡くなっています。
十分な水分補給と暑さ対策で自分の身を守る一方、
万一熱中症が疑われる人に出会ったら、適切な行動がとれるようにしたいものです。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 
 
今回、改めて横浜鶴見リハビリテーション病院(横浜市鶴見区)の吉田勝明院長に導かれて、
熱中症が疑われるとき、すぐにとるべき行動とは?、
多々教示されたりした・・。


私は殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりし、
3年前までは、熱中症対策をして熱い夏を乗り越えてきた・・。    

陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
陽射しが燦燦と照らす道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。
        


こうした時、ときおり  ♪しあわせは 歩いてこない  だから歩いて ゆくんだね・・
何かと単細胞の私は、1968年(昭和43年)の頃に流行(はや)った
【『三百六十五歩のマーチ』の歌を心の中で唄い、歩く時もある。

このように私は、水前寺清子さんが唄った『三百六十五歩のマーチ』の歌に、
ときおり叱咤激励されて、 何とか健康寿命の範囲にいられるので、
作詞された星野哲郎さんに感謝をしながら、
私にとっては『三百六十五歩のマーチ』の歌は、心身のビタミン剤だ、
と思いを深める時もあったりした。





しかしながら、一昨年の2月の頃より、新型ウィルスの烈風より、
買物、散策、病院の通院など外出の時は、生まれて初めてマスクを付けてきた。

こうした中で、口の周りが熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずす時もある。

まもなく私は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
紳士用の日傘を買い求めて、せめて散策をする時は日傘を差して、
少し涼しいかしら、ときおり独り微笑んできた。



やはり自分の身は自分で守る・・
今まで通りに徹して、気合を入れて歩こう、と思ったりしている。

そして帰宅後には、
天国のような世界が私を待っている・・。
エアコンの冷気の中で、冷やした煎茶、アイスコーヒーを飲んだり、
冷やしたトマトを食べたり、ときには冷やしたスイカを家内と共に食べたりしている。


しかしながら32度以上の熱い日は、体力の衰えを実感している77歳の私は無理だと感じ、
こうした熱い日は、我が身を大切に、自宅のエアコンに甘えて、読書の日かしら、
と微笑んだりしている。


☆--- 追記・・11時40分-------------☆

先程、我が家の平素の買い物の専任者の私は、
家内から依頼された品を求めて、燦燦と照らす青空の中、
37度弱の中、スーパーを往還したした。

やはり何かと鈍い私でも、32度前後の陽射しとは違いよなぁ・・、
 と瞬時に感じたりした。

帰宅後、冷蔵庫に冷やしていた煎茶を飲んだ後、
顔を洗って、自分の身は自分で守る、年金生活の鉄則を思い重ねて、
 微苦笑したりしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の歯でずっと食事できるように、「健康な歯と食生活」の重要な関係、77歳の私は学び・・。

2022-08-01 15:16:15 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【ダイヤモンド・オンライン】を見ている中で、
『 自分の歯でずっと食事できるように・・・
        「健康な歯と食生活」の重要な関係 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
恥ずかしながら、60歳の時に自分の歯を3本失くし、部分入れ歯』となり、
何かと歯に関しても、弱点のひとつとなっている。

こうした真情を秘めている私は、
今回の《・・自分の歯でずっと食事できるように・・・

「健康な歯と食生活」の重要な関係・・》、
遅ればせながら真摯に学びたく、記事を読んでしまった・・。

この記事は、管理栄養士の岡田明子さんの寄稿文であり、
【ダイヤモンド・オンライン】に於いて、8月1日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・ 何歳になっても食事をおいしく食べ、健康的に過ごすためには、
丈夫で健康な「歯」を保ち、自分の歯で食べることが大切です。

歯の健康には、歯みがきなどのケアだけでなく、食生活も関わってきます。
そんな“歯と食の関係”についてお伝えしていきます。

☆80歳で20本以上自分の歯を保とう

心身ともに健康に生きる。
QOL(Quality of Life、クオリティー・オブ・ライフ)と言われる「生活の質」のために、
「歯」はとても重要です。

年齢を重ねても、おいしいものや食べたいものを
「自分の歯」で食べることができる幸せや喜びを感じることは、
QOLに深く関わってくるためです。

「8020運動」は、厚生労働省と日本歯科医師会が提唱した
「80歳で20本以上、自分の歯を保とう」という運動です。

最低でも20本以上の機能する歯があれば、
大抵の食べ物は、かみくだくことができ、
食生活に満足することができるといわれています。

歯の喪失本数が多くなると、咀嚼(そしゃく)能力の低下が起こります。
食べ物をかむことが困難になると、
柔らかい食べもの中心の食生活になることで、
ご飯や麺類、パンなどの炭水化物中心の食事になり、
固い肉や野菜などを取る量が減ります。

すると、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養が
取れず生活習慣病を招いたり、栄養バランスの乱れや、
食欲の低下による「低栄養」につながったりします。

低栄養になると、筋力や運動能力の低下などを招きます。
このように、健康な歯を保つことは、全身の健康につながっているのです。



☆歯を健康に保つには?~むし歯と食の関係

では、年を取っても「歯」を残すためには、
どのようなことが必要なのでしょうか?

口腔の2大疾患と言われるのが「虫歯」と「歯周病」です。
どちらも最終的には、歯を喪失してしまいます。

むし歯予防には、歯磨きをすることが第一ですが、
食べ方も大きく関わっています。

むし歯菌は、糖分をエサにして酸を作り、
口の中の酸性が強くなると、歯のエナメル質が溶け出し、
むし歯が作られ始めます。

また、ダラダラと食べ続けることで、
口の中が酸性に傾き、むし歯が進行してしまいます。

つまり、むし歯予防には、糖分を多く含む食品を控える事が大切。
飴やキャラメルなどの糖分が高く、歯にくっつきやすいものや、
チョコレートやクッキーなど甘いお菓子が好きな人、

糖分が含まれたジュースや炭酸飲料を日常的に飲む人も、
むし歯になりやすいと言えます。

そして、間食を1日に何度もしたり、
食事の時間を決めずに、ダラダラと食べる習慣があったりする人も、むし歯になりやすいと言えます。

むし歯予防には、食事の時間を決めて食べることもポイントになります。



☆歯周病と食の関係

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされ、
歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう疾患です。

歯と歯肉の境目に細菌が停滞し、炎症を起こして赤くなったり、
腫れたりします。

しかし、痛みなどの自覚症状があまりないこともあり、
気が付いたときには歯が抜ける寸前だったというケースも珍しくありません。

<歯周病チェック>
・口臭が気になる
・歯ぐきが腫れている
・歯ぐきから出血しやすい
・口の中がネバネバする

※チェックがついた数が多いほど、歯周病に注意が必要
(参考:日本歯科医師会)

最近では、歯周病が糖尿病の「第6の合併症」と考えられています。

糖尿病の人は、歯周病になりやすく、
歯周病になると治療が難しくなるといわれています。

また、歯周病になると血糖のコントロールが悪くなるともいわれています。

歯周病予防のためには、むし歯と同様に、歯みがきが大切です。
みがき方は、歯ブラシが歯と歯ぐきの間に届くように、
細かく動かして歯垢を落とします。
すみずみまで毛先を当てて歯磨きをしていきましょう。

また、よくかみ、唾液の分泌を促進することも、歯周病予防に役立ちます。

唾液の中には、歯を修復する材料が含まれており、
細菌を殺す成分が溶け込んでいるので、よくかめばかむほど、
たくさんの唾液が出てきて、歯を修復したり、
口の中の細菌を殺したりする働きをしてくれます。



☆歯を強くする栄養素が取れる食べ物とは?

日々の食事で、歯を強くする栄養素を取り入れることも大切です。
・カルシウム
   多く含む食品:牛乳、乳製品、干しエビ、小魚、大豆、大豆製品
   体内のカルシウムは99%が骨や歯に存在しています。

   歯を丈夫にするために必要な栄養素です。

・マグネシウム
   多く含む食品:大豆、アーモンド、玄米、海藻類
   歯にカルシウムが行きわたるように、サポートしてくれます。


・ビタミンD
   多く含む食品:魚介類、キノコ類
   カルシウムを、歯に送り込む働きがあります。

   また、歯の硬さに関係する栄養素です。

・ビタミンA
   多く含む食品:ウナギ、レバー
   歯の表面を覆うエナメル質を強化してくれる栄養素です。


・ビタミンC
   多く含む食品:レモン、ブロッコリー、キウイフルーツ、オレンジ
   歯の象牙質をつくる栄養素の一つです。

   また、歯ぐきのコラーゲン線維を再生し、歯周病予防にも役立ちます。

冒頭に書いたとおり、QOLを高め、年を取っても元気に暮らすためには、
歯の健康がとても大切になります。
毎日の歯磨きと食生活を見直して、歯の健康につなげていきましょう。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、管理栄養士の岡田明子さんの寄稿文に導かれて、

《・・自分の歯でずっと食事できるように・・・
「健康な歯と食生活」の重要な関係・・》、
多岐に及び、懇切丁寧な解説に、多々教示されたりした。


私は何かと無知なことが多く、遅ればせながら、
高校生が学校の先生、そして教科書で学ぶように、
《・・「健康な歯と食生活」の重要な関係・・》教示されたりした。

私は60歳の時に自分の歯を3本失くし、部分入れ歯』となり、
恥ずかしながら、失くして初めて歯の大切さを学んだりしてきた・・。

これ以来、丁重に歯磨きをしているが、
遅いじゃないの・・と独り微苦笑したりしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする