双子の兄弟

お袋から、私が双子であったなどという告白を受けたことはありませんが、畑の中には、摩訶不思議な形状の野菜に遭遇することがありまして、本日は抱っこしたような形状のキュウリを一枚^^;
我が家のオッカァザウルスは夜勤で不在なので、夕方までこのまま取って置くことにします。
　　　　　　　　　　　　
今朝、田んぼの水際の草を刈りながらイネの分げつを確認しておりますと、探し求めていた昆虫に出会うことができました。イネの葉と茎の分岐点である「葉耳」と言われる部分に虫の「糞」らしきものが吹き出ている。「メイガ」に違いないとイネの茎を一本丁寧に抜き取って、「葉鞘」を少しずつ裂いていきますと・・・
　　　　　　　　　　　　
はい、小奴が『イネヨトウ』の幼虫であります。イネに付いた害虫を見つけて喜んでいる栽培者というのも変わり者ではありますが、稲作の一大害虫と言われ、古くは教科書にも載っていた『ニカメイチュウ』は、コンバイン等の普及（稲わらの粉砕処理）によって、卵塊として残ることが少なくなり、被害も減少しているとか・・・。この『イネヨトウ』にしても、水稲栽培では、その姿を見つけることは難しい位、少なくなっております。そんな訳で、一匹見つけた位で大騒ぎするような害虫ではなく、いえ、見つけたことに喜びを覚えている状態であります。
朝から、珍品二品を見つけた「夢屋国王」は、上機嫌で仙台出張に向かうのであります^^;