その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

白虎隊

2014-10-16 20:14:53 | 暮らし

タイトル「遠くを見上げる」だったかなぁ?
函館市五稜郭通りのモニュメントです。

10月下旬に定植しようと考えているタマネギの苗がようやく形になって来ました。ご近所のタマネギ作りのプロHさんの技術を盗みながら、夢屋流の植え付けやすいポット栽培に改良して苗作りをしているのですが、生育初期の育ちが悪く、水遣りや液肥を試行錯誤している内に、何とか定植しても大丈夫な位まで育ちました。苗で購入する方法もあるのですが、生産コストを下げるには、自分で苗作りから始めるしかない…『夢屋国王』の悪戦苦闘は続くのであります^^;

さて、先々週、函館市を訪問し、朝の散歩で五稜郭に至る道路を歩いていると、色々なモニュメントが道路の歩道部分に設置されておりました。中でもお気に入りだったのが巻頭画像のモニュメントです。少年と犬が空を見上げている構図ですが、犬種はラブラドールに違いない…きっと、夕方の散歩の途中に違いない…などと、『夢屋国王』の妄想を巡らせるに充分な構図であり、夕焼け空を見上げているのか、昇りかけている満月を見ているのか…ふたりの輝く未来を見つめていて欲しいなどと、勝手に願う国王であります。


土方歳三記念館の看板です。

五稜郭や土方歳三記念館を訪れ、函館戦争というものを考えるとき、東北人の国王は、戊辰戦争の最中の「会津戦争」を思い起こすのであります。「鶴ヶ城落城」前に起こった、二本松少年隊の死や16歳から17歳の少年で編成された「白虎隊」志中二番隊の壮絶な自刃…情報が錯綜する中、死を選んでしまった少年たちのことを思うと、指揮者の判断ミスや大人のエゴなど、悔やまれる内容が盛り沢山であります。そうそう、最後には「奥羽列藩同盟」を裏切ってしまった「米沢藩」にも恨みつらみが残ることでありましょう…。

1986年に日テレの年末時代劇スペシャル「白虎隊」をビデオ録画しておりまして、何度か見返しております。2007年には「山ピィ」たちの「白虎隊」も放映されておりますが、里見浩太朗さんが演じる「西郷頼母」や新田純一さんの演じる「篠田儀三郎」…テーマソングである堀内孝雄さんの「愛しき日々」の曲風と相まって、何度も見てしまうのであります。
少年たちや婦女子部隊の壮絶な死が、新しい時代を迎えるために必要不可欠な血であったのか?維新という名の下に国内で流された血で、日本を統一し、新たな血を求めて、日清・日露、そして無謀な太平洋戦争へと一気にかけ進んだのか…空を見上げる「少年と犬」には、やはり憂いではなく、希望の光を見つめていて欲しいと願う『夢屋国王』であります。

コメント
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