その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

正妻の座に…

2024-11-22 07:22:27 | 巡礼

「側花蕾(そくからい)」は自家消費します^^;

 ハウスの隅(空き)をうまく使ってインゲンを栽培する。スーパーでは並びますが、冬を前にした我が在所の直売所では見掛けない。収入(売上)としては高が知れているけれど、人の目を引くには十分な効果がある。(そして売れる^^;)加温しなくても作れるものを確かめながら、ハウス栽培の利点を引き出す努力は続けております。(エッヘン^^;)一度、過熟気味のインゲンを台所に置いたら捨てられた…硬いと思ったに違いない。今回、懲りずに台所に置いたら、素揚げ、天ぷらとして出てきた。そして「柔らかいわねぇ。」だって…(だから言ったじゃないか!…言っていない^^; 完全なコミュニケーション不足?いえいえ、消費者目線として『おやじぃ』の作物を評価していただくためには、彼女がどういう態度を取るかというところが実に参考になる。オッカーも実証実験の対象なのである^^;)だから、捨てられても怒らない…じっくりと観察させていただいている(笑)


今朝は「濃霧」…そして晴れ上がった^^;

 さて、冬越しの実験をする予定だったキャベツが半分ほどになった。これは失敗であります…本来は露地モノを出荷してから、年明け以降に出荷しようと思っていたキャベツ。残念ながら、秋雨の影響で畑の耕運が遅れ、ハウス内の定植が先になってしまった結果、ハウスの中のキャベツは2kgを超える大玉に、一方、露地モノはようやく葉が巻いてきたところで、春キャベツのような様相であります。このまま雪の下に放置して春キャベツとして収穫する手もあるかも知れませんが、先日「YouTube」で見たキャベツの脇芽の挿し芽を参考に、挿し芽が可能なら移植も可能なのではと、二株ほど空いた場所に移してみた。雪の下では成長が止まっても、ハウス内ならば冷え込んでも成長するんじゃないかなんてね…これまた新たな実験であります。確かに寒冷期には、最低気温△10℃などという日もありますが、ハウスの中は『人工のかまくら』であるから、朝冷え込んでも、陽が出れば結構温度は上がる。そうした栽培に適する作物がないかと探すのみでありますよ^^;


毛むくじゃらの愛人『シロ♀』はシュラフの中^^;

 はてさて、まったりとモーニングコーヒーを嗜んでいたら、直売所から電話が入りましてね…「おやじぃのせいさい(青菜)が欲しいというお客さんが居るんですが…。」ですと…「もう、採り尽くしてしまって、家事消費用の屑青菜しか残っていませんよ。」と応えたのでありますが、お客さんはどうしても『おやじぃ』の「せいさい」が欲しいと譲らないらしい^^;(電話口でのやり取りが聞こえてくる。)…確かに『おやじぃ』は、浅漬け・おみ漬け用として、まだ大きく成りきらない「山形青菜」を出荷しているのだけれど、自分がおみ漬けを作るときに、立派に成長した「青菜」よりは切り易く、辛みが残っているような気はする。根負けして、ならば「屑」ですよと念押しした上で、ご希望の量を確保してお届けしたのでありますが…。(当然、ご指名なのでお安くしましたよ^^;)そして、直売所の女帝『ミワちゃん』に言い放った…「おやじぃのせいさい(青菜)が欲しいと言われても、おやじぃは妻も子どもも居る身ですから、もう、おやじぃのせいさい(正妻)の座を求めるのは諦めてください。」ってね^^; 『ミワちゃん』は、『おやじぃ』のメッセージをそのまま伝えたらしい。「お客さんは泣いて帰って行きましたよ。」だって(笑)

 


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