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我慢できない…今夜は牡蠣の酒蒸しじゃい^^;
年末を迎え、長男『ポン太郎くん』の専従者給与を支給するために資金調達をする。(予定では、8月から年金を受給し、余裕の生活が待っているはずだったのだけれど、審査諸々の手続きで受給できたのは10月からだった^^;)まぁね、退職金を原資に5年間で農業経営を軌道に乗せる…そんな漠然とした離職計画だったから、預貯金が目減りするのは織り込み済み。しかし、住居の修繕やトラクターの買い替えなど、想定していなかった出費もあり、計画は脆くも崩壊する…まぁ、今年は良く働いた方だから、黒字赤字の境目をウロウロしながら何とか年末を迎えております。
自らの体力(これ結構重要^^;)、農園が持つポテンシャル、市況(お客様の反応や他農家との競合)etc.を考えながら、これからさらに売り上げを伸ばせる可能性があるのかどうかを考えながら、農園の片付け作業に追われております。(結論…まだまだ伸びる要素、伸びシロはある…そう考えなければやっていられない^^;)
「オランダミミナグサ」と「ヒメオドリコソウ」かぁ…
さて、世に「雑草魂」などと、座右の銘に掲げて自らは平凡な選手であり、不遇な環境から努力を重ねて今があるような語りをするスポーツ選手もおりますが、実際の草々は『畑地雑草』として一括りに扱われ、邪魔者にされるのがオチでありますよ^^; 彼らが果たして「努力」をしているかと言えば、甚だ疑問ではある。「踏まれても踏まれても、なお…」といったところが「雑草魂」の真意なのかも知れませんが、彼らだって踏みつけられたいとは思ってはいないはずである^^; 除草剤に対してはアッサリ撤退してくれますしね。狭いハウスの中で、差し当って急ぐ仕事もなく、時間を見つけては手で除草をしておりますが、総じて、ひげ根で深くまで根が張っているんですなぁ。そして、作物の間の空隙を狙ったように生えている。不遇の環境に適合する…これもまた、「進化(ご先祖さまの努力)」の結果のようにも思えるのでありますよ。
ホレホレ、ほとんどが根と絡んだ土ですよ^^;
はてさて、目立った『益』をもたらさず、邪魔な存在として扱われる『雑草』でありますが、しっかり「根(基礎)」があることだけは確かなようであり、生き残る「場所」を持っているようであります。今、話題となっている『103万円の壁』…自公税調で合意された123万円、国民民主が主張する178万円、それぞれ何か曖昧な根拠で数字だけが先行しておりますが、根本で議論すべきは、年金生活者が自立した生活が送れますかという問題ではないのだろうかと…。今は、学生さんや主婦(パート労働者)が問題視されておりますけれど、「奥さ~ん、今の旦那さんと一生添い遂げるおつもりですかぁ~?」と聞きたくなっちゃう^^; 今は、専業主婦が離婚した場合でも、夫の年金を2分の1まで分割受給できる制度設計になっているのだけれど、『別れたらただの人』…夫婦二人の収入で生活が成り立つような制度設計なのだから、分割したり、旦那が途中死亡した場合どうなるのよ?核家族化で子育て中は働けない(女性が育児するということが、まずは隠された前提になっているから…)から、第3号被扶養者(専業主婦)も基礎年金だけで止む無しで良いのかねぇ?『お百姓さん(自営業者)』の場合は、基礎年金だけで老後を迎えることになる…当然、年金額が足りない。足りないから働けるまで働き続けるか、子どもたちと同居することが前提となっている制度設計じゃないの?「高齢者の自立」…年金が少ないから増やせ!と言っている訳じゃあないですよ。『103万円の壁』も重要だけれど、将来を見越した生活設計も必要なのではないかなんてねぇ…「秘書が記載、計上するのを失念していたようです。」と口先だけで説明責任を果たしたと胸を張る方々には思いも付かぬ世界だろうけれどね(笑)
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