その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夏にご用心(歌)^^;

2024-06-10 07:28:52 | 巡礼

すべて気を引く「ポーズ」だわね(笑)

「夏は心の鍵を甘くするわ ご用心♪」…1976年5月に秋田県出身の桜田淳子さんの15枚目のシングルである。(『おやじぃ』16歳の夏かいな^^;)しかし、あの厳つい顔をしていた「阿久悠 大先生」の作詞だったとは驚きである。遠いとおい昔の話…「恋に恋するような乙女チックな世界観」でありますよ(笑)
ネコが足にまとわりつくのは日常茶飯事…どうやら、①ニオイをつける。②腹減った。③構ってちゃん。④不安を感じている。といった気分であると解説される方もいらっしゃる。しかし、同居猫『シロ♀』の場合は、スナップエンドウのネットに引っかかったポーズ、収穫用の箱に入って『箱入り娘』のポーズと多種多様な気を引くポーズをしてくれる。(『おやじぃ』といたしましては、アンダの気を引くポーズより、若いお嬢さんの気を引くポーズを所望しております…無いな、無いない^^;)
昨夜は、左腕のシビレを感じて目を覚ましてしまいましたよ。ん~?脳出血かぁ~?気付けば、同居猫『シロ♀』に腕枕をした状態で眠っていたようでありますなぁ…起こさないようにそっと、腕から外して…そんな経験は、遠い昔に置いてきた記憶である(大笑)


さぁ、今夜は社長を元気づける同級会…

さて、友人『ノロ社長』のお仕事にも不調の波が押し寄せているようであります。昨年、『おやじぃ』がそうであったように、今年は集落『ムラ長』の役割が回ってきて雑用も増えている。お仕事が忙しいのかと言えば、どうやら「Tik Toc」なるものにうつつをぬかし、日がな一日を過ごしているような生活のようである。(全く、昨年の『おやじぃ』の病気が、そのまま彼にうつってしまったようである。)「同級会もしたいけれど、お金が無いから出来ない。」という彼を励ますために、一昨日、たまたま手にした集落雑用の『お手当』を叩いて、わずかばかりの宴を催してみましたけれど…こういう場合、盛り上がるのは、盛り上げたい本人ではなく、周りの『おやじぃ』と友人『トシパン』だから全く効果がないのでありますが(笑)
はてさて、昨夜は久しぶりに深夜まで飲んでしまい、気付けばお昼(深夜0時)だった。『おやじぃ』がハイテンションの時は、いつもこんな調子である。(気を付けなければいけないお年頃なのにねぇ…。)そして、田んぼ作業が一段落し、気が付けば農園の栗の木に花が咲いていた。我が親父が良く言っていたよなぁ…「栗の木の花が咲く頃は、身体が一番疲れている。」ってね。確かに疲れが溜まっている。今年は農園始まって以来、全面積に野菜の植え込みをする勢いである。絶好調の上り坂の後には、必ず『下り坂』がつきものである。下り坂を利用して勢いづくのならよいけれど、多くの場合は『落ち込む』のよ。淳子ちゃんが歌う『夏にご用心』だわねぇ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農薬の「功」と「罪」

2024-06-09 05:27:15 | 巡礼

2回目は「美白」のカブに仕上がりましたけど…

3月末に「カブ」の種を蒔き、4月末には葉が茂る…けれど、小さな害虫「キスジノミハムシ」が一匹?葉の周りを飛んでいるのは知っていた。葉の食害もさほどではなく、この程度なら大丈夫でしょうと高を括って放って置いた結果が「左側のカブ」であります。晩秋から初冬の栽培なら、活動が鈍るので薬剤を使用しなくても何とか乗り切れる、4月初旬ならまだ気温も低いし…残念、結果は食害を受けてしまい『見た目』も悪く、安くしても売れません。この虫が厄介なのは、ネットをかけても網目を通り抜けてしまい(体長2㎜程度)、さらに厄介なことに、幼虫は土中にいるからその存在が分からないのである。(土壌サンプルを実体顕微鏡で覗いてみようかしら^^;)2回目は、4月末に種を蒔き、発芽して2週間頃に殺虫剤(ダイアジノン)を散布しました。結果は、一目瞭然!
「甘くて美味しいカブなのに…」というオッカーに「今回のカブは肌がきれいだろう。」と自慢して、直売所の『きれいなお嬢さん』にも「前回と違って、肌がきれいでしょう?」と尋ねてみた。「そうですね。」と頷く彼女に「これが農薬を使用したという証拠です。」と言ったら、彼女は途端に無言になってしまいましたよ。彼女たちは、トウモロコシの先端に「メイガ」の幼虫が一匹動いていただけで大騒ぎである。(お客様に商品をお届けするには仕方がないことではあるけれど^^;)「無駄な農薬は使わない。」と宣言してみても、判断を誤るとこうした結果が待っている。植物の病気の場合は、病斑が出てからでは手遅れになってしまうので、予防的な散布も必要ですが、害虫に関しては大量発生しないかぎり、見つけてからの防除でも間に合うはず…しかし、「キスジノミハムシ」だけは、見えない分だけ予防的防除が必要なようである^^;


水田農業に変革を起こした「除草剤」…

さて、除草剤と言えば、「ベトナム戦争」時の『枯葉剤作戦(人間への催奇性)』という、これまた負のイメージが付きまとい、初期の開発商品は「魚毒性」という問題も抱えておりました。しかしねぇ…初夏の日盛りに、田んぼに四つん這いになって「ヒエ取り」してみなはれ。腰は痛くなるし、子どもの肌にはイネの葉先がチクチクと痛い過酷な作業でありましたよ。「有機農業(一部、特栽米という一発除草剤はOKという括りもあります。)」や「無農薬農業」実践者の方々は、今でも除草機械を手押しして頑張っていらっしゃる。(その行為を否定いたしませんよ…バカ高いお米と額の汗(重労働)を交換していると考えればね。それでも、国民の食料確保という観点からは、問題解決にはつながらないと思う。求める人(消費者)と作り手の志向が合っていれば良いんじゃないの…^^;)
はてさて、直売所で出品されている「スナップエンドウ」を『観察』したら、わざわざ「農薬未使用」というラベルが貼ってありましたよ。『おやじぃ』もほぼ農薬未使用なんですけれど^^; これから初夏に田んぼで「虫取り網」を振っているジジィは『おやじぃ』くらいなものである。(おいおい、虫取り網で防除しようなどと考えている訳じゃない^^;)イネの「出穂期」に被害が確定する「アカスジカスミカメ」etc.といったカメムシ類の発生状況を調べているだけなんですけれど…。「この程度なら心配なし」の判断は、一部「斑点米」となって、毎晩オッカーは斑点のついた粒を除いていますけれど…。(気にするなら仕方がない^^;)「無農薬だから、いびつで虫害もあります。」などと言ってのけるのは努力不足である。(事実、有機農業実践者の方々は、有機肥料と木酢液などで立派な作物を作られている。)「政府が『認可』している農薬ですから安心です。」などと主張するつもりもない…要らないものは使わないだけ、必要な時は使うだけ…これが『おやじぃ』なりの『ジジィの主張』でありますよ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中古と新車と…

2024-06-08 05:55:51 | 巡礼

50㏄の原付が『絶滅危惧種』に?

8月からの老齢年金受給に向けて、申請書を作成し郵送しました。行政アルアルだけれど、文書の説明書きが分かりづらい。そして、制度詳細の説明がないから「加給金」という制度が該当するのかしないのかも分からない。(敢えて、分かりづらく作っているのではないかなどと邪推してしまう^^;)前職を早期退職して5年間…堪え難きを耐え、忍び難きを忍んで生活してきた。(オシャレ着なんか1枚も買っていないし、車も1台処分した。トラクターを壊してしまったのは想定外だったし…)しかし、8月からは華麗なる年金生活者である。と思うと途端に財布の紐が緩むのでありますよ。まずは、田んぼの水見をするための『原チャリ』が必要である。(今まで乗っていたバイクは遂に壊れてしまった。)ならば、学生時代に乗りたかったオフロードタイプの『原チャリ』はないだろうか?(何で、田んぼの水見にオフロードタイプよ?だって、田んぼのあぜ道はオフロードでしょうが…と勝手な理論^^;)「あの~このお店、中古の原付買えるお店ですかぁ?」バイク屋さんなんか覗いたことも無いから、展示されている大型バイクに圧倒されて、恐るおそる聞いてみる…残念、在庫なし。(メンテも考えて、ネットは敢えて検索しないのである。)ならば、米沢市に行けば何とかなるかも…夏野菜の植え付けもあるのに、思い立つと仕事を放ってしまう悪いクセ。一軒目、困ったときの自転車屋さん…店頭には無さそうだからパス。二軒目、大型店でハーレーなんか展示してあっても、コチラは気後れしてしまう。そして、「原付は今後生産されなくなるよ。」と貴重な情報を…どうやら、50㏄の原付も排ガス規制で2025年11月以降の新車販売は、規制の対象となるらしい。大型店の若旦那に紹介された3軒目…さすが学生街の米沢市。学生さんたちが卒業時に置いていったと思われるスクタータイプの『原チャリ』が展示されておりましたよ^^;


「セロリ」を上手に作れるだろうか?

さて、「田んぼの水見ならば、カブでしょう!」…店主にダメ出しされるけど、オフロードタイプは諦めて、スクータータイプの『原チャリ』で我慢するかぁ。「お百姓さんだって、見た目というものがある!」後ろには、若き日の「オードリー・ヘプバーン」を乗せて、街を颯爽と走る『おやじぃ』を夢見ている。ん~?家にも『オールド・屁こきバーン』がひとり存在するが、『原チャリ』は二人乗り禁止だから、丁重にお断りすることにしよう^^; まぁ、月曜日からは、ヘルメットの『アホ被り』をした『暴走おやじぃ』が田んぼに出現するに違いない。そうかぁ…若い頃は、ヘルメットの『アホ被り』をした兄ちゃん、姉ちゃんが国道を爆走していたものであるけれど、原付も生産中止では、そうした青少年の姿も『絶滅危惧種』となっているに違いない…代替の電動バイクじゃ『爆音』も出ないから、大人は快眠、青少年は欲求不満が溜まるかも知れないねぇ(笑)
はてさて、無駄遣いも大概にしないとねぇ。しかし、中古トラクターを壊して感じたこと…最新のトラクターの操作性の良い事と言ったら、使ってみたらこたえられませんヨ。ちなみに、軽ワゴン車をキャンピングカーとして使えないものかなどと、いつもの車屋さんに見積をお願いしてみた…平成29年式108万円、走行距離96,000km…対する新車145万円なり?(元車のグレードや装備が違うけれど^^;)中古でも値落ちしない軽ワゴン。ここにひとり『中古じじぃ』が手ごろな値段で売りに出されておりますが…扱いづらくてしょうがないから誰もいらないってさ。よく働く『じじぃ』なんだけれどなぁ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーマークの相手が…

2024-06-07 06:56:02 | 巡礼

「ネモフィラ」の花が一輪…「どこでも成功」

種子の注意書きを呼んで、3月末に播種した「ネモフィラ」が一輪、花をつけました^^; 中々、大きくならない、少々大きくなったので、大きめの鉢に植え替えたら葉っぱが萎れてしまって…ハウスの中で花壇のような作物栽培をしているというのに、どうも『おやじぃ』は花卉栽培が下手なようである。(繊細さが足りないのかなぁ?)冷涼地は春播きでとの説明を鵜呑みにしたのだけれど、暖地での秋播きが正解のようである。花言葉は「どこでも成功」…アメリカ原産のこの花が、ヨーロッパに伝わっても良く根付いたことが由来となっているらしいのだけれど、時期を間違えてしまってはねぇ^^;(今年は「失敗」ということで、秋に再挑戦してみよう。)
はて、今年、広げたきゅうり畑のきゅうり苗が9本ほど次々に萎れていく。水不足、「青枯れ病」か何かの病気だろうか?(5年以上栽培して初めての経験であります。)「仕事に掛かる前に園地をまず巡回し、一日の作業(優先順位)を組み立てなさい。」などと訓示しておりますが、『おやじぃ』自身は「きゅうり」は任せたと思っているから、防風ネットの外から状況を眺めているだけである。今年は、加工用のきゅうりが欲しいと漬物会社からお願いされているから、系統出荷分とは違うきゅうりを播種して対応しようと思ったのだけれど、こちらも2本ほど萎れてしまいましたよ。そして、今朝、巡回をした長男『ポン太郎くん』の報告が…「虫に食べられたようです。食べた跡が残ってました。」ですと…時期的に、『根切り虫』の可能性は低く…ハハ~ん、アレな!と思い浮かべたのが「ダンゴムシ」…通常は、落ち葉などを食べてくれる『分解者』であるはずの「ダンゴムシ」が作物の茎を食べる『害虫』に豹変する。加工用きゅうり苗の下にも大量にいたからなぁ…全く『ノーマーク』だったというお話(笑)


『おタマちゃん』も気をつけて…

さて、相方『チャオちゃん』の田んぼの除草剤散布も終了し、ようやく田んぼ作業もひと息付けそうであります。「いもち病」防除、追肥散布と2週間後には機械を背負わなければいけませんが、当分の間は、水見(水の調整)だけで過ごせる…水田農業が大規模化できる要因ではありますなぁ。当然のように「除草剤」が田んぼの中の『おタマちゃん』に影響を与えることはない。昔は「ベンチオカーブサタン」なる魚毒性の高い除草剤がありましたけれど、今では対象害虫や対象雑草を狙い撃ちで防除するタイプに改良されているから少々安心…それでも『環境ホルモン』という影響までは保障の限りではない。有機農業心棒者には、何を言っても無駄だろう…使う側も『科学的な根拠』を示さなければね…『見た目』だけで影響なしは早計であり、『科学的』ではないわなぁ(笑)
はてさて、隣町の南陽市の地元優良企業と信じていた「石黒製麺」が事業停止…美味しい麺を作っていた会社だから驚きである。既に愛知県内の会社に事業譲渡されていたことなども知らなかったし、全くの『ノーマーク』でありましたよ。負債総額が8,000万円とか…地銀の経営不振による切り捨てかなぁなんて、邪推もしてしまいますよ。企業の栄枯盛衰は世の常である。農業とて、政府の厚い保護政策で守られているなんて思ってもいない。(大体、『おやじぃ』のような小規模経営者に対応する補助金なんかありませんから^^;)『ノーマーク』の「ダンゴムシ」が時として『害虫』に豹変するように、我が農園も強味を活かして『大きく』なって見せますよ。ん~大きいことばかりが良いことではないと常々言っているのにねぇ…これも豹変(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分のために生きる…

2024-06-06 06:24:51 | 巡礼

「ココ・デ・カシェット」のケーキで…

友人『ノロ社長』と『おやじぃ』の64回目のお誕生日を祝おうと思っていたのだけれど、一昨日は定休日、昨日は何故かお休みだった。(新店舗オープン時の忙しさを補う臨時休業かな?それともオープン早々に潰れたか…悪い冗談である^^;)ならば、赤札の大福でお祝いしてもらおうと思ったら『社長』も赤札の豆大福を買い込んでいた。『かぶる』…同級生で似たもの同士なのか、甘いモノでビールを飲もうなどという『特異体質』になってしまったのか?歳を重ねるごとに『お子ちゃま味覚』になっているようである(笑)
FB上でひとつ上の先輩が、最近「かりゆし58」の曲「オワリはじまり」を聞くようになったという投稿をしていた。「もうすぐ今日が終わる♪ やり残したことはないかい♪」なんて歌い出し…今日まで、自由気ままに目一杯生きてきた気分であるから『やり残したことはない。』と言い切ってしまう…けれど、「これからやりたいこと」はまだまだあるゾイ!と意気込みだけはある^^; 64歳という年は『おやじぃ』にとって、感慨深い年齢である。実姉が余命宣告を受けた年齢、そして、当たらなくてもいいのに、宣告通り、1年とちょっと生きただけでこの世を去ってしまいました。『おやじぃ』の親父が亡くなったのが84歳の年…何とかそこまで踏ん張りたい。親父と同じように、あと10年だけ元気で働いて、残りの10年は急激な衰えを感じながら生きることになるかも…それはそれで、今、『おやじぃ』が我が親父を乗り越えるためには、親父より長生きしてやることくらいかなぁ(笑)


明日のことなんか考えていないだろうなぁ…

さて、同居猫『シロ♀』も出会いから6年目に突入しました。ネコの平均寿命を考えれば、何事もなければ、あと10年は生きるに違いない。夜中に布団を抜け出し、遊びつかれてお昼寝の時間には『おやじぃ』とふたりで爆睡…朝3時頃には起きて、経理をして、ブログを書いて、朝仕事をして納品し、昼寝して午後の仕事をして、晩飯を食べて眠れば…また3時^^; そんな毎日ではあるけれど、それなりに充実した64歳の初夏を迎えておりますよ。
はてさて、我が親父が亡くなって15年…家事・仕事に追われ、大好きな釣りを封印してきました。散々釣り三昧を味わったから、これとてやり残したとは思っていないのだけれど、親父も釣り好きで農作業が終わった秋から川釣りに行っていた。(夏場に釣りに行ってしまうと仕事を放ったらかしになってしまうんですと^^;)『おやじぃ』もそろそろ、封印を解いても良いんじゃないかなんてね。当然、秋以降の過ごし方になりますけれどね。そのためには、軽トラックじゃなぁ…人生最後の愛車が軽トラックでは寂しすぎる。(オッカーと結婚したての頃は、お金が無くて軽トラックで出勤していたもんなぁ^^;)オッカーに借金している身ではあるが、隠し財産で「軽ワゴン」を買って、寝泊りしながら釣行も悪くない…そろそろ、『自分のために生きる』ことを考えても良いかなんてね…今まで散々自由奔放に生きてきたはずなのにね(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「マシマシ」と「ミシミシ」

2024-06-05 06:28:02 | 巡礼

「大苗」と「小苗」の田んぼの差ですが…

我が親父は「小苗(植付本数が少ない植え方)」で田植えをし、イネの分げつを進めるイネづくりだった。(日テレの鉄腕ダッシュなんか、1本植えだもんねぇ^^;)経営規模が拡大し、補植なんぞしないから、欠株を避け今では「大苗(本数が多い)」が主流ですなぁ…。画像は、相方『チャオちゃん』の田んぼと大規模農家の田んぼの比較…植付時期が1週間から10日ほど違うから、生育に差が出るし、苗の不足を気にして「小苗」で植えたからその差は歴然でありますよ。(『おやじぃ』の田んぼも似たようなもんだわぁ^^;)どうか心配しないでください…イネは分げつ(茎の本数を増やして成長する)を繰り返すから、最後には追い付きます。一株当たり25本程度の茎数になりますが、「大苗」で植えたからといって、一株あたりの茎数が本数分だけ増えるということもない。「有効茎数(穂を付ける茎)」が何本あって、「穂長(粒数)」が長いか短いかということも収量に関わってくるから、全体としての収量は大きく変わるもんじゃ~ない。適切な水管理と肥培管理が徹底されればという条件(働き)はありますけれどね^^;
で、『チャオちゃん』の施肥量を聞いて驚いた…『おやじぃ』の倍以上の「硫安」散布だもの。「こんじゃ~イネの塩漬け出来っぺな!」まぁ、『チャオちゃん』の場合は、7月の初旬に再度「硫安」を散布し、『おやじぃ』は追肥から2週間後に「尿素」を少量散布して、葉色を確認しながら追肥をするから、結果は同じ量に近づくのかも知れない。昔は過剰な「窒素肥料」でイネが徒長して倒伏することもあったけれど(ササニシキは、てき面でしたなぁ^^;)「はえぬき」は肥料をこなしてくれるから、素人百姓の『おやじぃ』でも管理が出来る…3倍の面積と施肥量で昼前に始めた追肥作業は気付けば3時近かった。お陰様で身体は『ミシミシ』ですわぁ(笑)
注)我が在所では、筋肉痛を『ミシミシいう』といった表現をするのである…。


腹減ったぁ~!お昼ご飯は3時半…

さて、何とかお昼ご飯に…オッカーがアルバイトで居ないから、冷凍食品の数量限定、麺20%増量の「ちゃんぽん」を…エイ!自家製のネギとグリンピースを『マシマシ』で具材だけでも豪華に見せましょう。よく働いたから、ご褒美にビールをひと缶…これから出かける用事もないので、このくらいの贅沢は黙認しましょう。(自分には、とことん甘い『おやじぃ』である。)
はてさて、全国のお父さん、お母さん…『おやじぃ』は、お百姓さんをしていて思うんですなぁ。イネを含めて作物たちは、お隣と比べて初めは見劣りしても、最後は十分追いつきますよ。(ただし、播種時期を間違えてはいけないけれど…)子育ても同じだと思うんですよ。4月2日生まれから4月1日生まれの1年違いの子どもたちが学年を同じくする訳だから、体力、知力と比べられたら堪らない。お隣はお隣、自分は自分でありますよ。『おやじぃ』も本日64歳のお誕生日である。8月からは華麗なる年金生活者でありますよ…ここからは、短距離走ではなく、長~く生き残った方が年金総額も多くなっていく。長~く生き抜いて年金『マシマシ』で生きようじゃないか。でもなぁ…身体の『ミシミシ』は一体何なんだ?結局、他人の田んぼのお世話をして、自分の身体に無理を掛けているんだなぁ…ボーっとして生きている訳じゃないから良いじゃないの。60過ぎてからの『お百姓さん』は、学ぶことも多いし飽きませんよ(空きません、あきまへん)身体も頭もね(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やさしさに包まれたなら…

2024-06-04 06:48:43 | 巡礼

ベニバナの花言葉は「包容力」etc.…

「やさしさに包まれたなら(歌)」は、1974年にリリースされた荒井由実3枚目のシングルである。発売から15年の時を経て、1989年の映画「魔女の宅急便」でエンディング曲に採用され、映画とともに、再ブレークした感がありますなぁ…。そうそう、今年植えてみた「ベニバナ」には「包容力」という花言葉がある。萼(がく)に優しく包まれて咲く花が由来らしいのだけれど…また、「愛する人」とか「特別な人」と言う花言葉もあるらしい。若い頃ならねぇ…『おやじぃ』も包容力が多少あったような気もするが、結婚39年、お相手の『肩身が広がって』包み込むことなど叶いません。(な~んてことを言ったら命が危うい。ましてや彼女は今でも細身である。包み込むのも気持ちの問題よな~んてなぁ^^;)遊び疲れて、『おやじぃ』の隣で爆睡する同居猫『シロ♀』ひとりくらいなら、まだ包み込める「やさしさ」くらいは残っているかも知れない。同じ『爆睡』でもお相手次第で気持ちが変わるのはいけませんなぁ(笑)
昨日、直売所で納品していると、80歳手前くらいのご婦人が「これとても美味しかったので、また買いに来ました。」と言ってくれました。世の中、タダでモノをあげれば、お世辞に「美味しかった。」と言っていただける場合もありますが、ご購入いただいて「美味しかった。」と褒められることほど嬉しいことはない…「これりゃ~『おやじぃ』ご自慢のスナップエンドウも本物に近づいているねぇ…。」なんてね、「そう言って頂けると作り甲斐があるというものです。ありがとうございます。」素直に『やさしさに包まれて』ほっこりした気分になりましたよ(笑)


「敷き藁」替わりに『がつぎ』の座布団^^;

さて、米沢方言で『がつぎ』と呼ばれる植物がある。イネ科の「マコモ」らしいのだけれど、根が深く、水路に根付くと厄介モノである。我が在所では、お盆前に刈り取って『墓座(はかざ)』という、お供え物を乗せる『座布団』を編んでいたものだけれど、今のお百姓さんはそんなことはしない。水路は鉄コン水路だし、『おやじぃ』の田んぼのように、土側溝で条件の悪い田んぼの水路にしか生えないもの…昨年、サボって田んぼを荒らした結果、田んぼの縁や水路に『がつぎ』が出てしまいましてね、草刈り機で刈り取ったのですが、すぐにまた出てくるでしょうなぁ…極めて厄介…今年、植えてみた「アンデスメロン」の下葉が黒マルチの熱でヤケてしまったので、今じゃ~農家でも中々手に入らない「稲藁」の替わりに敷いてみましたよ。これまた『やさしく包んで』あげましょう…『厄介モノ』も使い方次第では『有用なモノ』に変わるのでありますよ^^;
はてさて、本日、オッカーの64回目の誕生日(おっと危ない忘れかけていた。そして、明日が『おやじぃ』の誕生日である。)いつの間にか「高齢者」という括りに入れられてしまう歳まであと1年ということですなぁ。「高齢者」は家族の愛に『優しく包まれて』…そんなふわふわな世界は一体どこへ行ってしまったのだろう?少子高齢化…後のない『厄介者』よりは、将来のある「子どもたち」に期待しよう。(そんな風潮も分からなくはない^^;)まぁねぇ、『厄介モノ』も使い方次第では『役に立つ』場合もある。動け、働けetc.…そうしていたら『厄介モノ』扱いされないのかも知れない。のんびりと老後を…なんて世の中はどこへ行ってしまったのやら。さぁ、今朝も収穫作業開始の時間である…納品したら、ケーキでも買って祝ってあげることにしよう(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人情あふれる街…

2024-06-03 06:00:03 | 巡礼

かつて「学生中華」というメニューがあった^^;

子どもの頃に米沢の叔母さんに連れられて、祖母とともにラーメンをご馳走になりました。そのお店に「学生中華」というお品書きがあって、子ども心にそれは学生さん(大学生)しか食べられないメニューだと思い込んでおりましたけれど…(最近、お付き合いでラーメン店に入り、お腹が空いていないので「お子様ラーメン」(量が少ないと思って)注文したら、子ども限定ですとお断りされた^^;)イメージでは(というか、食べたことのある元同僚の証言では、チャーシューの代わりにソーセージが乗っていたということだったから…)魚肉ソーセージを乗せてみた。ネギは返品の「万能ネギ」、シナチクなど気の利いたモノはないので、畑のホウレンソウをひと株ぶち込んでみた。丼などという洗い物を増やすような愚を犯さず、使い勝手の良い深手のフライパンを使う…Oh!学生寮時代の空腹を満たす食事の完成であります。友人『ノロ社長』不在の晩酌は、こんなものでしょう^^;
お隣の米沢市も山大工学部外、大学があるから、かつて『おやじぃ』が暮らしていた街のように、貧乏な学生さんたちを支えてくれる商店街があったに違いない。下宿や寮生活が当たり前の時代を過ごしたから「貧乏」自体は怖くない。(大体、皆同じような生活だったから、生卵が乗れば、それはご馳走だったのだから^^;)いつから変わってしまったのだろうねぇ…親からの仕送りが月10万円と聞いて、それはお金持ちの家に違いないと思っておりましたからねぇ。「学生さん!早く偉くなりなさい。偉くなって社会に貢献してください。」と語った、おでん屋のオヤジの言葉を思い出す…そして、人情あふれる商店街も消えようとしている。


昨日は実姉の立ち日(命日)だった。

さて、家族を伴って実施の墓参り…亡くなってから丸4年の月日が流れてしまいました。雨の山寺は、日曜日なのに珍しく人影まばらでありまして、「樹木葬」の納骨場までの坂道が、農作業で疲れた足にきついの何のって…大体、5月の請求書を夜中に作成して眠っていないから、車の運転まで、オッカーに代わってもらう状態であり、人里離れた墓地に口説き文句のひとつも出掛かるのでありますよ^^;
はてさて、時を遡ること1時間…実姉の立ち日と我が夫婦の誕生日が繋がっているから、家族とともに大手の回転すし屋さんに。そろそろ誕生日のお祝いに子どもたちに奢っていただくのも悪くないと考えているのだけれど、結局『おやじぃ』がお代を払っている^^; 一皿100円がウリのお店なのだけれど美味しくない。(そんなの当然だわなぁ…)むしろ、仕入れ原価が最も安いと思われる「イワシ」が新鮮で美味しかったですよ。そう言えば、学生時代に「お寿司」なんて…寮の同室に新入生が入って来て、バイト代を叩いて歓迎会として2,000円ほどの寿司を食べたこともあったけれど、ありましたよ学生に優しいお寿司屋さんが…「『〇✕寿司』の親父は名人だねぇ!何たって、マグロのネタが向こうの景色が透けて見えるほどに薄いから…」そんなことを言っていた同級生もいたなぁ^^; 当時、一人前450円の寿司に文句も言えまい^^; それぞれが巣立ち、それぞれの持ち場で社会貢献をしてくれたに違いない。『おやじぃ』はどうなんだ?少しばかりの野菜を、高齢者集会所に持ち込んで、少しばかり社会貢献の真似事を…もう少し頑張らないといけないねぇ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飢えた子どもと農薬と…

2024-06-02 07:14:36 | 巡礼

団結小屋を片付けていたら…

自宅から持ち込んだに違いない「山崎」のミニボトルと「スタンド・バイ・ミー」のDVDが出てきた勤め人時代の『おやじぃ』は、財力(パチスロ利益)に物を言わせて「山崎」なんかを飲んでいたのだよ(笑) 今じゃぁ某国の投資目的の買い占めにあって、日本に居て日本の酒が飲めないという情けなさよ。管理職になって、雑記帳(ファイル)に「Stand By Me」の歌詞を印字して挟み込んでいた…「When the night has come And the land is dark♪」なんてなぁ…どこかに不安を抱えていたのかも知れないねぇ。そして、末っ子の甘えん坊だから、誰かにそばにいて欲しい訳よ^^;
友人「ノロ社長」は、ねんりんピック出場前の東京遠征の旅…呼び出しのない晩は、ひとり豪勢に「山崎」を開けることにいたします。(とは言え、中身はいつもの「角」ですが^^;)遠い昔を懐かしんでも詮無い事である。けれど、昨日は早朝から『桜堤防』の草刈りボランティア…振り返れば、約20年続けている気がする。設立当時のメンバーも鬼籍入りした方がいる。また、先頭に立ってボランティア組織を引っ張って来たリーダーたちも、75歳(後期高齢者入り)を期に役職を退かれ、古希の方々がその後をつないでいる。ひとつ下の友人K君が、今年から仲間入りしていた。(彼は、昨年めでたく町議会議員選挙に当選し、何かと地元の会合に顔を出すようになりましたよ。)『おやじぃ』は、皮肉を込めて「票が欲しくて参加したのか?」と言い放ってあげました。「きっと君は、FBやブログで地元の方々と汗を流しました。などとUpするだろう…けれど、それは君がすべき仕事ではない。何故、このボランティアが存在するのか…その本質に迫るのが君の仕事であるはずである。」などと、先輩ぶって口にしましたが…。


桜も「天狗巣病」が発生したようで…

さて、『おやじぃ』がイヤミを言い放ったのも、真新しい草刈り機を持参し、操作も不慣れな状態で参加していることもあるけれど、公園を作り、役場庁舎を作り、道路を作りetc.…行政の仕事は、新規事業を行うことで『仕事をした』と実績をアピールしているけれど、管理予算(維持費)が削られているのである。これから人口減少が確実な時代に、どう維持していくかという問題に取り組まなければいけないと思うからである。(しかし、維持管理って目立たないんだよなぁ^^;)
彼は、12月議会で有機農業の有用性をアピールし、学校給食に地元産の有機米(特栽米)を一部導入し、農業の振興と子どもたちの未来に貢献したと胸を張る…けれどなぁ、その給食が唯一の栄養摂取手段であるという欠食児童のことを考えたことがあるのかね?有機農業は、良いとこ取りで生き残るだろうけれど、飢えた子どもが居ることを調べたかね?(という思い…)
はてさて、『おやじぃ』も若い頃は、発展途上国や紛争地域の飢えた子どもたちを救いたいと真剣に考えておりましたけれど、いつも間にやら、ウイスキーは「山崎」だなんて、自堕落な生き方をしてきたものである。お百姓さんの真似事をしながら、飢えた子どもたちを救うために、DDT(日本では失効薬剤である。)を使うことは是か非か…などということを、安泰な日本で議論していたものである。今では、日本の酒を、金持ちの国が買いあさり、高級酒を飲むひとつまみの富裕層と、給食のない夏休みにはお腹を減らす子どもたちが居る国家に成り下がってしまったようである。これもまた、『おやじぃ』たち世代の不作為が生んだ結果かも知れない。どこへ行っちまったんだろうねぇ、あの頃の『おやじぃ』は…新人の町議会議員に嚙みついたところで、何も解決しないことなど分かっているはずなのに(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私のことは嫌いでも…

2024-06-01 05:15:26 | 巡礼

「リンゴコカクモンハマキ」ですかねぇ…

『おやじぃ』の専門は『虫屋さん』だった…『虫屋さん』と言ったら『牛屋さん』と聞き間違えられたこともあったけれど…(昆虫を研究する人は、変わり者なんでしょうなぁ^^;)かつて、家庭菜園のサイトに加入させていただき、付きものの病気や害虫に関する質問などもあったので、現物画像を投稿したら、グロイ画像をUpすべきではないと指摘を受けました。(確かにねぇ…見るのも嫌いな方がいるから^^;)Upするなら、嫌いな人は見ないでという注意書きをした上で、コメント欄などで目隠し状態にするのがエチケットなんですと…次第にそのサイトからは遠ざかってしまいましたよ。
例えば、「リンゴコカクモンハマキ」ではないかと勝手に同定した画像の蛾は、確かにリンゴの害虫ではあるけれど、止まっているのは葉ダイコンの上であり、『おやじぃ』も周囲にもリンゴ栽培農家は居ないから、大騒ぎする必要もない…殺虫剤という『無差別殺戮兵器』を持ち出す必要はないのである。生きとし生けるもの…無害なものまで目の敵にする必要はないという考え方なのでありますけれどねぇ…しかし、嫌いな方は嫌い(感情先行)だから仕方がないですわなぁ…。
農家だって、害虫を見分けている訳でもない…蛾、蝶、甲虫に至るまですべてが害を為すと考える方もいらっしゃる。これが人に向けられたならば…戦争が無くならないわけですよ(残念!)


「給料日」…『悦ちゃん』の手料理^^;

さて、売れ筋と思っていた「万能ネギ」がパタリと売れなくなってしまいましたよ。スーパーよりもお安く、量も多くしているはずなのにねぇ…何でだろう?6月から『解禁』する予定の「オカヒジキ」の包装量や値段を調べるために、直売所近くのスーパーに久しぶりに寄ってみたのでありますが…「万能ネギ」の値段は『おやじぃ』の想定価格どおりだった。ん~?そのお隣に、パック詰めの「刻みネギ」が100円で置いてありましてね…つまり~ライバルは、専門農家の「万能ネギ」ではなく、「パック詰め」だったのかと悟りましたよ(笑) かと言って、100円で売ったら、コチラも儲けが薄くなる…「試作中」と手書きして出品しているから、もう少し『思案中』と表示して置いてみよう(笑)
はてさて、かつて、AKB48のセンターを張った「前田敦子さん」の名台詞「私のことは嫌いでも、AKB48を嫌いにならないでください!」…そうねぇ、ファンも多い代わりに、アンチも多いのが世の常である。特に目立つ方というものは、その標的に晒されやすいようである。東京都知事選も注目(視聴率を稼げる)されるから、有力候補は追い掛けられ、『ある事あること』書き立てられる…けどなぁ、大事なのは東京都(オラが故郷)をどうするかであって、パフォーマンス(目立つ)が上手な方が選ばれるというのも如何なものか。まぁ、視聴率が稼げれば良いんだろうなぁ…どうせ首長が誰であれ、官僚(行政職員)が舵を取ってくれるから…それがマンネリ化を生んでいる一番大きな要素なのにねぇ(笑) 今朝は草刈りボランティアであるから、この辺で止めておこう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする