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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

お薦め!春休みに子ども達と皇居を1周して、江戸幕府の力を実感~~~

2015-03-27 22:40:50 | 日記

  春休みに入った小4の孫娘と、昨日皇居に行ってきました。歴史というものを、身体で子どもに実感させるには皇居を1周してみるのが1番と前から一度孫達と歩きたいと思っていたのです。

  あまり小さいと歩けないし、歴史について少しは知ってないと・・・小4ちょうどよさそうです。

  半蔵門駅から半蔵門に行き、ここは入れませんので千鳥ヶ淵の方から右にいって下さいと指示を受けて、まずは半蔵門からお堀沿いをちょうどちらほら桜が咲きだした下を歩きました。

  

 「お堀ってもっと小さいのかと思った~」
 「お堀って何のためにあると思う」

 とか話しながら、桜の写真を撮ったりして歩きました。
 北桔梗門から入ると、その両側の外壁の高さの偉容と美しさに、私も見惚れてしまいました。

 

 さて、東御苑の中にやっと入ると、天守閣の土台がまず目の前に聳えています。  

 石の大きさにまず驚いたようで、「昔の人は、どうやってこんな大きな石を運んだの?」と不思議がっていました。

 広々した広場をお茶畑や、馬酔木、ミツマタとか、見慣れない植物を見つけながら歩きます。  

 もうその頃から「お城って広すぎる~~。まだ、あるの?」と何度も聞いてきます。
 
 2の丸後の雑木林とか、私の好きな場所も通ろうと思いましたが、先を考えて向こう側にもまだ大きなお庭があるけれど~と説明しつつ真っ直ぐ大手門に向かいました。

 大手門は、大名が登城するのに使われた門。「ここには、警備の人がいたんだよ~」と番所の説明をすると、警備の人がいるだけの番所が大きくて立派なのにもびっくりしたようで、石垣の大きさも実際に触れられるようになっていたので実感できました。

 敵の侵入を防ぐために入り組んで作られた大手門をくぐって出ると、それまでにすでに半蔵門、乾門、北桔梗門と3つの門をみてきたのに、さらに大きな門だったので、

 「(普通の家はあっても2つなのに)いったいここには門だけでいくつあるの?」と孫。

 大手門の外に出たところで、お堀に白鳥やカワウを見つけて、ちょうど休み所で買った飲み物を飲みながら、しばし休憩。(白鳥やカワウの様子は、写真ブログの方に掲載。ココからどうぞ)

 さて、お堀を眺めつつ歩くと、桔梗濠の曲がり角に櫓が見えてきます。

  

 ここまで来て、甘く見ていた私自身が(皇居ひろいなぁ~。結構足が疲れてきたぞ)と感じてきました。
 内桜田門(桔梗門)をみて、その横の水草がいっぱいの濠に白鳥をまた発見。羽の柔らかさを感じとれるほど近くにいて、またしばし白鳥を眺めつつ休憩。(この白鳥の様子は、youtubeのサイトへ ココ から行き動画をお楽しみください)
 
  

 皇居前広場。「道の幅の広さが凄すぎる~~~~~~。車で並んで走ったら何台いっぺんに並べるだろう?」と考え巡らせている様子。年賀や、最近では桜や紅葉の時期にも一般公開されて入る坂下門の前です。
 
 さて、そろそろ2重橋が見えてくる頃か・・・・
 実は告白すると、車で皇居そばはよく通るものの、私自身が実際にこのようにしっかり歩いたのは初めて。孫にみせてあげたい~というより、皇居の広さを途方に暮れながら実感し、驚いたのは私自身でした~。
 2重橋があるはずなのに、こんなに遠いんだ。いったい2重橋はどこ???

 やっと到着。

  

 2重橋です。皇室や来賓が馬車で移動する時にこの2重橋が出てくるので、見慣れていたとはいえ、ここにこんな風に横向きにあったんですね~。と思いつつ地図で確認していたら、2重橋と呼ばれるのはこの橋ではなかったようでした!

 <皇居前広場が正門を経て宮殿へ至る濠に二つの橋が架かっており、手前の橋が「正門石橋」、奥の橋が「正門鉄橋」。「二重橋」は二つの橋と誤解されることもありますが、厳密には奥の橋を指します>

 「あれっ、奥の橋?」見過ごしてきてしまいました(泣)。
 でも、この手前の橋を渡ったところに皇居の正門があり、馬車での通行はこの橋が使われるということなので、やはり記憶に残しておくのはこの橋でよいようでした。因みに、車では今回の散策のふり出し地点の半蔵門が、使われるようでした。

 さてさて、ここからはどうなるのでしょう。
 先へ進むと、桜田門が見えてきました。

  

 これも、立派な門です。孫ももう門の数を数えることもなくなりました。
 門を出たところの大きな石のベンチに孫と座って、夕陽色に染まって来た城壁をながめつつまた休憩。
 



 すると、「太陽がこっちだけで3つ見える」と孫。



 日比谷辺りの建物の窓に私たちの背中で沈んで行く夕陽が映えて2つ強く輝き、その内の1つの光が濠にも映ってもう一つの太陽となり3つの太陽が輝いているように見えました。

 もう、この辺りで限界のようです。スタートも3時半と遅かったのですが、すっかり陽も落ちてきて、題では1周と書きましたが、実は1周は諦めてこの桜田門を出たところの地下鉄駅から帰りました。

 半蔵門に戻るまでもうひと息ではありましたが、孫も私も、皇居、江戸城の大きさをしっかり心と、身体で感じ取れたほぼ2時間の散策でした。

 今回の散策のお土産はというと、葉書の「葉」のいわれともなっていると言われる「タラヨウ」の葉。これについては、前に東御苑に来た時の記事(ココからどうぞ)に譲りますが、今回もまた手に入れられないかと、タラヨウの木の下を孫と一緒に探してみたら、1枚ですが黄色くなっていましたがタラヨウの葉を発見。大事に持ち帰り、家で孫が字を書いてみました。

 

  孫が、裏に反対の文字で楊枝で書いたら、表にこんな風に浮かび上がりました。
  横向きになっていますが、「やっほー」って書いてました。

  疲れましたが、何とも楽しい時間が孫と過ごせましたよ~。
  皆様も、子供さんやお孫さんと是非どうぞ試してくださいませ~!

  それにしても、この皇居を1周走っているランナーって、いったいどんだけ元気なんでしょう(嘆息)
  これも、驚きに値いすると実感しました~(笑
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2 コメント

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Unknown (ブドリ)
2015-03-28 10:19:27
皇居の広さは行ってみないとわかりませんよね。
お孫さんもよく歩きましたね。えらいえらい。
一緒に歩いてさぞやお疲れでしょう

私は1度だけ桜を追いかけてぐるりと1周したことがある程度です。
東御苑の中はぐるぐると周りもして慣れたものですけどね。
二重橋は誤解されてますよね。
奥にある橋が、木造橋時代に橋桁が上下二段に架けられていたから二重橋と呼ばれていたとは知りませんよね。今は架け替えられて二重ではないからなおさらです。
一般参賀の時にはこの2つの橋を渡ることが出来るんですよ。
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Unknown (felizmundo)
2015-03-28 18:57:58
>ブドリさん
   2重橋が上下2段?は知らなかったので、孫と2人でサイトを探して昔の木造の姿を見つけました。2人で声をそろえて「へぇ~っ」て驚いちゃいました。

  一般参賀に一度も行ったことありませんが、坂下門から入って、そのまままた坂下門ででるのかな?と思いましたが、2重橋の正門から中に入れるのですか?奥の橋にもいける!? 1回一般参賀にもいってみたくなりました。
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