昨夜は、このひとつ前のブログを書いたり、友人に宛てていくつかメールを書いていて世が更けた。もう、月が出ている時間だ~。
そう思って、外を見てみたが、雲が結構あるようだ。でも、しばらく目が慣れるのを待って空を見上げていたら、木星が、次に土星が雲の切れ間から顔を出した。それなら月も見えるのではないかと再度、目を凝らして東の低い辺りをじっとみているのだが、月は陰すらみせない。
まあ、いいかぁ~。お風呂でゆっくりしてから、外をみると、少し南空はすっきりしてきて、木星と土星が並んで見えた。「コンパス」という以前も紹介したデジタル方位のアプリで月の位置を確認する。私の予想より月は東にいるようだ。東に開けた公園まで、スプリングコートをひっかけてカメラを提げて出てみた。
途中でチラリと、「お月様?」と思える姿が見えた。「やっぱり」足を早める。まるで、恋人に逢い引きにいくみたいだなぁ(笑)
輪郭が分からないが、最初の印象そのままだ。
「こんばんは~お月様。逢えるような予感がしていたよ。さっき、星達が見えていたから」
輪郭がわかるような設定で撮り直す。これで、ひと安心。
じっくりお月様が出てきてくれるのを待つ。雨の後だから地面がぬれているが、寒くはないので気にせずしゃがみ込んでカメラを構える。すると、じわじわ周囲に生き物の気配が・・・鳴いたりしないのが不思議だが、4匹の猫が私のそばに集まってきた。
「君たちも素敵な月夜には寝られないの? 皆でお月見?」
猫たちも静かに月夜を楽しんでいるようなので、再度お月様にチャレンジ。高い空が晴れてきていて、見上げると夏の大三角が天頂に大きく広がって見えた。
お月様は、地平線近くに漂う雲の中で光っている。目を南へと空の道を辿って見ていくと、火星がいた。さらに南に見上げていくと、土星そして木星が仲良く並んで見えた。ちょっと下手くそな字だが、月・火・土・木と並んでいた。この後太陽がでて、夕方に金星が見られたら、曜日を構成する7天体が水星を覗いて1日の内に見られることになる。水星が、太陽のそばにいて見られないのが残念だぁ。
さてさて、猫さん達と一緒に星を楽しんでいたら、お月様も雲から顔を出してくれた。
誰もいない夜の公園。新聞配達の方達はもう新聞を入れていってくれた後だ。平和だなぁ~。
「仕事を失っている人、休まざるをえないでいる人が、早く楽しく働ける日が訪れますように。大変な思いをしながら、日々働いている人たちには、安心してゆっくりと働ける環境を。そして、昨日の意見書の『正しいことが正しく行われる国家社会』がしっかり実現できる日本になりますように」 静かに、お月様に向かってお願いしました。
最後に猫さん達を登場させようと思ったのですが、夜更けにフラッシュは不粋なので、止めておきました。代わりに、ちょっとモナリザ風に静かな微笑みをたたえて私に応えてくれたお月様をアップしておきます。きっと、お月様は私たちの願いを叶えてくれるっ!
雲の中の月もまた味なものですね。
これから新月にむかい、さらに梅雨の走りのような天気が続くのでしばらくお月見できなそうですけど、新月以降のために力を蓄えておきましょう!
そうなんです。ブドリさんが朝に青空の中で月が長く見られていたのを知ってビックリでした。
それに、狸にあったのも~。江戸川の散歩に行く機会が最近は少し減ってしまいましたが、雉とか、狸とか、結構まだいるものなんですねぇ。いろいろな生き物が生きているというのは、いいニュースですね。