峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

教員によって壊されていく子供たち

2006年07月08日 | 学校教育
教え子に淫行、中学教諭再逮捕 「5、6人と関係」 (朝日新聞) - goo ニュース
「子供を守る」?誰が

一昨夜、町内会の中学部の子供会総会が開かれました。
中学校から地区生活委員会担当ということで若い男性の教員が来ていました。彼は「夏休みの生活心得」と記された学校からのプリントを配り、そこに書かれてある文言を淡々と読み上げ、次の地区があるからとサッサと帰って行きました。
話の中身は、100年前から学校・教員が念仏のように繰り返しているものでした。
プリントの冒頭部分です。「夏休みの意義を理解し、健康で安全な生活をしよう」「よく考えて判断し、正しい行動をしよう」「自主的に生活設計をし、確実に実行しよう」「家庭での望ましい生活習慣を身につけよう」
その他「自分を甘やかさない規則正しい生活をする…」「正しい歩行、正しい横断、自転車の正しい乗り方…」「夏祭りの外出については、町内に限って私服でもよいが、中学生として品位を損なうことがないよう特に注意しましょう」

その教員がそそくさと席を立った後、私の近くに座っていた中学1年生の男の子が「ふぅ~っ」と言って正座していた足を崩したのが印象的でした。

彼の言葉は誰の心も打たない、誰の心にも響かない、誰のもとにも届かない。そう思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする