税制関連法を再可決、ガソリン税の暫定税率が復活(読売新聞) - goo ニュース
為政者、官僚、公共事業を請け負う特定の大企業・資本家等のほんの一握りの既得権益者だけに都合のいい法案を、私たちはいともたやすく復活させてしまった。
いったい、私たちにできることは再び税率が上がる前にガソリンスタンドに駆け付け、車のガソリンタンクを満杯にさせることだけだったのだろうか。本当に、私たちにはそんな悲しいほどの保身ぐらいしか術【すべ】はないのだろうか。
17世紀の末、イギリスのロックは、人間には生まれながらにして生命・自由・財産を守る権利があり、それを無視する政府をかえることができると主張した。彼の思想は、フランス革命やアメリカ独立戦争に大きな影響を与えたとされている。
しかし、私たちは武器を手にとり革命を起こす必要などない。ただ、散歩がてらに投票所に足を運びさえすれば政府を変えることが容易にできるのだ。
ところが、まさに私たち庶民の生命・自由・財産を守る権利が脅【おびや】かされている今、先の山口補選ではさすがに自民党候補が敗れたものの、その投票率は69・00%だったという。前回衆院選の72・45%より3・45ポイント下がっている。
きょうも、私の中で楽観と悲観が往ったり来たりしている。
為政者、官僚、公共事業を請け負う特定の大企業・資本家等のほんの一握りの既得権益者だけに都合のいい法案を、私たちはいともたやすく復活させてしまった。
いったい、私たちにできることは再び税率が上がる前にガソリンスタンドに駆け付け、車のガソリンタンクを満杯にさせることだけだったのだろうか。本当に、私たちにはそんな悲しいほどの保身ぐらいしか術【すべ】はないのだろうか。
17世紀の末、イギリスのロックは、人間には生まれながらにして生命・自由・財産を守る権利があり、それを無視する政府をかえることができると主張した。彼の思想は、フランス革命やアメリカ独立戦争に大きな影響を与えたとされている。
しかし、私たちは武器を手にとり革命を起こす必要などない。ただ、散歩がてらに投票所に足を運びさえすれば政府を変えることが容易にできるのだ。
ところが、まさに私たち庶民の生命・自由・財産を守る権利が脅【おびや】かされている今、先の山口補選ではさすがに自民党候補が敗れたものの、その投票率は69・00%だったという。前回衆院選の72・45%より3・45ポイント下がっている。
きょうも、私の中で楽観と悲観が往ったり来たりしている。