峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

時にはヒトらしく生きる

2008年05月27日 | 暮らし
毎週『爆笑問題のニッポンの教養』を面白く見ている。
20日放送の「私の愛したゴリラ前・後編」も大変興味深い内容だった。ヒトとゴリラの遺伝子は98%が同じで、違いはわずか2%にしか過ぎないそうだ。例えば、犬や猫の嗅覚はヒトのそれに比べ桁違いに優れているが、ゴリラとヒトの五感はほぼ同じという。それでは、そのわずかな違いはというと「人間性」だと世界のゴリラ博士こと山際寿一京大教授は語る。
ゴリラは、チンパンジーよりもヒトに近い生き物なのだ。なのに両者は全く異なった世界で暮らしている。結局、人間は人間の価値観の中で自由なだけだ。

生物の形態や習性などの形質は、その環境で生活・繁殖するのに適合するために進化してきた。
ヒトの手は、決してキーボードを打つために進化してきたわけではない。無理しているのだから疲れるし、精神的におかしくなるとゴリラ博士は言う。

なるほど。私がパソコンから遠ざかっていたのは安全装置が働いていたのだ。
コメント
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