土曜日、朝一番に将棋同好会に顔を出す。先週から始めたリーグ戦で盛り上がっていた。
この日は午前11時から行われる龍神祭に出席しなければならず早々に失礼する。
住民センターからそのまま小浦の海岸まで女房どのに車で送ってもらった。
200年前以上、小浦地区が干拓された際に先人が海難除災を願い、水をつかさどる神である龍神の祭儀を始めた。それが脈々と受け継がれ今日に至っている。
一昨日までの寒さが和らぎ、風もなく青空が広がっていた。
道路から奥まったひなびた海岸沿いの小さな祠【ほこら】の前に敷かれたござの上に、町長始め町議長、小浦地区7町内会の会長及び氏子総代、さらには船主代表、地元の郵便局長、商工会代表がそろい、厳かに神事が執り行なわれた。
神事の後は今年度の当番となっている土手迎町内会の集会所で、神事に参加した者一同で神酒をいただき、神饌【しんせん】を食する直会【なおらい】が行われた。
その後、いつものように昼の街から夜の街へと梯子【はしご】は続いた。
昨日の午前中、ご案内をいただいていた口石町内会の文化祭に女房どのと出かけた。
先週の日曜日は、「学童農園」から衣替えした「佐々町農業体験施設」で、そのお披露目を兼ねた「一日レストラン」の催しに参加した後、やはりお招きをいただいていた市瀬町内会の文化祭に女房どのと共に出かけた。
どちらの文化祭も町内会の特色がよく出ており、両町内会長さんのお話は大変興味深いものだった。
「一日レストラン」は、この施設を利用している長崎短期大学食物科の学生たちが地元の食材を使い料理したものを、見晴らしのいい山の上で地域の人たちに食べてもらおうと町が企画したもので盛況だった。
水曜日は三柱神社で新嘗祭【にいなめさい】が行われ、出席。金曜日は町内会の「地域デイサービス」を開催、となんだかんだで秋が深まっていく。