先週水曜日、午後1時半から4時まで佐々町民生児童委員協議会の例会に出席した。始めに、県北保健所よりコミュニケーションの障害、対人関係・社会性の障害といった発達障害の理解のためにという話があり、委員との間で意見交換が行われた。。そのような障害を抱える人を家庭や地域でどう支えていけばいいのか。公的な機関がどう係われるのか。難しい問題だ。
次に町内の幼稚園長・小中学校長から最近の幼稚園・学校に関して話があり、委員からも校外での子供の様子について2,3意見が出された。教育界も難しい問題を抱えたまま出口を見出せずにいる。
木曜日、町内会の「のんびり温泉・日帰りバスの旅」の日。町内会のみなさん22名を佐賀県・佐里温泉へお連れした。
この行事も早いもので今年で7回を数える。幸い晴天に恵まれた。翌日からずっと雨。晴れ男の神通力もまだまだ捨てたもんじゃないようだ。
午前9時に迎えに来てくれた登栄荘のバスで町内会を出発。国見山を越えて伊万里へ入る。
絵理子さんが高校生だった頃、彼女が帰省するたび、家族全員で愛車デリカに乗り込み寮までの往き帰りにこの道を通った。あんなに幼かった子供たちも今やすっかりたくましく成長し、それぞれがそれぞれの地でしっかりと生きている。その懐かしい想い出の道を町内会のお仲間とバスで往く。
途中、運転手さんに「見返りの滝」に寄ってもらった。ちょうどアジサイ祭りが行われており、平日とはいえそこそこの人出があった。アジサイの花に心が和らぐ。
午前11時過ぎ、登栄荘到着。すぐにそれぞれ自由に温泉を楽しんでいただいた後、12時半から豪華な懐石料理をゆっくり楽しんでいただいた。
午後2時半、登栄荘を後にし、途中、南波多町の「伊万里ふるさと村」で買い物を楽しんでいただき、午後4時頃、町内会に無事帰って来た。帰りの車内は笑い声が絶えず、みなさん初夏の1日小旅行をご堪能いただいた様子でそれが何よりだった。
金曜日は午後から江迎署管轄の防犯協会連合会の研修会と総会に出席した。総会後、懇親会が行われることになっていたが、後を佐々町の他の役員に任せ、ひと足早く失礼した。
土曜日、午前9時から翌日の公民館フェスティバルの会場設営準備に他の3人の将棋同好会メンバーと共に参加し汗を流す。
11時過ぎ帰宅し、それから久し振りに波佐見の温泉「湯治楼」へ女房どのと出かけた。
この日は朝から激しく雨が降っていて、そのせいだろうさすがに入浴客が少なく、気兼ねせずゆっくり湯に浸かれたと女房どのが喜んでくれた。
その帰り道、母のもとに行った。途中のドラッグストアーで求めたニッパー型の爪切りで、母の伸びた手と足の指の爪を切ってやった。生まれて初めて母の爪を切った。
日曜日、午前10時から町の公民館学習グループが主催する公民館フェスティバルに将棋同好会の一員として参加した。
各学習グループが日頃練習を重ねてきたダンスや歌を順に発表したり、制作した作品を展示したりする中、将棋同好会のブースはこの日集まった12人のメンバーがいつもの例会のようにただ楽しく将棋を指しておられた。
立ち寄られる顔見知りの方々とあれこれはなしをしたり、みなさんと弁当を広げたりして午後3時の撤収まで楽しく過ごした。
ホッとする間もなく新しい週が始まっている。目の前のことを懸命に処理する日々が続いている。母は、我が家から車で20分ほどの病院にいる。母の傍にたとえ5分いられずとも、1日に1度は母の手と足の指をさすりに母のもとへ行くようにしている。母が私に心の整理をつけさせてくれているのだろう。