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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

熊本地震に思う

2016-04-22 23:36:03 | 日記
 毎日、心が晴れない。東北の大震災の時、福島の避難所で見た光景が忘れなれないからかもしれない。ダンボールで仕切られた空間。食事はおにぎりやパンだった。車のある人は買い出しに行けるが、ない高齢の人はじっと耐えている。いま、熊本もそうなのだろうか。

 子どもの頃、祖母が関東歳震災の話をしてくれた。浅草に住んでいた祖父母は、父と叔父をおぶって池に入っていたので命を失わずに済んだという。その時の火事の様子、地面が割れる様子、家も家財も着るものも全部燃えてしまったこと。妙に鮮明に祖母の話を思い出す。ものに執着せず、日々の暮らしを大事にした祖父母。一瞬にして、人生が変わったのだから。

 飛行機も熊本空港までは飛んだ。何もできないけど、この目で熊本の街を見たきたいと思う。ここでただ心配している自分が許せない。お金もどこに寄付したいいのか迷う。なにか踏ん切りのつかない自分がいる。動き出すにはもう少し時間がいるのかもしれない。動けない身体がつらい。

 

 
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