人生の棚卸し

　だ～るい身体に鞭打って起きた。グダグダしていたら、怠け者になってしまいそうだ。取材帰り、整骨院でのマッサージの翌日、だるさが出ないわけがない。だるさは、財布紛失事件で倍に近くなった。お金は大した金額ではないが、財布にはカード類がいっぱい、保険証やら診察券やポイントカードもない。昨日一日はその手続きに終わった。それが疲れた。取材中の何処でなくしたかもわからず、それに小口のお金を出していたので財布のお金は使わずリックのなかに入ったままだった。神さまが無駄使いしてはいけませんよ　と警告されたのだろう。

　お友達のお父さま（９４歳）が亡くなったとき、どこになにがあるのかわからず、さらに相続問題で仕事を辞めた。預金、株券、頂いていた戒名が何処のお寺かもわからず、それこそたいへんだったという。昨日、カードの紛失届けやらを出すのに書類の整理の悪さを思い知らされた。私自身のもの、母のもの、ボランティアのものと書類は多い。次々書類は増えるのでどこにいれたのかわからない。不要な書類も多い。今日はまず、その整理から始めた。ため息をつきながら、なんとか少し整理ができた。まだ、記憶もたしかで体力があるうちにやらないと、おそらくたいへんなことになるだろう。生きるしがらみは少ないほうがいい。

　整理をしながら、これが終わると人生終わるのかな　などと不安になる。あとは、きちんとどこになにがあるか書き留めておかないと。一人身はたいへんだ。パソコンのデータも消去をお願いしておかないと。そういう闇の？お仕事をする会社もあるとか。人生の棚卸しは時々しておかないといけない　と思った。ものも人も。大事なものは心の鍵をかけてしまっておこう。