何かをなしたではなく何かをしようとした

今朝も涼しく始まりました。どうも、午前中は「昼行燈」のようにだるくて時々ソファーに横になります。ずっと懸念だった食器棚の整理をしました。新しい食器を求めたのできれいにしたかったのです。昔、買った食器が暗い感じなのに驚きました。最近求めたものと違ってくすんだ色が多いです。気持ちが暗かったのか・・・。

メールを開くと、シンガポールのお友達からメールが入っていました。作っている冊子の原稿と、なんとシンガポールで購入したという滋賀の新米の写真でした。えっ！近くのスーパーでもまだそのお米は棚に並んでいないのに！滋賀のお米はおいしいのですが、関東にはほとんど出荷されていませんでした。でも、シンガポールにはあるんですね・・・。我が家も負けずに？新米を炊きました！

頂いた冊子の原稿のお返事に、最近、「なにもない、あっても誰にも伝えられない」という高校の国語の教師の言葉を思い出していて、たぶんキルケゴールの話の時に聞いた気がすると思います。年を取ったので、いろいろなことが客観的にみられるようになったからかもしれませんと書きました。そのお返事に「いろいろなことを試して何もなさなかったとしても、それだけ多くの「自分」を持ったと考えればいいのかもしれません・・・。というのはキルケゴールの言葉の拡大解釈かも。よく国語の授業を聞いていたのですね。」とありました。

そうか、それで最近思い出していたのか・・・。高校時代、国語の授業をよく聞いていた・・・。そうでした！この先生は授業内容からテストに出題するのでした。でも、この年まで気が付かないようなことを教えていたのでしょうか。

最近、自分が経験したことに自信が持てるようになりました。とてもうれしいです。何もなしませんでしたが。