通勤にバスを利用するようになって1ヶ月以上、経ちました。
なぜかバス乗り場にて、道を聞かれることの多いワタクシ。
けれども、ワタクシもバス利用初心者なのです。
なかなかかっこよく回答できません。
先日も、バス乗り場で並んでいると
「福岡大学薬学部に行きたいんですけど、
どのバスに乗ればいいですか?」
と案内を求められました。
福岡大学!分かる!分かります!
ワタクシの数少ないレパートリーのひとつです。
ここの乗り場に来るバスだったら、どれに乗っても大丈夫です。
「六本松」というバス停で降りたら、すぐ目の前にありますから。
と笑顔で教えて差し上げました。
しかし、本当にこの乗り場にくるバスが
すべて六本松に行くのか、とっても心許ないので
やって来るバスをしっかりチェック。
六本松行きのバスに乗ってしまえば、後は楽チンなのです。
なんてったって、六本松で降りたらすぐ目の前が九州大学ですから。
でもね。
旅人さんの不安な気持ちはよく分かるのです。
まして、バス。
ワタクシ、電車よりバスのほうが苦手なのです。
というわけで、旅人の気持ちになって、
バスを降りてからの風景を思い浮かべてみました。
うん、大丈夫!
やっぱり降りたらすぐ目の前が九州大学!
迷いようがないわ。
・・・あれ?
聞かれたのは福岡大学じゃなかったっけ?
福岡大学の薬学部じゃなかったっけ?
しまった!間違えたー!
九州大学教えちまったよ。
福岡大学の場所を聞くなんて、確実に福岡に不案内な人なのに。
福岡への旅人だと思うのに。
道案内どおりに行ったのに、間違った場所にたどり着いたなんて、
確実に福岡のイメージダウンだわー。どうしよー!
と、あたふたしているうちに、六本松行きのバス到着。
やばい!!
絶対にさっきの人、あのバスに乗ってるよ!
どーしよ、どーしよ。
ほんの少しの逡巡直後、バスに向かって猛ダッシュするワタクシ。
「すみませーん!!」
と叫びながらバスに乗り込んだワタクシに、
「なんですか?」
と律儀に答えてくれる運転手さん。
「あ!違うんです!」
と、答え返すワタクシ。
何がちがうんだか、さっぱり訳分かんないっつーに。
バスの中で「すみません!」と叫ばれたら
どの運転手さんも自分だと思うに決まってるっつーに。
と、自分で突っ込みを入れつつ、先ほどの旅人を探して
きょろきょろとバスの中を見渡すワタクシ。
・・・でもね。
ワタクシと来たら、人の顔を覚えるのがとことん苦手なのです。
しかも、道を聞かれた人の顔なんて、そんなに注意深く見ていないのです。
一期一会を軽視しすぎ。
ひとつひとつの出会いを軽んじすぎ。
特徴どころか、服装すら覚えていないのです。
唯一、分かる特徴は、殿方だったことぐらい。
生憎、バスの中は殿方だらけ。
何のヒントにもなりません。
あぁ、あの人はいずこ?どうすれば、見つけられるの?
と、まるで離れ離れになった想い人を探しているかのように
熱いまなざしでバスを見渡すワタクシ。
でも、いくら視線に熱をこめたとしても、
みつからないものは見つからないのです。
とは言え、見つからないと困る!(旅人のほうが)
えーい!!一か八か!
「私としゃべったこと、ある人ー!」
・・・言い訳をするのならば。
時間の余裕がなかったのです。
それに伴い、精神的な余裕も奪われたのです。
あと5分、バスの到着が遅ければ。
もっとオトナちっく、かつかっこいい対処ができたと思うんだけどなー。
と、悔しがるワタクシに友人が不思議そうに尋ねました。
「ねえ、その状況でオトナちっくな対応って、どんなのよ?」
・・・あともう少し、時間をください。
次回のために考えておきます。
なぜかバス乗り場にて、道を聞かれることの多いワタクシ。
けれども、ワタクシもバス利用初心者なのです。
なかなかかっこよく回答できません。
先日も、バス乗り場で並んでいると
「福岡大学薬学部に行きたいんですけど、
どのバスに乗ればいいですか?」
と案内を求められました。
福岡大学!分かる!分かります!
ワタクシの数少ないレパートリーのひとつです。
ここの乗り場に来るバスだったら、どれに乗っても大丈夫です。
「六本松」というバス停で降りたら、すぐ目の前にありますから。
と笑顔で教えて差し上げました。
しかし、本当にこの乗り場にくるバスが
すべて六本松に行くのか、とっても心許ないので
やって来るバスをしっかりチェック。
六本松行きのバスに乗ってしまえば、後は楽チンなのです。
なんてったって、六本松で降りたらすぐ目の前が九州大学ですから。
でもね。
旅人さんの不安な気持ちはよく分かるのです。
まして、バス。
ワタクシ、電車よりバスのほうが苦手なのです。
というわけで、旅人の気持ちになって、
バスを降りてからの風景を思い浮かべてみました。
うん、大丈夫!
やっぱり降りたらすぐ目の前が九州大学!
迷いようがないわ。
・・・あれ?
聞かれたのは福岡大学じゃなかったっけ?
福岡大学の薬学部じゃなかったっけ?
しまった!間違えたー!
九州大学教えちまったよ。
福岡大学の場所を聞くなんて、確実に福岡に不案内な人なのに。
福岡への旅人だと思うのに。
道案内どおりに行ったのに、間違った場所にたどり着いたなんて、
確実に福岡のイメージダウンだわー。どうしよー!
と、あたふたしているうちに、六本松行きのバス到着。
やばい!!
絶対にさっきの人、あのバスに乗ってるよ!
どーしよ、どーしよ。
ほんの少しの逡巡直後、バスに向かって猛ダッシュするワタクシ。
「すみませーん!!」
と叫びながらバスに乗り込んだワタクシに、
「なんですか?」
と律儀に答えてくれる運転手さん。
「あ!違うんです!」
と、答え返すワタクシ。
何がちがうんだか、さっぱり訳分かんないっつーに。
バスの中で「すみません!」と叫ばれたら
どの運転手さんも自分だと思うに決まってるっつーに。
と、自分で突っ込みを入れつつ、先ほどの旅人を探して
きょろきょろとバスの中を見渡すワタクシ。
・・・でもね。
ワタクシと来たら、人の顔を覚えるのがとことん苦手なのです。
しかも、道を聞かれた人の顔なんて、そんなに注意深く見ていないのです。
一期一会を軽視しすぎ。
ひとつひとつの出会いを軽んじすぎ。
特徴どころか、服装すら覚えていないのです。
唯一、分かる特徴は、殿方だったことぐらい。
生憎、バスの中は殿方だらけ。
何のヒントにもなりません。
あぁ、あの人はいずこ?どうすれば、見つけられるの?
と、まるで離れ離れになった想い人を探しているかのように
熱いまなざしでバスを見渡すワタクシ。
でも、いくら視線に熱をこめたとしても、
みつからないものは見つからないのです。
とは言え、見つからないと困る!(旅人のほうが)
えーい!!一か八か!
「私としゃべったこと、ある人ー!」
・・・言い訳をするのならば。
時間の余裕がなかったのです。
それに伴い、精神的な余裕も奪われたのです。
あと5分、バスの到着が遅ければ。
もっとオトナちっく、かつかっこいい対処ができたと思うんだけどなー。
と、悔しがるワタクシに友人が不思議そうに尋ねました。
「ねえ、その状況でオトナちっくな対応って、どんなのよ?」
・・・あともう少し、時間をください。
次回のために考えておきます。