のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

8月15日

2012年08月15日 23時26分18秒 | 日常生活
終戦記念日です。

終戦記念日なのに。
いろんな政治の思惑に振り回される「今日」を伝えるニュースに胸が痛くなりました。

勉強不足なので、難しいことはあまりよくわかりません。
もはやトラウマではないかと思うぐらいに、「あの頃の日本」を振り返ることも苦手です。
思わず、「あの頃の日本」から目をそらしてしまう。
そんな思いを抱かせるのが「あの頃の日本」だったのだと思うのです。

いろんな。
いろんな難しいことは抜きにして。


ただただ平和を祈ろうと思います。
祈るだけでなく、行動も伴わせる。
自分にできることを。
自分にできることから。

おおかみこどもの雨と雪/2012年日本

2012年08月15日 22時49分35秒 | 映画鑑賞
■おおかみこどもの雨と雪/2012年日本
■監督:細田守
■脚本:奥寺佐渡子、細田守
■キャスト(声の出演)
 宮崎あおい、大沢たかお、菅原文太、
■ストーリ
女子大生の花は、大学の教室で出会った男性と恋に落ちる。彼は自分がニホンオオカミの末裔、「おおかみおとこ」であることを告白するが、花はそれを受け入れ、ふたりの子供を産む。産まれた姉「雪」と弟「雨」は狼に変身できる「おおかみこども」だった。しかし雨の出産直後、彼は事故で亡くなってしまい、家族の幸せな日々に終止符が打たれる。おおかみこどものきょうだいを抱えた花は、豊かな自然の残る田舎に移住することを決意する。
「私が好きになった人は、"おおかみおとこ"でした。」
「私は、この子たちと生きていく。」

■感想 ☆☆☆☆
映像と音楽の美しい映画でした。おおかみこどもたちが野山をかけめぐる場面は、その速度や空気、景色を自分のことのように感じられる迫力でした。映画館で見て本当によかった。久々に「映画館で見るべき映画だったな」という映画を見た気がします。

そして、どうしようもなく切ない映画でした。「生きる」って何だろう?「誰かと寄り添って生きる」ってどういうことだろう?ということをひたすらに考えさせられる映画でした。人生たった一度の恋。その恋の思い出を大切に抱え込んで生きていける花はすごいと思うし、きっとすごく幸せなことなんだろうな、とも思うけれど、それでも、私にとっては身を切られるような切なさ、寂しさを感じるラストでした。きっと私は、「ずっとひとり」に慣れているからこそ、「誰かと寄り添い、心を許しあった後に突如、その幸せを奪われる孤独」がこわいのだと思います。ずっとひとりだったら知ることのない喜びを知ってしまって、だからこそ、得てしまう寂しさ。その寂しさの計り知れなさに胸をつかまれたまま、ラストを迎えました。

いろんな選択があって、今の私がある。いろんな選択が今の私を形成している。
そういうことを考えさせられた作品でした。

次は来年だね

2012年08月15日 00時22分52秒 | 日常生活
お盆の恒例行事。親族集まってのバーベキュー大会です。
一体、何人集まったのか誰一人把握していません。
把握できていません。それぐらいの大人数。
「食後のおやつに」と買ってきたアイスは全部で36個でした。

ざっくりと集まった家族を振り返っても
3人、2人、4人、7人、3人、3人、3人、2人、4人、4人、2人・・・
えっと合計は・・・・37人?
数え漏れがなければ37人(欠席者2名)です。
・・・すごいなー。

1年に2度、お盆とお正月しか会う機会はないけれど。
でも、会うと笑顔で話ができて
「親戚」という友人や同僚よりもほんの少し距離感が近い感覚が保たれていて。
みんなでわーわーきゃーきゃー騒いで。
とてつもなく賑やかしい、あったかいこの空間が瞬時に作れてしまう。
そういった人たちがたくさんたくさんいることを
すごく幸せなことだな、と思います。
親族一同集まるたびに、親戚が多いって楽しいな、
こんなふうにみんなで集まれるときが少しでも長く続けばいいな、と思います。

・・・ま、残念なことに、私自身は、
親族の人数増加にまったく貢献できていないわけですが。


ところで。
久しぶりに再会した従姉妹のちびっこちゃん同士が
こんな会話を交わしていて、その会話のかわいらしさに胸がきゅんとなりました。

「あしたも あえるね。」
「うれしいね。」
「きのうも あったよね。」
「うん。みっかかんつづけて あっとうよね。」
「うれしい。」
「うん。うれしい。」
「あした、あめやったら どうする?」
「・・・かなしい。」
「あおうね。」
「あおうね。」