「打掛姿が見れないなんて!」とよよと泣き崩れた母上(比喩ではなく、本当に。)のため、打掛に日本髪をつけて前撮り写真におさまりました。
試着の際に、散々、母上と衣装担当さんで「打掛にはやっぱり日本髪ですよねぇ。」とか「日本髪以外で打掛だなんて考えられない!」だとか「最近の日本髪はサイズもきちんと合わせるから、昔ほど鬘鬘していなくってかわいいですよ。」だとか盛り上がっていたのに、当日の朝になって「日本髪で写真撮るだなんて聞いてません。」と言われたり、前日、わざわざ荷物を持って行き、忘れ物がないかのチェックを受け、「かばんと草履が足りてませんね。」とご指摘いただいたので、当日追加でかばんと草履を持って行ったのに「成人式じゃないんでかばんなんていりませんよー。」と言われたり、いっろいろすったもんだありましたが、とにもかくにも無事に終了しました。
・・・「日本髪の鬘ありません。」と言われた時の青ざめっぷりは尋常じゃありませんでしたが。
用意が終わった頃にやってくる予定だった母上にとにかく心の準備をしてもらわなきゃ!と大急ぎで電話をすると、「そんなの前撮りする意味がないやん!」と言われてしまい、完全に打ちひしがれましたが。
まったくもって事情を知らないメイク担当さんを巻き込み、どうしよう?どうしよう?と思いっきりわたわた。控室で思いっきり打ちひしがれていました。
そんな私の隣で「ここまでいくと、なんか面白くなってきた。巡り合わせが悪いんだって。」と変に楽しくなってしまった婚約者さんの姿にはほんの少し救われました。一緒に落ち込まれるよりはいい気がする。
日本髪に打掛姿を楽しみにしていた母上のためにも、これはもう日程を変えるしかないのかしら・・・としょんぼり思いめぐらせていたら(というよりは、しょんぼりに引きずられ過ぎていて建設的なことを何も考えられませんでした。ひたすらにぼんやりしてました。)なんと、その日たまたま他の花嫁様との打ち合わせのために持ってきていた日本髪を貸していただけることに!サイズ合わせとかまったくしていなかったためにかっぽかっぽでひっじょーに不安定なバランスでしたが、それでも見た感じはまったく不自然ではなく(?いや、やや大きめなのが分かるかな。)まるで私のための鬘!という感じで写真におさまることができました。
もうね、誰が何と言おうと、この鬘は私のための鬘です。あの日、あの鬘を私以上に必要としていた人はいませんでした!断言できちゃう。
というわけで紆余曲折を経て、無事に前撮り写真を取ることができました。
楽しかったー!
打掛も日本髪も非日常で思いっきりコスプレ感覚を楽しむことができました。
またね、自分で言うのも何ですが、わたくしのなで肩具合とか胸ぺったんこ具合とかが見事に和装体型でえっらいこと似合うのです。嬉しさ通り越して悲しくなるぐらい似合ってました。(一応、自画自賛。・・・すればするほど悲しくなるけど。)
これが最後のはず!と思って着た母上から譲り受けた振袖も長く長くお付き合いしてきただけあって、愛着があるいとおしいもので、感無量の撮影でした。
どうせなら・・・とかねてからの憧れだった「教会で振袖」写真もリクエスト。
しっかし、楽しかった半面、こっぱずかしさも存分に味わった一日でした。「そんなの無理ですよう!」と思わず断固拒否してしまったポーズも「チャレンジしてみよっか。」みたいな明るいノリでカメラマンさんがリクエストしてくださいましたが、無理なものは無理でした。てんでリクエスト通りにできず。
「早く!時間おしてるんだから!」
と婚約者さんから諭される始末。
・・・これは恥ずかしくないんだ・・・・。と婚約者さんの新たな一面も垣間見ることができました。
なんでも「人前で話す」とか「人前で歌う」みたいに動きが伴わなければ恥ずかしくないんだとか。人それぞれだな・・・と心底思いました。
カメラマンさんからは
「ふつうはそろそろ慣れるんだけどねぇ。」
とやや呆れられましたが、慣れないものは慣れないのです。
というわけで、慣れないままに撮影が終了しました。
慣れなくてあたふたいっぱいしましたが、すごく楽しい撮影でした。あとから合流した母上からも
「すごく楽しそうやったねぇ。もっと厳粛な感じで写真を撮るのかと思ってたのに。笑い過ぎなぐらい笑ってたねぇ。」
と感嘆されたっけ。そして
「プロの化粧技術ってすごいのねぇ・・・・。」
とひたすらに感嘆されまくりました。
同感です。
よく芸能人が整形疑惑をかけられていますが、整形なんてしてないんじゃないかな?化粧だけでこんなに顔が変わっちゃうんだもの、みんなメイクで顔作ってるだけなんじゃないかな、と大声で弁護してあげたくなりました。
毎日、この顔が作れたら、私の人生、なんだか色々と変わった気がします。
すごいな。日本のメイク技術。
試着の際に、散々、母上と衣装担当さんで「打掛にはやっぱり日本髪ですよねぇ。」とか「日本髪以外で打掛だなんて考えられない!」だとか「最近の日本髪はサイズもきちんと合わせるから、昔ほど鬘鬘していなくってかわいいですよ。」だとか盛り上がっていたのに、当日の朝になって「日本髪で写真撮るだなんて聞いてません。」と言われたり、前日、わざわざ荷物を持って行き、忘れ物がないかのチェックを受け、「かばんと草履が足りてませんね。」とご指摘いただいたので、当日追加でかばんと草履を持って行ったのに「成人式じゃないんでかばんなんていりませんよー。」と言われたり、いっろいろすったもんだありましたが、とにもかくにも無事に終了しました。
・・・「日本髪の鬘ありません。」と言われた時の青ざめっぷりは尋常じゃありませんでしたが。
用意が終わった頃にやってくる予定だった母上にとにかく心の準備をしてもらわなきゃ!と大急ぎで電話をすると、「そんなの前撮りする意味がないやん!」と言われてしまい、完全に打ちひしがれましたが。
まったくもって事情を知らないメイク担当さんを巻き込み、どうしよう?どうしよう?と思いっきりわたわた。控室で思いっきり打ちひしがれていました。
そんな私の隣で「ここまでいくと、なんか面白くなってきた。巡り合わせが悪いんだって。」と変に楽しくなってしまった婚約者さんの姿にはほんの少し救われました。一緒に落ち込まれるよりはいい気がする。
日本髪に打掛姿を楽しみにしていた母上のためにも、これはもう日程を変えるしかないのかしら・・・としょんぼり思いめぐらせていたら(というよりは、しょんぼりに引きずられ過ぎていて建設的なことを何も考えられませんでした。ひたすらにぼんやりしてました。)なんと、その日たまたま他の花嫁様との打ち合わせのために持ってきていた日本髪を貸していただけることに!サイズ合わせとかまったくしていなかったためにかっぽかっぽでひっじょーに不安定なバランスでしたが、それでも見た感じはまったく不自然ではなく(?いや、やや大きめなのが分かるかな。)まるで私のための鬘!という感じで写真におさまることができました。
もうね、誰が何と言おうと、この鬘は私のための鬘です。あの日、あの鬘を私以上に必要としていた人はいませんでした!断言できちゃう。
というわけで紆余曲折を経て、無事に前撮り写真を取ることができました。
楽しかったー!
打掛も日本髪も非日常で思いっきりコスプレ感覚を楽しむことができました。
またね、自分で言うのも何ですが、わたくしのなで肩具合とか胸ぺったんこ具合とかが見事に和装体型でえっらいこと似合うのです。嬉しさ通り越して悲しくなるぐらい似合ってました。(一応、自画自賛。・・・すればするほど悲しくなるけど。)
これが最後のはず!と思って着た母上から譲り受けた振袖も長く長くお付き合いしてきただけあって、愛着があるいとおしいもので、感無量の撮影でした。
どうせなら・・・とかねてからの憧れだった「教会で振袖」写真もリクエスト。
しっかし、楽しかった半面、こっぱずかしさも存分に味わった一日でした。「そんなの無理ですよう!」と思わず断固拒否してしまったポーズも「チャレンジしてみよっか。」みたいな明るいノリでカメラマンさんがリクエストしてくださいましたが、無理なものは無理でした。てんでリクエスト通りにできず。
「早く!時間おしてるんだから!」
と婚約者さんから諭される始末。
・・・これは恥ずかしくないんだ・・・・。と婚約者さんの新たな一面も垣間見ることができました。
なんでも「人前で話す」とか「人前で歌う」みたいに動きが伴わなければ恥ずかしくないんだとか。人それぞれだな・・・と心底思いました。
カメラマンさんからは
「ふつうはそろそろ慣れるんだけどねぇ。」
とやや呆れられましたが、慣れないものは慣れないのです。
というわけで、慣れないままに撮影が終了しました。
慣れなくてあたふたいっぱいしましたが、すごく楽しい撮影でした。あとから合流した母上からも
「すごく楽しそうやったねぇ。もっと厳粛な感じで写真を撮るのかと思ってたのに。笑い過ぎなぐらい笑ってたねぇ。」
と感嘆されたっけ。そして
「プロの化粧技術ってすごいのねぇ・・・・。」
とひたすらに感嘆されまくりました。
同感です。
よく芸能人が整形疑惑をかけられていますが、整形なんてしてないんじゃないかな?化粧だけでこんなに顔が変わっちゃうんだもの、みんなメイクで顔作ってるだけなんじゃないかな、と大声で弁護してあげたくなりました。
毎日、この顔が作れたら、私の人生、なんだか色々と変わった気がします。
すごいな。日本のメイク技術。