のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

なんくるないさー

2015年08月21日 10時52分30秒 | 日常生活
婚約者さんがあまりお休みを取れない方なので、「まとまったお休みをもらえるお盆休みに引越ししようよー」と持ちかけたのは7月頃でした。
婚約者さんがこつこつこつこつ荷物をまとめたり、自分で運べる荷物は自分で運び込んだり、「立つ鳥跡を濁さず」のことわざを死守すべく、必死の形相で掃除を行ったりするのをまるで他人事のように横目で見ていた結果、引越し直前までわたわたすることに。そろそろ本当に「計画的」という言葉を覚えたいもんだよ・・・と思いながら引っ越しを始めました。

なのに!
当日の午前中は姉に絶対服従の妹さんが新居の掃除をしてくれて、家はぴかぴかに。
その隣ではもはや「特技:引っ越し」と宣言していいのではないか、というぐらい引っ越し作業に精通している父上が黙々着々と荷物を運びこんでくれて、私の準備不足を補ってありあまるぐらい引っ越し作業は快適に進みました。
その上、午後からは幼馴染夫妻がやって来て家具の配置を手伝ってくれたり、カーテンを取り付けてくれたり、長年放置されていて汚れきっていた食器をきれいに洗ってくれたり、八面六臂の大活躍。引っ越し作業はますます順調に進・・・むわけもなく。
引っ越しのあれやこれやで突如、エアコンが壊れてしまったり、私のあまりのモノの多さに(本とCDだけでなく、靴とか洋服とか手紙とか日記帳とか、もういろんなジャンルの物がたっくさんありました。所有者は私なのに、私が一番びっくりしてました。こんなにあったなんて知らなかったー。)途方にくれたり。モノに囲まれて「これが全部片付く日なんて来るのかな・・・・。いや、来るわけない」とペシミスティック(※厭世的、悲観的。いつか使ってみたいと思っていた言葉です。ようやっと使う機会が廻ってきたー!)な気持ちに襲われたのでした。ホント終わる気が全然しなかった!

けれど。
よくも悪くもすべてのものには必ず「終わり」があるのです。準備もまったくしていなかった私にも(そして、引越し当日にまったく役に立たなかった私にも)「終わり」はちゃんと与えられました。(というか、とりあえず片付いていない荷物を目に見えないところ(2階)においやるところまではたどり着きました。後は少しずつ片付けていけばいいやー。と思っているので、このままきっと年末ぐらいまでは2階が物干し部屋 兼 開かずの間となるはず。)

とりあえず。
準備なんてしていなくても、意外となんとかなるもんだ、ということを体感しました。

いや、むしろ。
「持つべきものは困った人を見捨てておけない情の深い家族とか面倒見のよい幼馴染。」
心底実感してます。感謝してます。