のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

新たな趣味

2016年06月18日 16時37分58秒 | 日常生活
結婚式を無事に終えた昨年9月。
新婚旅行から帰りついた翌々日に高熱を出して倒れ、入院しました。
病名は腎盂腎炎。なんでも疲れやストレスからなりやすいんだとか。もともと女性がなりやすい病気みたいで
「腎盂腎炎で入院したんですよ。」
と報告すると、方々の諸先輩方から「私もしたことある!」という報告を受けました。併せて
「再発しやすいから気を付けてね。」
というアドバイスもいただいていましたが、幸いなことに再発の兆しはなく、元気に楽しく新婚生活を送っていました。

腎盂腎炎になったことすらいい思い出となりつつあった先月、半年ぶりに発熱。その症状があまりに前回入院時の症状と似ているため、珍しくすぐさま病院に診ていただいたところ(基本的には病院に行かず、薬も飲まず、寝て治そうとがんばるタイプです。)、その日のうちに「入院」となったのでした。

ただ、妊娠しているためにレントゲンが取れず、尿検査と触診、およびエコー検査のみでの診察のため、「その可能性が高い」ものの厳密には断定できないみたいで「尿路感染症」というざっくりとした診断名となりました。なんでも妊娠すると子宮が大きくなり、腎臓を圧迫するため、妊婦さんは尿路感染症になりやすいんだそうです。前回と同じく一週間入院し、抗生物質を点滴で流してもらい、無事に退院。

・・・したものの、一か月も経たないうちにまたもや再発したのが先週でした。
さすがに私も症状に慣れ親しみを覚えるようになってしまい、「もしや、この症状は・・・」と発熱する前に受診したため、今回は入院とならず、一週間の投薬治療でよいと言われました。万歳!いつもは少し症状が回復すると、途端に薬をきちんと飲むことをすっかり忘れてしまうのですが、今回ばかりは妊婦期間ということもあって、おとなしくいただいた薬をすべて飲み続けました。だれか私を褒めてほしい・・・・。

きちんと薬を飲み終えたものの、すっきり回復した感じではなく(当社比。普段、あまり体調を崩さないために、今一つ「体調がよくない」状況がよくわからない状態ではありました。)少々不安な日々を送っていたら、案の定、痛みのあまり、歩いて帰るのもきついかも・・・という症状に襲われたのが今週木曜日の出来事でした。夫さんにヘルプのメールを出し、最寄り駅まで徒歩10分という近距離にも関わらず、車でお迎えに来てもらったところ、
「もうついでだから、診てもらえるんだったら、病院に寄って帰ったほうがいいんじゃない?」
と言ってくれたため、そのまま病院に行ったところ
「やっぱり投薬じゃ完治は難しかったかな。点滴にしましょうか。・・・うん、入院ね。」
と診断されてしまったのでした。

あまりのショックにしばし痛みを忘れました。
これっぽっちのショックで痛みを忘れられるんだったら、今日、受診しなくてもよかったんじゃ?と後悔するぐらい潔い痛みの忘れっぷりでしたが、尿検査の結果などはやはり芳しくなく、早めに入院しておいてよかったのかな、と自分を慰めながら点滴を受けたのでした。

結婚して1年未満で入院3回って!
どうなのよ?!
と、自分でも思わずにはいられません。
年に一度、どころか2、3年に一度の海外旅行を「趣味」と言えるのであれば、1年未満で3回の入院はもはや「趣味」と言っても過言ではないレベル。しかも前回、前々回と妊婦ゆえに産科のない総合病院では受け入れてもらえず、産婦人科に入院となったため、食事も美味しく個室でのんびり、テレビも見放題、本も読み放題でまさに「のんびり一人旅」といった感じ。お見舞いに来た甥っ子君と姪っ子ちゃんは夕食を見るたびに
「食べたい・・・。」
と半べそをかき、妹さんに怒られていました。面目ない・・・。随分とお兄ちゃんになった甥っ子君は聞き分けもよくなり、ママに怒られた瞬間からおねだりの言葉を口にしなくなりましたが(あっぱれ!)、それでもぽつりと
「たろくんもここに入院したいな・・・。」
と叶わぬ願望を口にしていました。・・・変にうらやましい思いをさせてしまって、本当に申し訳ないっす。

というわけで、方々に迷惑をかけ通しの妊婦期間をすごしています。
でも、今回は入院期間3日で退院できました!入院期間7日間と思って家族や会社や教会、遊ぶ約束をしていた友人に連絡してしまっただけに、やや恥ずかしいぐらいのスピーディーな退院っぷりです。こんなことなら、こっそり入院しておけばよかった!約束も取りやめる必要なんかなかったんじゃ・・・。会社にも早々に連絡しちゃったけど、「風邪で休みます」ぐらいの連絡でまったくもって問題ないぐらいの入院期間でした。大騒ぎしすぎの連絡で、なんて恥ずかしい・・・。とシュンとしています。

とはいえ、再発に次ぐ再発で、産休までの残り2か月間は非常に不安。先生にも
「何に気を付ければいいんでしょうか?」
と尋ねてみましたが、
「ないね。ない。これはもう体質だから。」
とほれぼれするぐらいきっぱりと男らしく宣言されました。

ふーむ。どうしたものか・・・。
とりあえずは「自宅療養期間」を少しいただいたので、ゆっくり休みます。