火曜日、長男は人生2回目の予防接種でした。
人生初の予防接種では、注射の痛みよりも自分の体を理不尽に押さえつけられたことに腹を立て、かなりヒステリックに泣き喚いて抗議した長男。お医者様からは
「そんなに怒らんでも・・・・。」
と困惑されておりました。もちろん、2回目の予防接種もぎゃんぎゃん泣きました。その泣き方は初回同様、「注射が痛いよう。怖いよう。」という泣き方ではなく、「痛い!なんだこれ!」と明らかに怒り狂っている泣き方で。・・・その利かん気の強さは一体。と思いましたが、夫さんは小さい頃からとにかく負けん気が強く(義父談)、私はとにかく無駄に気が強いわけです。そりゃ、こうなる。申し訳ない。
予防接種帰り、幼馴染の家に立ち寄ったところ
「うちの子も泣いたよー。悲劇のヒロインみたいに悲しそうに泣いてた。でも、予防接種の日は疲れるのか、眠りが深かったよー。いつもより早くぐずりだしたかと思ったら、あっという間に寝て、授乳時間になっても起きんかったんよー。今日はゆっくり寝てくれるよー。」
と言われました。
でもなー。そもそも長男はヒロインみたいに悲しそうに泣きもせず、明らかに怒り狂っていたわけです。そこからなんか違う・・・。そして、予防接種初体験の日の長男の様子は既にてんで覚えていないわけですが、これまでに「うちの子が早く寝た」という事態にとんと心当たりがないのです。そんな日があったら夫婦で赤飯炊いてお祝いすると思うのに。というわけで、うちの子は今夜もぐっすりゆっくり寝るなんてことはなさそう。
と伝えて帰宅しました。
さて、その夜。我が家の長男は。
予防接種で興奮したのか、一晩中、泣き愚図ってしっかり、どころかまったく眠らないという暴挙に出てくれました。なんてこと!そもそも「ぐっすり眠る」だなんて期待していなかったけれど、心の片隅でほんの少し「でも、もしかして・・・」とちらり思っちゃっていたわけです。このほんのぽっちりの期待をどうしてくれよう!
とはいえ、長男の様子からは眠たくて眠たくて眠たくて仕方がないのに、興奮して眠れない、だからきつい、という様子がしっかり伝わってくるので、かわいそうで、かわいそうで。腹が立つ、という感情とは無縁だったのが私の中では割に大きな救いではありました。
「かわいそうにねぇ。なんで、そんなに寝るのが下手なんかねぇ。」
と言いながら、一晩中、寝かしつけを試み、うとうとと眠り始めた長男をそっと布団に移し、しばらく添い寝し、眠りが深くなったら離れようとするも、長男の眠りは深くならず、再び「うわーん!」と泣き始める、再度、寝かしつけを試みる、という手順をエンドレスで繰り返したのでした。
翌朝、とりあえず幼馴染には「話が違うよ!」という苦情メールを早々に送りました。(完全なる八つ当たり。)
それにしても、子どもって、その子その子でまったく反応が異なるんだなぁという至極当たり前のことをまたもや実感したのでした。(幼馴染の長男君は我が家の長男の3か月お兄ちゃんですが、たった3か月しか違わないので、泣き方や寝方、身体の動かし方などいろんなことをダイレクトに比較でき、その違いっぷりがとにかくとても面白いです。)
でもって、昨日も寝不足のせいか、ぐずぐずさん継続中だった長男。「家にいて何もできない」よりは「外に出てるから何もできない」ほうが精神衛生によろしいぞ、と思い立ち、教会へ行き、「水ようごはん」(という「水曜の夜はみんなで食卓囲んで夜ご飯食べましょうよ!」というイベント)にて「聞いてくださいよー!」とみんなに愚痴をこぼしまくってすっきりし、合流してくれた夫さんと美味しい夕食をご馳走になり、あまつさえ食後の珈琲とぜんざいまで楽しみ、なんだかものすごーく得しちゃったような(なんせ平日の夜に夕食作りをしなかったのです。嬉しい!お得気分!)楽しい気持ちになって、帰路についたのでした。昨日が水曜日で本当によかった!
最近、朝は教育番組を30分ほどつけて、親子で楽しんでいるのですが、森山直太朗さんの「みんなおんなじ」という曲が歌詞、メロディ共に大好きで、ふとしたときにくちずさんでいます。でもって、この曲の歌詞がなんだか子育てそのものだなぁ・・・と思ったのでした。
--※ 抜粋 ※-------------------------------------------
きつつき ばった とむそんがぜる
それぞれみんな おんなじいきもの
みんなちがって みんなおんなじ
みているぼくも どこかおんなじ
みんなちがって みんなおんなじ
きみがわらえば ぼくはおんのじ
---------------------------------------------------------
そうなの!
それぞれみんな反応もやることも違うけど、結局はみんなおんなじ「子育てって大変!」に行き着くの!
でもって、母ちゃん(←私)は今、心から「きみがわらえば おんのじ」、そう思って生きています。
だから、今日はちゃんと寝ておくれー。
予防接種のせいで興奮して寝ないんだとばかり思っていた長男ですが、昨日も1時間半ほどわんわんと(かなり控えめな表現です。)泣きっぱなしでした。1時間半もわんわん(ぎゃんぎゃん)泣いて過ごしているのに、これっぽっちも寝れる気配がなかったので、昨日は最終兵器の抱っこ紐を取り出し、私の身体にくくりつけて歩き回り、「おやすみなさい」から2時間半後、ようやく眠りについたのでした。今までもずっとずっと寝るのは下手な子だったけれど、これだけわんわんぎゃんぎゃん泣き続けたら、疲れて寝入っていたのに。どうやら3か月過ぎて、体力がついてしまい「寝るのが苦手」に拍車がかかった模様。体力ついたのはうれしいことではあるのだけれど、ひたすらに寝れなくて泣き続ける我が子に付き合うのは切なくもあるわけで。もう!本当に!心から!「きみがわらえば ぼくはおんのじ」です。「きみがねむれば ぼくはおんのじ」とも思っています。
はたして今夜の彼のご機嫌はいかに?
人生初の予防接種では、注射の痛みよりも自分の体を理不尽に押さえつけられたことに腹を立て、かなりヒステリックに泣き喚いて抗議した長男。お医者様からは
「そんなに怒らんでも・・・・。」
と困惑されておりました。もちろん、2回目の予防接種もぎゃんぎゃん泣きました。その泣き方は初回同様、「注射が痛いよう。怖いよう。」という泣き方ではなく、「痛い!なんだこれ!」と明らかに怒り狂っている泣き方で。・・・その利かん気の強さは一体。と思いましたが、夫さんは小さい頃からとにかく負けん気が強く(義父談)、私はとにかく無駄に気が強いわけです。そりゃ、こうなる。申し訳ない。
予防接種帰り、幼馴染の家に立ち寄ったところ
「うちの子も泣いたよー。悲劇のヒロインみたいに悲しそうに泣いてた。でも、予防接種の日は疲れるのか、眠りが深かったよー。いつもより早くぐずりだしたかと思ったら、あっという間に寝て、授乳時間になっても起きんかったんよー。今日はゆっくり寝てくれるよー。」
と言われました。
でもなー。そもそも長男はヒロインみたいに悲しそうに泣きもせず、明らかに怒り狂っていたわけです。そこからなんか違う・・・。そして、予防接種初体験の日の長男の様子は既にてんで覚えていないわけですが、これまでに「うちの子が早く寝た」という事態にとんと心当たりがないのです。そんな日があったら夫婦で赤飯炊いてお祝いすると思うのに。というわけで、うちの子は今夜もぐっすりゆっくり寝るなんてことはなさそう。
と伝えて帰宅しました。
さて、その夜。我が家の長男は。
予防接種で興奮したのか、一晩中、泣き愚図ってしっかり、どころかまったく眠らないという暴挙に出てくれました。なんてこと!そもそも「ぐっすり眠る」だなんて期待していなかったけれど、心の片隅でほんの少し「でも、もしかして・・・」とちらり思っちゃっていたわけです。このほんのぽっちりの期待をどうしてくれよう!
とはいえ、長男の様子からは眠たくて眠たくて眠たくて仕方がないのに、興奮して眠れない、だからきつい、という様子がしっかり伝わってくるので、かわいそうで、かわいそうで。腹が立つ、という感情とは無縁だったのが私の中では割に大きな救いではありました。
「かわいそうにねぇ。なんで、そんなに寝るのが下手なんかねぇ。」
と言いながら、一晩中、寝かしつけを試み、うとうとと眠り始めた長男をそっと布団に移し、しばらく添い寝し、眠りが深くなったら離れようとするも、長男の眠りは深くならず、再び「うわーん!」と泣き始める、再度、寝かしつけを試みる、という手順をエンドレスで繰り返したのでした。
翌朝、とりあえず幼馴染には「話が違うよ!」という苦情メールを早々に送りました。(完全なる八つ当たり。)
それにしても、子どもって、その子その子でまったく反応が異なるんだなぁという至極当たり前のことをまたもや実感したのでした。(幼馴染の長男君は我が家の長男の3か月お兄ちゃんですが、たった3か月しか違わないので、泣き方や寝方、身体の動かし方などいろんなことをダイレクトに比較でき、その違いっぷりがとにかくとても面白いです。)
でもって、昨日も寝不足のせいか、ぐずぐずさん継続中だった長男。「家にいて何もできない」よりは「外に出てるから何もできない」ほうが精神衛生によろしいぞ、と思い立ち、教会へ行き、「水ようごはん」(という「水曜の夜はみんなで食卓囲んで夜ご飯食べましょうよ!」というイベント)にて「聞いてくださいよー!」とみんなに愚痴をこぼしまくってすっきりし、合流してくれた夫さんと美味しい夕食をご馳走になり、あまつさえ食後の珈琲とぜんざいまで楽しみ、なんだかものすごーく得しちゃったような(なんせ平日の夜に夕食作りをしなかったのです。嬉しい!お得気分!)楽しい気持ちになって、帰路についたのでした。昨日が水曜日で本当によかった!
最近、朝は教育番組を30分ほどつけて、親子で楽しんでいるのですが、森山直太朗さんの「みんなおんなじ」という曲が歌詞、メロディ共に大好きで、ふとしたときにくちずさんでいます。でもって、この曲の歌詞がなんだか子育てそのものだなぁ・・・と思ったのでした。
--※ 抜粋 ※-------------------------------------------
きつつき ばった とむそんがぜる
それぞれみんな おんなじいきもの
みんなちがって みんなおんなじ
みているぼくも どこかおんなじ
みんなちがって みんなおんなじ
きみがわらえば ぼくはおんのじ
---------------------------------------------------------
そうなの!
それぞれみんな反応もやることも違うけど、結局はみんなおんなじ「子育てって大変!」に行き着くの!
でもって、母ちゃん(←私)は今、心から「きみがわらえば おんのじ」、そう思って生きています。
だから、今日はちゃんと寝ておくれー。
予防接種のせいで興奮して寝ないんだとばかり思っていた長男ですが、昨日も1時間半ほどわんわんと(かなり控えめな表現です。)泣きっぱなしでした。1時間半もわんわん(ぎゃんぎゃん)泣いて過ごしているのに、これっぽっちも寝れる気配がなかったので、昨日は最終兵器の抱っこ紐を取り出し、私の身体にくくりつけて歩き回り、「おやすみなさい」から2時間半後、ようやく眠りについたのでした。今までもずっとずっと寝るのは下手な子だったけれど、これだけわんわんぎゃんぎゃん泣き続けたら、疲れて寝入っていたのに。どうやら3か月過ぎて、体力がついてしまい「寝るのが苦手」に拍車がかかった模様。体力ついたのはうれしいことではあるのだけれど、ひたすらに寝れなくて泣き続ける我が子に付き合うのは切なくもあるわけで。もう!本当に!心から!「きみがわらえば ぼくはおんのじ」です。「きみがねむれば ぼくはおんのじ」とも思っています。
はたして今夜の彼のご機嫌はいかに?