のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

目指せ!門司港!の焼きカレー

2017年01月23日 14時32分35秒 | 100キロウォーク
1年ぶりに100キロウォークの練習会に参加しました。
当初の予定では7時に西小倉を出発し、北九州マラソンのコースを歩き、15時ごろに門司港到着を目指す30キロの練習だったのですが、天候不良のため、前日、10時にスペースワールド駅を出発し、北九州マラソンのコースを歩いて14時半の門司港到着を目指す22キロの練習に変更!という連絡がありました。

と、なると、私も予定を変更して練習にまるまるっと参加できちゃうんじゃないの?と欲張りモードが発動。
当初の予定では、長男を抱っこ紐に入れて練習に合流し、小倉駅から門司港までの10キロを長男と共に歩こう!と考えていたのですが、そもそもお天気が芳しくなく、寒さが厳しいために長男を連れて歩くのは諦めました。そのうえ、練習開始時間まで遅くなってくれたのです。朝7時開始の練習前に長男を妹さんに預けるのは難しいけれど、10時開始だったら間に合うかも!がんばろう!!

と普段はついぞ発動させることのない倍速モードをえいやっと入れて、がつがつ朝の用事をすませ、9時に妹さんちへ出発!やればできるんじゃん!私!!と自画自賛しました。車の中ではわんわん泣いていた長男を無事に泣き止ませて妹さんへ託し、いざ練習へ!!
今回の練習コースはJRの駅を巡るため、非常にリタイアしやすいのが特徴的で、妹さんにも
「定期的にリタイアできるポイントがあるから、都度、電話して連絡するね。何かあったら、そちらも電話してね!」
とお伝えしたところ、
「何かあったら、こちらから連絡するから。都度連絡なんていりません。」
と丁重にきっぱりとお断りされました。その肝っ玉母さんぶり、非常にありがたいです。

というわけで一年ぶりの練習へ!
みんなが「復帰が早いねぇ。」と驚いてくれたため、気持ちよく練習を開始できました。
開始早々、女子駅伝全国大会に遭遇し、颯爽と(この寒空の中、ランニングシャツにショートパンツで!ありえん!)走り抜ける女性たちを目の当たりにし、大いに刺激を受けたのでした。かっこよかった・・・。

久々の練習は久々だと思うととても楽しく、あっという間に1回目の休憩場所のコンビニに到着しました。約8キロ地点にあるコンビニにたどり着いても元気満タン!久々の復帰が22キロといういつもの練習より短いコースでよかった!今日は「楽しい!」で練習を終わらせられそうだぞー、とわくわくしながらコンビニで買ったおにぎりをぱくつきます。
しかも心配していた寒さもそこまで厳しくなく、雪どころか晴れ間が覗き始めているのです。なんて幸先がいいんだ!

と思っていた休憩直後。
先ほどまでの晴れ間が嘘のように空が重い色合いになり、冷たい風が吹き始め、やがてその風に乗って雪がちらつき始めました。
天気って大事なファクターなんだなー、私ってば天候に精神面が大きく影響を受けるんだわ、と悟るまでに5分もかかりませんでした。ほんの10分前は「楽しい!今日の練習、ひょっとして楽勝なんじゃないの?!」と思っていたはずなのに。
とはいえ、その雪も寒さも長時間は続かず、いったん落ち着いてくれました。よかったー!寒ささえ落ち着いてくれればこっちのもんだぜ!と盛り下がったテンションを「えいや!」と気合を入れて立て直しました。

10キロ地点の小倉駅にて、北九州マラソン出場者はランに切り替え、私たち歩き組とはお別れ。歩き組は次の休憩地点となるコンビニの珈琲を目指します。この辺りも楽しかった!なにせ練習自体がひっさびさなのです。チームメンバーとにこやかに談笑しながら歩くのって楽しい!

ただ。
足がね。足がなんだかものすごく痛くなってきました。
今まで練習で足が痛くなったことなんてまったくないのに!
どの練習もきつくてめちゃんこ疲れて、練習に出るたびに「100キロなんて絶対!無理!!」と思うけれど、でも!足が痛くなるなんてことなかったのです。それが本日はものすごーーーーく足が痛い。太ももの前面が既に筋肉痛、下腹部辺りもなんとなく筋肉痛っぽい鈍い痛みがあるし、足先の指の辺りもなんだか痛い気がする。何より、今まで歩くのに力を要したことなんてなかったのに、今の私は足を前に出すのに「えいやっ!」と力(と気合)を入れる必要があるのです。明らかに疲れてる・・・・。私、大いに疲れてますよー!

というわけで2回目の休憩地点のコンビニにて珈琲を飲むべく休憩コーナーに座った時間は至福のひとときでした。
ぬくい!(珈琲も空間も。ぬくいってとにかく幸せ。)
美味しい!(ご馳走になった珈琲も回ってきたおやつも。いつも周囲に甘えてばかりです。)
気持ちいい!(椅子に座るって行為がこんなにも気持ちが良いとは。体中の力が抜けていきます。)
あまりに気持ち良すぎるため、休みすぎると再び立ち上がる気力がゼロになってしまうのではないかと危険を感じ、自ら「休憩終わり!」と無理矢理立ち上がったほど、幸せな時間帯でした。

でもって。
練習再開後の残り8キロはものすごーーーーーーーーーーーーーーくつらいひとときでした。
雪が舞い散るわ、北風に打ち付けられるわ、で心身ともに凍え、体力を奪われ、「辛いー!」「騙されたー!」と喚きながら過ごした1時間。向かい風のせいか、歩けども歩けども、門司港は姿を見せず、最終的に「私たち、こんな雪の日に何やってるんだろうね・・・、」と笑いあい、「あぁ・・・100キロウォーカーというのは、こうやって100キロという距離がもたらす痛みや苦しみを受け入れて、笑っちゃう人たちなんだな。」と体感した一年ぶりの練習でした。

現時点での私は今年の100キロに申し込める自信が1ミクロンたりともありません。(きっぱり。)
とはいえ、久々の練習はとても楽しかったし、少し寒すぎたけれど、それでも広い世界の空気は気持ちよく、何より久々に自分ひとりで自由に動かして体は軽く(ちびっこおもりがないだけで、こんなに軽いとは!・・・ま、後半10キロはちびっこおもりを抱えているとき以上に重く、足も前にすんなりとは進められなかったんですが。)、練習中の珈琲もおにぎりも練習後の門司港名物焼きカレーもとてつもなく美味しく、なんとも魅力的な一日ではありました。とりあえずは10月なんて先のことは考えない!見るのは次の一歩のみ!まずは3月の練習を楽しみます。

ところで。
練習後、へろへろになった私を見て、なぜか夫さんは「よしよし!」とガッツポーズをせんばかりの喜びようでした。
どうやら夫婦生活で生じていたストレスがかなり解消できた模様。幸せそうにほくそえむ夫さんを見れてよかった、よかった、と思おうと思います。

プラス多めの一日

2017年01月23日 13時46分08秒 | 日常生活
どうやら人を認識し始めた長男を連れて、夫さんの高校時代のお友達のご実家と夫さん自身のご実家へ遊びに行きました。
日々成長中の長男は夕方以降、夫さんに長時間抱っこされると泣き出してしまうようになったため、出かける前に
「今日はね、お父さんのお友達のパパさん、ママさんやおじいちゃん、おばあちゃんに会うんだよ。君に会うことをすごくすごく楽しみにしている人たちなんだからね。くれぐれも愛想よくお願いしますよ!にこにこさんで一日を過ごしてね。」
と懇々と、しつこいぐらいに懇々と言い聞かせて出発しました。

その効果が発揮されたのか、この一週間の長男の言動を考えると奇跡と言っても過言ではないぐらい一日まるまるっとものすごーーーーーーくいい子さんで過ごした長男。夫さんのお友達のお父さん、お母さんにもちゃんと抱っこされて、にこにこ笑顔を向けることができ、ひたすらひたすらに褒められて過ごすことができました。(途中、数回、泣き顔を披露しかけたものの、その泣き声も甘えん坊仕様のかわいらしいもの、なおかつ私が抱っこを代わるときちんと泣き止み、また夫さんのお友達のご両親の元へ戻ることまでできたのです。すごい!この子なりに頑張ってる!!)
とにかくおふたりともにほめ上手で、いいとこ探しの達人ではなかろうか?と思うぐらいバリエーション豊富な誉め言葉を披露してくれるのです。
「なんてかわいいの!」
「目の輝きが違う!」
「三か月でこんなにも表情が豊かな子はなかなかいないよ!」
「まあ!声出しておしゃべりできるなんて!」
「本当に表情が豊か。見て笑顔もかわいいこと!」
「愛想がいいのねぇ。人が好きなのね。」
といろんな切り口でひたすらに褒め続けてくれるため、私や夫さんはものすごく気分よく誉め言葉に酔っ払ってしまい、夫さんのご実家に行く前に「ちょっと立ち寄る」つもりが2時間以上もの長居に。誉め言葉に酔っぱらうだなんて経験、なかなかないと思うのですが、こんなにも幸せで豊かな気持ちになれるんだなー、と幸せ気分でお暇したのでした。

その後は夫さんのご実家へ。こちらでもきちんと笑顔を披露し、夫さんのお父さん、お母さんに抱っこされていた長男。すごい!偉い!!・・・というか、人見知りが始まったと思ったのはやっぱり私の気のせいなのかしら?と思い始めた頃、ふいに顔をくしゃくしゃに歪めて声も出さずに涙をぽろぽろと流し始めました。



・・・・がんばってるんだね。偉いね。すごいね。
そして、さすが私の子。よそ行きの顔が本当にお上手なんですね。

と納得し、夜も更けたことだから・・・と夫さんのご実家をお暇したのでした。
帰宅後の長男は、足をばたつかせながら、きゃっきゃきゃっきゃ笑い声まで披露してくれて、ものすごーーーーーーーくご機嫌さん(というか、おかしなテンション)に。「自宅で思う存分リラックスしてますよ!今!」という様子をお父さんとお母さんに思う存分見せてくれたのでした。そして、ぎゃんぎゃん泣く時間をほとんど持っていないため、体力を消費していないにも関わらず、夜もすんなりと寝付いてくれたのでした。・・・もしや気疲れ??

生まれてきてたった3か月しか経ってないのに(あ、でも明日でまる4か月になります。早いなー。)、そして何にも考えていないように見えるのに、この小さな頭と体で色々と考えて過ごしてるんだなー。人間ってつくづく社会的な動物なんだなー、と感心しました。が。頑張った分だけ、というよりは頑張った以上に、いやむしろ、もらいすぎなぐらいに褒められ、かわいがってもらえた一日なのです。こんなにも頑張りが報われるなんてこと、大人になったらなかなかないんだからね、笑顔見せられるんだったら、見せたげなさい!と母さんは思うわけです。

というわけで、これからもこの調子でお願いしますよ!長男さん!