のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ストライキ決行!

2017年02月20日 10時15分01秒 | 子育て生活
先々週木曜日から、夫さんは体調を崩してしまい、この一週間半はほぼほぼ母子家庭のような毎日でした。
当初は「風邪気味」だったはずなのに、なぜかゆっくり休んでもらったはずの週末を挟んで月曜日に悪化し、発熱。本格的な風邪となってしまい、熱は一日で下がったものの、ひどい咳は止まらず、ひたすらにきつそうな夫さん。なかなか仕事をお休みできない職業にも関わらず、月曜は早退、火曜はお休み、木曜日に再度早退して、病院にて再受診したところ、「肺炎になりかけている」という診断を下されて、金曜日もお休みとなったのでした。

・・・日曜日は楽しみにしていた北九州マラソンが控えていたのに、勿論、欠場。
可哀想すぎる・・・・。


という感情がきちんとあるものの、夫さんがいるにも関わらず「母子家庭状態」の一週間で、私もいっぱいいっぱいになってしまい、あまり夫さんに対して優しく接することができずにいました。・・・いや、「あまり」どころか「まったくもって」優しく接することができないまま、ひたすらにトゲトゲした気持ちを抱えて過ごした一週間でした。

というのも、体調が悪い夫さんはずっとずっと寝込んでいたものの、たまに部屋に行くと携帯でニュースをチェックしたり、ゲームをしたりもしていたのです。

むきー!!!!!!そんな元気はあるの?!ツマや子供と会話をする元気や気持ちはまったくないように見えるのに!

と、イライラを募らせたツマはこの一週間、そのイライラを夫に直接ぶつけることはせず、でも明らかに「私、怒っています!」と分かる程度に感じ悪い態度で病気の夫に対応し、ようやく治りかけたかも・・・という病み上がりになりかけた状態の日曜日の朝、携帯でニュースをチェックした(と思われる。画面を見ていた姿からの推測です。)後、またも睡眠に入ろうとした夫にとうとう堪忍袋の緒が切れて、静かに
「体調、もうだいぶいいですか?」
と確認し、
「うん・・・。だいぶいい気がする。」
と弱弱しく答える夫に対して
「じゃあ、私、北九州マラソンの応援に行くんで、今日一日、長男をよろしくお願いします。」
と病み上がり未満の夫に対して無情な宣告をしてのけたのでした。

それでも
「ん。分かった・・・・。何時ぐらいに戻ってくると?」
と健気に対応する夫さんに対し、相変わらず感じ悪く
「8時ぐらいかな。あ、でもおっぱい張って痛くなったら、途中で一回戻ってくるかも。」
とどこまでも冷たく勝手な宣言をするツマ。

でーもー!!
もう限界だったのです!
病気で寝込んでしまった夫さんに対してはこれっぽっちも思うところがないけれど、病気で寝込んで、家事育児まったくできないでいるのに携帯ゲームはできちゃう夫さんに対しては思うところありまくりなんですよー!!!!

という説明もあまりに怒りすぎてできず、とりあえず長男を押し付けて一日ゆっくり北九州マラソンの応援を楽しみました。
でもって、一日、外で立ちっぱなし、おまけに最後の1時間ほどは寒風に吹かれて身体の芯から冷え込んでしまったため、とりあえずは元気をつけるためにあったかいお肉(脂身たっぷりの丸腸!)で元気を補給し、帰宅。

した後も、まだ夫に対して思うところをうまく言葉にできず、態度のみで「私、怒ってます」アピールを続けたため、さすがに珍しくも(本当にめちゃんこ珍しく。結婚して初かもしれません。)イライラして声を荒げた夫さんとひと悶着ありましたが、夕方過ぎてご機嫌が悪くなってしまい、泣きわめく長男を引き続き夫さんに預けて、嫌がらせのようにゆっくり湯船につかり、芯から温まった後、ようやくようやく「なぜ怒っているか」の理由を冷静に夫さんにお伝えすることができ、ようやく不機嫌で過ごした一週間を終えられたのでした。

はー。よかった!

とはいえ、夫さんはまだまだ本調子には程遠く、我が家はまだまだほんのり静かです。
でも、不機嫌週間を脱出できたツマはようやくようやく心から「夫さんの風邪、早く良くなれー!!」と濁りなく思えます。
本当によかった!!

アカデミー賞狙い

2017年02月20日 09時09分17秒 | 子育て生活
土曜日は高校の同窓会理事会でした。
今年、私たちは卒業して20年目の節目の年を迎えます。でもって、我が校ではこのタイミングで6月に開催される同窓会総会の幹事を任されるのです。私は卒業後、しばらくの間、縁あって同窓会の理事をさせていただいていたのですが、実家に戻ったために通勤に時間がかかるようになったり、高校とも距離が少し離れてしまったり、はたまた結婚、出産と大きなイベントが立て続いていたこともあって、すっかり同窓会と離れていました。

若いころ、同窓会の幹事年を迎えてものすごく忙しそうにしている先輩方を見て
「デスクワーク一辺倒の人は幹事業務をこなすのって難しいんじゃないかな。自分の裁量で時間をひねり出せる営業さんや自営業の人だから、できる作業が多い気がするなー。まして、女性は結婚して子供を産んだら、自分のペースで動けないだろうから、本当に難しいだろうな・・・。」
とほんのり思い続けていたのですが、まさかね、まさか自分がその心配通り、同窓会の幹事をする年に結婚して乳飲み子を抱えていようとは・・・。乳飲み子なんて、本当にこちらの思惑通りにまったくもって動いてくれない生き物なわけで・・・。本当に人生って予測がつかないことばかりです。

で、幹事年となったことを意識はしていたものの、ずっと距離を取って過ごしていたのですが、「ひとりでも多く参加してほしいなー。先輩方にこれだけの同窓生が集まってますアピールをしたいなー。」というお願いが廻ってきた理事会に参加してみることにしました。なにせ、このところ、ママさん仲間や親戚、教会仲間としか会ってない日々で(って、充分すぎるぐらいいろんな人と会っているんですが。私にはいろんな人と会える場所やご縁があってよかったなー、としみじみ思っています。特に教会と地域の公民館にはとてつもなくお世話になっています。ありがたやー。それでも子供と二人きりの時間が増えるのが怖くて「もっといろんな人に会いたいよー!」と思うのが今なのかも、とも思っています。・・・私だけかもしれませんが。とにかく!)新鮮さを求めて、しばらくぶりに同窓会理事会に参加してきました!乳飲み子を抱えて!

同級生に「乳飲み子を抱えて行ってもいい?」と事前確認をしたところ、「いいよ!いいよ!」と歓迎してくれたのも大きいけれど、母校は私たちの代からが共学となったため、幹事に女性が加わるのも今年が初めてで、だからこそ、先輩方には「38歳の女性って思うように動けない人もいるんですよ!」というのを分かっていただけたらなー、分かってもらわないとなー・・・と昔からほんのり思っていました。(まさか自分がその実例を見せられるような状況になっているとはこれっぽっちも思っていませんでしたが。)

幸いなことに、同級生も先輩方もものすごーーーーーーーーーーーく歓迎してくれました。
乳飲み子抱えて肉体労働はまったくできなかったり、定期的に授乳時間がやってくるので席を外さなければいけなかったり、で戦力外なのも甚だしい状況を露呈してしまったのですが、それでも参加してくれたことを喜んでくれて、みんなで長男の顔を覗き込んでくれて、「かわいい!かわいい!」とちやほやしてくれて。長男をいっぱいいっぱいかわいがってくれて、たっくさん誉めてくれて、結果、私の母親としてのモチベーションが大いにあがりました。
先輩方も久々に参加した私のことを責めもせず、歓迎してくれて、あまつさえ久々に会えたこと、長男が生まれたことを大喜びしてくれました。

楽しかった!がんばって行って良かった!
と心から思いました。

実のところ、高校時代はものすごく楽しかったし、母校も大好きなのですが、同級生の数が450人ぐらいととても多くて、交流範囲の狭かった私が分かるのはその中でも同じクラスになったり、部活でかかわったことがあったりする100人程度、・・・いや、卒業から20年が経過してしまい、いろんな記憶がおぼつかなくなっているため、同じクラスでも交流があまりなかった人たちのことはどんどん忘れており、実質50人程度しか覚えていないのでは・・・・?という状況。
案の定、理事会のために集まった同級生ともほぼほぼ全員と「初めまして!」という挨拶を交わすような状況だったのですが、あの頃はまったく接点がなかったし、きっと接点があったとしても高校時代だったら、同じグループじゃなかっただろうなー、気後れしてしまって仲良くさせてもらうことすらできなかっただろうなー、と思うようなキラキラ同級生たちと、大人になった今だからこそ、若干気後れしつつも仲良くお話させてもらうことができて、いろんな意味で新鮮な時間でした。もちろん、ちゃんと顔を覚えていて「わー!久しぶりー!」と言い合える懐かしい人たちとも会えたし。(でも、自分の記憶があいまいすぎて、じわじわと「もしや・・・この人は同じクラスだったあの子では・・・?」と記憶が蘇ってきたため、あまり盛大にははしゃげませんでした。心の中で「うわー!うわー!」と興奮していました。)

それにしても長男がびっくりするぐらいいい子で!
元から外面がいい子だって知ってはいたけれど、こんなに?!というぐらい、理事会準備の間も理事会の間もへのへの言うことなく、泣き愚図ることなく、にこにこ笑顔で愛嬌をふりまいてくれました。もっとも理事会の間は、おとなしすぎることもなく、適度に「あー」とか「うー」などと声をあげ、自分の存在をアピールする広報活動まで自発的にしてくれていました。ええ子やー。

とはいえ、やはり夕方になるにつれ、集中力は切れてしまい、もぞもぞと動きが激しくなり、その様子を見ていた先輩方が
「長丁場やけん、赤ちゃんも疲れるんよ。外に出て自由に過ごさせてやり。」
と理事会の途中で途中退出させてくださいました。私ももぞもぞ動く長男を抱えて、その動きを律しつつ、起立し続けるのはちょっときつかったので、優しいお申し出にがっつり甘えさせてもらいました。

そんな感じで最初から最後まで徹底的に中途半端な立ち位置での参加となってしまいましたが、それでも参加できたのはぎゃんぎゃん泣きわめくことなくあの場にいてくれた長男のおかげなわけで、外面の良い子を持った喜びをかみしめています。そして、ある意味、いいとこどりばかりのずるい参加を許されるのも長男のおかげなわけで・・・ホントに長男様様の毎日です。