のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

幸せの確認作業

2019年01月14日 06時26分28秒 | 日常生活
我が家では年に一冊、イヤーアルバムを作成することにしています。

夫さんも私もデジカメを持っておらず、普段こまめに写真を撮るほうでもないのですが、そうはいっても手軽に利用できる携帯電話には写真がそこそこあるわけで、年末になるとお互いの携帯電話からデータをPCに移動させ、そこから厳選してその年のアルバムを作成します。
しかしながら2018年の年末はなんだか色々とバタバタしていたため、昨日、ようやくイヤーアルバム作成に着手しました。

で、まったくもって終わっていません。
普段こまめに写真を撮るほうではないはずなのに、それでも800枚ぐらいあった!
それらをすべて見て厳選するだけで、結構な時間を要することに、着手して1時間ほどで気が付きました。4時間ほどでようやく半年分が終わり、いったん就寝しました。あと半年分は今晩、もしくは今週末にまたがんばろう。でもって、来週末ぐらいには店頭でアルバム作成を行いたい。かな。

それにしても。
写真って見返すと面白いなぁ、と改めてしみじみ思いました。
この感想、毎年、アルバム作成のたびに抱いています。本当に面白い。
でもって、私はデータだけで写真を持っているよりは、紙に印刷したほうが写真を見返すことが多いのです。
こうやって今年の(いや、厳密には昨年の)イヤーアルバムを作成すると、今までのアルバムを見返したくなるし。アルバムを作成していると、その「見返したい」気持ちを手軽に実現できるので、アナログ人間の私にとってはとってもありがたい。

おそらく、写真をクラウド上に年単位で管理する方が、家族や親族で写真も共有できるし、費用も安価だし、もっと手軽に出先でちょっと手持無沙汰な時間なんかに写真を見返せたり、何より場所を取らないし、でメリットが多いと思うのですが、なにせ昭和のアナログ世代(いや、世代と言うよりは性格的なものかな。)なんやかんやでやっぱり紙のアルバムが一番落ち着くのです。遅くに結婚したおかげで、イヤーアルバムも20冊ぐらいまでしか増えないはず。遅い結婚でよかった、よかった。(強がってます。)

それにしても、年に一度の写真を厳選する作業。楽しい・・・。
一年前のおのれの細さや若さに驚いています。最近、太っている自覚はあったのですが、こんなにも違うとは思っていませんでした。うん、やっぱり客観的な視点って必要。

そして、我が家の長男坊の幼さときたら!
一年前ってこんなに赤ちゃん、赤ちゃんしてたのかー!!と驚愕しています。サイズも表情も身体の動かし方も全然、違う。
あまりに赤ちゃん、赤ちゃんしていたので、一年前ってどんなだったっけ?と思わずブログも読み返しました。
なんと1年前の長男さん、言葉もまったく出ておらず(ママ、すら言ってませんでした!)、歩くことはできるものの、階段の上り下りもできず、保育園のお迎えに行くと、泣いていた模様。・・・すっかり忘れてた。けど、そういえば、お迎え行くと、泣きながら近寄って来てた記憶がうっすら蘇ってきました。

人間、(というよりは、私が)いろんなことを忘れて生きてるんだな、と夜中にしみじみと思ったのでした。

そう考えると、このアルバム作成作業もブログでの成長記録も、私にとっては幸せを噛み締める作業であると同時に、幸せを再確認できるようにするための準備作業でもあるんだな、としみじみしみじみ思ったのでした。

2018年もなんやかんやでいろんな人と遊んでもらっていました。
家族三人でのお出かけなんて、ほとんどしていないつもりでしたが、写真を見返すと、定期的に少し遠方へお出かけしていました。
写真の中で家族三人が楽しそうに笑ったり寄り添ったり、泣いている我が子の傍にそっと(時に爆笑しながら)寄り添ったりしていて、心がじんわりじんわりあったかくなりました。

2019年も楽しく暮らそう。
たくさん笑って、時に喧嘩して、大好きな人たちに会いに行こう。



ところで。
イヤーアルバム作成にあたり、夫さんからはいの一番に「のんちゃんが車ぶつけたときの写真は絶対に入れてね。」とお願いされました。
買って(しかも愛知まで家族旅行も兼ねて引き取りに行って)一か月しか経っていない車をぶつけ(とてつもない修理金額が発生し)たことなんて、私はすっかり忘れていたというのに!

夫さんにとってアルバムは、楽しいことを思い返すだけのものではなさそうです。