太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

スキンタグ ジブシー

2015-03-08 14:53:00 | スキンタグの話
たった2つかそこらのスキンタグでガタガタ言っていた自分が愚かにも

懐かしくも思う。(スキンタグの詳しい事情はカテゴリーの「スキンタグ話」を参照)



T先生が凍らせてくれた北斗七星は、これといった大きな変化もなく

ただ赤みがかったようにみえた。

T先生のところに行ったのは、日本から妹が来ているときで、

妹は私の北斗七星を見て、「オロナインがいいよ」と言う。

何十年ぶりに聞くだろう、オロナイン軟膏。

「意外と何でも効くんだよ」

子供の頃、よくオロナイン軟膏をつけた。痒い時はムヒかキンカンで、

擦り傷には赤チンだったっけ。


再び凍らせてきた話を聞くと夫が

「あ、そうだ!僕がやってあげる」

夫が持ってきたのは、昔、夫の足のヒラにできたタコ(ウオノメ?)を凍らせたもの。

同じ凍らせるのだから、きっとこれでもイケるはずだというのだ。

私は夫を信頼してやってもらうことにした。

タバコを一回り細くしたようなスティックにガスを入れて、患部にあててシューーッとやる。

それを目立つスキンタグに4箇所ほど。


ところで、私は人にこういうことをしてあげるのが苦手だ。

トゲを抜くのが精一杯。

私のような人間は、どうひっくり返っても医療関係の仕事は無理だろう。

まあ、それ以前に、この大雑把で注意力散漫な性格じゃあハナから駄目だけど。




翌日、スキンタグのまわりの肌か、スティックの大きさにクッキリと赤くなっていた。

夫に見せると、

「はっはーん、ま、すぐもどるよ」

はっはーん、じゃないよ。すぐ戻る?ほんとかいな。

これじゃあ、まだポツポツしていただけのほうが見栄えはよかった。

私の北斗七星は、いまや太陽系の星のようだ。

一番大きいのが太陽で、鎖骨の下。

小さめのがいくつかあって、ちょいデカイのが木星。

ふたつ並んだのが繋がって見えるのが土星だ。

赤いだけで痛みはない。

痛みはないが、なにしろ目立つ。

スキンタグがどうなったかよりも、まずこの赤い丸を何とかしたい。

スキンタグ問題は、解決の方向よりも、悪化しているのではないか・・・

まさかね。

そんなはずがあるわけない、と思いたい。




そんな折、姉から小包が届いた。








にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村


北斗七星は

2015-03-02 22:17:48 | スキンタグの話
二つかそこらのスキンタグが、

一気に増えて北斗七星みたいになったという話。(カテゴリー「スキンタグの話」参照)



北斗七星は依然としてある。

星がそうであるように、このボツボツも大きなもと小さなのと混じって

見れば見るほど皮肉にも星座のようである。

T先生は5秒ぐらい眺めて「スキンタグね」と結論を出したけれど、

どう見てもニキビみたいで、私は違うんじゃないかと思っていた。

ところが、大きめのものが、だんだん乾いた感じになってきて、まさにスキンタグといっても

よさそうな様子になってきた。

T先生が凍らせてくれた一番大きいタグは、半分以下に縮んだけれど、まだある。

先週、クリニックに行く用事があって、再びT先生に聞いた。

「これ、やっぱり気になるし、顔まで来たら嫌だから皮膚科を紹介してほしいんですけど」

アメリカでは、自分が行きたい病院に行けない。

ホームドクターの紹介があり、かつ、自分の入っている医療保険がカバーできる

所じゃないとダメ。

だから、皮膚科に行きたければ、ホームドクターが内科でも、まずホームドクターに行く。

そこで皮膚科を紹介してもらい、改めて予約して、ようやく皮膚科に行ける。

クリニックでは診察1回につき、コーペイという基本料金を15~20ドル払う。

つまり、皮膚科を紹介してもらうだけでも2000円払う。

評判がいい医者に自由に行けた日本が懐かしい。



T先生は、どれどれ、と言って私の北斗七星を見て

「あら、広がった?」

「いーえ、数えてないけど、いくつか乾いてきた」

「皮膚科を紹介しますね。えーと、すぐにみてもらえる先生がいいわね」

と、紙に皮膚科の名前を書いていた先生が、ふと手を止めて

「あれ、やったげるわよ。やりましょうか、シュー、って」

と言うがいなや、例の凍らせるピストル状のものを持ってきて

「よく見たら、やりどきよ」

前回凍らせたのを含め、5箇所ぐらい凍らせた。

これで様子をみて、それでも必要なら皮膚科を紹介するから電話ちょーだい、と言い、

小さい絆創膏を丁寧に貼ってくれた。



皮膚科を紹介してもらう気満々で行ったのに

なんとなく先生に持って行かれた感じになって、

そのまま帰ってきた。


チラリと紙を見たら、紹介してくれる皮膚科はいずれも地元の医者で、

病気関係に関しては日本語が通じる医者がいい私は、ちょっと迷う。

気長に凍らせながら潰していくか。

オレガノオイルに再登場願うか。

オレガノオイルで火傷しながらも、夫の頬にあったシミは消えたままだ。

洗面所のクロゼットを開けるたびに、オレガノオイルが視界に入る。

さてどうする。


にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村










スキンタグは北斗七星

2014-12-14 15:11:43 | スキンタグの話
こんなにダラダラ続くと誰が予想しただろう。

めんどくさいので、「スキンタグ話」というカテゴリーを作ってしまった。


スキンタグの話を知らない方はコチラをどうぞ。


消えろスキンタグ

スキンタグ その後

しつこくスキンタグ


最初はテレビショッピングで騙されて買ったオイル。

次に、オレガノオイルがいいと聞いてきた夫が、頬のシミに付けて焼けただれたものの、

シミが垢のようにはがれた。

それを見て、オレガノオイルをおそるおそるスキンタグに付けてみた数日後。

麺棒の先にちょっとだけつけているのに、スキンタグのまわりの皮膚が赤くなり、ひりひりしてきた。

スキンタグは赤黒くなってきたが、怖くなって使用停止。



オレガノオイルを使うのをやめて1週間ほどで、スキンタグは元の皮膚の色に戻った。

つまり、振り出しにもどったわけ。



もういいやと思っていた時、既存のスキンタグと反対側の首筋から鎖骨、その下にかけて

湿疹のようなものが一斉にできた。

出来始めは少しかゆみがあった。

よーく見ると、いくつかは小さい水疱のようにも見える。

それがさながら、夜空に輝く北斗七星のようにクビから胸元に広がっているのである。

病院に行こうと思いつつも面倒で、伸ばし伸ばしにしていた。




似たようなものが、腕の内側にできたことがあった。

確か30代半ばごろだったが、皮膚科の先生があっさりと

「ああ、それは老化ですね」

と言った。

それが「老化」と言われた最初である。

皮膚が自分で潤うことができなくなって、乾燥してできるのだそうで、もらった薬を塗っていたら

いつのまにか治った。



もしかしたらこれも乾燥によるものでは、と思った私は、保湿を心がけ、

さらにワセリンを毎日その上に塗ってみた。

が、増えもしないがなくなりもしない。



そのうち、別件で病院に行かなくてはならない状況が起きてきて、

行ったついでに医者に聞いてみた。

ホームドクターのT先生は、私の北斗七星をジーッと眺めて、あろうことかこう言ったのだ。



「たぶんそれは スキンタグの出来始め だと思うわぁー」



そんなぁー・・・・・・

たった一つのスキンタグで騒いでいるっていうのに、北斗七星(それより多いかもしれないのだ)の数のスキンタグだなんて。




そして既存のスキンタグを見て、

「こっちは取り頃ね。やっとく?」

と言う。もちろん取ってもらう。

T先生は、モデルガンのようなものを出してきて、スキンタグにシューと吹きかけた。

「こうして凍らせて、栄養がいかなくなるようにして取るのがいいのよ」

スキンタグのベビー達については、取り頃に育ったら取るのだそうで、まったく気の長い話。


T先生によれば、スキンタグができる原因の一つに紫外線があるのだという。

だからハワイに住む人達には、非常にスキンタグが多いらしい。


「色の白い人にできるのよー。おほほー、私もいっぱいあるのよ」

確かに私は元は色白だったけど(今は普通だと思う)、そんなの慰めにもならん。





シューと凍らせたスキンタグは、こげ茶色に変色して、

うまくいけばいつのまにかポロっと取れるけれど、根が深い場合には何回か凍らせないと取れないこともあるそうで、

今のところ、タグ自身は乾いて茶色いが、取れそうな気配はナシ。

この変色具合が、オレガノオイルをつけたときに似ていて、

乾いた感じは、テレビショッピングで買ったオイルをつけたときに似ている。

テレビショッピングもオレガノオイルも、いい線いっていたということなのかも?




昨夜、すっきり晴れた夜空に北斗七星が輝いていた。

しかし私にはそれがスキンタグに見えて、大きなため息しか出ないのである。








にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村













しつこく、スキンタグ

2014-06-19 09:28:17 | スキンタグの話
しつこく、スキンタグのお話である。




スキンタグは、首のまわりなんかにできるイボみたいなもの。

若い頃にはなかったから、お年頃の証拠なんだろう。

そのスキンタグが、ポロリととれる!というTVショッピングをみて

それを試してみたわけだけれど(その辺の記事はコチラ と コチラ

残念な結果になったままだ。



ところがある日、夫が、エッセンシャルオイルに詳しい同僚から

オレガノのエッセンシャルオイルでスキンタグが取れる 、と聞いてきた。

夫は翌日の土曜日に、さっそくそのエッセンシャルオイルを買ってきて

自分の頬に 直接 つけた。


夫の顔にあるのはスキンタグではない。

本人いわく、10年来そこにある シミ  である。

小指の爪の半分ぐらいの大きさの シミ が、頬骨の下あたりにあって、彼はそれを気にしていたのだ。

(気にしている割には日焼け止めを塗らない)

スキンタグが取れるというのを聞いて、なにゆえシミに塗ったのかは不明。





その日、私の仕事のあとで食事をしようということになっていて、夫が職場まで迎えに来た。

「ハーイ!」という夫の顔を見て驚いた。

シミのあった部分とそのまわりが、赤く変色しているではないか・・

「ど、どうした?」

「オレガノオイルを塗ったら、皮膚が焼けちゃった」

「皮膚に直接つけていいのはラベンダーだけだって、あんなに言ったのにぃー」

「ちゃんと顔を洗っておいたし、すぐ元にもどるさ」

本人は至って楽観的だけど、どう見てもヤケドみたいな感じ。

赤くなった皮膚の真ん中に、シミの部分が黒々としている。


誰に会っても、仕事に行っても、

「ど、どうした?」

と聞かれて、そのたびに、オレガノオイルで焼けた、と説明していたのだったが

2日もすると、シミのまわりの焼けた皮膚が、垢のようにぽろぽろとはがれてきた。

そして3日目、 とうとうシミもはがれて、下から新鮮なピンクの肌が出てきたではないか。


「やったー!ティーンエイジャーになった!」

踊るように喜ぶ夫。


シミってはがれるもの?


2日目から、焼けた皮膚が乾燥するといって、ココナツオイルをベタベタと塗っていたのもよかったのか・・・

よく見ると、うっっすらとシミのあった部分がピンクになっているけれど、

前に比べたら全然目立たない。


それを見て、私も自分のスキンタグにオレガノオイルをつけ始めてわかったのだが

オレガノオイルは、非常に強い。

ホホバオイルに混ぜて薄めて、ガラス容器がなかったのでプラスティック容器に入れておいたら

10分もしないうちに容器が溶けた。


「薄めないで原液をつけたほうがいいよ」

という夫の言葉に、おそるおそる綿棒の先にオイルをつけて、スキンタグに塗ってみた。

しばらくすると、つけた部分がヒリヒリしてくる。


「ヒリヒリしてきたよぅ」

「だから効いてるってことだよ。よかったね」


ほんとうなのか?


顔のシミにも塗りたい気もするけれど、夫のあの赤い焼けた皮膚を思うと

たとえ3日であっても、あの状態は耐えられん。



私のスキンタグは、自力で引っ張って取る時期を過ぎていて、完全に皮膚のような顔をして居座っている。

それに塗り始めて3日。

どうなることか、様子をみている。









にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村

スキンタグ その後

2013-12-30 07:51:13 | スキンタグの話
もうすっかり忘れていると思うけれど、

スキンタグの記事を書いた以上、その後も知らせておくべきだと思った。

(スキンタグの記事はコチラ


塗り始めて10日ほどで、

タグ(いぼ)の部分が乾いた感じになってきた。

これはこのまま乾いてしぼんでいって、しまいにはぽろりと取れるのだと予感させた。



おおいに期待した。

1ヶ月、いや2ヶ月もすればすべっすべのお肌だと確信した。


が、結果は 何も変わらなかった


2ビンを使った今、乾いた感じのまま、大きさも変わらず、そこにある。

非常に残念だ。

この商品は、たしか結果が出なかったら返品できるはずで、

それなのに、レシートも何もかも捨ててしまった自分も非常に残念だ。

物の管理ができない性格というのは、ほんとうにもうどうしようもない。


ただ、ナチュラルオイルは肌にはよかったようで、

なんとなく塗った部分の肌がきれいになったような気がしないでもないような。



ここで一訓。

テレビの広告にはだまされるな。

あ、みんな知ってた?




明日の大晦日はたぶん更新できそうもないから、

2013年最後の記事がこんなん内容になるとはね・・・・


それではよいお年をお迎えください。












にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村