太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

2週間で2キロ

2023-10-12 08:22:54 | 美容とか
夫と私が、朝起きてすぐに体重を測るようになって5年余りになる。
雑につけているだけだが、過去の記録が一目瞭然。

今年になって、暴飲暴食しているのでもないのに、私の体重が落ちなくなった。3年前の今頃は103パウンド(46キロ)あたりだったのが、今年は109パウンド(49キロ)から111パウンド(50キロ)を行ったり来たり。
身長が150センチちょいしかないから、46キロぐらいが、手持ちの洋服もすんなり着られてちょうどいい。50キロになると下腹部と太ももがむっちりになり、ジーンズがパツパツになって、履きたくなくなる。

体重は関係ない、見た目だよ

と言えていたのも、48キロぐらいまで。
歩くと太ももが擦れあうし、日々成長する腹肉は我が物顔。特別太ってはいないけど、全体にもたもたしている。
45,6キロの時に買った服が似合わないのが1番こたえる。

「ストレッチしてみなよ」

と夫が言う。夫は毎日、暇さえあればストレッチをしている。
仕事で肉体を酷使するので、毎日ストレッチしないと身体が固くなって痛みが出てくるという。
ストレッチなんてスジ伸ばすだけでしょ、と高を括っていたのだが、試しにやってみた。

踵をつけて立って、思い切り両手を上に伸ばして片手でもう片方の手首をつかみ、息を吐きながら左右に上半身を曲げる。

今度は腰を左右に捻ってみる。

脇腹や下腹がギュイ――ンと伸びるのがわかり、気持ちがいい。

そしてYouTubeで見つけた運動(いのさん)を取り入れてみた。
あまたな運動動画の中で、この人の動画は無駄がなく、テンポもよくて好き。動画を見ながら毎日やるとなると、説明やコメントが入っていると聞き飽きてしまう。
彼女自身、30キロ体重を落としたというのも説得力がある。
最初はひとつの動画だけ、3日目ぐらいからは2つを続けてやるようにした。
地味に見える運動でも、終わると汗が出てくる。
朝、これをやって、夜、テレビを観ながらストレッチをする。
動画の彼女の、ふくらはぎ痩せストレッチも毎日やった。
(壁に向かい、壁から30センチ以上離れて、踵をくっつけて立って、壁に両肘を付けてふくらはぎの裏側を伸ばす。そのあと、踵を上げ下げする。それを何回も繰り返す)

2週間で2キロ落ちた。
合わせて食事制限をしたなら、もっと減量できると思う。
脚も、隙間ができてきた。


年をとって太るのは、代謝が悪くなるからではなく、筋肉量が減るからだという人もいる。
だから、たんぱく質をしっかり摂り、筋肉を適度に鍛えれば太らない。

夫を見れば、そうかもなあ、と思う。
夫は今、身長197センチで、80キロ。
多いときは95キロあった。
日中は肉体労働をし、水を3リットル以上飲み、砂糖は摂らず、お酒も飲まず、スナックも小麦も穀物も食べない。
毎日たっぷりの野菜と果物、魚と肉、大豆製品を食べている。


身体が軽いと、気持ちも軽くなる。
このまま続けてみよう。





ふくらはぎが痩せた話

2022-11-08 08:21:15 | 美容とか
自分の足がコンプレックスになったのは、二十歳を過ぎてからだ。
高校を卒業するまでは、足のことなど気にしたこともなかった。
美大時代は、ズルズルと長いスカートばかりはいていたからか、考えたこともなかった。
地元に戻りローカルテレビ局に就職したとき、私はまともな服を持っていなかったので、引き続きズルズルのスカートで仕事をしていた。
ある時、ホテルで局員の送別会があり、パンプスの一つも持っていないことにさすがの私も考えるところがあり、それを境に少しずつまともな服を揃えるようになった。

姉のおさがりの膝丈のスカートをはいて出勤した私に、若手の男アナウンサーのキタジマが言った言葉を私は忘れない。

「どうした!その足!」

ズルズルのスカートの中で私のふくらはぎが肥大化していたことに、初めて気づいたのはその時だ。
キタジマのその一言で、ふくらはぎは私のコンプレックスになった。
運動は苦手なのに、運動選手のようにふくらはぎが固く、足全体の形が悪い。
ペタンコしか履かなかったのを、少しヒールのある靴をはき、スカートの丈は、ゆめゆめふくらはぎの真ん中などにならないよう気を付けた。
ダイエットをしても、足が痩せる頃には上半身は骨皮になってしまう。
脚痩せの本も買ったが、ふくらはぎは相変わらず子持ちししゃも。


そんな私の足が、痩せたのである。前置きが長かったが、今日はそんな話。



ふらりと立ち寄ったYouTubeで見た、足が太いのは脂肪ではなく、老廃物である、という衝撃の事実。
そうか、これは老廃物だったのか。
それから、私はそこで紹介されていたリンパマッサージを毎日やった。
夕食後、テレビを観ながら、シェバターを塗って足裏からマッサージ。
足の甲の、足指の骨に沿ってマッサージ。
膝裏を念入りに押して、リンパを流れやすくしてから、内側のくるぶしをまあるくマッサージし、そのまま脛の骨の内側に親指を入れながら膝まで押し上げる。
骨の際には老廃物が溜まりやすいそうで、指で押し上げるとき、指の腹にプチプチという感触がある。
外側のくるぶしもマッサージして、脛の骨の外側も指で押しあげる。
ふくらはぎは、強く揉んではいけないらしい。
柔らかくしておくと、老廃物が流れてゆく。
だから、マッサージのあとは、ふくらはぎを軽く持って揺らすだけでいい。

これを始めて、3か月ぐらいで効果がでてきた。
コツコツができない私が、もう10か月も続けているのは効果が目に見えるからである。
最近は、太もものリンパも流すようになって、太ももにきっちり隙間もある。
私は職場で8時間立っているので、毎日老廃物を排除する必要があるのだと思う。

ふくらはぎにグッと力を入れると、子持ちししゃものなれの果てがまだあるけれど、スカートの丈を気にせず履けるようになった。
なにかをやるのに遅すぎるということはないのである。







何の根拠もないアンチエイジング洗顔法

2021-12-28 07:47:54 | 美容とか
私は画期的な洗顔法に気づいてしまった。

日本人は若く見えるので、ハワイにいる限り、それほど老化を気に病むことはない。
そうは言っても、あっちもこっちも垂れてくるのは現実。
服を着て隠れるところは後回しで、公衆に晒している顔をなんとかしようと、
YouTubeで見つけた顔筋肉を鍛える運動などを、細々とやっている。
千里の道も一歩から。
何もしないよりは、たとえそれが気のせいだとしても、自己暗示力の助けにはなるかもしれない。

しかし、ある時、顔を洗っていて気づいた。

顔を洗う時、多くの人が両手を使って顔を上下にこすると思うんだけど、私もそう。
石鹸を泡立てて、なるべく顔をこすらないように洗っても、流す時にはシャワーだけでは落ちきれない気がして、両手で上下にこする。
お湯が間に入っているとはいえ、下にこすったときに頬肉が引っ張られて、ブルドック顔になっているのがわかる。
せっかく顔の運動をしても、1日に2回、ブルドック顔を作るのにいそしんでいたら、意味ないんじゃ?

そこで私は考えた。
すごい簡単なこと。それは、


思い切り口角を上げて笑顔にしたまま、石鹸を流す


反応が怖くて、これは誰にも言ってない。
だから一人で、この数か月それを実践している。
なーんの根拠もないし、効果もわからない。
でも、続けていたら、なんか良いような気がしてならない。
賛同してくださる方は、是非お試しを。





お肌のお手入れ

2021-01-13 11:04:57 | 美容とか
お肌のお手入れに余念がない。
私ではなく、夫が、である。
夫は、着るものや持ち物には淡泊なのだが、肌のコンディションには敏感。
バスルームには、何本ものスクラブ入りのソープや洗顔剤が並び、
何種類ものボディソープや石鹸が常にある。
それらは全部、夫が買ってきたもので、私はそれを拝借している。

シャワーを使う時間も、夫はたっぷり10分以上かかり、
私はシャンプーするとき以外は、ものの2分もかからず終了。
普通は逆だろう。

私だって、まったく手入れをしないわけじゃない。
オートミールとアロエとベーキングソーダで作る、韓国発のパックだってやってる。(韓国発の秘密のパックの記事はコチラ
まあ、それだけだけども・・・・

洗顔するのも体を洗うのも同じものでいいし、
化粧水はローズウォーターで、
あとは夫が買って来るものを、勧められるままに付けているというていたらく。

最近、夫がはまっているもの。


OLAYのRegegeristシリーズ。
「ね、いいでしょ、いいでしょ?」
正直言って、なんかどれも適度に潤うし、私には同じなんだけど
「うん、すごくイイ!」
と言っておく。
「今度はナンとかフォーミュラの入ったのにしようと思ってるんだー」


夫は私にしきりにエステを勧めてきたときがあった。
面倒だし、興味もないのでうやむやにしていたが、あまりに勧めるので
日本にいたときに数回、ハワイで2回ほど行ったことがある。
気持ちがいいことはいいし、その時は肌が良くなった感じはある。
週に何回か、せめて週に1度は続けたら、そりゃ変わるかもしれないと思う。
が、いかんせんめんどくさい。
美容院にだってあまり行きたくない私が、続くはずがない。

何年か前、日本人の友人が(彼女は私よりも前から夫と友人だった人)
夫からエステサロンのギフトカードを誕生日のプレゼントにもらったそうだ。
「私の肌ってそんなに荒れてるん?」
「いやいや、もっときれいになってほしいだけだよ」
せっかくなので、エステを受けたそうだけど、
「毎週のようにやったらいいんやろうけど、まあ、続かへんな」
私と同じことを言っていた。



努力の甲斐あって、年齢の割には夫は肌がきれい。
まわりの女子にもきれいになってほしい、という気持ちはありがたいが、
まったく張り合いのない連中なのである。






お年を召して・・・

2020-10-19 08:37:36 | 美容とか
ビーチに行こうと、水着を着て車に乗った。
シートベルトを締めようとしたとき、私は恐ろしいものを見てしまった。

シートにくっついている部分の太ももに、セルライトがごっそり固まっていた

いつのまに、私はセルライトをここまで育ててしまったのか。
こんなになるまで、なぜ気づかなかったのか。
ハワイに来てから増えた5キロが原因なのか、年齢が原因なのか。

歩くとき、太ももの内側が擦れ合うのがわかる。
ここ数年、脂肪が蓄えられる場所が変わってきて、下腹と、太ももに真っ先につく。
ジーンズを履くときの、引っ掛かり具合で太ももが育ったのがわかる。
胸から上に肉が付くときには、私はかなり太ったということだろう。


本気でダイエットを始めた夫につきあって出かけた Vitamin Shop で
セルライトを取るという謳い文句のジェルを買った。
その近くにあったコラーゲンに、つい手が伸びた。
サプリメントや化粧品コーナーなどに行くと、
『なにか手を打ったほうがいいのではないか』
という、根拠のない焦りが湧いてきて、つい衝動買いをするようになったのは最近だ。


コラーゲンにはパウダーと錠剤があり、パウダーは何かに溶かさないとならなくて面倒だからと思い、錠剤を買った私はアホだ。

中年のお助けアイテム

帰宅し、すぐにコラーゲンを飲もうと思って蓋を開け、
1日の分量の6粒出してから、ようやく気付く。

自分が錠剤を飲めなかったことに・・・・・・

4年前、私はサプリメントの錠剤を飲もうとして喉に詰まり、
危うく死にかけたことがあったのだ。(「息」の記事はコチラ

アメリカの錠剤は、かなり大きくできている。
けれど、そのとき飲んだ錠剤は7ミリかそこらの、アメリカにしては小さいもので、
どう考えても喉に詰まるようには思えないものだが、
楕円形に近いそれが、真横に喉に詰まったのだと思う。
人間て案外簡単に死ぬんだな、どこかで醒めた自分がそう思っていた。

そのことがあってから錠剤を飲むのが恐ろしくなり、小さな錠剤でも、細かく刻んで飲むようになったのだった。

ああ、それなのに。
そのことを忘れて、錠剤を買った私って・・・・・・
まな板の上に置いた6粒の錠剤を、ナイフで細かく刻む。
なんだか、よからぬドラッグをやっている気分になる。
「パウダーにすればよかったのに」
のぞきこんだ夫が言う。

「そんなこたぁわかってる!それをなぜ、買った時に言わない!」

セルライトの群れ。
学んだことをすぐ忘れる。
決まった場所に付く脂肪。
お年を召すと、なんだか切ないことばかり。

50キロをうろつく体重で、このままお茶を濁すつもりだったけど、
夫も本気でダイエットに取り組んでいることだし、
ゴルゴラインやらマリオネットラインやらの解消に挑戦していることでもあり(「芋づる」の記事はコチラ
年明けの誕生日まで、私も真面目に体重をいくらか戻すことにした。


コラーゲンは、ほんとに効くのかどうだかわからないが
プラシーボ効果でもなんでもいいから藁にもすがる、お年を召した私なのである。