太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

しゅるしゅる

2014-08-29 08:45:37 | 日記
毎日ではないが、朝、瞑想をする。



今日、瞑想の時に、私が義母とのことでがんじがらめになっていた時、

友達から教えてもらったことを思い出して、やってみた。



『今世において、義母が私の学びの為に、自らの人生をもって

大事なことに気付かせ、学ばせてくれたことに

私は謝罪し、感謝し、祝福し、癒します。』


謝罪し、感謝し、祝福し、癒します。

謝罪し、感謝し、祝福し、癒します。

謝罪し、感謝し、祝福し、癒します。

謝罪し、………………


しゅるしゅるしゅるーーーーーー


空気じゃない、でも何かわからない。

それがどこから出て行くのかもわからない。

しかし何かが、シュルシュルと出て行った。

それはまるで、太陽で熱くなった石に水を落としたようだ。



この苦しさから抜け出したい一心で取り組んでいた時には

気づかなかった。

そのあと、仕事に出かけるので義母に挨拶をしに行った。

新しい家の工事で、いろいろと行き違いがあり、

昼間家にいる義母は、現場監督さながらに気を配ってくれている。

今日も私に確認することがあって、立ち話をした時、

義母は義母で一生懸命なんだな、という思いが湧いてきて、

私は義母を抱き締めて(自分でもビックリ)

「いつもありがとう。毎日ストレスだと思う。すごく感謝しているよ、ほんとに」

と、耳元で言った。

身体を離した義母の目が潤んでいるように見えたのは気のせいか?

私だって、込み上げてくるものがあった。







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秒読み

2014-08-28 07:56:55 | 日記
我が家の建て増し工事も、着々と完成に近づいてきた。




玄関があるリビング




キッチン



2階のバスルーム



2階ベッドルーム



9月の初旬に、夫の両親がヨーロッパ旅行に出かけることになっているが

それにはたぶんギリギリ間に合わないかも、といったところ。

新しい住まいの完成も待たれるのだけど、夫の両親が旅行に行く日までで

夫の母と顔をつきあわせて暮らす日々も終わりだと思うと、秒読みの心持である。



先週の日曜のことだ。

屋根の大掛かりな工事もあったため、屋根裏にあるものは全部、ストレージを借りてそこに移した。

そのストレージの契約が8月末まで。最終の週末にすべてをやるのは大変だからと思い

夫が4往復して、運べるだけのものを運んできた。

それを屋根裏の、両親側(今度の屋根裏は両親側と私達側と2つ出入り口がある)に両親のものを、

私達側に私たちのものを運び入れた。

何をどこに置くかは、おいおいやればいいことで、とにかくストレージを空にしなくてはならない。


屋根裏で夫が作業をしているところに、義母がやってきて、自分は疲れているからやりたくないのだ、と言う。

夫は、ハナから手伝ってもらうつもりはなかったので、休んでいていいと言ったのだが

「これはここに置きたくないし、ここもいやだ、あれも嫌!!!!」

と言って泣いたのだという。



そこ、泣くところ・・・・・?



と思うけれど、べつにもう驚かない。

その夜、叔母の家でディナーを食べることになっていて、そのときには義母は上機嫌。

それだって、もう驚きやしない。


どんなことも自分のやり方でないと気が済まない。

嫌いなものがたくさんあって、許せないものもたくさんある。

そして自分の感情をコントロールできない。

そういう性格だったら、疲れるだろうし、難儀なことだなあと思う。

それじゃあ普段、不機嫌なことが多いのも、仕方ないことだ。




この3年余、いろんな段階を超えてきた。



彼女を変えようと思ったことはないが、自分を変えようとして苦しかったことはある。

あるとき、疲れ果てて夫に言った。

「私、おかあさんといるとリラックスできないし、息苦しくなるんだよね」

すると夫は言ったのだ

「僕も」


なんだ、息子でもそうなんじゃないか。

義母の妹である叔母も、そう言った。

「姉妹だし私は彼女が好きだけど、誰かと長い時間を一緒に過ごすということにおいて

彼女はまったく向いてないと思うわ」

本土から末の妹が来たとき、最初の2日だけ我が家に泊まり、あとはずっと叔母の家にいたのも

義母の態度に耐えられなかったからなのだという。



感情をコントロールできない、たいがい不機嫌、という人たちは、職場に来るお客にもいる。

彼らは怒りたいだけ怒って帰れば終わりだけど(嫌なら来なければいいのに必ずまた来るのだ)

義母とはそういうわけにもいかない。

縁があって義理の親子になり、さらに縁があって一緒に暮らすことになった。

義母は義母なりに、私達と暮らすことを喜び、前向きになろうとしてくれていたし

それは私達だって同じだった。


そして3年、「もうあなたたちとは住みたくない!」と義母がキレて

建て増しということになったのだ。



これは決裂というべきか、それとも互いに3年間、学び精進した結果なのか。



それでも私は、義母のことを嫌いではない。

でも、好きではない。

嫌いになりそうになると、彼女が私にしてくれたこと、言ってくれたことを思い出す。

そうしないと、なぜかされたことや言われたことばかり思い出されてくるのだ。

私はギリギリ、「嫌いではない」というところで自分と折り合いをつけた。



好きになれない自分を責めたことも、今は懐かしい。

好きじゃなくたっていい、と自分を許せたとき、どれだけラクになったか。




あと10日ちょっと。








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ベトナム料理

2014-08-27 07:40:53 | 食べ物とか
以前、記事にしたことがあるはずだけど、

すっとぼけて再び登場、ベトナム料理。

だってオアフ島は静岡市よりも、ちょい広いぐらいの大きさしかないんだし、

お店が集まっているワイキキには行かないのだし、大目にみてください。



「ハレ ベトナム」


おいしいベトナム料理の店はいろいろあるけれど、やっぱりここは外せない。

カイムキ地区にある。





インペリアル スプリングロール


いわゆる揚げ春巻き。

皮が、ちょっと違う。油揚げを裏返したおいなりさんがあるけど、あんな感じ(わかりにくい?)

皮がすべすべしていない。だからなのか、サックサク。




ここでフォーを食べるなら、オックステイル。

このスープは、飲み干せるぐらい美味しい。




レモングラスビーフサラダ


お肉の下は、山盛りてんこもりのサラダ。

このビーフが、ローストビーフのような、でもレモングラスの風味がしっかりあって

しかもジューシー。


大満足の組み合わせだ。






さて、ハレ ベトナムの隣に、新しいジェラート店ができていた。



元は屋台で営業していたのが、晴れて店を出したらしい。

全部手作り。ワッフルコーンも手作り。

リクエストを出せば、いろんな味のジェラートを開発してくれる。

黒ごまのジェラートを食べたら、これがとっても美味しかった。

同僚の話だと、コーヒーも美味しいのだそうで、今度は昼間行って試してみる。

私が好きな アフォガット もあった。

アフォガット は、バニラアイスに熱いエスプレッソをかけたもので、

大人のコーヒーフロートといったところ。





カイムキから眺めた夕焼け。






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2014-08-26 08:18:47 | 日記
日曜の朝、いつものビーチに行った。



ビーチの近くに来ると雨があがって、雲がどんどん晴れてゆく。




砂浜を歩きだして、ものの5歩で足の指に鋭い痛みが走った。

尖ったものを踏んだのかと思って足を見ると、それは  だった。

虫は触れないはずの私が、指に刺さったままの蜂をむしりとり、

海水で足を洗って、夫が蜂の針を搾り出す。

ズキズキと痛む足を引きずりながら、家に戻った。


呼吸はできるか、気分は悪くないかと夫が聞く。

子供の頃、昼間母が洗った布団カバーの中に蜂がいて、翌朝その蜂に指を刺されたことがある。

そのとき、どうしたか忘れたけど、今も生きているからアレルギーはないのだろう。


せっかくの日曜日が台無しだー。

車のシートを倒して、足を高く上げながら嘆く私に夫が言った。

「これでいいんだよ、よかったね。今日は海に入らないほうがいいんだ。

痛い思いをして悪かったけどさ。僕がエイに刺されたときと同じだよ」



まだ知り合ったばかりの頃に、夏の夜、友人たちと伊豆にサーフィンに出かけた夫は

夜のサーフィンをやろうとして、アカエイを踏んでしまい、エイの尾が足の裏から甲に突き抜けたことがあった。


毒がまわって痙攣する足を押さえながら、友人たちが救急病院をさがしまわってくれて

無事に手術をすることができたのだった。


翌朝、よく伊豆の海で会う、名前しか知らないサーファーが夫を家まで送ってくれることになり

夫の友人たちはそのままサーフィンを楽しむことができた。


その数日後、同じ伊豆の海で、夜サーフィンをしていた一人のサーファーが亡くなった。




「あの時、エイに刺されなかったら、僕は死んでいたのかもしれないよ。

あれはカミサマの警告だったと思う。ここはハワイの海じゃない、バカなことはやめろってね。」



都合の悪い出来事を、

災いとするか福とするか。


嫌な思いをしている最中に、そのことの意味に気づかなくたって

いつかそれが腑に落ちればそれでいい。

そして、頭でわかっていても感情にながされてしまっているときに

災いでも福でも、どちらでも好きなほうを選べることに

気づかせてくれる人がいるのはありがたいことである。










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手縫い

2014-08-25 07:17:50 | 絵とか、いろいろ
ドアマット(その記事はコチラ)に続き、新しい住まいで使うつもりのダイニングチェアの

クッションカバーを制作した。




完成図



後ろでリボンを結ぶようになっている。




なんてことないクッションカバーだ。

ガーっと切って、ガーッと縫えばおしまい。

でも、我が家にはミシンがない。

あるが、とうの昔に壊れたまま。(壊れたミシンの記事はコチラ

だから全部手縫いするしかないのだ。



布を広げて、普通の人はどうするんだろう。


クッションの大きさを測って、縫い代を決めて、線を引いて

4つ作る場合は、同じものを4つ布に書いてから、おもむろに布を裁つんだろうか。


めんどくさがり、細かいことが嫌いな私はどうするか。



立体裁断!!



布の上にクッションを置く。もう1枚の布をかぶせて、適当に縫い代分を取りながら

いきなり裁つ。


このクッション、実は微妙に台形になっていて、最初はそれに合わせて斜めに切っていたんだけれど

縫い代が合わなくなってしまい、突如正方形に変更。

長辺に合わせて裁てば、短いほうの辺もおさまるだろうという楽観。

リボンが出る場所を考えていなかったけど大丈夫。

そこだけかがって、残しておけばOKでしょ。


4つ作るのに、4つともクッションを布に置いて立体裁断。

こんな私に、洋服だとか込み入ったものが作れるはずがない。

私にできるのは、まっすぐ縫えばできる袋ものだけ。

そのことに気づかず、自分にもできると過信して挑戦していた時代を懐かしく思う。






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