ハワイでは、普通の車は左ハンドルだが、
郵便配達車だけは、みんな右ハンドル。
こんなふうにドアは開けたまま走ってることが多い
なぜかというと、右側通行なので、家々のメールボックスに郵便物を入れるのに、
いちいち車を降りなくてもいいように。ということらしい。
で、彼が↓この界隈を担当しているメイルマンのスタン。
ユニフォームが、なかなか可愛い。
この帽子は、繊維を編んで固めた感じ(わかる?)。子供の頃にかぶったような懐かしいデザインだ。
スタンは底抜け明るくて、おしゃべりが大好き。
彼が郵便物を配達しているのはあまり見たことがないが、どこかで誰かとしゃべっているのはよく見かける。
昨日、スタンが小包を届けに我が家にやってきた。
荷物を手渡し終えないうちに、マシンガントークが炸裂する。
「ハイ、元気?ところで、いつ車の免許の路上テストだっけ?えー!来月?そんなに待つの?
知らなかったなぁー。○○で受けるんでしょ?ボクね、あそこ毎日まわっているけど、あの上の道で
パラレルパーキングの試験やってるよ、うん、毎日。あのね、ここのね・・・ぺーラペラ・・・」
私は小包を持ったまま、蚊にくわれ放題。
彼のトークはまだまだ続く。
どこに住んでいて、自転車で郵便局まで通っていることとか、
早朝まだ暗いうちに無灯火の車にはねられそうになったことや、
どこの道が見通しが悪くて危険だとか・・・・・・・
彼が来ると、こうして15分は話し続ける。
止まった先でこんなに油を売っていて、今日の分を配達しきれるのか?と心配になるが、
いやいやどうして、車の中には、あと少ししか残っていなかった。
この地では、
日本に出した手紙が、3日後に我が家に届いた(戻ってきたのではなく)とか、
同じ番地で、通りの名前だけが違う郵便物が届く、なんてのは普通にあることで、
長期に家を留守にするため、配達を止めるなんていう高度なことは、まず期待できない。
一応そういうシステムはあるので、申しこむものの、家に戻ると
近所の人が、山のような郵便物を保管してくれてある。
配達日どころか、時間帯も選べる日本は文句なしにスバラシイ国だ。
しかし、不便でもそれなりに楽しく暮らしているハワイも、やっぱスバラシイのかも。
「日本人なら、この車で試験受けたらいいかもよ。右ハンドルだもん。
あーたのしかった、またねーー」
隣家のセイディに吠えられながら(でもセイディにも明るく挨拶して)スタンは去っていった。
この仕事は彼の天職に違いない。
郵便配達車だけは、みんな右ハンドル。
こんなふうにドアは開けたまま走ってることが多い
なぜかというと、右側通行なので、家々のメールボックスに郵便物を入れるのに、
いちいち車を降りなくてもいいように。ということらしい。
で、彼が↓この界隈を担当しているメイルマンのスタン。
ユニフォームが、なかなか可愛い。
この帽子は、繊維を編んで固めた感じ(わかる?)。子供の頃にかぶったような懐かしいデザインだ。
スタンは底抜け明るくて、おしゃべりが大好き。
彼が郵便物を配達しているのはあまり見たことがないが、どこかで誰かとしゃべっているのはよく見かける。
昨日、スタンが小包を届けに我が家にやってきた。
荷物を手渡し終えないうちに、マシンガントークが炸裂する。
「ハイ、元気?ところで、いつ車の免許の路上テストだっけ?えー!来月?そんなに待つの?
知らなかったなぁー。○○で受けるんでしょ?ボクね、あそこ毎日まわっているけど、あの上の道で
パラレルパーキングの試験やってるよ、うん、毎日。あのね、ここのね・・・ぺーラペラ・・・」
私は小包を持ったまま、蚊にくわれ放題。
彼のトークはまだまだ続く。
どこに住んでいて、自転車で郵便局まで通っていることとか、
早朝まだ暗いうちに無灯火の車にはねられそうになったことや、
どこの道が見通しが悪くて危険だとか・・・・・・・
彼が来ると、こうして15分は話し続ける。
止まった先でこんなに油を売っていて、今日の分を配達しきれるのか?と心配になるが、
いやいやどうして、車の中には、あと少ししか残っていなかった。
この地では、
日本に出した手紙が、3日後に我が家に届いた(戻ってきたのではなく)とか、
同じ番地で、通りの名前だけが違う郵便物が届く、なんてのは普通にあることで、
長期に家を留守にするため、配達を止めるなんていう高度なことは、まず期待できない。
一応そういうシステムはあるので、申しこむものの、家に戻ると
近所の人が、山のような郵便物を保管してくれてある。
配達日どころか、時間帯も選べる日本は文句なしにスバラシイ国だ。
しかし、不便でもそれなりに楽しく暮らしているハワイも、やっぱスバラシイのかも。
「日本人なら、この車で試験受けたらいいかもよ。右ハンドルだもん。
あーたのしかった、またねーー」
隣家のセイディに吠えられながら(でもセイディにも明るく挨拶して)スタンは去っていった。
この仕事は彼の天職に違いない。