太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

日本だ日本だ

2016-10-28 19:53:46 | 日記
あさってから、日本に行く。

今回は、夫に有給休暇がないので私ひとりで。

私よりも日本好きな夫の落胆ぶりは気の毒なほどだが、まあ仕方がない。

有給休暇がたっぷりある仕事を辞めたのは誰だって話(まだひそかにネチネチしている)。



日本から更新できるかどうかわからないけれど

たった10日だから、駆け足のあっというまだろう。

年に1度会える家族や、友達や、もう何年も会っていない懐かしい友達や、

美味しい食べ物や、よりどりみどりの物の多さや、かわいいものや、便利なものや、

ああもう今からわくわくしてきた。




にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村










けちけち

2016-10-28 05:18:14 | 日記
始まりは、歯のチェックアップとクリーニングだった。

職場で払ってくれている保険があるので、自己負担は 700円 ぐらいで、気をよくしていた。

そのあと、チェックアップしたにもかかわらず、痛いような気がする歯があったので

再び歯医者に行き、「チェックしただけ」で 5000円 かかった。

予期していなかったし、夫の収入が半分になって気持ちがケチケチしていたので

ちょっと心が騒いだ。


チェックした結果、歯根治療を勧められて、専門医に行き、

そこでの治療費が、保険が半分カバーしても自己負担は 5万円 だった。

その歯医者は、事前に電話をくれて、そのぐらいになることを知らせてくれていたから

心の準備があっただけマシ。


歯根治療の歯医者は、ほんとうに歯根治療しかやらないので、

治療した歯にクラウンをかぶせるというようなことは、かかりつけの歯医者に行く必要がある。

それで、いつもの歯医者に予約をとり、型をとって、歯と同じ色のクラウンをかぶせた。

けちけちしている私は、治療をしてもらいながら頭の中で


(いくらかなァ。歯根が5万だから、そこまではいかないだろう。型をとったりしてるから、

まあ3,4万ってとこか)


などと、何の根拠もない見積もりをしていた。



支払いのときになって、受付嬢が

「どのぐらいかかるか事前に何か聞いてます?」

と言う。

聞いてないというと、おもむろに紙を差し出した。

私はそこに書かれた数字を見て、我が目を疑った。





じ、じ、  10万円  !!!





「保険が300ドルカバーして・・・・・」

受付嬢の言葉が遠くに聞こえる。

保険が たった3万円しか カバーしないなんて・・・

合計したら13万円の治療だってこと?

所要時間1時間の歯根治療より(しかも治療中に映画見放題のサービス付き)

型とってかぶせるだけの治療が高い?


すみやかにカードで支払ったが、

ここまでくると、どんなにケチケチしたって、出てゆくものは出てゆくのだという開き直りに至る。

どうせ出てゆくなら、出てゆく痛みよりも、

私に送り出せるものがあってよかったじゃないか、というほうにフォーカスしよう、と思う。

ケチケチはもうやめだ。



夫の父も歯医者なので、悪口は言いたくないが

ほんとに歯医者は高い。



夫に10万円の話をすると、

夫は1度も虫歯になったことがなく、それが高いかどうかわからない、と言う。

子供の頃から虫歯が多くて苦労した私の前で、「虫歯になったことがないんだよね」などと爽やかにいう。

嫌味ったらしいったらありゃしない。


それでも、夫に歯医者代がかからないぶん、いいとするか、と

ケチケチをやめようと決めたそばから思っているのである。








にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村



















枕のはなし

2016-10-23 19:25:11 | 日記
私は枕をたくさん持っている。

数えてみたら、  7個  あった。

いくらなんでも、これは多すぎではないかと夫が言う。

私もそうは思うが、どれも必要だから、そこにある。


まず、普通の枕。

普通の人が普通に一人ひとつ使っている、あの枕。

仰向けに寝ているときにはいいのだが、横向きになったときに、あれは具合が悪い。

私はひそかに、枕が「法令線」および、顔の皺を濃くしていると信じている。

普通の枕に横向きになると、頬が内側に押された状態になり、それが何時間も続く。

そこで、適度に坂になった部分に頬を外側に伸ばすようにして乗せると良いような気がする(あくまでも、気がする。)

だから、小さくて薄いクッションを枕の上の左右に置く。

皺効果はわからないけれど、横向きになると肩の分だけ高いほうが心地良い。

これで3つ。


一日立っている仕事をずっと続けているので、寝る前の読書は、足を高くしている。

そのために、細長いのがひとつ、正方形が二つある。

その日の疲れ具合によって、それらを組み合わせて高さを調節する。

これで6つ。


普通の枕よりも長い大きな枕は、読書するときに上体を高くするのに便利。

さらに、抱き枕にもなる。

この抱き枕は、両足ではさむようにして寝ると、なぜか安心する。

これで7つ。

クイーンサイズのベッドに、夫のを含めて9つの枕が散乱しているのは、ちと暑苦しい。



足を乗せている枕は、寝る時にひとつだけ残して床に落とす。

抱き枕は、ベッドサイドに置いておき、使いたいときに使えるようにする。

うとうとしながら、足でシーツのひんやりした部分を探しながら眠りにつくのは気持ちがいい。



以前はひとつの枕で寝ていた。

ここ数年で、だんだん数が増えてしまった。



自分の枕じゃないと眠れないという人がいて、旅行にも自分の枕を持ってゆくのだそうだが、

私はそんな繊細じゃなくてよかった。

枕だけで大きなスーツケースが1杯になってしまっては、旅行も楽しくないに違いない。

我が家以外の場所で寝るときは、座布団二つ折りでもぐっすり眠れる自分の図太さに感謝している。




にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村

before after

2016-10-20 19:49:39 | 日記
名前を呼ばれて振り向くと、隣家のブライアンちの奥さん、デニースが

車から出てきたところだった。

手を振って、近づいてゆくと・・・・・

それは娘のアシュリーだった。



と、ここまで書いても、いったいなんのことだかわからないだろう。



ブライアンちは、奥さんのデニースと、長女アシュリー、長男コールの四人家族だ。

ブライアンとアシュリーは中肉中背。デニースとコールは同じぐらい太っていて、

父と娘、母と息子が似ることはよくあるもんね、と思っていた。

2年前、アシュリーが本土の大学に進学した。

昨年、帰省したときには、まだ昔のアシュリーだった。

春先には、ちょっとふっくらしたかと思ったが、まだアシュリーだった。

そして今日、もう昔の面影は一片たりとも残っていなかった。



日本で肥満でも、アメリカじゃ肥満のうちに入らない。

だから、ひとくちに太いといっても、どのぐらいなのかを説明する必要がある。


・メガトン級

これは相撲取りでも大きいほうの、小錦クラスである。

飛行機の座席は間違いなく三人分だろう。


・ヘビー級

日本じゃ、ほとんど見かけない太り具合。二の腕が常人の太腿ぐらいあり、

ズボンは片足に日本人がすっぽり入る。

飛行機のエコノミー席は無理ではないかと思われる。


・ライト級

前から見ても横から見てもまんまる。

日本人で、すっごく太った人、と言ったらこのクラス。



デニースはライト級。

5年前、高校生だったアシュリーの、フラダンスの発表会に行ったのだが、

わりと体格のいいメンバーの中で、アシュリーは腰まで伸ばした金髪が揺れて、

背中からウエスト、腰にかけてのほっそりとしたラインがなまめかしく、天使のようだった。

こんなに美しい子の隣に住んでいるのが誇らしかった。

大学を出たら看護士になるそうで、まさに白衣の天使だなあと思った(アメリカの看護士は白衣じゃないけども)


あれから5年。

今、アシュリーは堂々のライト級入り。

首があったところが顎になっていた。

なまめしかったウエストは、もうなくなっていた。

思わず頼りたくなる看護士になると思う。

顔立ちは美しくて、素材がいいだけに残念でならない。

どうかこれ以上大きくなりませんように。









にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村
















らくちんハイク

2016-10-17 19:35:26 | ハワイの自然
ハイキングに行った。

きれいな滝があるコースを見つけたと夫が言うのだ。

先週、夫の甥がハワイに来ていて、私が仕事の土曜日にみんなで行ったのだそうだ。

「たったの20分歩くだけだし、蚊はいないし、日陰だし、泥んこにならないし」

天気もいいし、行くかということになった。




ゴルフコースの裏山という感じのところを登ってゆくと

カメハメハ大王の投げた槍でできた穴、と言われている穴が見える。矢印のところ。

この左側には、パリ展望台がある。




拡大するとこんなふう。

もちろん槍の話は伝説だけれど、いかにもそんなふうに見える。




こんなジンジャーの花は、あまり見かけたことがない。

なんか、虫みたい・・・・・





地面には、歴史を感じさせる石畳になっている。

すれ違った人が、ここは昔、馬車や荷車が通った道で、現在のパリ ハイウェイの旧道ではないか、

と言っていた。

きっとそうに違いない。

歩き始めて5分ぐらいで、道が消えた。と思ったら



こうやって ハオ トゥリー の下をくぐって先に進む。

夫の話はなんでも大げさなので、20分と言ったけど30分以上かかるだろうと思ったら

本当に20分もすると、滝の音が聞こえてきて、

いきなり滝が出現した。





滝つぼなんてものはなくて、下は小さな渓流みたいになっている。

渓流の中の石を踏みながら歩く。

その渓流はすぐに二つに分かれていて、静かに麓まで流れている。




大きめの岩によじ登ると、こんな景色が広がった。


所要時間は20分だったけれど、蚊はいた。

泥んこにはならないけれど、川の中を歩くので、それなりに濡れる。

暑い日だったら、水着を持っていって川遊びもいいかもしれない。

コオラウゴルフコースの裏手にある。





にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村