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(開設2015年1月1日)

ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その12 フィギュア編1&塗装編2

2020年07月05日 19時20分30秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
この所ずっと雨続きで、時折豪雨の時間帯もあったりしましたが、今日は雨も上がり日中は陽射しもありました。ただこの天気、長続きしないようで、夕方にはすっかり曇ってしまい、明日から再び雨になりそうです。明日から3日間バイトだと言うのに、雨はイヤですね。仕事は屋内作業なので、雨の影響を受けることはありませんが、通勤や帰宅時の雨は見通しが悪くなるので、注意しないといけません。球磨川の氾濫で死傷者が発生していますが、被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。毎年、梅雨の末期になるとこのような災害が発生していますが、こちらも目の前が川ですので、気を付けたいものです。

イントロが長くなりましたが、無職になって初めての製作記です。そろそろ61式も完成領域に入って来ましたよ。(って、まだ先は長いですが…😅)

改修型の迷彩塗装のため、ひっつき虫でマスキングを始めたものの、最後になって足りない!となってしまい、急遽密林さんに注文しましたが、到着までの間、手を拱いている訳にも行かず、ならば今回61式戦車を作る切っ掛けを提供して頂いた黒猫2号殿に報いるためにも、大の苦手であるフィギュアの製作を開始しました。

▲以前、こちらで紹介した「ファインモールド1/35 陸上自衛隊 戦車乗員セット〈'65~'90年代〉」です。61式のキットにはフィギュアはセットされていないので、こちらを用意しました。塗装図では、全てオリーブドラブ単色塗装ですが、迷彩柄で仕上げる事にしています。えっ?お前に迷彩柄の塗装なんてできるんかい!って言われそうですが、それを見かねて黒猫2号殿が助け舟を出してくれました。それが下のデカールです。

▲新撰組から発売されている(いた?)陸自の迷彩柄のデカールです。私も存在は知っていて、いつか購入しようと思っていましたが、売り切れ状態が続いていて再販の目処は立っていないようです。そんな時に、黒猫2号殿からこちらのデカールを含め、多数のアイテムをご提供して頂く事になり、それならそのご厚意に報いるためにも陸自のフィギュアを作らねば!との思いで、61式戦車の製作を開始する事にしました。改めて黒猫2号殿にお礼申し上げます。有難うございました。やっと紹介出来てホッとしています。(多謝!) 迷彩柄の塗装なんて出来ない私には救いの神となりました。あとはうまく貼れるかどうかですね。

▲4体のフィギュアがセットされていますが、搭乗させるのは2体もしくは3体になる予定です。一応、全部のパーツを切り出し、両腕部分を残した状態で組み上げました。改修型に登場させるフィギュアのみ迷彩柄にする予定で、あとは単色塗装となります。インカムは後期タイプの物を選択しています。

▲塗装前(デカール貼り前)に1200番のグレーサフ(缶スプレー)を吹きました。この状態でまずは顔から塗装開始ですが、ひっつき虫が届いたので、取り敢えずこの状態で、本体の塗装に戻ります。

▲ひっつき虫で迷彩の境界線をマスキングしました。説明書で不明な部分は推測です。説明書の塗装図通りにトレースするのは難しく、辻褄合わせ的な部分もあります。

上の状態で、エアブラシ塗装する事も出来ますが、塗料が飛散してはみ出してしまうリスクを軽減しようと思い、キムワイプでカバーしました。それが下の写真です。▼

▲濃緑色部分を濡らしたキムワイプでカバーしました。キムワイプは会社から頂いたものです。薄茶色と言うのがなんとも…。白いのも持っているんですけどね😊

▲茶色(Mr.カラーTC08 3/4つや消し茶色3606)を吹き、キムワイプを除去した状態です。はみ出し部分もなく、無事塗装完了です。この茶色こそ、私がイメージしているOD色で、シャーマン戦車の塗装などに使えそうな気がします。(個人的主観)

▲ひっつき虫を取り除き、迷彩の境界部分をエアブラシの細吹きで修正しました。境界がおかしな部分もあったので、それも修正しています。これで迷彩塗装完了です。

▲塗装完了後、細部の塗装やパーツの取り付けを行ない、ほぼ完成形となりました。(この時の写真、写したはずですが、間違って削除してしまったようで、残っていません。) アンテナは破損必至なので、最後に取り付けますが、改修型のアンテナ基部カバーのエッチングパーツは歪みが酷くなってしまったので、取り外してしまいました。 防盾カバーのオリーブドラブの艶があり過ぎですが、最後にフラットクリアを吹いて調整します。この状態でデカール貼りになります。艶ありクリアを吹いてデカール貼りを行なうのが現在ではセオリーのようですが、私はAFVキットに関してはそのままの状態でデカールを貼っています。(飛行機では気分によって艶ありクリアを吹く場合もあります。旅客機の場合はそうしてましたね。)

▲デカール貼りが完了しました。従来型は第3戦車大隊第4中隊、滋賀県高島郡(現在の高島市)今津駐屯地、改修型は第10戦車大隊第2中隊、同じく今津駐屯地のマーキングをそれぞれ選択しました。改修型は夜戦仕様で、迷彩塗装はこのマーキング一択となります。従来型の方は、日本の戦車と言うのを主張したくて、日の丸を付けたマーキングを選択しました。従来型は、OVM類に部隊番号が書かれており、そのデカールを貼るのがちょっと面倒でした。改修型の方は、夜戦仕様と言う事で、OVM類には部隊番号は書かれていないようです。デカールはややフィルムが硬いように思いましたが、軟化剤のお蔭で曲面にもうまくフィットしてくれました。前面の傾斜パネルにある桜の紋章はもう少し上の位置が正解のようですが、ど真ん中との思い込みで貼ってしまいました。(^^;) 明日から3日間は製作出来ないので、その間にデカールも充分乾くと思います。次は、フラットクリアを吹いて、ウェザリング(と言うか、ウォッシングと墨入れ程度)を行なうことにしています。まだ透明パーツの取り付けが残っているし、各ハッチ内面の塗装も残っています。(ハッチ内面は本体色で良いんですよね? 日の丸殿😊) 2月から製作を開始した61式戦車ですが、やっと完成が見えて来たように思います。フィギュアの完成を以って全て完成にしようと思っていますので、もう暫くのお付き合い、よろしくお願いします。それでは、今日はこの辺で…。

ウェザリング及びフィギュアの塗装開始のその13に続く。



16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい眺めです (黒猫2号)
2020-07-05 20:40:10
今晩は、0-sen様。
車体完成しましたね、感激のツーショットです(^^)。
従来型はこれから怪獣退治に出動でしょうか?。
こうやって拝見すると、やっぱり61式いいな、と思いました。
デカールが残り物で申し訳ありません、もしフィギュアがうまく行かなかったら「黒猫2号のせいだ!」と言う事にして下さい<(^^;)>。
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Re:いい眺めです (0-sen(零銭))
2020-07-05 22:39:48
黒猫2号殿、今晩は。
ようやく完成が見えて来ました。まだ少しパーツの取り付けや塗装が残っているし、ウェザリングもしたいなと思っているので、それらが終われば本体は完成にしようと思っていますが、フィギュアが残っているので、それを仕上げるまで完成とはなりません。で、そのフィギュアですが、貴殿にご提供頂いたデカールのお礼をやっと報告出来てホッとしています。有難うございます。うまく貼れるかどうかはやってみないと分かりませんが、何とか貴殿のご厚意に報えればと思っています。
従来型はこれからゴジラと対峙しに行き、コテンパンにやられる事になっています(笑)なんて、ホントに映画に出て来た物とおんなじですね。
有難うございました。
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Unknown (hajime)
2020-07-05 23:00:03
迷彩、バッチリ決まりましたね。
フィギュアの迷彩服もデカールがあればパターンに気を使うことなく行けますね。以前米軍のチョコチップパターンを筆塗りしたことがありますが、自衛隊の迷彩のパターンがこれほど細かいとは。これはまさにデカールの出番ですね。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-07-05 23:22:25
hajime殿、コメント有難うございます。
改修型の迷彩、無事に終わりました。大した修正箇所もなくて案外スムーズに行って良かったです。濡れティッシュの効果があったのかもしれませんね。
今回、黒猫2号殿が手を差し伸べてくれました。私がフィギュアを大の苦手としているのを見かねてのご厚意です。そのご厚意に報えるよう、フィギュアの製作も進めようと思っていますが、デカールうまく貼れるんでしょうか?
明日から3日間、バイトに行きますので、今夜はそろそろ就寝タイムです。
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Unknown (ヒロシ)
2020-07-06 11:29:36
車体が完成ですね。
迷彩もばっちりですね。
あとはフィギュアやウェザリングでしょうか。
61式はやはり良いですね~
近代のスマートな戦車はどうも馴染めません(笑)
あともう少しで本当の完成ですね。
頑張ってください!
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-07-06 18:07:06
ヒロシ殿、続けてのコメント有難うございます。
車体の組立てははほぼ完成しました。まだ少しパーツが残っていますが、それらはウェザリング後に取り付けます。ライト類の塗装もまだあります。
戦後の国産第1号である61式ですが、やはり人間が考えて作った戦車だと言うように思います。こうして2キット並べてみて、私も中々良い感じのように思っています。コンピューターが計算して作った戦車とはやはり違って、味があるように思います。ゴジラにコテンパンにやられるシーンが脳裏によみがえりますね。😊
バイトが終われば暫く時間が出来ると思いますので、完成を目指します。フィギュアがどうなるかですね。
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Unknown (日の丸航空隊)
2020-07-06 20:30:00
こんばんは~。

何か呼ばれたような?(笑)
迷彩綺麗にいきましたね。(拍手~)
色の境目の「ボケ足」も丁度良い感じですね。
ハッチ裏側は本体色でOKです。(^^)/

フィギュアの迷彩デカールは、現在は「モデリウム」と言うメーカーから出ていたと思います。
旧迷彩も出ていたように記憶してます。
ただ、小さな会社なので、継続販売しているかどうか解りません。
店頭在庫だけかも知れません。

バイトとモデリングの両立が早く軌道に乗ると良いですね。
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Unknown (あきみず)
2020-07-06 21:06:28
二台の戦車の違いが、何とか分かってきた
様です 迷彩と夜戦型と1961年の正式
採用の車両なんですね。
フィギアの迷彩デカールどんなふうに
貼っていけるのか想像できないです
細かくしていかないといけないような。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-07-06 23:08:38
日の丸航空隊殿、お呼びですよ~、なんちゃって😊 お待ちしておりました。貴殿のお墨付きを頂きたくて、ハッチ内面はまだ塗装していません。本体色でOKとの事で、これで心置きなく塗装出来ます。(夜戦型は濃緑色で塗装しますが、従来型のODがもう殆ど残っていません。不足したらタミヤの塗料に変更しようと思っています。)
迷彩はけっこう良い感じに仕上がったと自分でも驚いています。パターンは説明書通りではありませんが、まぁこんなもんですね。
フィギュアの迷彩デカールの情報有難うございます。時間が出来た時にでもググってみますね。
明日と明後日のバイトがちょっとハードなので、早目に休ませて頂きますね。コメント有難うございました。お休みなさい。
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Unknown (0-sen(零銭))
2020-07-06 23:27:49
あきみず殿、コメント有難うございます。
>二台の戦車の違いが、何とか分かってきた様です 迷彩と夜戦型と1961年の正式採用の車両なんですね。⇒完成が見えて来た事で、従来型と改修型との相違点もだいぶ見えて来ましたね。改修型は夜戦仕様にしたので、防盾部分に大きなサーチライト(赤外線/白色光投光器)が搭載されています。今回は迷彩にしましたが、従来型のような単色塗装も存在します。1961年に正式採用となったので、61式戦車と呼ばれています。ここから日本の陸自戦車の歴史が始まりました。
フィギュアのデカール貼りは私も初挑戦ですので、どうやって貼ろうかちょっと迷っています。大き目に切って、全体を覆うような形で貼った方が良いのかもしれませんね。黒猫殿曰く、ややフィルムが硬くて、馴染み難いと言う事なので、強力タイプの軟化剤が必要になるかもしれませんね。とにかく、失敗を恐れずに挑戦してみようと思っています。
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