(白詰草の密を吸う蜂 草むらのベンチに座っていると こんな風景がよく見られます。)
GW(ゴールデンウイーク)は時間が一杯あるので 図書館で本を借りて 静かに
読書の時間を・・と思っています。 先日の続きを書きます・・。
ある教会の講演会で『超高齢化社会を生き甲斐をもって生きる3原則』というのを
教わりました。「坂の上の坂の人生に イエスという!」という題が付いていました。
司馬遼太郎の本に 『坂の上の雲』がありますが 現代は更にその上に坂が加わる
超高齢社会なので それだけの覚悟が必要! という訳です。
男性も平均寿命が 80歳になり 長くなった余生をどう生きるか?
精神科医ヴィクトール・フランクルという方がいました。 ナチスのアウシュビッツ
収容所で 辛酸をなめた人です。 その経験から どんな状況でも生き甲斐をもって
いきる為の3原則を提案した訳です。その考えにたって 講師が日本の現状に即して
『 医療や福祉では解決出来ない人生ラスト10年 』 を生き甲斐を持って生きる
3原則とは
⑴ 体験価値 周りの人々への愛を持つ 周りの人々に目を向ける隣人愛。
⑵ 創造価値 新しく始める 日野原先生 柴田トヨさん 三浦雄一郎さんなど
最後の10年を新しいことに挑戦! 一人前になるには 10年位
かかるので 今(70歳前後)から とりかかること ライフワーク
でも趣味でもいい。
⑶ 態度価値 どんな困難の状況でも 希望を見いだし イエスといえる生き方を!
アウシュビッツの収容所を生き抜いた人々は 困難な状況に決して
諦めなかった人々でした。 前向きというか 神を信じて得られる
『生きる喜び 心を安らかにする態度』 のことかと思います。
高知のケーブルテレビで 横川先生の 『 高齢者寺子屋 』 という番組があり
色々な遊び 脳を活性化する簡単な体操を加えながら 体験にあふれたお話があります。
私は 結構この番組が好きで ビデオに撮って 何度も聞いています。82歳の男性
ですが 実に話しぶりがユーモアに富み 面白い・・。そこいらの落語 漫談以上です。
上の3原則の具体的な実践に 満ちています。結構高齢者に 辛辣なことを言いますが
人柄のせいで 憎めない語り口、 最近語彙不足に悩む私には 良い先生です。
いつか その具体的なお話を 紹介したいと思います。
つつじの花の中に入っている蜂
私たちには きれいなだけの花ですが 蜂や虫には いわば食糧源ですね。
タンポポは 不思議で 花を咲かせると同時に タネを撒く準備も同時にしています。
ひさし振りのハナミズキ この花にも 遅咲きがあるようです。
紫蘭(しらん)も満開 !
撫子(なでしこ)も満開。 これらは園芸の花として 植えられたものですが・・。
銀杏の木も 葉を大きくし 新緑の風景をつくっています。
牧野植物園の景色ですが 緑の中にいるのは とても幸せなことです。
真っ白く見えるこの木は ヒトツバタゴと言います。 なんじゃもんじゃの木と言われるそうです。
モッコウバラもきれいに咲きだしました
早いもので 桜の木に サクランボ。
植物園の中に 石楠花(しゃくなげ)も見つけました。