ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

辺野古新基地の海上工事 着手へ。

2017年02月06日 | 自然 花 写真
   
      ( 新基地の工事が始まった 以前の辺野古 大浦湾です。)


今日は沖縄の美ら海水族館の魚たちを特集する予定でしたが 辺野古沖の
新基地工事に日本政府が着手するニュースが入ってきました。
1月28日のマイブログで 反対運動の様子を少し お伝えしましたが
アメリカ高官の来日に合わせ 工事を強行して 辺野古の海を汚す動きを
黙って見ていることが出来ず 再度 先日訪ねた時の様子を載せ 反対の
意志を示したいと思います。

写真でお分かりの通り ジュゴンも住むような きれいな海です。この海に 
コンクリートブロックを大量に沈めて 埋め立て工事を行い 新たな米軍基地を
建設する計画です。 住宅地域にある普天間基地を移転するという『国策』の
もとに この辺野古新基地が数年かけて造成される予定ですが これは基地を
恒久化するだけでなく 美しい自然 国土を破壊することになります。

世界遺産にも登録されようとする 北部の自然を滅茶苦茶に切り裂き 騒音と
墜落の危険にさらされる高江地区と同様 辺野古の本格工事再開が強引に 今 
なされようとしています。高齢化、過疎化が進んでいるのは 他の地域と同様
ですが 補償金で翻弄する政府のあくどいやり方には 怒りを感じます。

オールオキナワで地元の人々は 全国の支援を受けながら 粘り強く反対運動を
進めています。本土の人々には 沖縄の様子がほとんど知らされていないのが 
今回よく分かりました。沖縄の人々の声を私たちはもっと聞くべきだと思います。 

沖縄は今厳しい現実にさらされています。猛烈な勢いで進められる工事再開の
動きに 権力の大きさを感じます。同時に現地で見た人々の粘り強い運動と
それを支援する人々の力も感じます。 明日の為に 50年 100年先の
日本の為に必要なものは何か? を考え 行動することが必要です。自然を
壊すのは簡単ですが 元へ戻すには 何十倍のエネルギーと時間が必要です。

生命こそ最も大切です。かけがえのないものは 生命です。その生命を育む
自然を 人類は一時の利益の為にどんどん壊してきました。沖縄の珊瑚礁も
大きく壊されています。豊かな社会の為に 多少の犠牲は仕方が無いといって
いいのでしょうか? そんな名目で 限界を超えて 自然を壊してきたのは
私たち人類です。コンクリートを大量にぶち込んで 多くの生き物が住む海を
騒音と汚染と危険な地にしてしまえば その報復を受けるのは 私達なのです。 



先日訪ねた 辺野古の基地反対運動の写真です。


分かりにくいですが 黒枠で囲まれた範囲が 基地拡張(新基地建設)の地域です。


大浦湾の 多くの部分が基地となり その周りも汚染 破壊されていきます。






この写真以降は 2015年12月に訪ねた時のものです。 バックナンバーで2015年12月をご覧ください。


反対派のテントのある近くは 今は静かな 漁村です。


キャンプ・シュワブ基地。 これを延長・拡大するのが 辺野古新基地です。


基地のネットに 貼り付けた 基地反対の声。


大浦湾の見える丘で 基地の計画を説明する反対派の人。




きれいな大浦湾 ここに新基地が造成される計画。 後ろに見えるのが キャンプ・シュワブ。




見えにくいですが 大浦湾にはきれいな珊瑚礁があります。 珊瑚礁のある所には 多くの魚がいます。

  

コメント (2)
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