
高知城の枝垂れ梅が 満開になりました。 人もメジロも集まって
甘い香りを楽しんでいます。 空は雨も上がり 雲間から 時折
陽がさしています。他の梅の種類は まだ2分から3分咲きですが
この枝垂れ梅は 多くの人々を誘うように 満開となりました。
『 東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花・・ 』 菅原道真公の歌で
知られるこの歌に出て来る 東風(こち)は日本海沿岸から太宰府へ
吹いてくる『ひがし風』 のようですが 私のイメージでは低気圧に
誘われて吹いてくる暖かい南風が 高知の枝垂れ梅を満開にしたのでは
と思っています。 いずれにせよ梅林全体を包む 甘い香りは 人々を
酔わせているようです。
ウグイスならぬ メジロが多く来て 密を吸っています。先日ウグイスの
鳴き声を聞きましたので きっと近くの藪の中にいるのでしょうが その
姿は見えません。代わりにメジロがすばやく動きながら 密を飲んでいます。
何とか その美しい緑色の姿を写真に収めようと 連写モードにして 待ち
構え 何枚かの写真に成功しました・・。今日は枝垂れ梅特集で皆さんにも
その喜びを お裾分けです。

メジロも 大喜びで 甘い蜜を吸っています。 羽根を大きく広げ 飛びながら蜜を吸うとは さすがですね・・!

逆さでも へっちゃら? ですね。

高知城をバックに 濃いピンク色の枝垂れ梅。



長く 枝垂れた枝の節ごとに 花が付き 流れるようです。

風が吹くと 少し揺れて 風情があります。




陽がさすと 一層鮮やかな色合いになります。



最後に もう一枚 蜜に夢中の メジロ。 ピンクにグリーンの相性がいいのかも・・。