ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  3・11東日本大震災から 9年が過ぎました ! 

2020年03月11日 | 自然 花 写真

  ( 純白の木蓮  その美しさは 何者にも変えられません・・。)

 

自粛の毎日です・・。 新型コロナウイルス肺炎騒ぎに心が奪われている間に 3月11日が

やってきました。TVの報道で 常磐線の全線運行再開を控えて 福島県の立ち入り禁止区域の

一部 富岡町 夜ノ森駅周辺と周辺道路の帰還困難区域などが 解除されたということです。

私も訪ねたことがある富岡町では 美しい桜並木の一部が2017年に解除済みですが 桜を楽しめる

範囲が広がり、地域の 『 シンボル“復活”』への期待が高まっています。 ただここでもコロナの

影響で 今年の桜祭りは中止。 令和5年に 避難指示が全面的に解除されるとのことです。


あの3・11から人の手が全く入っていない家々がTVで映し出されていました。 地震でかろうじて

残った家々も 中はすっかり黴びたり 錆びたりしています。 もう片付けて立て直ししようという

気持ちが起こらないほどに 荒れ果ててます。 私も以前浪江町や富岡町の一部を歩きました。異様な

静けさ、雑草が茂り 人々が住んでないことは分かります。近づくと壁が落ちたり 屋根が抜けたり

して 災害時の大変さが想像出来ます。すこしづつ取り壊しが行われていました。 高齢化が進み 

又他の地での生活が定着し 故郷へ戻ろうという人々も少なくなってきており  住民の嘆きが聞かれ

ました。 全ての帰還困難区域の解除に向けての一歩としながらも 9年間 時が止まっていた現実は

重く 住民の帰還を願って 3年先のの避難指示全面解除を目指すと地元町長さんは語っています。 

頭が下がる思いです。


未だ避難生活を続けている人々も多い。11日の新聞で 災害公営住宅で孤独死242人という記事が

あった。(東北3県) 入居者の3割は高齢者の独り暮し。災害時だけでなく この9年間 震災関連死は

3800人もおられる。政府主催の追悼式は中止となったが 行方不明者の捜索は続いている。福島県を

中心とした被災者の皆さんには震災はまだ継続しており 復興は完了していない。汚染水問題で折角回復

してきた福島県の漁業も又 不安を抱える。内外の風評被害は未だ収まっていない。3県で震災前に比べ

人口が33万人減少している。そうでなくても過疎化 少子高齢化の進む地方において 人口減少は大きな

痛手だ。 福島帰還について元住民の40代以下の人々は 半数が 『 NO  』 と言っている・・。

厳しい現実 !

 

紫木蓮(しもくれん) もう花びらがすっかり開いて 葉が芽吹いてきています。

大きくなった フキノトウ。

 

お城の裏庭にヒッソリ咲く 枝垂れ梅。 先日も紹介した梅の花です。

花が小さいですが ヒヤシンスです。

小さな花 紫カタバミ。

      

        こんな所で・・ と思うほどですが 今が盛りです。

この小さなすみれの花も同じですね・・。

鮮やかな紫色です。 

小さな花の特集のようになりましたが 小型の黄水仙です。

ナナカマド。 先日クロガネモチの実を紹介しました。 似ています。

土佐水木(とさみずき) 高知の春の花ですね。

  

 

コメント (3)
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